Discover望月まもるの 笑売繁盛は「やり方」と「在り方」P12/ポジティブは感情ではなく、ただの『思考』
P12/ポジティブは感情ではなく、ただの『思考』

P12/ポジティブは感情ではなく、ただの『思考』

Update: 2019-05-31
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※最下段では、望月まもるが音声にてこの話をしております。音量に気を付けて再生を押して下さい。なお音源はpodcastでも配信しておりますのでiTunesやpodcastにて「望月まもる」と入れて検索して下さいませ。このお話は約16分で聞けます。





 


そもそも、商売繁盛という言葉と内容自体が既にポジティブです。お客様に喜ばれ、商売を回し、向上させるため、


①経営(売上、利益、計算、法規など)、


②販促(商品・商材開発、売り方、売り場づくりなど)、


③集客(新規、リピート、ファン客の獲得と増加、マーケティング、分析など)、


そして雇用をした場合は


④人材育成(採用、教育など)を学び実践していきつつも、


⑤経営者として、商売人としての人間力(魅力)を高めていく


これらは全て『前向き』ですよね。


 


たった1つ…『商売繁盛』という目的地でさえ、様々な気づきや学びを得ていかないと、到達できないものです。


自分の得意な事はカンタンなものです。既に知っている・出来る事である分、よほど興味を持ち、更に深く探求していかない限り、気づきや学びを得づらいのです。


なので、知らなかった事や不得意・不得手な事の方が、沢山の気づきや学びを得られるのです。しかもコレは『商売繁盛』に到達する上で、自分に不足していた要素でもあります。


 


だからこそ、このシリーズでは一体何がポジティブで、何がネガティブなのか?を一段深い部分で考えて頂こうとお話してきました。好きな事、得意な事だけに着目し、それだけを徹底していく事だけが…果たしてポジティブなのかな?と。


何故なら私は、商売繁盛も身体の健康も何もかも『バランス(要素と配分)』が大切だと思うからです。お客様の為に働いて、子供の運動会を観に行けなかった。計算は上手だけど、人付き合いが苦手で、コミュニケーションすら出来ない。前向きな事は言うけど、全く行動しない。などがあった場合、果たして商売繁盛に到達するでしょうか?


 


身体の健康でも「栄養」「運動」「生活習慣」「心の状態」など諸々の要素のバランスが重要です。1つでも欠けると体調を崩しやすいですよね。商売においても全く一緒です。


 


数々の要素があるにも関わらず、自分の苦手意識や感情だけで、必要な栄養素に背を向けていないかな?それが商売繁盛への必須栄養素であるにも関わらず、感情に流されていないかな?という事をお考え頂きたくて、お伝えしてきたのです。


嫌いなのではなく、嫌いにしているだけ。


苦手なのではなく、苦手にしておいた方が「やらなくてよい」と思い込んでいるだけ。


知らないのではなく、知ろうとしていないのかも?


「あいつのせい。天気のせい。政治のせい」にして、自分が足りていない部分に目を向けようとしていないのかも?…。


 


こんな疑問を自分に向けて頂けると、色々な答えが見えてくるはずです。


 


あ、一応申しておきますが、嫌い、嫌だ、苦手…など自分の意識に対して、何も「責めろ」「落ち込んでみろ」と言っているのではありませんよ? そういった感情を目の前に置いて、感じ切る。そして、「では…どう行動すれば良いのだろうか?」と考えるのが大切だとお話しているのです。本当の自分が持つ希望に沿って、考え、行動してみようよ。と言っているのです。


感情はあくまでも感情、このお話は今後配信するシリーズの中で詳しくお話します。


『考え方』『思考』の方向性がポジティブであるか?だけなのです。思考が姿勢になり、行動規範になり、それが全て建設的に向かっているのが本当の意味で「ポジティブ」なのです。


人は、嫌いなこと・不得意なこと・不得手なこと等に着手していくのは、とても苦手でしょう。なので、これらの事案に直面した際は身体が硬直し、心臓はバクバクし、もしかすると先送りにしたり、逃げたくなったりするかもしれません。そして、その情動に従ってしまうと…商売繁盛に背を向けてしまいます。感情を優先したからです。


 


『商売繁盛』に向けて、自分が知らなかった事を知り、不得意・不得手な事をクリアーしていくのは、欠けている『繁盛バランス』を均衡にしていく事とも云えます。多くを知り、深く理解し、足りなかった部分が出来るようになる事、そしてそれを目指すことがポジティブなのです。


 


売上減少や炎上を怖れ、お客様の言いなりになっている場合は、自分の考えとお客様の要求を精査し、その上で「これは承服しかねる」という意志をお客様に伝え、お店や会社の姿勢を見せていくのがポジティブです。


自分で全部やらないと気が済まない、誰かに頼めない、任せられない人は、人を信頼し頼めるようになるため、「どうしていけば良いか?」を考え、行動する事がポジティブです。


苦手な部下がいた場合、相手を変えようとするのではなく、部下の人間性や良さを理解し、『自分の中にある苦手意識』を無くすため、「自分はどんなコミュニケーションをしていけば良いのだろう?」と思案し、実際に動いてみるのがポジティブです。


誰かを喜ばせるために、自分が犠牲になっている場合は、「自分と誰かを喜ばせるためにどうすれば良いのか?」を実践するのがポジティブです。


商売が繁盛する。お客様に愛される。自分も心の底から「この商売に出会えて幸せだ」と感じられるような目的地に向かう事は、とてもポジティブで前向きな思考と行動です。


それを決意した時、あなたの前に置かれる『一見ネガティブ風(に見える物)』は…きちんと食べる、平らげることが本当の意味で『ポジティブ』なのです。だって、そこに到達する為に必要なのですから。


 


さて、先般中国人の方とお話していて、特に日本人は「自信がないんだなぁ」と痛感しました。彼は「アメリカ人の方がもっとすごいよ」と言っておりましたが、日本人からすれば海外の方は「自信モンスター」かもしれません。ま、海外の方はコレはコレで行き過ぎのような気がしますが。


この「自信の有無」が、今回シリーズでお話した「ポジティブ」にも、大きく関与していると私は睨んでいます。


しかしながら、自信は商売繁盛において必須事項です。自信があれば勇気が出るし、挑戦も出来るし、弱みを強みに変えられるし、結果を出せるし、商売を続けられるし、いざという時が来ても自分に「大丈夫だ。私なら乗り越えられるから」と言い聞かせられます。


そして、お客さんだって自信がない人より、自信がある人から買いたいものです。


例えば、あなたが今、腰痛で整体院に行ったとしましょうか。


細い声で「失敗したらごめんなさい…」と言ってくる整体院には行きたくないですよね?(苦笑)


笑顔で「大丈夫ですよ。絶対良くなりますからね」と、自信を持って声を掛けてくれる先生の方が、絶対的に安心できるものです。



自信は自己尊敬であり、勇気や元気の源でもあります。商売を繁盛させていく上で自信が無ければ(或いは積み上げていけなければ)、お金を頂戴しながら誰かの役に立てたり、貢献出来たり…など出来るでしょうか?(少なくとも『ある物を売る』程度は可能でしょうが)


次回からは、その上でとても大切な『自己承認(自己肯定感)』について、これまたシリーズとしてお伝えたします。今回のポジティブ同様、『健全な自己承認』と『不健全な自己承認』が存在しますので、併せながらお話していきますので、


どうぞ次回シリーズ『あなたは自己承認で出来ている』をお楽しみに!!


この度も最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。


あなたの商売が大繁盛しますように…!


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