公園で遊べないのはツライ！
エアコン代もかかる、でも命が大事。

公園で遊ぶ機会が減ることによるお子様への影響（損失）としては、主に以下のような点が挙げられます。
1. 身体的な発達への影響
* 運動能力・体力低下: 走り回ったり、遊具を使ったりする全身運動の機会が減ることで、基礎体力や運動能力（筋力、バランス感覚、瞬発力など）が低下する可能性があります。
* 肥満や生活習慣病のリスク増: 十分な運動をしないと、肥満につながるリスクが指摘されています。
* 免疫力の低下: 外の環境に触れる機会が減ると、さまざまな雑菌やウイルスに対する免疫力がつきにくくなるという見方もあります。
* 近視の進行: 屋外活動が減ることは、近視の発症や進行を早める可能性も指摘されています。
2. 精神的・社会的な発達への影響
* 非認知能力の低下: 失敗を乗り越える力、自分で考えて工夫する力、コミュニケーション能力など、「生きる力」ともいわれる非認知能力は、公園での自由な遊びを通して育まれます。こうした機会が減ると、探求心や問題解決能力が育ちにくくなる可能性があります。
* コミュニケーション能力の低下: 公園は、年齢や背景の異なる子どもたちと交流する場でもあります。順番を守る、協力する、時には競争するといった経験が減ると、社会性が育ちにくくなることも考えられます。
* ストレス解消の機会減少: 広々とした自然環境で遊ぶことは、子どものストレス軽減や精神的な安定につながるとされています。
3. 感覚的な発達への影響
* 五感の刺激不足: 太陽の光を浴び、風を感じ、土や草に触れるといった自然体験は、子どもの五感を刺激し、豊かな感性を育みます。
対策
もちろん、暑い中無理をして外に出る必要はありません。熱中症対策を万全にした上で、朝夕の涼しい時間帯に少しだけ公園に行く、水遊びができる公園を選ぶといった工夫もできます。
また、室内でもできることはたくさんあります。
* 水族館や博物館、児童館など屋内の遊び場を利用する
* 家庭内で体操やダンス、ごっこ遊び、工作などを楽しむ
* ベランダでシャボン玉や水遊びをする
大切なのは、外遊びが減る分、お子様の発達を促すような別の活動を意識的に取り入れることかもしれません。お子様の様子を見ながら、安全に楽しめる遊び方を見つけてみてください。

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