電子ホログラフィとCGHシリーズ

ホログラフィは理論的に,正しい3D映像を表示することのできる唯一の方式であり,原理的には,ホログラフィによって映し出される3D映像を実物がある場合と区別することはできない。この電子ホログラフィについて、11回の講義にわたり学習する。

第10回 様々な立体表示技術

現在は両眼視差を利用した立体表示技術が主流であるが、3D疲労,3Dストレスの問題がある。

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14:53

第9回 レンダリング(2) 隠面処理

立体的な表現には隠面処理が必須であり,断層法,影伝搬法,ホログラフィックステレオグラムなどで実現できる。

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12:05

第11回 3次元表示装置と視覚特性

立体表示技術には様々な方式があるが,人間の立体視覚の生理的要因をすべて満たすのは,ホログラフィだけである。

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14:57

第7回 ホログラフィックステレオグラム

ホログラフィックステレオグラムは多数の画像から生成され、実物体のホログラムを創るのに適している。

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12:26

第8回 レンダリング(1) 物体の質感

物体の質感は,表面の反射特性によって決まり,点光源法,ポリゴン法とも反射特性を表す方法が提案され,利用されている。

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10:23

第2回 簡単なホログラフィの原理

ホログラフィでは,レーザー光線を用いて,ホログラムに物体からの光を干渉縞として記録する。ホログラムに光を当てることによって,物体からの光を再生する。原理的にはホログラフィによって映し出される3D映像を,実物がある場合と区別することはできない。

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13:17

第3回 電子ホログラフィと計算記号性ホログラム

電子ホログラフィは電子装置でホログラフィを実現し,動画の生成が可能となる。また,計算機合成ホログラムと組み合わせて,仮想の情景やサイエンティフィックビジュアライゼーションの表示が可能となる。

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13:51

第4回 フレネル-キルヒホッフの回折積分CGHの基本式

光の伝播はフレネル・キルヒホッフの回折積分で表され、近い領域ではフレネル回折,遠い領域ではフラウンフォーファー回折となる。

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12:02

第5回 ポリゴン法

物体モデルとして点光源法やポリゴン法がよく用いられる。物体光はフレネル回折を計算する方法,角スペクトル法などがある。

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10:07

第6回 点光源法

点光源法は,物体を点によって表現して物体光を計算する方法であり,点光源法,ポリゴン法ともに立体的な再生像が表示可能である。

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08:23

第1回 ホログラフィとは

現在の3D映像は,視差だけを使っており,3D疲労などの問題を抱えている。一方,ホログラフィは理論的に,正しい3D映像を表示することができる唯一の方式であり、原理的には,ホログラフィによって映し出される3D映像を,実物がある場合と区別することはできない。

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