#75 GIFF2025 DOGEZA カメラマンインタビュー
Description
Geocaching Film Festival 2025のファイナリスト作品「DOGEZA」のカメラマン三品鐘くんへのインタビューと名古屋で開催される上映会からのお知らせです。
そして今回特別に映画「DOGEZA」の叩き台となった脚本を公開します。
「DOGEZA - 土下座 - Japanese Traditional Thanks!!」
📝脚本(4分)
和室。カメラは全体が見える固定(横構図)
<雅楽のような幻想な日本音楽>
(和室の背景に土下座の説明を文字だけが浮かび上がるように)
日本には古来から伝わる礼法のひとつとして「土下座」が存在する。
それは最大級の謝辞として日本人が誰しもが知る作法である。
タイトル「DOGEZA -土下座」どーーん<和太鼓の音)>
導入
<ここはBGMなしで、畳を歩く音など静かな環境音>
主人公:和服・眼鏡の40代男(ジオキャッシャー)、スマホ片手に登場
キャッシュ名「DOGEZA – 感謝の鍵」
中央に小さな木箱(キャッシュ)
開けると紙が一枚入っていて、カメラのレンズが仕込んである。
「この箱は“心からの感謝”でのみ開きます、レンズに向かって土下座してください。」
This box can only be opened by showing the "deepest gratitude."
カメラに向かって土下座をする
<日本ぽいBGM>
男、畳に正座 → 深呼吸 → 丁寧な土下座
→ …開かない
再び、角度を変えて、今度はもっと深く
→ …開かない
<コメディ風BGM> 2秒ぐらいのカット割りで展開
力みすぎた土下座 → 頭ゴチン!カメラが
回転土下座
洋風土下座(片膝立てて祈る)
ジャンピング土下座
念仏のように「ありがとう…ありがとう…」唱えながらの土下座
謎の動き、逆立ちしたりして倒れる
→ 疲れて畳に仰向け状態
<落ち着いたBGM>
フゥ…と深くため息
→ もう諦めかけてる
カタッ
木箱の蓋が、自然に少しだけ動き開く
男:「えっ!? まじかっ!?」(表情だけ)
ゆっくり手を伸ばして中を開くと、ログブックと紙切れ:
「おめでとう。DOGEZA、認定です。」
Congratulations. You are now DOGEZA certified.
<感動っぽい音楽が流れはじめる…が>
その文字の下には小さく別の文字が書いてある。そこには
「※この箱は3分後に自動で開くタイマー式です。
どんなに感謝しても、早くは開きません。」
Note: This box is set to open automatically in 3 minutes.
Even with your most heartfelt gratitude, it wouldn't have opened any sooner.
男:「……おいっ!」(表情だけ)
畳に突っ伏して「マジかよ…」と天を仰ぐ
→ それでも最後にニヤッと笑って、ログを書く
テロップ:
「TFTC… and DoGeZa.」
Sometimes, timing is everything.
感謝は、時がくれば届くもの。
エンドロール
「DOGEZA -土下座- Japanese Traditional Thanks!!」
監督・脚本・出演:カキノジン
撮影・演出・編集:三品鐘
音楽:giginoudewa
ナレーション・英語監修:LenaFukuoka
TFTC—Thanks For The Community!
出演:三品鐘、カキノジン














