鹿島J1優勝決定直前に…横浜FMへのボールボーイ対応が話題!Jリーグ公式で拡散
Update: 2025-12-07
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「鹿島J1優勝決定直前に…横浜FMへのボールボーイ対応が話題!Jリーグ公式で拡散」 鹿島アントラーズは12月6日、明治安田J1リーグ最終節で横浜F・マリノスに2-1で勝利。柏レイソルとの壮絶なJ1優勝争いを制したが、優勝決定の直前における事象が波紋を呼んでいる。 Jリーグ公式SNSアカウントでは、後半アディショナルタイム90+5分から試合終了、そして両チームの選手たちがピッチ中央で握手する時の様子がおよそ3分間の動画によりアップされており、多くのSNSユーザーによって拡散されている。試合終了直前、MF三竿健斗(鹿島)がボールを敵陣サイドラインに出し、横浜FMボールのスローインとなったが、横浜FM所属選手は観客席近くまで行き、自分自身でボールを拾ってからスローインを行っている。 1点差を追いつきたい横浜FMとしては、少しでもプレーの時間を確保するためにボールボーイから素早くボールを貰いたかったはずだ。それだけに、試合終了直前の対応に不満を抱く一部サポーターの思いは理解できるところだ。 ただ一方で、横浜FMが鹿島に試合内容で圧倒されたことも事実だ。横浜FMは強固な鹿島守備陣を前にシュート2本しか放てず、ボール支配率も33%。FWジョルディ・クルークス、FW谷村海那らによる攻撃陣が機能しなかったことは明らかである。それだけに、ボールボーイの対応を巡る議論に終始することへの疑問を感じるサポーターも一定数存在するようだ。 J1優勝争いを左右する極限の状況下では、些細な事象が大きな波紋を呼ぶことは避けがたいが、勝敗を分けた要因を冷静に見極める姿勢こそ求められると言える。横浜FMが置かれた状況を思えば、時間を惜しむ心情は理解できるものの、試合内容で鹿島に劣っていた事実は厳然として存在する。ゆえに、ボールボーイの対応のみを過度に争点化するよりも、チームが抱える根本的課題も踏まえた上で来季への課題について考えるのが建設的であるかもしれない。
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