#94 『DUCKS (ダックス)仕事って何?お金?やりがい』を読む──ヘテロトピア化する社会で働く(サバイヴする)ということ、またはその困難さを考える
Description
今回は、コミックス界のアカデミー賞といわれる「アイズナー賞」で23年最優秀グラフィック・メモワール賞、最優秀ライター/アーティスト賞を受賞したケイト・ビートンによるグラフィック・ノベル『DUCKS (ダックス)仕事って何?お金?やりがい』を語ります。
作者であるビートン自身が学生ローン返済のためにオイルサンド採掘の現場で働いた2年間の体験記ともなっている本書を通じて、生活とは切っても切り離せない「仕事」を考えます。
◆ テーマ作品
『DUCKS(ダックス)仕事って何? お金? やりがい?』
※目次/タイムスタンプは以下に記載
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◆次回取り扱うテーマ作品
映画『her/世界でひとつの彼女』
https://filmarks.com/movies/55484
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◆目次
(00:27 ) オープニングトーク/イントロダクション
(12:15 ) 本編開始
(19:10 ) 労働と搾取──不可視化のシステム
(28:37 ) 発話・編集という行為の倫理
(36:08 ) 保存装置としての写真──マンガ表現としての写真
(43:37 ) 閉鎖空間とヘテロトピア──北米と土地のトラウマ
(54:32 ) 現代の白人貧困層のナラティヴ考
(01:00:38 ) マンガとナショナリズムの接続点
(01:05:14 ) エンディングトーク
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◆スピーカーのSNS
・ユウセイ
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◆ラジオメール
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#デキバナ
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◆関連
・書籍:ミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』
・書籍:J・D・ヴァンス『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』
・書籍:ヴィリ・レードンヴィルタ『デジタルの皇帝たち──プラットフォームが国家を超えるとき』
・映画『ウインド・リバー』
https://filmarks.com/movies/67523
・映画『ミートゥー・ムーブメント』
https://filmarks.com/movies/111158
・映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』
https://filmarks.com/movies/104398
・映画『静かなる叫び』
https://filmarks.com/movies/54316
・映画『アイス・ロード』
https://filmarks.com/movies/97650