Discover@IDA_10 x @miyaokaのピコピコキャスト
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@IDA_10 x @miyaokaのピコピコキャスト

Author: iandme

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主にゲーム、映画、アメリカ文化などについてトークしています。サイトの方では内容を書き起こしたまとめや補足が読めます http://d.hatena.ne.jp/iandme/
50 Episodes
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登場人物 イダテン みやおか めぐみさん(イダテン奥さん) ※『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のネタバレ前提で話します。未見の方はご注意ください。※後半かなりノイズが入ってしまい聞き苦しくなってます。ごめんなさい [00:00] ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下GotG)を観て来た 公開されたのでさっそくピコキャス 北米では8月1日公開。イダテンは2回目を観てきたところ 日本では9月13日公開。みやおかは初日に観てきたばかり 前回イダテンが3回もプッシュしてたので期待してしまった そのせいでハードルが上げられてしまって微妙だった 前回は寝てたから やっぱり寝ぼけて繰り返してたのか 観たけど、正直合わなかった 全体としては宇宙版アベンジャーズ アベンジャーズ観た? 半分 半分ってどういうこと? すごく疲れてて中盤の悪役紹介で寝てしまった 最近のアメコミ原作系はみんな2時間超えで長い その点GotGは2時間きっかりで良い 日本だとチケット代高いから長いほうが納得感ある気もする アメリカだと7ドル(ジュースとかのほうが高い) IMAX3D版で観たけど2300円だった いつも観てる名画座なら1000円で3時間映画×2本だよ ドーナツ屋でたとえると 近くに出来たシャレオツドーナツ屋が1個3ドルもする その向かいの鉄格子が張り巡らされたドーナツ屋はドーナツホールズ24個とドーナツ3個で4ドル 鉄格子のある店ってDeadIslandの店ってイメージある まあGotGがオシャレドーナツ屋ってわけじゃないけど イダテンが好きな監督 初期のタランティーノ、ロバート・ロドリゲス、ガイ・リッチー GotG監督のジェームズ・ガンはその系譜を感じる 若さとまとめる力が同居してる 俺の考えてること面白いでしょ、っていう押し付けが好き 面白さって細かいネタ? アメリカで生まれ育ってないと馴染みが無い感じが大きい TEDでやってるネタも全然分からなかった 文化的なコンテキストに加え、世代的にもイダテンみやおかからすると少し上 日本だったら北斗の拳が直撃したあたりの世代かな 劇中ではフットルースがフィーチャーされてる どっちも84年 マーベルのヒーロー物 あんまり造詣無いけど、単にアベンジャーズ宇宙版に見えてしまう アベンジャーズの時はソロ作品を積み重ねた後に集合するからアメコミ自体に造詣無くてもすごく分かりやすかった GotGだとその逆でまず結集してからこれからソロのエピソードやっていきますよ、という段取りに見えた そういう続編ありきの作り方はもういいよって感じてしまった アベンジャーズと違って積み重ねが無いから個性が強い奴らが集ってもそこまで感じ入ることが無かった マスコットキャラクター キモカワイイマスコットキャラクターの中身がただのアメリカ中年オッサン 宇宙人ポール、TED、GotGのアライグマと観てきた流れで既視感が強かった アクション演出 何の工夫もなくて全然良くない タランティーノだったらもっと気の利いた銃の撃ち方とかするじゃない すごいボロクソ言ってる 世間的に絶賛ムードだからほんとに面白かったの?と聞きたい 映画を観終えた帰り 「最近のアメコミ物って(バットマンやスパイダーマンのヒーローの葛藤など)難しいのが多かったけど、今回はそういうのが無くて分かりやすくて良かった」 そういう意見を耳にして、あ、これがメジャーな世間が求めていたものか!と思ってびっくりした GotGでは家族を殺されたりとか負け犬とか状況を言葉で説明しまくりなのが全然ダメに感じた それは見方が浅いね あのオッサンの刺青見た? あの刺青一つ一つに家族との思い出が刻まれてる。監督がそう言ってた お父さんと海行ったらタトゥー彫るなんていやじゃん [20:40] 監督が変えたもの 音楽 ウォークマンを中心にして脚本を書き換えた ああいう懐メロをフィーチャーした映画ってザラにあるじゃない 違うんだよ ただ懐メロを繋ぐんじゃない タランティーノのジャッキー・ブラウンとか 主人公の心情に合わせてその曲を流す手法 それが普通じゃん 違うんだよ 今回はお母さんがくれたテープを流すってのがいいなって思った 主人公は地球から拉致されて、お母さんの手を取れなくて、プレゼントも開けられないまま そこでお母さんから貰ったAwesome mix vol.1が心情とマッチする 分かるけど、そこまで効いてるかなぁ イダテン的には父親が聴いていたFENのラジオ放送がいつも生活の中にあった 時代時代のヒット曲が生活の記憶に組み込まれる そうした体験のオーバーラップが強かった 最後にプレゼントをついに開けることができて、そこにはvol.2 この映画ってのはテープが中心なんだよというメッセージ いや、単に続編作りますよ宣言じゃん どうせvol.2だろって思ってたらやっぱりそうでびっくりした そうした続編ありきのネタの埋め込みが散りばめられててうんざり感と消化不良感が強かった イダテン的にはそれがマイナスに作用しない。アメリカに毒された? アメリカのエンターテインメント 続編を作らないことを許されない アメリカのドラマは面白いって言われるけど、クリフハンガーで続き作って延々と終わらせないのが徒労に感じる 日本だったら彼岸島だよ 完結しても、最後の47日間 ゲームの話に繋げると、一昔前だったら続編に対する批判が強かった 今だと継続的なゲームが中心になってるから昔ほど明確に言われない感じがする ドラマの続編問題と、アメコミのキャラクターを受け継ぐのは別問題 バットマンはWW2前の1937年からやってる キャラクターは時代時代の再解釈で描かれるから良い GotGにはそういう革新性が感じられなかった アメコミに造詣深くないからトランスフォーマーもアベンジャーズもGotGも全部おんなじに見えちゃう アメコミと時代劇 子供時代に見た時代劇はどれも同じに見えた 同じ役を誰が演じるかで変わってくる 誰に焦点を当てるか、どういう解釈で描くか スパイダーマンキモい問題 アメリカ文化に馴染みの無い子供がスパイダーマン衣装を見て、まじキモいと発言 だって、布じゃん 確かに最初見た時はほんとアメリカのセンスはカッコ悪いと思った それが見慣れるのは、リブートで今の時代風に描き直してて馴染みやすいというのもあるかも GotGも出てくるのはアライグマだし、木だし、美女は肌が緑 でも見ているうちに美女に見えてくる それはむしろ、美女が単に緑に塗ってるだけだから。そういうところでも工夫が無いなと感じてしまった ハルクだったら緑な上に超絶ムキムキでしょ。今回の岩石キャラは全てにおいて負けてる タトゥーがすごいんだって 主人公も劣化アイアンマンじゃない 象徴的だったマスク アイアンマンだったらちゃんと物質的に描いていたマスクだけど、今回はホログラム的に描かれる イダテン長男的には大絶賛 役者を撮ってその上にCG被せてますよ、っていうのをもはや隠すこともしなくなった描写に見えたのが象徴的 冒頭のマスク装着シーンで感じたことが全編に渡って意識させられてしまう つまり、アクションシーンではセット内で演技している役者にゴテゴテとCGを加えてる狭苦しさを感じる 街中での三つ巴の戦闘シーンも全然面白くない 街が薄っぺらいし、現実の街で撮ればまだ面白いはず イダテン三男は号泣 Gardian Of The Galaxy、幕が下りると三男?が「かんしんした、かんしんした」って号泣しながらお兄ちゃんに抱きついてた。感動したって言いたかったらしい。なにより。 2014-09-14 11:50:07 via Twitter for iPhone 7歳でそんな映画に出会えるなんて良いことだよ 自分が子供の頃は映画がほんとつまらない時代で、パラレル西遊記とか観てたもん そんな貧弱な映画体験だったので30歳くらいになるまで映画全然観なかった そんなうちの子が感動した映画をコテンパンに批判するなんてえげつない 初めて観た映画があれだったらすごく幸せだなと 古今東西いろいろな映画があるという視点だと、こういう系統だったらまあアベンジャーズだけで十分じゃないかと思ってしまう アメリカ人が三国志の主要人物を一人にまとめてしまいたくなる雑さに近い アクションの弱さ CG前提で作ってる故の狭苦しさ アイデア感も少ない ホラー映画だったら面白い殺し方を発明するのが前提 背景の薄っぺらさはアニメ的なのでは? アメリカのゲームや漫画ではいかにリアルかということが追求される 日本だといかにデフォルメするか リアルな役者とCG世界の合わせ方はアメリカのアニメと捉えられるのではないか とにかく狭い 街も狭いし、刑務所も狭いし、戦艦も狭い 地球でいいじゃん 宇宙が舞台なのに宇宙的じゃない ポリスの女の人が小林幸子そっくり あれ小林幸子だよ えっ!あ、そうなの そんなわけないじゃん 前から思ってたけどめぐみさん騙されやすすぎじゃない? これだからイダテンさんが詐欺師として増長するんだよ 毎度観たことあるようなクライマックス 今回はネットを作って戦艦を止める 新しいのかもしれないけど、全然新しくない。どうでもいい 捕鯨がテーマなの? 人が体を張って止めるところが感動的 捕鯨だって何人も命を落としてきたでしょ その割に敵戦闘機の自爆作戦で地上は尋常じゃない被害を受けてた それをアライグマがたった一機で任せろって言って迎え撃つのも納得行かない そこでなんか新兵器出して一網打尽にすれば良かった アライグマはもっとキテレツ斎様くらい発明してほしい キャラ分けも弱い ナイフ使いとヒロインは単にメレー戦闘力という時点で被ってる 名前で呼んであげてよ 前知識もゼロだったし、いきなりアベンジャーズみたいな構成の今回は全然覚えられなかった 敵方もジオン軍とザビ家みたいな二重構造で正直分かりづらい 日本人の映画鑑賞回数 全人口で平均すると年に1本ちょいというレベル 年に1本だけというならこれだけでもいいのかも それだったらヒックとドラゴン2のほうがいい ガーヒー 何度もタイトルをガーディアンズ・オブ・ザ……ヒーローズと言ってしまうのは、ガーディアンヒーローズのせい ゲーマーだったら間違えて当然 やったことないでしょ? ピコキャスで何度か話題にしてる 笑いどころ 日本じゃ全然笑ってる人居なかった 最後のラスボス対決のシーンでも? そこはさすがに笑うけど、細かいネタは全然笑い無しだった 語学ジョークは訳しようが無い問題 訳されてないから笑いようもない 他の種族が同じ慣用句を共有してないジョーク 首を切る、以外にもいくつかいろいろ 訳されててもあんまりピンと来ない気がした そういう語学ジョークを差し引くと、残るのはアクションとアライグマかわいい アライグマの扱い アメリカだとカワイイ以前に害獣 キャンプやゴミ捨て場を荒らされる 日本ならラスカル 日本映画だったら絶対に洗っちゃうギャグを入れるはず アライグマかわいい、って前提の文脈で見ちゃうと、ネズミとか言われて実は傷ついてるってのもちょっと理解がズレる 今ツイッター観たら知り合いで褒めてる人が居ない でしょー やっぱりそういう細かいジョークが重要なんじゃない? パシフィック・リムやゴジラの前評判ほどに盛り上がれなかったのに似てる オフビートのギャグの積み重ねで生まれるグルーヴ 全体の流れに乗るためには意外と多くのコンテキストの知識が必要かも タランティーノもアクション映画という括りで見るものじゃない GotGもアクション的に見ちゃうと肩透かし感が大きい気がする 特に戦闘アクション部分では、Bioshock: Infiniteで言われていた「戦闘シーンはミュージカル」という割り切りを思い出した 宇宙戦闘機での空中チェイスシーンとか伝統芸すぎてほんと要らないよなって思ってしまった 全然面白くないしやる必要無いじゃない でも多分マーケティング側の要請で入れる要素にリストされてる気がする だから意味のない伝統芸も、体当たりで倒せばOKという描写にしたのは全体を形成するオフビート感の一つなんだろうなって思った 戦艦との戦闘も普通に正面から総力戦で、もっと面白いことやってくれよと感じた アライグマの発明で戦艦をコマみたいに回すとか でも、そこまでやっちゃうと売れない まあ総合すると全然楽しめなかった 悪役の描き方 最近の映画だと必ず内省的な悪役心理も描かれ、むしろそっちが主人公だったりする GotGだとそこを切り捨てて何の背景も無い それがいい 現代的なウジウジした悪役より分かりやすくていいんだけど、でもその割にあんまりグッとこなかった 最近一番良かった悪役はダイ・ハード/ラスト・デイ(ダイ・ハード5) Rotten Tomatoesで批評家スコア14点の駄目映画だけど、悪役描写が一昔前っぽいのが良かった 分かりやすいロシアの悪役で何の躊躇いもなく殺せてめでたしというのは、今どきあまり見られないので貴重 GotGの悪役はまだ上にボスが居て、こいつを倒しても解決しないみたいなところがスカッとしない [1:10:55] 肯定意見 めぐみさんには好評 パシフィック・リムに比べてバランスがいい 描き方が全部浅くて分かりやすさを全面に押し出してる 緑のヒロインが何気にメガネ君キャラ(解説役) 綺麗に整理されて薬箱にピースがはまってる感じ みやおか的には解決しない映画のほうが余韻があって好き ミストは観たんだっけ? もうピコキャスで言及されるの5回位な気がするけどまだ観てない ToDoリストに入れとくわ 仮面ライダー電王みたいにキャラの掛け合いが楽しい タランティーノっぽい 途中の口論っぷりがレザボアっぽかった 全体のストーリーはさておき場面場面の掛け合いが楽しい じゃあタランティーノでいいじゃん 最近のタランティーノそういうのじゃないし 子供も楽しめる映画 今回の鑑賞では子連れが多くてびっくりした。三男(7歳)くらいの子もいっぱい居た 俺だったら絶対見せたくないと思ったけど(レーティング:PG-13) 見せてるじゃん いやまだ英語分かんないから 電王観てないけど、日本の戦隊物の映画版ってこういう感じのノリなのかなってGotG観てるときに思った 最後きっちりとオチをつけたのが久々な感じ スターロードの名前の由来 お母さんの手紙に親愛なるスターロードへと書かれてて、主人公が子供の頃に母親から呼ばれていた名前だと分かる 大切な名前だから一生懸命名乗ってるのに、みんな覚えてくれない そうやって茶化されるけど、地球への憧憬とお母さんへの想いが根底にある 冒頭に提示される「手を握ること、カセットテープ、スターロード」という3つの要素がきちんと最後で畳まれる ちょっと意識が薄れてたので、中盤でもう一回くらい主人公の口から言ってほしかった ディズニーやピクサーなどのアメリカアニメ観てないから分からないんだよ いやだいたい観たじゃん バグズ・ライフは荒野の七人だって教えたし ウォーリーは機械に魂が宿るという攻殻機動隊の観点からすると、安易なロマンスに落とし込んだのが不満 人間の生命を超越した機械の世代の積み重ねの繋がりに感動するマニア視点からすると、世代の互換性という点でも恋愛対象にするべきではないと見てしまう [1:25:04] 眠くなってきたのでGotGまとめ GotGは面白かった 内訳 イダテン:200%面白かった みやおか:0%面白かった 足して2で割れば100点満点 まあイダテンさんがどう思ったかはともかく、三男が泣くほどの映画に出会ったというのがいいことだなと感動した アメコミに対する不信感 もうどれ観ても同じな満腹感 ダークナイトだったら取調室だけあれば良くて、あとはバットモービルとか爆発とか全部賑やかしの飾りだからアクションが要らなくなってる [1:29:12] めぐみさんにDisられ始めたのでゲーム話 キム・カーダシアン進捗 1位になった で? 1位というのが何を意味してるのか分からない Destiny 未開封 ボーダーランズみたいなMMO? イダテン同僚曰く「ボーダーランズからユーモアを引いたもの」 「そしてボーダーランズで一番好きなのはユーモアだ」 要は新しいチャットツール ゲームそのものではなく、みんなで集まる場が欲しい Haloの開発が作ってるコンソールFPSだからPCゲーマーからすると今作も縁がない 一本道のクエストじゃなくてMMOだと延々と探索して続く感じ? Maybe.(やってないから分からない) 最近全然情報を追えてない 買ってもやらないし だから映画の話ばっかりだよね 2時間捻出すればいろいろ語れる 時間対効果がゲームと映画では段違い そんな状況でやれるのはケータイゲーム 一度iPadでやるともうiPhoneでやる気にならない 解像度の問題? 単純に小さい iPhoneに特化したゲームならやれるけど、Crush of ClansとかはiPadじゃないと無理 通勤電車でiPadでゲームやってるの? 公衆でスマホゲーは見慣れてるけど、iPadでゲームはガチに見えるから引くわ まあモバイルの会社に転職したから業務の一環なのか 転職日記が好評だったね サンフランシスコで就活しました - GAME NEVER SLEEPS めぐみにはボロクソ言われて悲しかった 続きを書く気も失せてしまった [1:38:02] 文豪メッセンジャー 一方、みやおかが書いた文豪メッセンジャーというアプリが今月初めにけっこうバズった http://t.co/PHV0NTZcw8 青空文庫の小説をLINE風にして、著者とトークしてるような気分のビューワーを書いた pic.twitter.com/w53MfRNfOk— みやおか (@miyaoka) 2014, 9月 2 http://msgr-novel.herokuapp.com LINE風の見た目とインターフェースで読める青空文庫ビューワー GIGAZINE入りもした でもGIGAZINEのアクセスは1割位で、ほとんどはtwitterでの口コミだった そもそもtwitterでしか告知してないし じゃあ、GIGAZINE砲の威力低すぎワロタwwwというエントリ上げたら? と、言っても過言ではないぐらい今どきはtwitterの口コミメインの時代なんだなあと感じた 解像度問題 前回作ったおにぎりのやつ(第43回 もし高校野球の女子マネージャーが米を1?買い付けたら)はPC前提で2カラムで作ってたけど、イダテンさん含めて半数以上がスマホでのアクセスで操作しづらい1カラムになってたのが反省点 なのでちゃんとスマホ前提のレイアウトで作らないとなと思って今回は作った 結果として、ユーザーの7割は横幅320-360pxのスマホ解像度での閲覧だったのでちゃんと対応出来て良かった バズらせ方の経緯に依るけど、PCで見る人が2割くらいしか居なくてほんと少ない そもそものきっかけ 夏が終わって、読書感想文とか走れメロスの話を思い出した 青空文庫ってテキストのリソースとして考えるとなんかしたい 自分は本を読まないから会話だけ取り出したら読めるんじゃないかと以前から思ってた 技術的にはページをフェッチして正規表現で「」内だけ取得して表示すればいいだけ あとはビューの問題 取得した「」内の台詞を奇数番・偶数番で左右に出し分ければ会話っぽくなる そう考えるとLINE LINEだったら相手の顔アイコンとスタンプとして著者名と作品名で画像検索すればちょうどいい で、作った メジャー 作ってみたら、珍しくメジャーだった 前回のもし米もそうだけど、普通は文脈を説明しないとまるで伝わらない。知ってる人にしか伝わらないし、伝えてない 文豪×LINEというメジャーさ でもメジャーなものを目指してそっちから考えてるわけじゃない 大元はやっぱりテキストリソースを利用したいという気持ちと、自分が本を読まないという課題意識、台詞だけ取り出す実験試行によるもの そこでたまたま容れ物としてのビューにLINEが適合した ピコキャスで言ってきたシャケとか伊能忠敬はメジャーじゃないんだなって痛感した リーチした層 ピコキャスもそうだけどいつも自分自身や身内界隈だけに伝われば良い意識なので、ほんとに全然知らないクラスタにまでリーチしたのがすごいなって思った 褒めてくれる人が多いのがびっくりした。ホメ率95%くらい あんだけRTされてるのに批判がほとんど無いのも珍しい イダテンさんはiHopネタでブログにお叱りのメールを頂いたりしてるし 第13回 下がり続けるインターネットの信頼度 めぐみさんは半年以上ダマされてた 批判が嬉しいという体験 会話だけ抜き出せばいいや、というのはまともに本を読んでる人からは出てこないlazyなエンジニア的発想 ごくたまにあった批判が、こういうのは文豪に失礼だとか、こいつは何も分かってない、とか 確かに自分は本を読まない故の邪道な手法だから、そうなんだよ!って思えて嬉しかった いつも批判ばかりされてるから、批判を貰って安心するという悲しい習性かもしれない 批判してた人の肩書きが文芸部って書いてあって、あ、文芸部の人が怒ってくれてる、やっぱちゃんと本読まないとだめだなって思った ネタと実用の間で やっぱりネタとして捉えるというかカテゴライズする人が多い印象だったけど、単に自分の課題意識と実現可能な技術の組み合わせだから根本的にネタという意識は無い かと言って本気で使いやすいツールを目指したわけじゃないけど、でも使ってみたらわりと良かった 夏目漱石のこころを文豪メッセンジャーで読了したという人が居てびっくりした 前回からの反省点 もし米はゲームっぽくしたので、自分の作ったもので無駄に他人の時間が拘束されるものになったというのが良くないところだなと思った その点、文豪メッセンジャーは名作が読めるから素晴らしい ゲームの本質的な課題 映画に比べて時間対効果が薄いのと、いたずらに時間を拘束するevilさ The Sims 2廃人だったみやおかのことを制作に携わった人に伝えたら「アイムソーリー」と言われた 第15回 ToeJam & Earlの開発者に会って感動した話 40時間ぶっ続けでやってたからあと5時間位やってたら多分ネットカフェで死ぬ人みたいに命を落としてた ゲームは命を奪う テレビから取材も えらくバズったのでインタビューさせて欲しいとメールが来たが、その後特に音沙汰はない
登場人物 イダテン みやおか めぐみさん(イダテン奥さん) [00:00] 季節のご挨拶 サンフランシスコは夏でも寒い [01:53] 久々のピコキャスと、その間も日本でヒットを続けるアナ雪 丸3ヶ月ぶり 前回のその前はアナ雪の話題だった そんなに経ってても日本ではまだまだ流行ってるっていうか、「ありのままで」って誤訳じゃね?みたいな話題が今さら出たりする ゲーモゴでも最近観たという話題があったり なんと「アナ雪おせち」まで登場してしまうこち亀的展開も じゃあピコキャスはセガ的な存在だね は? 時代に早すぎた 日本公開日に観て即ピコキャスだったからブームになってなかった メガドライブでネット麻雀『TEL・TELまあじゃん』(1990 サンソフト)をやるレベル 東風荘(1996-)に比べても早すぎる [04:45] 日本語訳問題が再燃。呪いを解いたのは誰なのよ ※『アナと雪の女王』のネタバレ前提で話します。未見の方はご注意ください。 あれを誤訳とは言わないのは分かってるんだけど… もちろん日本文化で売るためのマーケティング 結果としてヒットしてるんだからゲハ的には正しい でも、作品の意図を曲げてまで日本に合わせるのはどうなの?と思わざるをえない 「ありのままで」だけでなく、全体的にバイアスをかけてしまったから肝心の話が大きく誤解されてるように感じる 特にアナの呪いをエルサの姉妹愛で助けたという意見をよく目にしがち 「アナと雪の女王」のクリストフはなぜ業者扱いなのか? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が男性視点で新解釈 「東:つまり、エルサの呪いでアナが凍って、エルサの愛でアナが溶けたんでしょ? 完全に自己完結だよね。」 東浩紀氏でさえそんな間違った理解をしてるから、いよいよ根深い問題に感じてしまった アナ雪完全解説!完全論破!みたいな記事でも、ろくに理解されてるのを目にしたことがない つまり、アナが体現した「自己への見返りを求めずに利他的な行動をする=真実の愛」という基本原理の部分が全く伝わってない その部分で感動した身からすると文句も言いたくなる それは文化以前に読解力の問題じゃない? でも日本で愛と言えばまず恋愛だし、広くて家族愛という概念が一般的 だからこそ馴染みの無い概念としてちゃんと正しく伝える姿勢が欲しかった めぐみさん:呪いを自分で解く部分に感動した 従来は王子が助けてくれたけど、自分の問題は自分でしか解けない でも他者が手を差し伸べることはできる イダテン:作品全体としての歌同士のつながりが良いところ でも日本版はそれを完全に捨てて曲単体でシングルカットしてパッケージングした 日本語のほうが音も少ないし、出来ないことを切り捨てるのは理解は出来る 源平討魔伝をボードゲームにしました、的な スプラッターハウスもわんぱくグラフィティにしました、的な でも、それを誇らしげに言われるとなんか違うなって思う 呪いを解くのが一番の見せ場じゃない でも日本でスーパーヒットなんだよね じゃあいったい何がいいの? まず女性の自立、それから姉妹愛、同性愛みたいな文脈で消化されているように感じる(ネット調べ) みんな間違ってるよ!って、もうちょっと声を大にして言うべき ちょっと炎上しといて ネットでよく目にするのは、「話は単純だったけど、歌と絵が良かった」的な意見 キリスト教倫理的にはすごく原点的な話なので確かに単純な話だろうけど、本当にそういう意味で単純と解釈されてるようには思えない 『素晴らしき哉、人生!』や『がんばれベアーズ』のように、アメリカ映画の醍醐味である「理想を再確認させる」ストーリー そういう原理的な概念を今の時代に改めてきちんとやってみせた、というのを観て当たり前の話にすごく胸打たれた 他の国だとどうなんだろうね? Let it goの各国語翻訳一覧とかあったけどどうだったかな ラテン語圏ならだいたいそのままいけそうだけど、アジア圏はやっぱけっこう違いそう 韓国だったらキリスト教シェア高いから日本とはまた違うかも ロシア語版だったらウォッカを飲むシーンとかね え…? あ、無い? 少しも寒くないわ→もうウォッカは要らないわ I don't need vodka any more. プレーンズ(カーズのシリーズだけどディズニー作品)の場合 親しみやすくなるように各国で飛行機の国籍と名前を変えてる 飛行機キャラなので人間キャラクターより変えやすい シュガー・ラッシュ日本版ではモブキャラのレーサーの一人をミンティ・サクラという日本系キャラに置き換えていたが、所詮モブキャラなのでさっぱり分からなかった ビッグ・ヒーロー6だとどうなるのかね 七人の侍も荒野の七人でキャラクターをリミックスして展開 いやあれは勝手に無断でパクって作ってただけだけど [16:13] もうメッセージ性とかそういう問題じゃない 『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』を観よう ただの娯楽作なのでそれが最高に良かった そういう意味ではトランスフォーマーでは? 新作は中国資本で作られてるから劇中に中国アイテムの宣伝があるとか トゥルーマン・ショーで主人公の友人がカメラ目線でビール缶を見せつけるようなのを本気でやってたら見たい ゲームも中国資本とインド資本が入ってきてるから他人事じゃない 最近のゲームだったら中国料理とカレーが間違いなく増えてるハズ AoE2でプレイヤー人口的に朝鮮文明が追加されたりとか ゴジラはどうなの? 炎上キーワード 本職の人を相手にお前はゴジラ映画について何も分かってないと言ってるブロガーがすごかったことしか知らない でもほんとつまんなかった(イダテン) 平成ゴジラシリーズを観てきたイダテンが自分はターゲットだろうと思って観たけど退屈だった 大きい動物好きだし 今作はサンフランシスコが舞台だし なんで楽しめなかったのか分からない じゃあ昭和シリーズ観てる人がターゲットなんじゃないの? ちなみにみやおかは一作も観てない ゴジラのゲームもやってないの? キングコングのゲームならやったなあ 怒りのメガトンパンチ キングコング2ね あのへんの見下ろし系面白かったね パシフィック・リムも正直自分には響かなかったので、特撮・プロレス世代の文化的コンテキストの下地が無いと受容できないんじゃないかなって思った めぐみさん:子供が助けられるシーンで何もお礼を言わないのがすごく引っかかった しかもそれが本編に全く関わってこない そういう細かいところの積み重ねで受け入れられなかった そんなに不自然なら初代にあるシーンの再現なんじゃないの?観てないけど まあ要は、分かんないってことで… そういう観点からするとアナ雪がコンテキスト無視してヒットしてるのは成功してるんだなと 前知識無く観た『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』が面白かったのでオススメ むしろ予告見ると面白く無さそうに感じる オープニングのシーンがイダテンがここ最近観た中で一番かっこいい 日本で9月公開 公開一週間で続編制作決定 M&B2もずっと楽しみにしてるよ [30:38] おにぎりクリッカー みやおかが即興で書いた高校野球シム 『もし高校野球の女子マネージャーが米を1?買い付けたら』(以下:もし米) おにぎりとかマネージャーとか高校野球の是非についてネットでは話題だったので、そういう政治語りからなるべく目を背けたアプローチとして書いた というか単純におにぎりの観点から事象をモデル化することについて考えてみたかった おにぎりクリッカーで資金集めてM&B2制作に送れば? M&Bの広告バナー出したらいいんじゃない? みんなでトルコにおにぎりを送ろう! おにぎり2万個と聞いて メガデモかと思った 2万個じゃ大したこと無いんじゃ? 米粒一粒一粒から描画 それだったらアツいね このゲーム、分かんないところたくさんあるんだけど マネージャーは勝手に辞めるの? 3年経ったら卒業して辞めていく 辞めちゃうからクッキークリッカーみたいな放置ゲーにはできない 色の濃いのが上級生 ピコキャス収録直前に実績システムも実装した とりあえず米を買うと最初の実績解除 商業主義に毒されてる でも実績はプレイヤーに正しい方向に進んでますよとナビゲートしてくれる 米を買うと「夏子の酒」のサブタイトル、試合に勝つと「タッチ」のサブタイトルの実績が解除されていく そもそもなんでマミタスって呼ばれてるの? タスは何?足し算得意なの? いや日本人なら分かるでしょ マミちゃん→マミたん→マミタン→マミタソ になるでしょ いや、マミタソじゃなくてマミタスだってば そんなのも分からないでおにぎりゲーム作ってんの?? しょこたんが飼ってる猫がマミタス。ギザカワユスとか〜スにする文化があるわけじゃない。たぶんそれ まあいいや もし米について クッキークリッカーもあんまりやり込んでないけど、感銘を受けたのはクッキーが唯一の貨幣になっていて全てをクッキーで捉えているという世界 そういう世界観で作ったからああいうゲームの仕組みになったということ だから高校野球の世界も全ておにぎりから捉えてみようというのは単純に興味深くて見てみたいなと思った 実際世間がおにぎりおにぎり言っててそんな感じだったので おにぎり代どこから出てるのよ? 部費 試合に勝つと金が貰える それはM&Bが大好きって言ってるわりに詰めが甘いんじゃないの? 一日で作ったものに対して詰めも何も… だいたいおにぎりの具はどうするの?? 塩むすびでいいじゃん だめよ!!!いつもケンカになるんだから いつも子供4人+IDAさんにおにぎりを作り続けてるめぐみさんからすると許しがたい ゴマは炒るのか炒らないのか いや、ネットではそこまで言及してる人が居なかったんで… 具システムの実装は続編で マミタスを日本一のマネージャーにしてあげたい でも関連記事見たらその高校が負けてた もう終わってたよ そうだったんだ(甲子園観てないから知らない) 試合のシミュレーションを書いてみて実感したこと みやおかがなんとなくなさじ加減で定義した計算式は、敵味方の部員数をベースにして戦力比を作り、対数とランダム使って一イニング毎に独立して得点を算出するモデル 単純に部員数が上回っていても甲子園だけで6連勝する必要がありなかなか勝ち抜けない マミタスの高校は部員120人くらい、今年は全国最高で160人くらい。昔は200人以上の高校もあったらしい 100人超えの高校は全国で数十校という感じ なので甲子園一回戦で負けるのもそういうモデルに当てはめるとおかしくないな、と妙に納得してしまう 甲子園で安定的に勝つには部員300人ほど必要なイメージ 漫画だとそういうのあるのかね 部員1000人とか 第十何部まであるようなところで一番下から上がっていく話とかありそう 名門!第三野球部だって三軍だしね モデルを設定するために統計データを調べてみたら今は少子化だけど高校野球部員は増えてる 今年は全国で4030校、トータルで17万人 一校平均で42.3人、最大で160人くらいなので、ちゃんとそういう分布になるような式を割り出して作ってる [48:10] 突然めぐみさんの甲子園DIS 野球なんて何が面白いの? サッカーみたいに集中して見なくていいからいいんじゃない? 見ててもいいし、見てなくてもいい 観客としてもプレイヤーとしてもヒマがあるコンテンツの素晴らしさ だらだらしちゃって、やるんならやればいいのに! 一昔前の昭和のお父さん的なテレビコンテンツ そのせいで見れなかった番組が…! 正月の箱根駅伝はその究極的なコンテンツなので素晴らしいと思ってる ビデオゲームもやらなくていいゲームが理想と昔は冗談で言われてたけど、今は放置時間も見積もられてるモデルが多い あとCM入れやすいってのもあるね 高校球児すぐ泣くし。泣くならやらなきゃいいのに 感動するじゃん! 寄生獣のミギーだって心にヒマがある生物、なんとすばらしい!!って言ってたじゃん ヒマ無いよ!!もう子供たちのおにぎり作るのたいへん! 自分以外のことを考えるヒマが素晴らしいってのがミギーの見出した答えであり、アナ雪の利他的というメッセージなわけじゃん 全てが繋がった じゃあそんなイダテン家をゲーム化しよう 昔やってたような シムズで作ろうとしてた シムズはデフォルトで一世帯8人までいける イダテン家は夫婦+子供4人+犬猫4匹で10キャラだから今ではキャパオーバーしてしまう シムズは基本的にキャラクターがお腹すいたーって言ってごはん食べさせるゲーム ゲームの中でまでそんなのやったら参っちゃう でもポケモンやってるじゃん。ゲームの中でまで育ててるじゃん [54:51] 大人の戦車ゲー『World of Tanks』 そういえばWoTのiOS版をやった でもみやおかさんがWoT長いことやってるわりに面白くなかった だからPC以外は別物って言ってるじゃん!!!!! 先行してXBox版も出てたけど、マップ表示を切り捨ててたからその時点で別ゲー WoTは何よりも索敵が重要であり、そしてチームで視界が共有されるシステムなので、全体マップ上を将棋盤のように偵察役や狙撃役が上手く睨みをきかせて布陣し、連携して敵を撃破していくことがキモのゲーム コンソールだと解像度的にもキー入力的にもプレイヤー文化的にもRTS的な要素のある対戦は無理だろうから、GTAみたいな自機を中心としたミニマップ表示だけで、アーケードライクな近距離での出たとこ勝負にするしかなかった(と、思われる(プレイしたこと無いので)) それがローカライズですよ、みやおかさん それはなんつうか、縮小化とか陳腐化なんじゃ? だからじゃあiPhoneでやるか、って思って 良いわけがないじゃん でもすっごい戦車は綺麗に動いてたよ いや戦車は綺麗に動くかもしれないけど、戦術なんて皆無でしょ。敵見つけたら正面から突っ込んで撃ち合うだけでしょ(やってないけど) なんかこれ2GBくらい容量食ってんだけど ちゃんと実車の設計図から作ってる力の入れようだからね そのうち人間のアニメーションも遺伝子レベルから作るかもね はぁ Sumotori Dreamsのイメージしか思い浮かばない まあカーレースゲーは実車モデルで作ったりするし、戦車だってカテゴライズ的には車ゲー [1:00:00] ハリウッドセレブゲー『Kim Kardashian: Hollywood』 戦車には騙されたけど、キム・カーダシアン(Kimmy K)は面白かった カリスマ女性タレントをフィーチャーしたハリウッドセレブ成り上がりゲーム 成り上がっていくとゲーム内の擬似SNSのファンが増えていく もう俺1000万人くらいファンが居る いかにもゲーム的なバカみたいな数値だけど、現実のセレブだとほんとにそういうインフレ数値になってるリアルさが味わえるのは興味深い ライバルキャラに暴言吐いたらゲーム内SNSに書かれてしまいファンが1ミリオン減ったりとか リアルな炎上だ 成り上がりですごくインフレしまくって、落ちるときはとことん落ちると面白いね F2Pだから基本的にはそんなに落ちることはない 課金の仕組みが上手い スキャンダルの取り消しにリアルマネー払うとか? セレブ同士で結婚はないの? 結婚は無くてデートならある リアルな登場セレブはキム・カーダシアンだけ 一番興奮したのはチュートリアルでキム・カーダシアンが家に招いてくれたとき パーティーに行けなかった埋め合わせに有料アイテムを撒いてくれた これまでお金か経験値くらいしか拾ったことなかったのに、有料アイテムがばら撒かれたのでウヒョーって言いながら拾い集めてた このゲームすげえ アポイントシステムもよく出来てる ゲームに繰り返し戻って来させる仕組み マネージャーが次の仕事は3時間後とか言ってくれる ソフィア・コッポラの『ブリングリング』を思い出した 若者たちがセレブの家に空き巣に行く映画 アメリカで2008年に実際にあった事件を元にしてる 映画としてはrotten tomatoesで60点、ユーザースコア34点と散々な出来 若者、青春、クライム、アメリカ社会の闇というテーマだけど、特に炎上実話を基にしてるだけどう描いても良くはならないんじゃないか感 アメリカ住んでて当時のニュースを受け止めていた人からすればまた全然理解が違うし言いたい意見もあるんだろうなと感じる そういう意味ではこれ日本でやったら小保方さんだろうなと思った 小保方さんを映画化したらどの角度から描いても60点超えなさそう ともかくセレブの豪邸がすごい だけどセキュリティがザルで、セレブが海外行ってる間にGoogleMapで下調べして塀を簡単に乗り越えてカジュアルに何度も空き巣 主犯が女の子で、自分もセレブのものを身につけてキラキラしたいという動機 社会的にテレビとかですごく煽ってる キラキラしてなきゃ居場所がない セレブになりたい→じゃあ空き巣に行こう つまりキム・カーダシアンやってるイダテンさんは全く同じだなあと思った キム・カーダシアンは画面上のものをタップするとお金が出たりする Kimmy Kの家の前でもそれができるから、完全にやってること一緒 スタミナ回復アイテムとかも拾えたりするので、クエスト達成まであとちょっとというときには街をうろついてあちこち拾いまくる 全然セレブ感無い むしろスカベンジャーだよね。ハードコアな 売り上げランキングから推察すると月商5億くらいは売り上げてる 真面目にやってる人たちがいっぱいいる セレブになりたい、ってニーズが確かにあるんだなと アメリカのセレブ文化って日本では考えづらい AKB…だとちょっと違う もっと圧倒的なロールモデル 小林幸子、だとかけ離れすぎ? コミケですごく営業上手かったらしいね だから接点としてコミケで小林幸子に会って「冴えない私がああいう風になりたい!」って すごく間違ったローカライズ感 セレブの凋落とかもアメリカほどには無い マイリー・サイラスもハンナ・モンタナでトップアイドルとして一世を風靡したのに、次々とスキャンダルを重ねてスキンヘッドになったりとか 注目されてる限りは成功かもしれないけど、やっぱり「変わったな」って思う 変わりすぎでしょ ディズニーアイドルの末路ってだいたいそんな感じ それはディズニーの闇? まあ若くしてヒットすると凋落っぷりがすごい FrozenエンディングのLet it goもディズニーアイドルから凋落してドラッグ摂取などから復帰を遂げたデミ・ロヴァートが歌ってる なのでエンディング用では歌詞に救いの部分が足されてる その辺も含めてやっぱり日本語版はどうかと思うのは、劇中のLet it goで解放してクライマックスを迎えるように見せているところ カムバック時には私は私のままでいいと。その姿がまたロールモデルになっていく 日本だとそういうロールモデルに成りうる人は? カムバックした人って社会的にあんまり居ないんじゃ? 田代まさしとか、酒井法子とか、ASKAとか そういう人たちが日本語版のエンディングでLet it go歌ってたら泣けたよ [1:29:23] 『シャドウゲイト』でまたローカライズについて考える 往年のアドベンチャーゲームのリメイクが出るのでFC版を再評価する記事 FC版『シャドウゲイト』にみる、あるべきローカライズの姿 | AUTOMATON みやおかもイダテンも未プレイだけど語ります 原文と比べると全然違う でも上手いことゲームのヒントを日本語版では独自に盛り込んでいたりして、単純に英文のテキストを訳しているわけではない そういうところからゲーム全体のバランスを考えてローカライズしてるんだな感 三人称語りの洋物アドベンチャーを一人称視点に置き換えたことで全然語り口が変えられた アナ雪はちゃんと考えて訳してるけど納得いかないなと思う一方で、シャドウゲイトにはよくやったという親近感を覚えてしまう アナ雪は売れたってのがでかいよね 正しいかどうか、の基準を売れたかどうかで判断するしかないのが癪なのか スター・トレックを日本で売るときにも似たように感じた どんな手段であれまず興味すら持たせられないと内容以前に見てもらえない そう考えるとまずはとにかく観てもらうことが第一で、内容まで正確に、というのは本当に難しい 情報の解像度 ファミコンの時代は様々な情報が荒い分、想像の余地が大きかったから超訳でもいけたという感じ ネットも無かったし 記事の最後に現代版でFC風に翻訳してみたサンプルがあって、確かに納得の出来だけど、でも本気で全編これやったら批判も出ると思う それはやっぱり原作としてのグラフィックや設定が密に定められていて想像を入れ込む余地が少ないからではないか アナ雪もそういう意味でとても情報が詰め込まれているものだからこそズレが気になって仕方がない まあどんなことやっても批判は出る(結論) 洋RPGのローカライズとしてのドラクエ 以前ドラクエ展を見て一番驚いたのは、いわゆる普通のファンタジー世界に見られるリアルなゲル状モンスターとしてのスライムを、鳥山明は玉ねぎ形状に顔をつけたモンスターにしたこと 実際はなにかしら口頭でのイメージ説明とかいろいろやり取りあったんじゃないかと思うけど、展示されていたのは発注書と納品物の2枚だけだったので、これ全然クライアントの意向と違うじゃんって思った ボツになりかねないレベル でもあれが日本のRPGの顔を作ったということでは象徴的なローカライズに感じる [1:51:32] 最後に、イダテン3度めのプッシュ『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』 監督がロリポップチェーンソーの脚本書いた人 タランティーノとかみたいに、これがかっこいいんだってのが出てきた感じ でもきちんと大作をまとめてる 観終えた今ではアライグマ超好き 日本で公開前にアライグマのグッズ買い占めといた方がいい アライグマのゲームも作り始めた方がいい 使用曲 “The Drifting Classroom” (by Moldilox)
登場人物 イダテン みやおか [00:00] 携帯ゲームのモデル パラダイムシフト 売れてるゲームをパクっても複雑化しててパクりきれなくなってきた [06:10] 面白いと言われているゲームを買ってもプレイに至らない問題 最近買ってプレイに至ったのはPrisonArchitect 刑務所を作るサンドボックス的なゲーム フレンドが配信していているのを見て、とにかく自分で操作してみたい、という欲が湧いてきた そういう行為が今どきっぽいなって思った 新しいゲームをとりあえず買うが、プレイに至るのは難しい ゲームを遊びたくなったら、確実に楽しみたいので既存の面白かったゲームを設定変えたりしてまた遊んでしまう Monument Valley エッシャー風のだまし絵パズル スタイリッシュなグラフィックだし、システムもまあ面白そう でも、パズルか、というだけでプレイに至らなかった 10年前とかだと絶賛してそうなゲーム。そういうの今だとやらなくなってる kero blaster 洞窟物語の開発室Pixelの新作 むかし洞窟物語はとても楽しんだけど、今ではメトロイドヴァニア、2Dプラットフォーマーというジャンル自体がなんかみやおか的には苦しい (※あくまで未プレイの意見です。プレイしたら絶賛するかもしれませんが!!) 口先番長 [23:33] ゲームで何が得られるの、というのが見えてこない 歴史物 当時の人生観とか体験できる 古代とか開拓民とかプリミティブな人間社会まで行くと物事の成り立ちを理解できる banished [30:30] 基本無料のゲームにお金を払うとき 欲望に密接に結びついた感情を起こすことが重要 そうした感情のためには対戦などが合理的 逆にそうした欲望モデルでないコンテンツは基本無料の課金モデルに合わず、有料コンテンツ もはやそうしたソシャゲーシステム自体をゲームにして観察したい [34:53] 課題解決をさせるゲームと、課題を見守るゲーム タスク処理 10連ガチャを引いて、新たに育てる課題を得ていく 記号化されているテトリス。延々とラインを消していたあの行為 自分がもうやるのが苦しいと感じるのは「課題解決することを求められている」ゲーム 自分がやりたいのは課題を見つけて観察するだけ 現実には課題なんていっぱいあって解決できないものも多い 解決しなかったらどうなるんだろうな、というのが最近知りたい感じ Prison Architect 刑務所での囚人管理という課題解決 開発中ということもあり、パトロールなどを万全にしたら全く問題が起きなくなって超優良刑務所になってしまった やはり自分の管理の隙を突かれて、荒れ狂う囚人たちの暴動を見るのが楽しいゲームだなと感じた 失敗を見たい 数値を高めるとか成長させるだけだと物足りなくなっている パズルやプラットフォーマーというジャンルでもう自分の求めている物ではないと感じてしまうのは、それらが根本的に課題解決だから Mount & Bladeをやらないからこういう気持ちが分からないんだよ! いや逆にゲームに求めるものがこういう気持ちになってないとMount & Bladeを楽しめないのかもしれない [50:03] 物の値段がよく分からない 欲望系以外の感情 金にならない感情 懐古/ほのぼの/ほっこりする そういうのを表現する場合には、基本有料で制作者の趣旨に賛同してお金を払うスタイル 金を払う側としてよく分からない Mount & Bladeを数ドルで買ったために、対価がズレてんなーと感じてしまう問題 みんながいっぱい払えばMount & Blade 2だって出てるはずなのに…!! いろんなものが物質からソフトになり、集金もネットによって世界中からというモデルになっていく過渡期ゆえの消費の混乱? 特にゲームコンテンツ ゲームにお金をどう払うか SFCの頃はカセット1本で1万円くらいしてた 今考えると、なんなの!?って思ってしまう 金の価値が分かるゲームもやりたい 使用曲 “The Drifting Classroom” (by Moldilox)
登場人物 レギュラー イダテン みやおか めぐみさん(イダテン奥さん) ねこ スペシャルゲスト 川村真司クリエイティブディレクター(イダテンみやおかと同窓生) 技師長さん(スーパージーニアスエンジニア。イダテン家近所) [5:35] 基本に立ち返って最近遊んでるゲームの話 技師長さん カードゲーム:フューチャーカード バディファイト 花札 めぐみさん アメリカ人はトランプ意外に知らない話 [15:10] 最近の子供向けに作られた商業的なカードゲームはすぐバランスが破綻してしまう インフレ対策 ジョジョは毎回ルール作ってる 全部デス・サーティーンの夢だったという話にすればいつでも第三部まで巻き戻せる(川村が学生時代から言ってる案) ローカルルール 大貧民でデッキを増やす バンバン革命が出せる。アツい 混乱した国の様相 別の物同士を繋ぐ レゴやダイヤブロックを繋ぐピースを3Dプリンタで作成 ぷよぷよテトリス MARVEL VS. CAPCOM 花札vsトランプみたいな 寿司麻雀 [22:53] 最近やってるゲームの話2 川村 Glorious Leader! 北朝鮮の金正恩氏が迫り来る敵を次々と倒しまくる超絶無双アクションゲーム Threes 巨大コインドーザー ロボットアームは要ライセンス セクシーな動きを要求するCD 技師長さん Skylanders フィギュアを使ったゲーム イダテン パズドラを再び 電車の中でみんなケータイいじってる アメリカで今やっと一般層にリーチしてきた 電車の中でやってると声かけられる 日本だと声かけ事案だよ! アメリカなら全然知らない人でも話してくるのが普通 バスケのドリブルの練習をしていた人が3人、ブレイブフロンティアを薦めてきた人が3人。バスケと同じくらいすごいゲーム みやおか Prison Architect Mount & Blade [43:08] インフレとイノベーション トランプの話ついでに、FarCry3でのポーカーの話 ポーカーは良い役がそのまま点数化されるゲームではなく、相手をのせて賭けに打ち勝つゲーム インフレさせる 麻雀のリーチやドラは戦後に普及したもの。むかし昭和の麻雀解説本を読んだらこんなにアツく画期的になったと紹介されていた Draw4をDraw400にしたら デッキを増やした大貧民は革命が起きやすくなるというのがいい ヨハネスブルグとか名づけたい インフレゲーム、ジンバブエ チェスボクシング ハチワンダイバーでやってた [56:18] アメリカ人の買い物文化 スーパーで食料を買ってレジ待ちの間に開けて食べちゃう文化 エクストリームな目撃談としてはインド人の家族がピクニックみたいに食べてた レジで胃薬とドリンクを取ってその場でガーッと飲んだメキシカンが「うわ、これ炭酸だ」と言いながら精算 でもおおっぴらに許されてる感じは… あるある 無いんじゃないの? ビッグ・リボウスキとかの描かれ方を見ると、マナー違反と感じる 使った電動ヒゲ剃りを返品した奴は許せない 剃る前からブラウンの広告みたいにいっぱい剃れてる イチローがガッツポーズしただけで5点くらい入ったレベル 社会システムの欠陥 スーパーボウルのシーズンではデカいテレビを買って、見終わったら返品するので電器屋さんが困ってる ドレスを買って出席したら返品 返品しても現金ではなくお店のポイントで返すとか対策もある 使用曲 “The Drifting Classroom” (by Moldilox)
登場人物 イダテン みやおか めぐみさん(イダテン奥さん) 咲間岩丸さん(スペシャルゲスト:ディズニー狂。舞浜狂管理人) ※作品のネタバレ前提で話します。未見の方はぜひ鑑賞してからご覧ください。 『Frozen(アナと雪の女王)』日本語吹き替え版を観て再度語る 売り上げにこだわる男 前回の収録時に岩丸さんのツイッターを覗いたら売り上げの話しかしてなかった 本編内容に触れない話だと売り上げの話しかできない ディズニーファンってのはそういう不文律があるの? 人それぞれ あーじゃあゲハ民が売り上げにこだわるのもゲーム内容に触れるとネタバレになるからか 意外にいい話じゃん! やさしい人たちだったんだ いきなりいい話がでてきた! これまでの観賞 岩丸:3回観た 映画泥棒ですか! 字幕2D→吹き替え2D→字幕3D みやおか:2回 字幕3D→吹き替え2D 2回目について アナ雪吹き替えも観たけど、要素知り尽くした上で2回目、字幕→吹き替え、3D→2D、歌詞についてめぐみさんの説教、というもろもろで初見とはだいぶ別物に感じてしまった。比率的には5:2:2:1くらい 2014-04-01 03:08:44 via TweetDeck 謎の比率はなんなの? 2回目の観賞で個人的に盛り下がってしまった要因の構成比 吹き替え内容以前に、語り尽くして既に理解している映画だから発見が無くて盛り上がらなかった ※以下、日本語訳詞に対して批判的な意見が多くなりますが、翻訳だけで完璧なローカライズをするのはもちろん無理という前提で、オリジナルの工夫された意味合いからこぼれ落ちたもの、足されたものは何なのかという話をしています。そのへんは文字だけでなくトークを通したニュアンスで汲み取ってもらえればと思います。あとディズニー狂の咲間さんならどんな批判でもフォローしてくれるはず…!と思ってガンガンとボールが投げられてました 一番印象の違いが出た"Let it go" 原語版だともう悲しくて悲しくてしょうがなかった 吹き替え版だとああスッキリせいせいしたという気持ちになってしまったのがまるで違った 歌単体だけではなくそれまでの流れが違うように感じられる 2回目の観賞だからという要素もあるかも "Do you want to build a snowman?" 幼女時代・少女時代・成長後の3パートに分かれているが、特に幼女時代の吹き替えでだいぶ違う印象を受けた 英語版だと半分諦めながらも誘ってるお互いに悲しいシーンだけど、日本語はだいぶ一方的に見えてウザいという印象 "It doesn't have to be a snowman." 雪だるまつくろうは、エルサが寝てても起きて遊んでくれる魔法の言葉 もう雪だるまを作れないんだろうとなんとなく分かってるけど、それでも言わずにはいられない。だから雪だるまじゃなくてもいいよ、と 日本語版だと「雪だるまつくろう 大きな雪だるま」 さらに追い打ちを掛けるように誘ってしまう 岩丸製日米歌詞まとめ 誰作ったのこれ? 狂ってる! 1センテンスごとにセルにまとまってて、英語と日本語歌詞と字幕と、…何この音節数って 岩丸さんこわいわー "Go away, Anna." 日本語だと「あっちいって!アナ」 イダテン家の三男と末娘が怖がっていた ほんとは遊びたいのに遊べなくて悲しそうに言うセリフ 日本語だとなんで怒ってるの?と子供たちが疑問に感じてた マシュマロウも城から追い出す時に"Go away!"と言っていて呼応している 日本語版だと「もう来るなー」 歌の内容と本編の結びつき いい歌があるだけでなくそれが本編にちゃんと結びついているのが良いところ 日本語版だとそういうところが残されづらい "Conceal, don't feel"とか そもそも訳詞と本編翻訳で別々のスタッフ 『レ・ミゼラブル』の工夫 ジャン・バルジャンの囚人番号 24601(two-four-six-oh-one)→24653(にー・よん・ろく・ごー・さん) フォンティーヌの歌でTigerがやってくるところをオオカミにしてる そこまで変えていても歌の魂が無くならないようにしてる アナ雪にはそういう感じがしなくて、二人の性格が変わっているように見える 欠落だけじゃなくて、足してんじゃん。勝手に 「そばにいれば支え合える二人で」 これ今言っちゃ駄目でしょ "For the first time in forever" のリプライズで "I finally understand" と歌う意味が無い ここでのアナは途方に暮れてるだけでエルサのことを気遣う余裕が無い状況 それが後で変わるからいい話なのに 咲間さんがフォローしてくれる(3回目) 一番大事な部分でもったいないなーって フォローになってないよ "Oh I'm such a fool! I can't be free!"→「ひどいわ悲しい」 誰に対して言ってるの? 悲しいことを表すために悲しいと言ってしまうのもありえない 悲しくはなくて自分を責めてる状況 全体を眺めてると訳詞者の中で作られたキャラクターの性格になっている 原作者と密にやり取りしたって記事を読んだけど、でもちゃんと理解してないなって思った 日本の女性を元気づけたいみたいな意図 そんな顔してた 顔で語っちゃ駄目でしょ 映像とのシンク リップシンクにこだわってるけど映像とのシンクはおざなりに "Love is an open door" で扉を開ける映像のシーンで「二人だから」→壊滅的に合ってない! 「二人だから とびら開けて 飛び出せるの」→「とびら開けて 二人だから 飛び出せるの」でいいじゃん "We finish each other's Sandwiches" we finish each other's sentencesという慣用句のジョーク。ジンクス遊び 日本語の歌は良かった "Do you want to build a snowman?"では幼女時代は違和感を覚えつつも、少女時代はシュガー・ラッシュのヴァネロペ役の諸星すみれ、成長後は神田沙也加ですごくしっかりした歌だった これで歌詞も良ければ 本作における扉 セリフ、歌詞、映像すべてにおいて重要 だから"Love is an open door"で「二人だから」とか言ってる場合じゃない その後のハンスが扉をシャットアウトして出て行くというシーンにも呼応 愛の象徴のオラフが扉を開けて入ってくるのも重要 [1:58:58]『Saving Mr. Banks(ウォルト・ディズニーの約束)』 アナ雪より良かったね アナ雪はすごくよく出来てるから1回見れば95%くらい理解できてしまってリプレイバリューが低い Saving Mr. Banksはラストも含めてけっこう複雑な感情が残るのでもう一回観てみたい 使用曲 “The Drifting Classroom” (by Moldilox)
第39回 観てから聞こう!ディズニー映画『アナと雪の女王』を語る2時間半
第38回 ゲームモゴモゴからたかなべさんをお迎えして、クイズdeニャンニャンを語る節分回
登場人物 イダテン みやおか めぐみさん(イダテン奥さん) ※『ファイナルファンタジーXIII』『幼年期の終り』のネタバレ前提で話します。未見の方はご注意ください。 [01:30] ひさびさ 盛りだくさんな今日のレジュメ(話しきれなかったので次回に持ち越し) 映画 ベイマックス Boyhood 大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院 ゲーム 酔いどれゲームJam FF13 最新モバイルゲーム情報 [07:22] 『Big Hero 6』(邦題:ベイマックス) 何回観た? イダテン:2回 めぐみさん:3回 みやおか:0回 なんで観てないの?! 前回のガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー後遺症で、マーベルはもういいかなー…って 作品同士がリンクするマーベル作品を本当に楽しむためには全部追っかけないといけないじゃない ていうか、それよりもみやおかが絶賛してたシュガー・ラッシュのスタジオ最新作という文脈でしょ そっかー、でもヒーロー物ってのもそんなに求めてないし 日本では感動作として売られてたじゃん でもネットの感想だとやっぱちゃんとヒーロー物でした、って… 出た!出た出た!メタスコア至上主義者! ネットの情報、さいきん全然当てにならないから、観るしか無いんだよ 求めてるもの(みやおか) 映画でエンタメを見たいわけじゃない ゲームでもエンタメを求めてるわけじゃない 知らない視点とか、文化とかかなあ ベイマックスで良かったのは文化(めぐみさん) 話自体はFrozenみたいに凝ってないけど、3回も観たのは描かれる文化が良かったから キャラクターの生活描写などは無いのにすごく説得力がある 自販機とか路地裏とか、背景アートの作り込みで伝えてくる 『The Last of Us』の回でも話したように、しっかり作られた背景美術のおかげでその中で生きるキャラクターってのがすごく実感できる そうそうそうそう!そういう感じ! じゃあもう観たと言っても過言ではないね アーティストの人たちの感想が印象的(イダテン) ストーリーについては全然触れず、とにかくbeautifulって感想が多かった みやおかさんの言う「ネットの感想」とは違うワケよ 日米で宣伝の仕方が違うとか、実はヒーロー物だとかそんなことには触れず、ただ美しかったと 人種の捉え方も面白い(めぐみさん) ステレオタイプなんだけど、悪い気がしない メキシカンの女の子のハイテンションぶりとか 一人っ子白人の金持ちっぷりと変人っぷりとか 黒人が温和で気が小さいとかも、アメリカ視点ではあるある話 日本人は髪が長い。小さくて細いけど頭がいい そう聞くと『がんばれ!ベアーズ』って映画を思い出すね(みやおか) 少年野球の映画なんだけど、チームメンバーの構成が多民族国家のアメリカ自体を表してる 白人、ヒスパニック、ユダヤ人、黒人など。英語も喋れないメキシカンとか、白人のほうが少なかったりとか 建国200周年となる1976年の映画だから、最後に星条旗がはためいたりしててアメリカの理想を物語ってる 自分の中でアメリカ映画の醍醐味ってそういうところ 現実的には差別とかあるんだけど、映画の中だけは理想を追求しましょうという文化 絶対に現実はこう上手く行かないんだけど、それゆえにか映画の中だと感動する それ、ベイマックスじゃん…! 生活感の見せ方 普通だったらその世界の背景オブジェクトを登場人物が使うことで実際に生活を見せるけど、ベイマックスではそれを使わなくても生活文化を見せていたのが新鮮 そういうのはアメリカ以外の人が見ても分かるものなの? みやおかさんの言う「ネット」ではそういう感想見たこと無いね ディズニー映画の尺 最近はみんな2時間超え(→調べたらほぼ100分じゃん!)なので短くしないといけない Mr.インクレディブルでは各キャラ集結してからわりとあっさり終わる ベイマックスでは主人公にフォーカスして仲間は省略気味 そうした制約の中で背景で物語るようにしたんじゃないか 背景とキャラクター Frozenでも思ったけど、フォトリアリスティックな背景とアニメキャラが違和感なく馴染むのがすごい キャラが浮かないライティング 一昔前の作品を見るとキャラが浮いてるのが顕著に分かる 地味だからネットの観測範囲ではあんまり話題になってないけどすごい イダテンさんの観測範囲が間違ってるんだよ 結局マーベルなんでしょ ニワカでもマーベルリスペクトぶりは分かる タイトルが最後に出るお約束とか、カメオでスタン・リーが出るとか ディズニーはブランドを買っただけじゃなくてマーベルをきちんと取り込んだんだなと スターウォーズも買ったけど、そちらはルーカス実権 文脈的な意義としては、ディズニー帝国がきちんと力を入れてマーベル作品を作り上げたと だから観たほうがいいよ そこまで言われてもまだ観る気にならない そのくらいGotGの後遺症がデカいのかもしれない 自分がどのくらいアメコミを理解してないかを考える尺度としてジョジョにたとえてみる いきなりジョジョリオンとか読んで面白いか? いや面白いかもしれないけど 人間を超越した吸血鬼、究極の生物、時を止める敵、時を巻き戻す敵、時を吹き飛ばす敵、時を加速させる敵、次元を超える敵、という作品世界の積み重ねがあり、そういうのを把握していると、人間が何と戦ってるのかというのが意識できるというか マーベルをちゃんと楽しむのもきっとそういうものなんじゃないかなと思って じゃあ、まずは見てみて、興味を持ったら調べたらいいんじゃない? GotGでそんなに興味出なかったんで… マーベルじゃなくてシュガー・ラッシュの系譜で考えたら? シュガー・ラッシュはやっぱりゲームという思い入れあるテーマの消化の上手さに感動したからなあ ヒーローってものには特に思い入れ無いし ヒーロー物っていうか浅くてさらっとしてる。きれい それがまさにGotGで自分には不満だったところなので… [33:14] 『feast』(邦題:愛犬とごちそう) ベイマックスの同時上映短編 Big Hero 6がベイマックスなのは良いけど、feastが愛犬とごちそうなのは全然納得行かない 邦題がミスリーディングなんだよね じゃあ愛犬を食べちゃうの? ううん 仔犬が男の人に拾われて、その男と恋人との話 男の人がくれるジャンクフードを一緒に食べる その食べっぷりが一部ネットで物議を醸しているらしい ジャンクフードを犬に食べさせるのは虐待! アメリカでも話題になってるの? いやアメリカだと全然 日本で憤ってる人が多い アメリカではピザにはトマトソースついてるから野菜でヘルシーって考えだからでしょ ポテトチップも野菜 愛犬とごちそうってタイトルにした時点で愛犬が主役になっちゃう でも原題ではごちそう自体が主役。人は脇役だし、犬は狂言回し 男はジャンクフード好きで、女はベジタリアン 夫婦になり子供ができていく人生模様を食事で表現している じゃああれだね。クッキークリッカーと一緒ってことだね クッキーを唯一の貨幣として世界を捉えてる みやおかの作ったおにぎりマネージャーもおにぎりから甲子園を捉えてる だから主題が愛犬と捉えられてしまうと無駄に憤らせてしまう ターゲットオーディエンスでは無い人が憤りがち 基本的に子供をターゲットとしているから、あれを虐待と受け止めるのは相当ひねくれた子供 私達からすると妖怪ウォッチのほうがよっぽど…! それは俺一緒にしないでしょ えーなんで? 知らないもん。炎上しそうだし 猫が轢かれて妖怪になって、主人公がそれにダサいと言う これこそひどくない?こんなの見ちゃダメって思っちゃう 今話題の襲撃受けたフランスの風刺漫画があまりに品が無くて日本でバカにされてるのにも近いような それをもってしてフランスってこんなに文化が低い、というよりは、そうした文化のすれ違いがありそうに感じる 妖怪ウォッチで日本で当たり前にやってるギャグが外国から見るとドキッとしてしまう イダテン家でプリキュアを見てると裏のエイメンくんが「こんなSexualなの見せていいの?」とびっくりされた 映像的にもすごい コンセプトアートがそのまま動く感じ! たぶん3Dで作ってそういう風にレンダリングや後処理してる ありそうでなかったというか、無茶苦茶めんどくさそうだから 『The Dam Keeper』は近いけど2D 単語タイトル feastみたいなハイセンスな上手さ、ってなんか外国短編とかだとよくあるイメージ だいたい単語一語だけでさらっとタイトルつけてうまく消化させる それが日本だと、単に「ごちそう」ってタイトルでは出せないような感覚がある、気がする え、こんなに盛りつけ少なくていいの?みたいな じゃ、じゃあ愛犬もつけとく?みたいな そこも文化的というか、音節数とか言語的な問題かも ハイセンスなゲームも一語だけのタイトルが多い Braid、Portal、Limbo、Black お前らSEOのこと考えてないだろ!困るじゃん!ってタイトル Braidが日本語だったら「三つ編み」ってタイトルになるとは考えづらい Portalも「次元銃と旅の物語」とかそんな感じじゃない? それ、Journey→「風ノ旅ビト」じゃん 日本で英語一語タイトルにあたるのは、けいおんとかゆゆ式とか4文字系タイトルかもしれない 日本語タイトル ○○とナントカ、みたいにしないと収まりがつかない感じが強い のび太の恐竜とか、アナと雪の女王とか ダイナソーじゃダメ? 『Gravity』も日本に持ってくると「ゼロ・グラビティ」になってしまうのも言語的な側面の問題でもあるのかも じゃあ『Interstellar』は「娘がお婆さんになるまで」? いや、そのまんまインターステラー [48:10] 『Boyhood』(邦題:6才のボクが、大人になるまで。) そしてBoyhood 邦題が「6才のボクが、大人になるまで。」 調べたけどびっくりしたよ俺! あまりに感動した作品だから、滅多に書かないけどブログ書こうと思って調べたらそんな邦題だった 目を疑ったもん。ああいうのこそ正気を疑うんだよね 感動物ストーリー系のタイトルお作法 『The Blind Side』は「しあわせの隠れ場所」 貧しい黒人青年を裕福な白人夫婦が拾い上げて有名アメフト選手に育て上げた実話ベースのお話 映画本編では小さめのフォントでThe Blind Sideとさらっと出るのが良かったのもあったので、ますます齟齬が生じる 言語的しょうがなさ 配給会社の担当がどうこう、というよりは言語的な問題なんじゃないかと感じる 逆に日本コンテンツをアメリカに持って行くと異様にマッチョに盛られてたりする アメリカ版ナウシカのビデオパッケージは斧持ってたり なんでこんな感じにするの!?って思っちゃうけど、そうしないと収まりがつかないしょうがなさ、というのがあるのかもしれない インターステラー、インセプションなどのSF物はカタカナそのまま出していける Boyhood 感動物っぽいとやっぱそういう邦題なんじゃ? 「少年時代」でいいと思うんだけどなー 井上陽水じゃん。藤子Aじゃん。 それ「少年期」じゃない? 少年期は武田鉄矢。のび太の宇宙小戦争 大人になるまで。 大人になってないからそこが気になる ボクってカタカナで書くのも気持ち悪い そのタイトルが気になって結局見なかった(言い訳)。機会損失 スウェーデンの吸血鬼映画『Let the Right One In』は「ぼくのエリ 200歳の少女」だった そしてこのタイトルは本編内容的に明らかに間違ってるのもひどかった 日本語の弊害 特に数学なんかは用語を日本語にしてるせいで無駄に理解を遠ざけてる気がする 英語のままのほうが知らない概念でも意味が分かる リチャード・リンクレイター監督の邦題運の無さ 『Before Sunrise』→「恋人までの距離(ディスタンス)」 アメリカの学生がヨーロッパの列車に乗って行きずりの恋という設定にイダテンは惹かれたのに、タイトルが意味不明 テレ東にたまにあるこだわり番組「シネマ通信」で紹介を見たのをすごく覚えてて、Boyhoodの監督だと分かった シネマ通信は2回復活を遂げたけど2011年に終了したとのこと すごく良かったので日本語版で見たい というのもスラングがすごく多い アメリカと言ってもベイエリア以外住んだことが無いので、劇中のテキサスでは訛りもスラングも違ってて分からない部分が多い ノリは分かるんだけど、スラングそのものが分からないので字幕や解説がほしい アメリカに住んだからこそ分かる時代性 夏休みを12年間撮っているのだけれど、ちょうどイダテンがアメリカに住み始めてからの時期と合致する ハリーポッターがアメリカで出版されたときにみんなコスプレして買いに行くとか 2000年生まれの長男にも近い年頃 それすごいっていうか、かなりイダテンさん向けな映画だよね 音楽の選曲 グラミーとかミーハーな曲よりはラジオで人気があった曲が中心 GotGのAwesome Mixが、FENを聞いてたイダテンの心情に合致してて刺さる感じ みやおか的には、まあ聞いたことはある懐メロだなあくらいな感覚だった Phoenixというフランスのバンドがアメリカでブレイクしたときの曲とか そういうのはアメリカに来てからのラジオ文化 日本に居た時にはコンビニとか本屋とか、有線放送のオリコンチャートでアイドル曲が多い ドラッグストアで働いてたときはずっとモーニング娘。と浜崎あゆみ ドラマ オバマ支持の家庭っぷりとか じゃあ単に感動作じゃなくて思ったより文化色が強いのかな? でも子供の思春期とか普遍的 親が離婚して再婚相手がDVだったりとか そりゃかなりドラマ仕立てだね 大げさにはせず、ひたすら淡々としてて、親が子供を理解してないのとか、子供はそれで絶望してるのとかすごく客観的に描かれてる あーこういう風になってるんだ、と自身も客観視 複雑ないろんな気持ち 人間の舌は複雑な味のほうが美味しいと感じる(ネット調べ) ディズニー狂の岩丸さんがミュージカルは音と動きの情報量に脳がフローするから楽しいって言ってた(岩丸調べ) 自身の子供時代と、現在の自分の息子と、映画の中の話が混ざる 長男次男と一緒に見に行った 周りの大人達がいじりまくる ニッセンのカタログみたいなやつで、女性モデルが下着を着てるページを倉庫裏で友だちと見るシーンとか「お前らもやったんだろ」とからかわれる 家に帰宅すると、ラップトップを急にバタン!と閉めたり。「これこの前やってたじゃん」 複雑な年頃だねー 10年間の物語 橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』という映画が良かった Boyhoodみたいに実際10年かけてるわけじゃなくてそういう設定だけど ある夫婦の話で、流産してしまったことから奥さんが鬱になり、そこから10年向き合っていく 90年代を舞台にしてて、旦那役のリリー・フランキーが法廷画家となって激動の90年代当時のオウムとか宮崎勤とかいろんな裁判の人間模様を見つめていく 作中のリリー・フランキーがちょっとイダテンさんっぽかった まあ、いいかげんなキャラクターで 聞き捨てならないね 奥さんは鬱になるし、仕事では変な人をいっぱい見るし、けっこう大変な状況なんだけど、絶望せずシリアスになりすぎずになんとかやっていく パトリシア・アークエット 『トゥルー・ロマンス』に出てた女優さん 久々に見たって気がした めぐみ、トゥルー・ロマンス一緒に観たよね? 観てない 観たって 観てない 昔見てた若い女優さんがお母さん役やってて感慨深い そもそも12年ってドキュメンタリーなの? ちゃんと脚本があるドラマ 役者の人たちと一緒に作り上げていった Before三部作もそういうスタイル 私小説みたいな感じ 12年もかけて作るってすごい大変そう そういう作り方のキャッチーさとは関係なく、見てると引き込まれて普通に映画として面白かった 子供と見に行ってなんか変わった? 優しくなろうと思った 「分かってないくせに心配してるとか言うな」って言われそうだなって思った 逆じゃない? イダテンさんが子供にそう言って、子供たちから「分かってなくてごめんね」って気を遣われそう 子供を描いたドラマ 最近だと『少年と自転車』が印象深い 自転車映画は名作 ベルギーのダルデンヌ兄弟監督。ドキュメンタリー畑出身で、社会派ドラマ映画を作ってる 父親にある日突然捨てられてしまった少年を主役に、成り行きで助けを求めた女性に保護者になってもらい、ものすごく危うく不安定ながらも成長していく 15年前の作品で似たような子役を演じていたジェレミー・レニエを本作では育児放棄する父親役にしている 音楽が要所に3回しか使われないのが効果的 エンディングの切り方がいかにもヨーロッパ映画らしくて好き(具体的なグッドエンドまで描かず、予感を持たせたところで終える) [1:23:05] 『ファイナルファンタジーXIII』 2014年末にSteamでリリースされた最新JRPG!!! これで最新ゲーマーの仲間入りだ!やったー でもPS3でのリリースは2009年末らしい。5年ビハインド! JRPGwww 正直に言えば、バカにしてると言わざるを得ない面はある でもアニメ、漫画、映画とか見てると、アメリカのビッグタイトルは全方位から誰にでも受けるような作りに感心させられるけど、日本産に求めているのはそういうところじゃない ハイコンテクストすぎて人を選びすぎなイメージ 近年のFFをやってない層からするとそういう文脈に見える Steamの大作洋ゲーがひしめく中で光り輝くJRPG 洋ゲー観からすると、お話もスタイルもシステムも独特すぎて気になっていた FFシリーズ ファミコン版からPSの7までプレイしてきたけど、それ以降はやってなくて、一気に飛んで13 でもサガシリーズの『ラストレムナント』はプレイしてたので感触は想像通りだった 買うきっかけ:音楽が良かった Steam版のPVが素直にいいなあと思って、何度も見返して、買った http://store.steampowered.com/app/292120/ 戦闘曲が防護呪文などひと通りセットアップを終えてさあこれから殴るぞ、っていう1分ちょうどあたりにストリングのサビが来るような構成になってて良かった。 FF15のPVも感動したので、公式コラ素材が出た時に速攻でChrome拡張作った https://t.co/79lBMw4etA 『FF15インターネットカー』 閲覧する全てのページの下部にFF15の車が強制的に出てくるChrome拡張を公開しました。 pic.twitter.com/SOcS64AhPA— みやおか (@miyaoka) 2014, 10月 2 一本道問題 13って一本道すぎるって騒がれたやつ? よく知らないけど、どれも一本道なんじゃないの? FF13からは13-2、13-3、そしてFF15とシリーズ化してる FF13しかプレイしてないけど、13-2とかだと13でのもろもろの批判を踏まえて一本道じゃなくしたりしてるらしい ファミコン時代からの老害世代 6か7くらいまではやるけど後はシステム的にもドラマ的にもついていけないというか、卒業する層が多いイメージ 俺じゃん でも10はやったんでしょ やれって言われて半笑いでやって、キャプ翼みたいなのをやった 6人のメインキャラクター 主人公格のいつでもシリアス姉さん 光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士というコピーが凄すぎて驚いていたが、プレイし終えたら全然そんな設定じゃなかったと気づく。雑誌紹介時に勝手につけられたコピーらしい 熱血バカあんちゃん 不思議ちゃん 親の仇討ちに燃える少年 子持ちのアフロ黒人おっさん 威勢のいい姐御 基本的には若いキャラたちが葛藤するドラマ 話の展開にどうしてもついていきづらい そこに黒人アフロのおっさんが居ることで、30過ぎのプレイヤーとしては自分の視点を託すことができて助かったと感じる 絶望を乗り越え前に進んでいくドラマ展開はどうしても若さで前のめりになってしまうのだけれど、おっさんキャラが「おいおい、オトウチャンには辛いぜ」みたいな感じで水を挿してくれる 10代20代のプレイヤーならメインの理想に燃えるキャラ視点だろうし、おっさん視点からはそういう若さを横で見つめてアツいなあとジーンとしたり いろんな世代向けに自分の立ち位置があるキャラが配されている感じがちゃんとしてる キャラクターの掛け合い 6人居るんだけど、本編半分くらいまでは二人ずつのパーティーに分かれて道中を進んでいく 性能の違うキャラを使い分けていくシステムのチュートリアル的でもあるし、二人ずつに絞ってキャラクタードラマを掘り下げていくところでもある おっさんキャラの相方は不思議ちゃんの女の子で、だいぶ接待感がある 6人全員揃ってからがプレイヤーに自由が与えられる本番。6人から3人選んで初めて好きにパーティー編成したり、少し開けたフィールドに出たり 黒澤明『七人の侍』 志村喬演じる勘兵衛をリーダーに、それに付き従うイエスマンや、孤高の剣士、農民とのハーフ、そして新米の若侍などが組織関係を作っていく 若侍は未熟で足手まといということをみんな分かっているが、それ故にこいつだけは死なせないようにしようという目標が組織に生まれる FF13でも親が死んでしまった少年がその責任の所在を熱血あんちゃんに求めて仇討ちのように付け狙うという時代劇的な後ろ暗い理由でパーティーに加わるが、なんやかんやあって葛藤を乗り越えて成長した後はチームの精神的な原動力となっていく 世界設定はともかく人間ドラマの組み立ては上手く出来てる感じ バカにしがちだからちゃんと評価したかった もともと期待してたのが画期的なゲームシステムとかやり込みとかでは無くてドラマ部分だったので、一本道のほうが迷わなくてラク でもカットシーンを見るだけでは全然深みは生まれない 一本道で配置された敵と強制的に戦わされていくことで、時間をかけた道中の積み重ねがあるからこそドラマの重みが出てくる どっちかっていうと『The Last of Us』に近いと感じた 一本道って要はアドベンチャーだし 配置されている敵を乗り越えて、カットシーンがあって、ドラマが生まれて、という繰り返し ストーリーがそれだけ楽しめるものであれば ストーリー自体についてネタバレ メインターゲットな10代の人たちにとって、ちゃんと主題が理解されてるのか まず世界設定から説明すると、地球みたいな大地の上にラピュタみたいな空中に浮かぶ球体(コクーンと呼ばれる)があって、人類はその球の内側をスペース・コロニーみたいにして生活している コクーンと下界では昔戦争があったので、人々は下界を地獄のようなものだと恐れている で、結末から言えば人類が繭である天上コクーン世界を破り出て、下界の大地に降り立つ話 ナウシカとかウテナとか古事記に近い でもクリスタルがどうのとか呪いがどうのとかそういう要素の話が強いから、結局どんな話だったかという部分が納得して理解されているのかどう
第37回 年末スペシャル。ステルス強盗ゲームMonacoの話
第36回 2013年を振り返るトーク。飴も戦車も引退します
第35回 本編前雑談トーク。ディズニー映画『Frozen』激プッシュのめぐみさんが語るアニメ話
第34回 Cookie Clicker、rain、WoTなどの話
第33回 Mount&Blade2 製作発表一周年&待望の続報公開記念トーク!
第32回 アメリカ滞在総括編 その2 全般的に振り返る
第31回 アメリカ滞在総括編 その1 サーカスの話
第30回 アメリカの西の端の灯台から『The Last of Us』をネタバレで語り尽くす、音楽性の原点に立ち返ったiandme
第29回 ピクサー・アニメーション・スタジオに行ってきました
第28回 ロサンゼルスからディズニー大好きおじさんを迎える回
第27回 カリフォルニアの州都サクラメントからパシフィック・リムを語る歴史大好きキャスト
第26回 アメリカ西海岸の遊園地からお送りする、西洋カーニバルと東洋縁日文化
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