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にしやんの心筋梗塞克服日記!〜ニシキン
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脳には無意識系で考えるシステム1と意識系で考えるシステム2があるのだそうです。
無意識で動く場合の多い脳ですが、例えばクイズで挙手やボタンを押す行為、これは脳の判断と動く命令の前に腕が動こうとすることが先行するそうです。
なので人は否定行為ができない、と言われています。
でも考えて判断し、ボタンを押す行為を止まらせることはできるそう。こう考えるほうが行動経済学は理解しやすいそうです。
バイアスは思い込み、偏り、一方向に向かう力、などど役されて正常性・認知・生存バイアスなどいろんなところで使われます。
薬の治験ではこの偏りが出ないように工夫されています。
ダイエット番組を見た翌日に、バナナが売り切れたり、トマトが売れたり、するのはこのバイアスとヒュヒューリスティックのせいなのです。
認知するのに優しいことを認知容易性と言いますが、読みやすい本、絵本、デジタル情報などは認知容易性にアタいります。
難しい専門書を脳を駆使して読むと頭に残ります、これを認知負担と言いますが、頭に残らない認知容易性の物事と、頭に残る認知負担のあるもの、成功したければどちらを選ぶべきか、言わずもがなですね
ヒューリスティックが脳の直感的・本能的・瞬間的判断であるのに対して、事前に経験したことが次の判断や反応に影響を与えることをプライミングと言います。
人の脳はエネルギーを浪費しないために直感的に本能的に物事を判断し反応する、そしてそれは間違いであったり、後悔するような行為のことが多い、とお伝えしておりますがこの行為のことをヒューリスティックと呼びます。
これは自動的に起こる行為なので、意識して反応しないようにしようとしても無駄なのです。情報が入ってくればそれに反応するのが人間、しかも間違いが多い、となるとネット社会となり情報量の多い今の世界は人をダメにしている、ということにもなります。
人の脳はエネルギーをあまり使わないように瞬時に物事を考え判断し決定し振る舞う、ようになっているので間違いや後悔をする振る舞いが多く、これを学問として説明しているのが行動経済学なので難しくないのですけど、皆さんはプライドがあるのでこれを受け入れ難いようです。なので行動経済学が難しく感じるし、普及していないのでしょう
人間も野生動物ですから、身の危険を感じない安心・安全な状況に身をおくと警戒心と緊張感が緩み間違った行動をしやすいです。
お酒に酔った人が勢いで「今日は奢るぞ!」なんでいう振る舞いが典型的な例ですね。
脳は非常にエネルギーを要する器官なので、なるべく小燃費で動きたいわけです。なので短絡的の方がいいわけです。
人間は元々野生動物でした、野生動物は理論的にああだこうだと考えていると命が危険に晒されるので思考回路が短絡的なわけです。人間にもその面が多々残っており、その面が今の現代文明社会にそぐわないということです。
固定観念、というかイメージというかそれをもとに深く考えることなしに短絡的に結論を出す修正が私たちの脳にはあります。これを行動経済学では基準値の無視、と言います
メカニズムというと機械的なイメージで金属部品などを思いつく人が多いでしょうが、骨と筋肉を動かすために脳が意思決定をして電気信号を出すことを考えると人も立派なメカニズムです。それが価値観と判断でどう振る舞うのか行動経済学を通して学びたいと思います。
世の中のお金の流れを決めているのは人の振る舞いなので、人がどのような場面でどのように振る舞うかを理解しないと経済は分かりません。
それを説明できるのが行動経済学です。これを理解すると90%以上の人がダイエットを成功できないのが分かります。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し、
自分の都合のいいように解釈をしては痛い思いをすることがあります。
行動経済学では人は合理的に振る舞うことがない場面がある、と言っているだけで非合理的に振る舞うのが人間とは言ってないし、私はタンパク質なら死ぬほど食べていいとは言ってないのです、都合のいいように解釈をする、これが人のサガでしょうね。
映画を見てその制作者について考える人は少ないと思いますが、その制作者が何を言わんとしてるかはその人の形と性格が分かればより理解が深まります。人柄を理解することは大事
行動経済学はカーネマンとトゥヴェルスキーとの出会いが誕生のきっかけで、それにセイラーが加わったとのことです。
発見や発明とは違いますが、私の人との出会いで人生が大きく変わりました。そのような経験はありますか?
もしミスワールドの美人投票が景品付き投票だったら・・・
最も美人を選んだ人に豪華景品とかお金が来るとしたら、、みなさんが最も選びそうな人は誰だろう、と言う選び方になりますよね?
それだけを考えても人は合理的には動かないのです。
よく自分の信じる理論を正当化するために他を批判する人がいます。
これは経済・金融の世界でもあるし、リハビリ・運動・政治・ダイエットさまざまな世界で見られることです。
目的が一緒ならば他を批判する必要はなく自分の結果を実績を残せばいいだけなのに
株式売買はその企業の今の価値と未来の価値を反映しているそうな。でも、感情で株式を売買するケースがある限りそれは真実とは言えない。
同じスマホでも有名企業と無名企業のそれとでは価値と信頼度は違うし、ましてRIZAPと私とではやっていることは同じでも明らかに企業の方が強い。
本当の価値が反映されることはあるのであろうか?
自論をしっかりと持っている人ほど考えを変えにくく、今まで考えたこともないような理論を聞くと拒絶反応を示し、頑なに自論を押し通す傾向にあると思います。
だからと言って勉強もせず持論もない人が、吸収力が高く前向きなのかと言ったらそうでもない。
行動経済学の言う現状維持バイアスは自分を変えたくない、と言うことなのです。
金融というと為替や株でお金のやり取り、つまり投資をしてお金を儲けるイメージがあります。
儲けることを理論として成立しようとさせたのが金融工学ですけど、膨大な計算をしてくれるコンピューターの普及でこの学問が生まれました。でも理論通りにお金儲けができるとすれば経済は破綻するはずです。そうならないのは人間が感情の生き物だから。
ダイエットもわかっているのにできないのは同じ理由からです。
パソコンとインターネットが普及することで世の中が大きく変わりました。経済学の世界もそうで、人の心理を考えていた経済学がPCの普及により数学化してしまい、今の合理性を求める学問になってしまったと言われています。
なので、行動経済学は経済学を本来の姿に戻そうとしている学問なのでしょう、私の栄養指導もホモサピエンスの歴史の原点回帰に近い食生活を、と言っているので背景は似ています




