「レアル・マドリードが来夏の移籍市場で補強の最優先に掲げているのは？」　　今2025/26シーズン、ラ・リーガのレアル・マドリードは、シャビ・アロンソ監督の就任によってチームの再構築が進んでいる。クラブは若手の台頭と主力の復帰を経て、より安定したチームを形成しつつあるが、クラブ上層部はすでに来2026年夏の補強計画を進めている。その中心に据えられているのが、新たな世界的センターバックの獲得である。　スペインメディア『Madrid Universal』によると、マドリードは来夏の移籍市場でセンターバックの補強を最優先課題としており、複数の候補を検討しているという。クラブはDFディーン・ハイセンの加入によって今シーズンの守備が安定したと評価されている。　一方で、マドリードの守備陣には、DFエデル・ミリトン以外に長期的な信頼を置ける選手がいないのも事実だ。そのため、マドリードのスカウト陣はここ数か月でブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのDFダヨ・ウパメカノ、プレミアリーグのリバプールのDFイブラヒマ・コナテ、そして同リーグのクリスタル・パレスのDFマルク・グエイの3名を候補に挙げたという。　その中でも、パレスに所属するグエイの評価が急速に高まっているようだ。スペインメディア『AS』が伝えたところによれば、グエイは来夏の移籍市場における「お買い得選手」としてクラブのフロントに認識されており、マドリードは獲得を実現できると自信を持っているようだ。　グエイは今2025年夏、リバプール移籍に近づいていたが、交渉は最終日に破談となった。その後、リバプール、マンチェスター・シティ、バイエルンが関心を示しているが、現状ではマドリードが最も有利な立場にあると噂されている。　同報道によると、グエイ本人はマドリードでのプレーを望んでおり、クラブは来夏に満了する契約を踏まえ、フリートランスファーでの獲得を計画していると伝えている。