Discover西寺郷太 GOTOWN Podcast Club#29 J.Y. Parkの音楽・人間性の沼 ~ Guest:黒沢薫、K-POPゆりこ
#29 J.Y. Parkの音楽・人間性の沼 ~ Guest:黒沢薫、K-POPゆりこ

#29 J.Y. Parkの音楽・人間性の沼 ~ Guest:黒沢薫、K-POPゆりこ

Update: 2021-04-28
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前回に引き続き、黒沢薫さん(https://twitter.com/K2spicy)とK-POPゆりこさん(https://twitter.com/kinoyuripeach86)をお迎えします。この二人が揃ったならば!黒沢さんも沼にハマった「J.Y. Park(パク・ジニョン)」と「K-POP」に注目していきます。J.Y. Parkの音楽・人間的な魅力とK-POPの世界的広がりについて3人で話していきます。J.Y. Parkの何にハマった?きっかけは?ゴスペラーズ含め黒沢さん、西寺に通づる何かとは?昨年、虹プロ(オーディション番組)では、NiziUと共にプロデューサーの顔として、J.Y. Parkは認知されていきました。音楽家・プロデューサー・事業家でも成功している彼の魅力に迫ります。そして、K-POPの音楽の広がりを、3人なりに考察していきます。


J.Y. Parkは、2PMやTWICEを生み出し、最近ではNiziUの育て親として知られています。本名はパク・ジニョン、JYPやJ.Y. Parkの名で活動している韓国の男性シンガーソングライター、音楽プロデューサー、実業家。(1971年12月13日生まれの現在49歳)J.Y. Parkの著書「何のために生きるのか」(https://bit.ly/3tYUz7t)を2021年2月に刊行しました。自らのこれまでの歩みと哲学をつづるエッセイになっています。JYPイズムの原点が分かる珠玉の言葉の数々を余すことなく詰め込んだ、生きる力が湧いてくる内容で、彼から出てくる言葉やメッセージの原理が分かるような気がします。彼の日本での印象は、品行旺盛だけども。韓国では違う・・?!韓国ではどちらかというと、アヴァンギャルドで、やんちゃなイメージだそう。彼の日本での初ベスト「J.Y. Park BEST」(https://www.sonymusic.co.jp/artist/jypark/discography/ESCL-5447)が2020年に発表されました。収録曲を見てみると、彼の音楽ルーツは80〜90年代のBell Biv DeVoeやニュークラッシクソウル、ネオソウルなどが感じられます。黒沢さんはこのベストを聞いて、同じような音楽好きな人が作っているんだと感じたそうです。彼がどんな人か?が分かりやすいのは「Still Alive(살아있네:サラインネ)」この楽曲はぜひMVで彼の人柄を感じて堪能してください→(https://youtu.be/pJc2ypdWvEI)!アーティストとしては、かなり大物でベテランで事業家としても成功しているのに、韓国ではバラエティなどテレビ番組出演し、ツッコまれるような愛されキャラ。そんな二面性が彼の魅力なのかもしれません。そもそも黒沢さんはどこでJ.Y. Parkを知ったの?といった点についても伺います。昨年、ゴスペラーズの公演や予定していたスケジュールも延期になり、先が見えなくなってきた時期に、地上波で見た虹プロ(Nizi Project:ソニーミュージックとJYPによる共同プロジェクト)のオーディションがきっかけだそう。元々、J.Y. Parkの特徴的な顔に引っかかり、黒沢さんの幼少期からの得意な絵を描いて、彼の顔にハマる。そして、楽曲を知る。おや、この楽曲のルーツは俺と辿ってきたものと同じ?!そのうちに、熱心に番組を見るようになり、オーディションの楽曲にハマる(K-POPの音楽魅力を感じる)、女の子たちも応援したくなるというズブズブと沼落ちしたようです。虹プロブームのオーディションから、今までのオーディションの概念が壊されたとも。今では、J.Y. ParkもNiziUも応援しています。昨年のコロナ禍の心がちょっと落ち込んだタイミングに彼女たちの存在は黒沢さんだけでなく、励まされた人も多いように感じます。そんなNiziUの2ndシングル『Take a picture/Poppin’ Shakin’』が4月にリリース。ゴスペラーズの「Loving Out Loud」で作詞作曲を担当されたMayu Wakisakaさんが「Take a picture」に日本語共作詞とボーカルディレクションで参加しています。黒沢さんのK-POPのカタコト日本語論も。近々、黒沢さんがK-POPアーティストをディレクションする日が来るかも!日本語と韓国語のリズムの乗せ方が関係してくる?日本語と韓国語の音楽の乗せ方は違っていて、韓国語はラップやリズムが乗せやすい?といった論理も。韓国語は、日本に比べてラップに乗せやすい・リエゾンがしやすい。日本語は区切られて、カクカクしているイメージ。裏拍でリズムをする、リエゾンするのがブラックミュージックとの共通点でもある?韓国の大衆音楽も取り入れ、現代に落とし込むのも得意。 Ikon「イリオノラ」やBTS「IDOL」などが挙げられます。世界的に受け入れられ、ジャンルを取り入れながら自分たちの伝統の音楽も入れて全て「K-POP」としてしまうのは強みでもあります。そのほか世界的に広がった理由は?いま40代頭の第一世代(J.Y. Park、Teddyなど)が第一線の作り手として活躍しているのも大きい。韓国系アメリカ人、帰国子女の圧倒的多さも挙げられます。映画「ミナリ」(https://gaga.ne.jp/minari/)をみると分かるように、アメリカへ移民していった人の多さも関係してくることも想像できます。YGのテディ・パーク、パク・ジェボム、彼の相方であるCha Cha Malone(彼は韓国系ではなく黒人とフィリピンハーフ)など。アイドルグループには必ず1人ぐらいは外国籍(育ち)メンバーがいることも関係してくるんじゃないでしょうか。話に出てきたジェイパーク(Jay Park)はm韓国のアイドルグループ「2PM」のリーダーとして活動し、2010年2月に2PMを脱退。ゆりこさんのオススメは、ジェイ・パーク「All I Wanna Do」( https://open.spotify.com/track/2PcJoVkfjcbvoqBxV1Nj7y?si=csPHYIiMTW-_X-sRMlSmtA )です。最近では、BTSも所属している所属する芸能事務所「HYBE(ハイブ)」が、スクーター・ブラウン氏が経営する米国の総合メディアグループ「イサカ・ホールディングス」の株式100%を9億5000万ドル(約1050億円)で取得し、同社を買収しました。(4月2日発表しました)世界的という観点からは、グラミー賞をどう感じたかも伺っていきます。BTSの「Dynamite」が「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス(Best Pop Duo / Group Performance)」部門にノミネートされていました。パフォーマンスも披露し、残念ながらグラミー賞を獲得することは叶いませんでしたが、グラミーは世界の情勢やメッセージ性の強さ、そして審査員が誰かも重要になってきています。マイケル・ジャクソンの時のように、根気強く続けていけばBTSも獲得すること、BTSのみならず、他のアジア系のアーティストが獲得することがくる日が来るのも近いかもしれません。彼らのパフォーマンスは、世界で評価されていますし、知らなかった人たちにもいい効果になったと思います。彼らが望むならば、これからも応援し続けたいですね。(BTS (방탄소년단) 'Dynamite' @ 63rd GRAMMY Awards Show https://youtu.be/jWRMXiHhDjc )前回、黒沢さんの歌をスタートしたきっかけが文化祭だったエピソードがありましたが(前回のエピソードで詳しく話していますので聞いてみてくださいね「#28 歌う悦びとゴスペラーズ」)、なんとここでも一致!J.Y. Parkも学校の文化祭に当時有名な歌手を呼んで、前座として自分は歌ってそのステージで歌う楽しみを覚えたようです。歌のスタートは黒沢さんと同じでした!いつの日か「西寺郷太×黒沢薫×J.Y. Park」のスリーショットを期待しちゃいます。今後も世界で躍進し続けるJ.Y. Parkに注目していきたいですし、K-POPの広がりも楽しんでいきたいと思います。日本の音楽にも影響は出てくると思いますし、またどんな音楽が生まれているかワクワクとしていきたいです・・!ゴスペラーズの最新作・アカペラアルバム「アカペラ2」は好評発売中です。現在は、最新アルバム「アカペラ2」を携えて全国9カ所23公演を行うツアー「ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを」真っ只中。ツアーの詳細は公式サイトでご確認ください(https://www.gospellers.tv/)。


そして、パワーアップしたPodcast番組「西寺郷太の最高!ファンクラブ」がAmazon Music独占で配信開始しました。こちらも是非お楽しみください。(https://t.co/LW7wshPn7s?amp=1)

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