黒木純 1978年宮崎県出身。実家は宮崎県内屈指の割烹「此のみち」。18歳で上京し、 日本最高峰の割烹「京味」などで修行を重ねる。独立後「くろぎ」を東京、湯島に 構える。昼夜とも予約は数ヶ月先でもままならぬ人気店となっている。 テレビ番組「料理の鉄人」では、2代目の和の鉄人として活躍。 著書多数。最新刊はKADOKAWA刊『くろぎのおかず』。
東山彰良 1968年、台湾生まれ。5歳まで台北で過ごした後、9歳の時日本に移る。 福岡県在住。2002年「タード・オン・ザ・ラン」で第1回『このミステリーがすごい!』 大賞銀賞、読者賞を受賞。2003年同作を改題した『逃亡作法 - TURD ON THE RUN』 でデビュー。2009年『路傍』で第11回大藪春彦賞を受賞。著書多数。 最新刊は第153回直木賞受賞、講談社刊『流』。
早川いくを 1965年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 広告制作会社、出版社勤務を経て独立。「へんないきもの」シリーズが累計55万部の ベストセラーとなり本格的な作家活動に入る。著書多数。 最新刊はエクスナレッジ『へんな生きもの へんな生きざま』。
恐竜くん 6歳のときに恐竜に魅せられ、16歳で単身カナダに留学。恐竜の研究が盛んな アルバータ大学で古生物学を中心に多くのサイエンスを学び、 卒業後「恐竜くん」としての活動を開始。全国各地で、子どもから大人まで 楽しめるトークショーや体験教室の開催、恐竜展の企画や監修、執筆、 イラスト制作まで幅広く手がける。 著書に幻冬舎『知識ゼロからの恐竜入門』がある。
中条省平 1954年、神奈川県生まれ。学習院大学フランス語圏文化学科教授。 パリ大学文学博士。84年から88年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。 88年、東京大学大学院博士課程単位取得退学、2003年から2007年、 朝日新聞書評委員、2009年より手塚治虫文化賞選考委員を務める。著書多数。 最新刊は『マンガの論点 21世紀日本の深層を読む』。
森村誠一 1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒業。ホテルマンを経て、作家となる。 69年、『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で 第26回推理作家協会賞を受賞。2003年に第7回に本ミステリー文学大賞を受賞。 2011年、『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞。また『人間の証明』 『野生の証明』は映画化もされ大ヒットを記録した。ミステリーを中心に歴史小説、 ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。 最新刊は光文社刊『戦場の聖歌<カンカータ>』。
澤地久枝 ノンフィクション作家。1930年東京生まれ。49年中央公論社に入社。 63年「婦人公論」編集部次長を最後に退社。以降、ノンフィクション作家として昭和を見つめ、戦争や国家に対して果敢な発言を続けている。86年菊池寛賞、2008年朝日賞を受賞。著書多数。 最新刊は集英社新書『14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還』
上野誠 1960年、福岡県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程 後期単位取得満期退学。文学博士。現在、奈良大学文学部教授。 国際日本文化研究センター研究部客員教授。万葉文化論を専攻。 第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞受賞。 著書多数。最新刊は幻冬舎『さりげなく思いやりが伝わる大和言葉 常識として知っておきたい美しい日本語』。
舘野泉 1936年東京生まれ。1960年東京藝術大学を首席で卒業。 1964年よりフィンランド、ヘルシンキ在住。 1968年、メシアンピアノコンクールで第2位。2002年脳溢血で 右半身不随となるも、2004年、「左手のピアニスト」として復帰。 その後も左手の文庫を主宰し、多くの作曲家に左手の為の新しいピアノ作品を委嘱し、 リサイタルで発表し続けている。最新CDは「サムライ/海鳴り」、 また最新刊は集英社『命の響 左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉』。
中村征夫 1945年秋田県潟上市生まれ。19歳のとき神奈川県真鶴岬で水中写真を撮る ダイバーに出会い、独学で水中写真を始め、31歳でフリーランスとなる。 1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、 以降ライフワークとして取り組む。数々の報道の現場を体験し新聞で スクープをとるなど「海の報道写真家」として活躍。海の魅力や海を巡る人々の営みを 伝えている。第13回木村伊兵衛写真賞、第28回講談社出版文化写真賞、 第26回土門拳賞、2007年度日本写真協会年度賞などを受賞。 最新刊は新日本出版社刊『海風』、そして『波音』。
鴻巣友季子 東京生まれ。お茶の水女子大学修士課程在学中より翻訳・文筆活動を開始。 JMクッツェー、トマス・H・クック、ヴァージニア・ウルフなどの翻訳を手がける。 またエミリー・ブロンテ、『嵐が丘』の新訳が注目を集める。 マーガレット・ミッチェル著、鴻巣友季子新訳による『風と共に去りぬ』全5巻が 新潮文庫から出版。
東儀秀樹 1959年東京生まれ。奈良時代から1300年にわたり雅楽を世襲してきた 東儀家に生まれる。幼少期を海外で過ごし、クラシック、ロック、ジャズなど 幅広い音楽ジャンルに接する。帰国して高校を卒業後、宮内庁楽部に入り、 宮中儀式や皇居での雅楽演奏会、海外での公演に参加。96年宮内庁を退職。 同年『東儀秀樹』でアルバムデュー。古典の継承のかたわら、雅楽器と現代音楽を 融合させた独自の音楽活動を展開する。最新アルバムは『日本の歌』。 最新刊は講談社刊『東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由』。
中森明夫 作家、アイドル評論家。三重県生まれ。1980年代から多彩なメディアで活躍する。 著書に『アイドルにっぽん』『東京トンガリキッズ』『午前32時の能年玲奈』等、 共著に『AKB48白熱論争』等がある。小説『アナーキー・イン・ザ・JP』が 三島由紀夫賞候補となる。最新刊は新潮新書『寂しさの力』。
堤未果 東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。 国連婦人開発基金、アムネスティインターナショナルニューヨーク支局員を経て、 アメリカ野村証券に勤務中、9.11同時多発テロに遭遇。 以後、ジャーナリストとして各種メディアで発言、執筆、講演活動を続ける。 著書多数。最新刊は集英社新書『沈み行く大国アメリカ』の姉妹編、『沈み行く大国アメリカ<逃げ切れ!日本の医療>』。
山崎ナオコーラ 1978年、福岡県生まれ。國學院大學文学部日本文学科卒業。2004年、 『人のセックスを笑うな』で第41回文芸賞を受賞。『浮き世でランチ』 『ニキの屈辱』『論理と感性は相反しない』『昼田とハッコウ』 『この世は二人組では出来上がらない』など著書多数。 最新刊は講談社『可愛い世の中』。