#29 「30歳でキャリアのゴールを決めるべき」という思い込み
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▼お便り(ご感想/テーマリクエスト)はこちらから
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今回はラジオネーム「かえるさん」からお便りを通じていただいた、下記リクエストテーマを題材に収録しております。
20代の時に感じていた「キャリアへの焦燥感」「やりたくない仕事をしていた時のこと」について二人の経験を語りました。特にパーソナリティのにいは「30歳までにやりたいことを見つけなければ」と焦りながら生きていたとか。会社や世間的にはバックキャスト的なキャリアの描き方が求められるし合理的に思えるけど、
・目の前の点(経験・仕事)を積み重ねていく「フォアキャスト的なキャリア」でもいいんじゃないの?
・キャリアプランを描くことは無駄じゃないけど、固執せず変化を柔軟に受け入れ軌道修正していったほうが楽しいよね!
・「何をやるか」も大事だけど「どう生きていきたいか」「どんな自分で在りたいか」も大事だよね。
30代になった僕らが「キャリア」をいまどのように捉えているか、自由に語ってみました。
※番組内では内容を抜粋してご紹介させていただいております
▼今回のテーマリクエスト (全文)
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突然ですが、お二人は「キャリアと市場価値」についてどう考えられますか?
人事として20代の方とお話しすることが多いのですが、「市場価値」を過度に気にしている方を目にします。
主張の例としては「とにかく30歳時点の市場価値を上げたい」「転職予定はないが、無駄なキャリアを踏みたくない」など。
終身雇用の時代は終わり、自身の価値を高めなければという焦燥感があるのはよく理解できますし、ある程度職域の軸を持ったキャリアパスを目指したい気持ちにも共感しています。
一方キャリアの観点で、市場価値という言葉に縛られて「どうありたいか」が抜け「何をすべきか」だけに囚われてしまう状態、また想定していた配属や経験以外を過度に無価値と感じてしまう状態も健全ではないと感じます。
個人的には「自分にとっての幸せな状態」を考え続け目指し続けながらも、一方で目の前の偶然性を柔軟性や楽観性をもって集中する。その後に振り返ったものが“キャリア”である。というスタンスが自分にはマッチしているなと感じています。
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□□□■■■ まゆみ ■■■□□□
👤プロフィール
・プロコーチとして『生きることを共に楽しむ』を軸に活動中
・自動車部品メーカーにてエンジニア歴13年目
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□□□■■■ にい ■■■□□□
👤プロフィール
・IT業界でシステムエンジニア&人事(採用)を経験
・30歳でフリーランスとして独立し、ライフコーチとして活動中
・「好きなこと」「やりたいこと」で生きていきたい人間
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