2003年 29分 技術立国のリーダーたち 社会のニーズに応える技術開発とは?ビジネスにつながる研究とは?研究者のマネジメントは?企業の技術リー ダーへのインタビューを中心に、注目の新技術も紹介し、社会と科学技術の関わりをビジネスという切り口で展望します。今回は重電メーカー富士電機(株)の常務、原嶋さんに技術リーダーの役割や、マネジメントについて聞きます。燃料電池(リン酸形と固体高分子形)、フィルム状太陽電池、有機ELの研究について取材。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 原嶋 孝一 富士電機(株)常務 技術企画室長 千田 仁人 富士電機(株) 事業開発室 燃料電池部 技術開発課 主務 高野 章弘(株)富士電機総合研究所 太陽電池開発部開発設計課長 木村 浩 (株)富士電機総合研究所 有機EL開発部デバイス開発課長 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 富士電機(株)常務 技術企画室長
2003年 29分 技術立国のリーダーたち 研究開発成果をどうビジネスに育てるか?企業の研究開発リーダーのビジョンと取り組みを取材するシリーズ。(株)東芝の研究開発センターを取材。長期的な研究や既存事業に当てはまらない新技術を開発しています。所長の有信睦弘さんに、優れた研究者を育てる取り組みなどをインタビュー。注目の研究として、ノートパソコンの電源として持ち歩ける小型燃料電池、固体素子を使った量子コンピュータの研究を紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 有信 睦弘(ありのぶむつひろ) (株)東芝 執行役常務 研究開発センター 所長 宮本 浩久 (株)東芝 研究開発センター 給電材料・デバイスラボラトリー 主任研究員 市村 厚一 (株)東芝 研究開発センター 新機能材料・デバイスラボラトリー 主任研究員 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) (株)東芝 執行役常務 研究開発センター 所長
2003年 29分 技術立国のリーダーたち 研究開発成果をどうビジネスに育てるか?企業の研究開発リーダーのビジョンと取り組みを取材するシリーズ。富士写真フイルム(株)取締役、加藤久豊さんは、医療診断のためのX線画像をデジタル化するシステムを開発してきました。開発の苦労や思い出、現在の最新技術について聞きます。他に、高速で美しく写真をプリントするデジタルミニラボ、自動で最適な画像処理をするソフトの開発を紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 加藤久豊(かとうひさとよ) 富士写真フイルム(株) 取締役 常務執行役員 宮台技術開発センター所長 森田直之 富士写真フイルム(株) 宮台技術開発センター 主任研究員 安田裕昭 富士写真フイルム(株) 宮台技術開発センター 主任研究員 中島延淑 富士写真フイルム(株) 宮台技術開発センター 主任研究員 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 富士写真フイルム(株) 取締役 常務執行役員 宮台技術開発センター所長
2003年 29分 技術立国のリーダーたち 社会のニーズに応える技術開発とは?ビジネスにつながる研究とは?研究者のマネジメントは?企業の技術リー ダーへのインタビューを中心に、注目の新技術も紹介し、社会と科学技術の関わりをビジネスという切り口で展望します。今回は重電、産業メカトロニクス、情報通信、電子デバイス、家庭電器など幅広い商品を扱う総合電機メーカの三菱電機?。上席常務執行役 開発本部長 尾形仁士さんに自社技術の特徴や独自のIPベース経営、インセンティブについて聞きます。ソーラーバード、準天頂衛星、水処理、MPEG21の研究について取材。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 尾形 仁士 三菱電機? 上席常務執行役 開発本部長 小西 善彦 三菱電機? 情報技術総合研究所 アンテナ技術部 工学博士 廣辻 淳二 三菱電機? 先端技術総合研究所 環境システム技術部 工学博士 加藤 嘉明 三菱電機? 情報技術総合研究所 マルチメディア符号化伝送技術部 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 三菱電機? 上席常務執行役 開発本部長
2003年 29分 技術立国のリーダーたち 研究開発成果をどうビジネスに育てるか?企業の研究開発リーダーのビジョンと取り組みを取材するシリーズ。田中耕一さんのノーベル賞受賞で注目を集める(株)島津製作所。常務取締役の川辺泰嗣さんに研究開発の方向性や取り組みについて聞きます。注目の研究として、ミクロン単位の微細部品も見ることができるマイクロフォーカスX線非破壊検査と、国産1号機の開発に成功した、PET~ポジトロン画像診断装置を紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 川辺 泰嗣 (株)島津製作所 常務取締役 亀川 正之 (株)島津製作所 分析計測事業部 NDIビジネスユニット 課長 天野 昌治 (株)島津製作所 医用機器事業部 技術部 開発グループ 主任技師 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) (株)島津製作所 常務取締役
2002年 29分 技術立国のリーダーたち 東京ガスのフロンティア研究所は、天然ガスを燃料として燃やす以外に、どのような利用法や可能性があるかを探るとともに、ガスにとらわれない新しいビジネスを生み出すことを目的とした研究所です。ここから生まれた新ビジネスとして、炭素の安定同位体である13Cを天然ガスから取り出して利用する胃潰瘍の診断薬は、患者に苦痛のない診断法として新しい市場を開拓しています。その13Cの研究の中心であり、フロンティア研究所の所長でもある柴田さんに、現在力を入れている研究や、新しいテーマを見いだすためのマネジメントについてお聞きし ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 柴田邦彦 東京ガス(株) R&D本部 R&D企画部 フロンティア研究所 所長 伊藤あすか 東京ガス(株) R&D企画部 フロンティア研究所 主任研究員 堀内賢治 東京ガス(株) R&D企画部 フロンティア研究所 主幹研究員 川崎 達治 東京ガス(株) R&D企画部 フロンティア研究所 主任研究員 浦邊 安彦 東京ガス(株) R&D企画部 フロンティア研究所 研究員 篠澤 康彦 東京ガス(株) R&D企画部 フロンティア研究所 主任研究員 森 左知子 東京ガス(株) R&D企画部 フ
2002年 29分 技術立国のリーダーたち がいしの国内トップメーカー日本ガイシ?。セラミック技術を中心に据え、エネルギー、エコロジー,エレクトロニクス、と事業の領域を広げています。R&Dセンターのリーダーである専務取締役、水谷尚美さんに、日本ガイシならではの技術や、それをもとにした事業展開、技術者の処遇などについて聞きます。具体的な研究として、ゼオライト膜を使い任意の気体分子だけを取り出すことができる分子ふるい技術や、大容量の電気を充電できるNAS電池の心臓部であるβアルミナ管というセラミックの開発、電圧をかけると変形するセラミックを利用した大 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 水谷尚美(みずたにたかよし) 日本ガイシ(株) 専務取締役 R&Dセンター所管 富田俊弘 梶田雅晴 辻裕之 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 日本ガイシ(株) 専務取締役 R&Dセンター所管
2002年 29分 技術立国のリーダーたち ゼロエミッションアプローチをキーワードに、環境とエネルギーの事業化を展開する荏原製作所。流動床式とよばれる焼却炉では200基を超える実績を持ち、CO2問題やダイオキシン対策など、環境に配慮したごみ処理に関する数多くの技術開発を行っています。ごみを再利用可能な資源としてとらえ、ごみのガス化による循環型技術を完成させたのが大下さんです。開発のポイントや忘れられない思い出、開発のビジョンを聞きます。大下さんが中心となって開発してきた、廃プラスチックをガス化し、そのガスを原料にしてアンモニアを作るプラントや、発 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 大下 孝裕 ?荏原製作所 取締役 常務執行役員 環境エンジニアリング事業副本部長 兼 環境・エネルギー開発センター長 佐藤 隆夫 ?荏原製作所 環境エンジニアリング事業本部 環境プラント統括 プロジェクト室 課長 三好 敬久 ?荏原製作所 環境エンジニアリング事業本部 環境エネルギー開発センター 環境・エネルギー開発室 課長 成瀬克利 ?荏原製作所 環境エンジニアリング事業本部 環境エネルギー開発センター 環境・エネルギー開発室 主任 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ)
2002年 29分 技術立国のリーダーたち 発電所から屋内線まで、電気の供給にかかわる設備の設計・施工をおこなう関電工。専務取締役の内田さんは、「よりよいものをより安く」という顧客のニーズにこたえるべく、研究開発のスピードを加速させようとしています。現場の技術者から提案された研究テーマをいちはやく吸い上げ、形にしていく開発の体制などについて聞きます。具体的な技術としては、第4回国土技術開発賞を受賞した、環境にやさしく低コストな地下構造物の建設法「ゼロスペース工法」、高効率の照明システム、電気設備の最適化シミュレーション、電磁波レーダーを使った構造物内部調査システム「RCスキャナー」などを紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 内田 健(うちだ つよし) (株)関電工 専務取締役 井口 昌之 ?関電工 電力本部 工務部地中線土木チーム 副長 古屋 一彦 ?関電工 営業統轄本部 品質・工事管理部 副部長 技術管理チームリーダー 岩崎 寛行 ?関電工 営業統轄本部 品質・工事管理部 次長 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ)(株)関電工 専務取締役
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 注目の新技術や研究開発、それに携わる若手研究者なども紹介し、科学技術と社会の関係を多面的に描きます。世界3大タイヤメーカーの一社,ブリヂストン。グローバル企業として勝ち残るためにどんな技術研究を行っているのか、常務執行役員であり、タイヤ開発の責任者である井上晧さんに聞く。タイヤを通じて車文化に貢献すること、タイヤのポテンシャルをもっと引き出すことなどがテーマ。タイヤの性能低下を抑える基礎技術、勝ち負けで研究の成果が問われるF1用タイヤ開発、パンクしても安全に走行できるランフラットタイヤ、ブレーキなどのメ ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 井上晧(あきら) ?ブリヂストン 常務執行役員 タイヤ開発担当 林一夫 ?ブリヂストン MSタイヤ開発部 瀬田英介 ?ブリヂストン タイヤ研究部 西川智久 ?ブリヂストン タイヤ開発第3本部 PSタイヤ開発第3部 先行開発第1ユニット ユニットリーダー 課長 堀内守 ?ブリヂストン 商品企画開発本部 モジュール&システム商品開発部 サスペンションモジュール性能設計・評価ユニット 課長補佐 ナレーター 川口宰曜子(さよこ) ?ブリヂストン 常務執行役員 タイヤ開発担当
技術立国のリーダーたち (9)味の素? 代表取締役専務 西山徹さん 2001年 29分 技術立国のリーダーたち 昆布のうまみ成分である「グルタミン酸」を大量生産し、万能調味料として商品化した味の素(株)。「グルタミン酸」は、蛋白質を構成する20種類のアミノ酸のうちのひとつで、アミノ酸についての技術や知見を長年蓄積してきました。意外と知られていませんが、味の素の輸液や栄養剤などのアミノ酸医薬は、世界でも高いシェアを占めています。そのアミノ酸を人々の健康にもっと役立てたい。「トータルヘルスケア」こそが今後のビジネスと技術のテーマであると専務、西山さんは言い切ります。西山さんは、どんな食品にでも入れられて、食べれば健康が保持できるような物質を探し出すために、健康基盤研究所を作りました。それは第二の味の素として、今後のビジネスを担う物として期待されています。西山さんのアミノ酸とトータルヘルスケア事業に賭けるビジョンを聞きます。アミノ酸医薬の臨床データを分析する技術者、健康基盤研究所で人間のバイタリティを高める物質を探索する研究者にもインタビューします。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 西山徹(にしやまとおる) 味の素(株) 代表取締役専務 坂内慎(ばんないまこと) 味の素(株) 健康基盤研究所 梅澤努(うめざわつとむ) 味の素ファルマ(株) 消化器グループ 担当課長 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 味の素(株) 代表取締役専務
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 松下電器産業?の先端技術研究所は、松下電器の新しいビジネスを創造するための研究や、現在の事業をさらに発展させるための研究を行うのが目的です。「ナノテクノロジー」「モバイルネットワーク」「ヒューマンウェア」という大きく3つのテーマで、研究を進めています。その所長である江田和生さんに、研究所の戦略、現在の取り組み、注目の研究、研究者のマネジメントなどについて聞きます。また、生物の仕組みを利用してナノサイズの電子デバイスを作る研究に取り組む研究者も取材。タンパク質の形を遺伝子操作によりコントロールし、その内部に無機材料を取り込むことで、約5ナノメートルという超小型の素子をつくり、タンパク質の自己組織能によって素子をシリコン基板上にきれいに並べることに成功しています。この独創的な研究は、日本のナノテクノロジー分野、産業界に夢を与えるものとして期待されています。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 江田和生(えだかずお) 松下電器産業? 先端技術研究所所長 山下一郎(やましたいちろう) 松下電器産業? 先端技術研究所主席研究員 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 松下電器産業? 先端技術研究所所長
2002年 29分 技術立国のリーダーたち 一世紀の歴史を持つ住友電気工業?は、電線、光ファイバー、光通信機器、自動車部品など様々な製品を手がけている。代表取締役専務の?島さんは、自社の研究開発の哲学を、社会に正しく貢献する技術を常に追い求めていることだと言います。その哲学はどのように実践されているのでしょう?研究者のマネジメントや、技術開発ビジョンを聞きます。具体的な技術としては、大阪市にあるエネルギー環境技術研究所を取材。高電圧で岩などを破砕するプラズマ破砕技術、電気抵抗ゼロでの送電を可能にする高温超電導ケーブル、大容量の蓄電池であるレドックスフロー電池について、どんな技術なのか、開発のポイントなどを紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 ?島秀行 住友電気工業? 代表取締役専務 畑良輔 住友電気工業? 支配人 エネルギー環境技術研究所統轄 増田孝人 住友電気工業? エネルギー環境技術研究所 エネルギー機器研究部 主任研究員 岡崎徹 住友電気工業? エネルギー環境技術研究所 エネルギー機器研究部 主席 Ph. D. 重松敏夫 住友電気工業? 電力貯蔵システム事業部 技術部 主席 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 住友電気工業? 代表取締役専務
2001年 29分 技術立国のリーダーたち パイオニア?の総合研究所長の相澤さんは、どれだけ研究費を使ってどれだけ利益を生むか、研究にも経営の視点が必要だと考え、研究分野を横断した「横串活動」など、マネジメントに力を入れています。これまでにないものを創るという社風と、光をテーマにした技術開発により、大容量の記録が出来るブルーレーザーを用いたディスクレコーダーや、服に張り付けることも可能な有機EL(フィルムのように薄い自発光ディスプレイ)などが形になってきています。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 相澤宏紀(あいざわこうき) パイオニア? 執行役員 研究開発本部次長兼総合研究所長 高橋一雄 パイオニア? 総合研究所 ディスクシステム開発グループ第三開発室 三宅貴子 パイオニア? 総合研究所 デバイス開発グループ第二開発室 川口宰曜子(かわぐちさよこ) ナレーター パイオニア? 執行役員 研究開発本部次長兼総合研究所長
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 今回は、日本の経済活動の中心、首都圏に安定した電力を供給する東京電力。今、電力自由化を受け、お客から選ばれるための魅力ある技術開発が重要な課題になっています。その一つが、NAS電池という蓄電池の商品化です。他にも、PCBを無毒化する化学抽出法、地球温暖化問題に対応した森林のCO2吸収の研究、マイクロガスタービンの排熱を効率的に利用する小型のコジェネシステムなど、注目の研究を紹介。時代に対応し、変化しようとしている東京電力の方向性を、取締役、岩科季治さんに聞きます。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 岩科季治さん 東京電力? 取締役 技術開発本部 副本部長 兵藤守さん 東京電力? エネルギー・環境研究所 電力貯蔵グループ 堂元拓哉さん 東京電力? エネルギー・環境研究所 石炭・新燃料グループ 平野篤さん 東京電力? エネルギー・環境研究所 省エネ・環境技術グループ 伊藤智也さん 東京電力? エネルギー・環境研究所 分散型発電技術グループ 川口宰曜子(ナレーター) 東京電力? 取締役 技術開発本部 副本部長
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 世界有数の総合化学メーカー「三菱化学」。石油化学からライフサイエンスまで、実にさまざまなマテリアルを製造しています。しかし、世界の中で競争に勝つ企業となるには、会社の規模ではなく、どこにもない技術でより良いもの、付加価値の高いものを安く供給することが求められます。そのための改革を進める、専務取締役、浅野応孝さん。「収益とスピード」をテーマにした、組織変更、社員の意識改革、ベンチャー立ち上げなど、その取り組みについてインタビューします。また、改革のために最高技術責任者として招聘されたステファノポーラス教授(マサチューセッツ工科大学)にも、これからの研究開発や技術について聞きます。新薬ターゲットの情報や化合物を販売するベンチャーの研究者や、三菱化学で研究者の手本とされる「チーフ・サイエンティスト」に選ばれた研究者にも取材します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 浅野応孝 三菱化学? 専務取締役 ジョージ・ステファノポーラス 三菱化学? CTO常務執行役員 杉尾成俊 ゾイジーン? 研究開発センター構造解析Bグループ、グループマネージャー 村山徹郎 三菱化学? チーフサイエンティスト 有機エレクトロニクス研究所 島英津夫(ナレーター) 青ニプロダクション 三菱化学? 専務取締役
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 世界企業IBMの日本法人、日本アイ・ビー・エム(株)が、世界に向けて開発・発売したノートパソコン「ThinkPad」。その生みの親とも言える人物が、32万人のIBM社員中52人しかいない最高の技術専門家「IBMフェロー」である内藤在正さんです。内藤さんは「持ち運んで使うこと」に第一の価値をおいて開発し、丈夫で使い勝手のよいノートパソコンとは何かを追求してきました。使う人のニーズに合う製品をどのように作り出すのか?その秘訣、開発の苦労、ビジョンなどをお聞きします。内藤さんの考えを具体化する開発現場では「より小さくより高性能」を実現するために努力する基盤設計者、技術とお客のニーズを合わせた最適な商品仕様を企画する技術者など、若手技術者の考え方を紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 内藤在正(ないとうありまさ) 日本アイ・ビー・エム(株) ポータブル・システムズ担当 IBMフェロー 理事 加藤敬幸(かとうたかゆき) 日本アイ・ビー・エム(株) ポータブル・システムズ 第一ポータブル製品 岩川晃久(いわかわあきひさ) 日本アイ・ビー・エム(株) ポータブル・システムズ 技術企画 ナレーター 川口宰曜子(かわぐちさよこ) 日本アイ・ビー・エム(株) ポータブル・システムズ担当 IBMフェロー 理事
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 注目の新技術や研究開発、それに携わる若手研究者なども紹介し、科学技術と社会の関係を多面的に描きます。ゼネコン大手5社のうちの一社、大林組。取締役で技術研究所の所長を務める表佑太郎さんにインタビュー。地震対策技術や、環境改善技術など時代のニーズにどのように取り組んでいるかを聞きます。注目の技術として、全自動ビル建設システムや、可変形状トラスによる可動建築物の研究を紹介。その研究を行う若手研究者にも話を聞きます。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 表 佑太郎 株式会社大林組 取締役 技術研究所長 栗田康平 株式会社大林組 技術研究所 建築生産システム研究室 川口宰曜子(ナレーター) 株式会社大林組 取締役 技術研究所長
2001年 29分 技術立国のリーダーたち 発酵技術でのリーディングカンパニー、協和発酵。医薬、化学品、酒類、食品、バイオケミカルという5つの事業分野を持つ。6年前、社長に就任した平田正さんは根っからの研究者で、10年前に開発した薬は、海外に技術輸出され世界中で販売されています。昨年、医薬事業をコアとし、ガンとアレルギーをターゲットに抗体医薬という分野で成長を目指しています。そうした事業の「選択と集中」を中心にお話を聞きます。バイオケミカル分野で、今後期待されている「糖鎖」の研究者へのインタビューや、青少年の理科離れを憂える平田さんが始めた「出前実験」なども紹介します。 ドキュメンタリー 人物 科学館/研究所 平田正 協和発酵工業? 取締役社長 遠藤徹夫 協和発酵工業?東京研究所 熊谷知乃 協和発酵工業? 東京研究所 島英津夫(ナレーター) 協和発酵工業? 取締役社長