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内科医たけおの『心身健康ラジオ』

内科医たけおの『心身健康ラジオ』
Author: 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
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© 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
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《毎朝5時30分生配信&5時50分更新!》
SNS総フォロワー62000名超の臨床17年目の現役医師&クリニック院長がお送りする番組です(^^)
この番組では、内科医たけおが診察室の裏側で、医療に関するちよっと役に立つ話をゆる〜く語ります😊
生配信では、公開生収録の他、皆様からのご質問やリクエストにお応えしています😄
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宜しくお願いします\(^o^)/
👇フルバージョンはStand.fmで配信中♪
https://stand.fm/channels/5f50dfa36a9e5b17f795785b
👇たけお内科クリニック からだと心の診療所(オンライン診療可)
https://www.body-mind-clinic.com/
👇各メディアへのリンクはこちら
https://linktr.ee/naikaitakeo
※配信する内容は個人の見解であり、所属機関や所属団体、学会などを代表するものではありません。
文字起こしはこちら
https://listen.style/p/naikaitakeo?jZN6Y38h
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腎不全患者のための緩和ケアガイダンス https://www.jspm.ne.jp/files/kidneyPCguide.pdf参考)【超速報】腎不全の緩和ケアガイダンス本日公開!! https://youtube.com/live/4UTJEmCr2gw?feature=shareこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が「腎不全患者のための緩和ケアガイドライン」の読み解き後編として、第3章「腎不全患者における緩和ケアの実践」と第4章「医療提供体制の構築」について解説しました。### **第3章:腎不全患者における緩和ケアの実践**この章では、腎不全患者が経験する様々な苦痛に対する具体的な緩和ケアの方法が解説されています。1. **コミュニケーションとアセスメントの重要性** 緩和ケアを始めるにあたり、まず患者との良好なコミュニケーションが不可欠です。その上で、アセスメントツール(IPOS-Renalなど)を用いて患者のニーズを正確に把握することが重要であると述べられています。2. **身体症状の緩和** 腎不全の症状は、末期になるまで現れにくい一方、出現すると急激に悪化することがあります。そのため、個々の患者に合わせたケアが求められます。 * **痛み**:腎機能が低下している患者へのオピオイド(医療用麻薬)の具体的な使い方など、専門的な内容が詳しく記載されています。 * **倦怠感**:薬物療法だけでなく、原因(貧血、栄養障害など)を探り、リハビリなどの非薬物療法やケアを組み合わせることが中心となります。 * **掻痒感(かゆみ)**:治療が難しい症状ですが、保湿などのスキンケアから専門的な薬物療法まで、段階的なアプローチが示されています。 * **その他**:睡眠障害、悪心・嘔吐、呼吸困難、むずむず脚症候群など、多様な症状への対応方法がステップごとに解説されています。3. **精神的・社会的な苦痛への対応** * **精神的苦痛**:抑うつ、不安、せん妄などに対するケアや、向精神薬の具体的な使用法についても触れられています。 * **鎮静**:他の方法では取り除けない苦痛に対して、鎮静(意識レベルを下げる処置)を行う際の適応、手順、薬剤などが詳細に示されています。 * **家族への支援とスピリチュアルケア**:患者本人だけでなく、家族への心理的支援や、人生の意味を問うようなスピリチュアルな苦痛へのケアも、緩和ケアの重要な要素として位置づけられています。### **第4章:医療提供体制の構築**効果的な緩和ケアを提供するための体制づくりについて述べられています。1. **多職種連携** 医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、栄養士などがチームを組み、それぞれの専門性を活かして患者を支える「多職種連携」が極めて重要です。2. **在宅での緩和ケア** 多くの患者が望む「家で過ごしたい」という希望を叶えるため、在宅での血液透析や腹膜透析を含めた緩和ケアの体制を整えることの重要性が強調されています。このガイドラインは、腎不全患者が直面する身体的・精神的な苦痛に対して、医療者が体系的かつ具体的にアプローチするための重要な指針となるものです。
腎不全患者のための緩和ケアガイダンスhttps://www.jspm.ne.jp/files/kidneyPCguide.pdf参考)【超速報】腎不全の緩和ケアガイダンス本日公開!!https://youtube.com/live/4UTJEmCr2gw?feature=shareこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、新たに3学会合同で公開された「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」について解説します。このガイダンスは90ページ近い大作であるため、今回はその中から第1章「腎不全患者の臨床経過と腎代替療法の選択」と第2章「腎不全患者における緩和ケアに関する考え方」のエッセンスが紹介されました。第1章では、まず腎不全の基本的な特徴に触れられました。腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、慢性腎臓病(CKD)がかなり進行するまで自覚症状が現れにくい点が強調されます。eGFR(推算糸球体濾過量)で示される初期ステージ(G1, G2)ではほとんど症状がなく、症状が出始めた頃には病状が進んでいることが多いです。そのため、早期からの治療介入が重要となります。治療法としては、原疾患(糖尿病や高血圧など)の管理、生活指導、食事療法、薬物療法などが挙げられます。病状が進行した場合の「腎代替療法」には、血液透析、腹膜透析、腎移植の3つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在するため、患者の状態や生活に合わせて選択する必要があります。また、近年では腎代替療法を選択しない「保存的腎臓療法(CKM)」という考え方も紹介されました。さらに、腎不全患者が抱える苦痛は身体的なものだけでなく、精神的、社会的、スピリチュアルな苦痛を含む「全人的苦痛(トータルペイン)」として包括的に捉える緩和ケアの視点が重要であると述べられています。第2章では、緩和ケアの具体的な考え方が解説されました。緩和ケアは、いつでもどこでも誰でも提供できる「基本的な緩和ケア」と、専門家チームが介入する「専門的緩和ケア」に大別されます。腎不全の病状の経過は、がんのように予測しやすいものとは異なり、増悪と寛解を繰り返したり、徐々に機能が低下したりと多様です。そのため、終末期に限らず、診断された早い段階から緩和ケアの視点を取り入れることが重要だと指摘されています。緩和ケアは「エンド・オブ・ライフ・ケア(人生の最終段階のケア)」と同一視されがちですが、実際にはエンド・オブ・ライフ・ケアは緩和ケアの一部であり、より広い概念であることが強調されました。最後に、人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関する国のガイドラインや、透析医学会が提言する透析の開始・継続に関する意思決定プロセスにも触れ、患者の意思を尊重したケアの重要性が示唆されました。今回の放送では、腎不全患者に対する緩和ケアの基本的な考え方とアプローチが、新しいガイダンスに基づいて分かりやすく解説されました。話者は、より詳しい内容についてはガイダンス本文を参照するよう促しています。
Sofue, T., Nakai, S., Nakagawa, N., & Sakai, K. (2025). Differences in employment and lifestyle situations between kidney transplant recipients and patients on hemodialysis: a nationwide questionnaire survey in Japan. Clinical and Experimental Nephrology, 29, 1286–1293.https://www.researchgate.net/publication/390115146_Differences_in_employment_and_lifestyle_situations_between_kidney_transplant_recipients_and_patients_on_hemodialysis_a_nationwide_questionnaire_survey_in_Japanこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)話者:内科医たけお内科医たけお氏が「腎臓ウィーク」と題し、腎臓に関する興味深い最新論文を紹介しています。この論文は、日本腎臓学会の英文誌に掲載されたもので、「血液透析患者」と「腎移植患者」の就労状況や生活状況を比較した大規模研究です。この研究は、腎移植患者146名と血液透析患者約7,400名を対象に行われました。両者を比較した結果、いくつかの明確な違いが明らかになりました。まず患者背景として、年齢中央値は67歳と70歳で大差ありませんでしたが、65歳未満の割合は腎移植患者が約62%と、血液透析患者(約32%)の約2倍でした。これは、比較的若い患者が腎移植を選択する傾向を示しています。また、原疾患については、透析患者では糖尿病が約37%を占めるのに対し、腎移植患者では約5%と少なく、代わりに慢性糸球体腎炎が半数以上を占めており、両者の患者背景が大きく異なることが示されました。生活の質(QOL)に直結する就労率では、腎移植患者が41%であったのに対し、血液透析患者は28%と、腎移植患者の方が有意に高い結果となりました。特に65歳未満の男性に限定すると、腎移植患者の就労率は約82%に達し、血液透析患者の約52%を大きく上回りました。通院状況では、自力で通院できる割合は腎移植患者の方が高かった(約79% vs 約57%)一方で、片道1時間以上かけて通院する割合も腎移植患者の方が圧倒的に多く(約43% vs 約2%)、通院先の医療機関が大学病院などの大規模施設に集中している実態がうかがえます。災害時の対応については、血液透析患者の半数以上が「災害時の対応説明を受けた」と回答したのに対し、腎移植患者では2割程度にとどまりました。免疫抑制剤の継続が不可欠な腎移植患者への啓発が今後の課題であると指摘されています。たけお氏は、この研究の意義を高く評価しつつも、いくつかの限界点も挙げています。最も大きな点は、腎代替療法の一つである「腹膜透析」のデータが含まれていないことで、3つの治療法を比較することが重要だと述べています。また、腎移植患者のアンケート回収率が低く、選択バイアスが生じている可能性も指摘しました。結論として、この研究は腎移植と血液透析という二つの治療法における患者の生活実態の違いをデータで示した非常に貴重なものであり、今後の治療選択を考える上で重要な情報を提供するものと言えます。
AMEDプレスリリース慢性便秘治療薬ルビプロストンの腎保護作用を世界で初めて臨床試験で確認―腸内細菌叢の改善でミトコンドリア機能が向上―https://www.amed.go.jp/news/release_20250901.html原著Lubiprostone in chronic kidney disease: Insights into mitochondrial function and polyamines from a randomized phase 2 clinical trialhttps://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adw3934この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、リスナーからのリクエストに基づき、医療ニュースを解説するラジオ配信です。今回は、自身も専門とする腎臓病に関する注目ニュースを取り上げました。### **テーマ:慢性便秘治療薬は腎臓病に効くのか?**今回解説されたのは、「慢性便秘治療薬のルビプロストン(商品名:アミティーザ)が、慢性腎臓病(CKD)の悪化を抑制する効果がある」という研究成果です。腎臓専門医であるたけお氏は、このニュースについて、最初に聞いた時は「虚構ニュースかと思った」と驚いたそうですが、実際にはしっかりとした研究であったと述べています。### **研究の概要とポイント**この研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて行われ、科学雑誌「Science Advances」に掲載されました。発表された主なポイントは以下の3つです。1. **世界初の確認**:ルビプロストンが、CKD患者の腎機能悪化を抑制することを、人を対象とした臨床試験で世界で初めて確認しました。2. **作用メカニズムの解明**:ルビプロストンが腸内細菌叢を変化させ、「スペルミジン」という物質の産生を促進。これにより、腎臓の細胞内にあるエネルギー工場「ミトコンドリア」の機能が改善されることが、腎臓保護効果につながると考えられました。3. **新たな治療戦略の可能性**:腸内環境に働きかけることで腎機能を守るという、新しい治療法の開発につながる可能性を示しました。研究は、9つの医療機関で118人のCKD患者を対象に行われた第2相臨床試験です。ルビプロストンを投与したグループでは、偽薬(プラセボ)を投与したグループと比較して、腎機能の指標であるeGFRの低下が、薬の量に応じて抑制されるという結果でした。### **専門家としての考察と注意点**たけお氏は、この結果に一定の期待を示しつつも、「ものすごく期待できるとまでは言えない」と慎重な見解を述べています。その大きな理由として、研究の「主要評価項目」との乖離を指摘しました。この研究では、本来最も重要な指標(主要評価項目)として、尿毒症物質である「インドキシル硫酸」の血中濃度が設定されていました。しかし、この数値はルビプロストンを投与しても変化しませんでした。一方で、腎機能低下の抑制効果は、副次的な指標(副次評価項目)として確認されたものです。これは、研究者が当初想定していた作用メカニズムとは異なる形で効果が現れた可能性を示唆しており、結果の解釈には注意が必要だということです。### **まとめと今後の展望**今回の研究は、まだ少人数の患者を対象とした初期段階の臨床試験です。理論的には理にかなっている部分もあるものの、この結果をもって直ちに「便秘薬が腎臓に効く」と結論づけることはできません。今後、より多くの患者を対象とした大規模な臨床試験で、同様の効果が再現されるかどうかが重要になります。たけお氏は、今後の研究の進展に期待しつつ、冷静に見守る姿勢が大切だと締めくくりました。
・新しい緩和ケア・不眠の正しい対処法・高価な骨粗しょう症の薬・多すぎることの弊害・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身のラジオ番組「心身健康ラジオ」の1週間(第1343回〜第1348回)の放送内容を振り返り、リスナーからのコメントに回答しました。**各放送の振り返りとコメントへの返信*** **先週の振り返りと訂正(第1343回)** ゲートキーパー、検査と食事、慢性腎臓病などをテーマとした放送を振り返りました。リスナーからは「検査と食事の回」が最も多く選ばれました。また、以前の放送で紀宝町の所在地を和歌山県とした誤りを、正しくは三重県であると訂正し、謝罪しました。* **新しい緩和ケア(第1344回)** 日本緩和医療学会関西支部学術大会の感想を述べました。がん以外の疾患への緩和ケアや、在宅医療関係者の参加も多く、非常に盛会だったと報告。リスナーからは、多様な職種が関わる緩和ケアの広がりを喜ぶコメントが寄せられました。* **不眠と睡眠薬(第1345回)** 不眠に対して安易に睡眠薬を使うことの問題点を指摘。リスナーからは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のCPAP治療で劇的に改善した体験談が寄せられ、話者もSASなど根本原因の検査の重要性を強調しました。また、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬についても、ベンゾジアゼピン系と同様に依存性のリスクがあるとの見解を示しました。* **骨粗鬆症の高価な治療(第1346回)** 「高価な骨粗鬆症の治療を信じていいか」という質問に回答。リスナー(質問者本人)から、イベニティなど複数の高価な注射薬を提示されたとの補足がありました。話者は、これらの薬は有効である一方、治療選択肢が増えたことでかえって治療方針が複雑になっている現状にも触れました。* **多すぎることの弊害(第1347回)** 情報や選択肢が多すぎることのデメリットについて考察しました。リスナーからは「医療者がSNSで発信する目的は何か」という質問が寄せられ、話者は「ビジネス、趣味、啓発、自己表現など目的は人それぞれで千差万別」と回答しました。* **医師YouTuberは存在しない?(第1348回)** 「医師YouTuberは医師ではない」という趣旨の共同通信の記事に言及。リスナーからの「第一報として流したのでは」という考察に対し、話者は「その第一報に意味があるのか」と疑問を呈しました。最後にリスナーからのたくさんのコメントに感謝を述べ、今週の放送へのコメント(宿題)も呼びかけ、「心身じゃんけん」で締めくくりました。
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・トランプさん、大丈夫⁉️・医師ユーチューバーは存在しないのか😥・医師の偏在にオンライン診療・腎臓の難病にミニ臓器・報道のあり方…https://note.com/naikaitakeo/n/n5b8f948cdae0この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、毎週木曜日に最新の医療ニュースを解説する「今週の興味津々医療ニュース」。今回は過去最多となる5つのトピックが取り上げられました。1. **トランプ氏の発言:鎮痛剤と自閉症の関連性** 最初のニュースは、トランプ氏が解熱鎮痛剤アセトアミノフェン(商品名:タイレノールなど)と自閉症の関連について注意喚起を行うと発表した件です。たけお氏は「虚構ニュースかと思った」と驚きを隠さず、科学的リテラシーのないトップがこのような発言をすることの危険性を指摘。この発表に対し、イギリスの保健省などが「医師を信頼すべき」と反論するなど波紋が広がっています。科学的に明らかになっている事実を蒸し返すような発言が社会に与える影響について、強い懸念を示しました。2. **AIで生成された「架空の医師YouTuber」** 次に、AIで作成された実在しない医師の動画がYouTubeに多数投稿されているというNHKのニュース。たけお氏は、今後さらに生成AIの精度が向上し、本物との見分けがつかなくなる時代が来ると予測。情報を受け取る側のリテラシーがますます重要になると警鐘を鳴らしました。ちなみに、医師が本物かどうかは、厚生労働省の「医師等資格確認検索」システムで(本名が分かれば)確認できることも紹介されました。3. **医師偏在是正のための遠隔診療導入** 3つ目は、医師が不足している地域や診療科の課題を解決するため、遠隔診療(オンライン診療)の導入が進められているというニュース。特に耳鼻咽喉科や眼科などで先行的なトライアルが始まっています。たけお氏は、オンライン診療には向き不向きがあるため、その特性を活かすことが重要だと解説。また、がん予防や緩和ケアへの応用も検討されていますが、対面診療との使い分けが課題になるとの見解を示しました。4. **iPS細胞による腎臓難病の治療薬候補発見** 続いて、iPS細胞から作ったミニ臓器(オルガノイド)を使い、腎臓の難病であるネフロン瘻に有効な薬の候補が発見されたという明るいニュースです。たけお氏はこれを「ビッグニュース」と評価。ただし、今回は特定の遺伝子変異を持つ希少な病気が対象であり、腎不全の主な原因である糖尿病性腎症などへの応用や、腎移植に代わる再生医療の本格的な実用化には、まだ時間が必要だという冷静な視点も示されました。5. **報道のあり方への疑問** 最後に、共同通信の「救急搬送後、適切処置なく死亡と病院側を提訴」という記事について。この記事は、詳細が全く不明なわずか3行の文章で報じられました。たけお氏は、これではニュースの価値が伝わらず、なぜこのような形で報じたのか、報道のあり方自体に疑問を感じたとコメントしました。
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)今回のテーマは「選択肢やアドバイスが多いことは良いことか?」という雑談。医療現場には、患者が考える以上に膨大な治療の選択肢が存在する。例えば骨粗しょう症の治療薬一つとっても、非常に多くの種類があり、どの薬を最初に使うかは医師によっても意見が分かれるほど難しい問題である。これは便秘薬、降圧薬、睡眠薬など他の多くの薬でも同様で、医師の経験や考え方といった「アート」の部分が選択に大きく影響する。このように医師によって見解が異なるため、患者が混乱するケースも少なくない。特に現代はネットで様々な医療情報にアクセスできるため、さらに複雑になっている。しかし、ネットの情報と主治医の意見が食い違う場合は、圧倒的に「目の前の主治医」の意見を信じるべきだと話者は強調する。なぜなら、ネットの情報は個々の患者の全体像を把握していない断片的なものであり、前提条件が異なれば導き出される結論も変わってしまうからだ。医師は、患者に伝えていない複雑な背景も含めて総合的に治療方針を判断している。また、複数の専門医にかかっている場合も、意見が食い違うことがある。この場合も基本的には、患者の全体像を把握している「かかりつけ医」の判断を重視すべきである。専門家は自身の専門分野に特化しているため、治療全体のバランスを見失う可能性があるからだ。結論として、医療の意思決定は非常に複雑であり、全体をマネジメントしてくれる総合診療医や家庭医のような「かかりつけ医」の存在が重要になる。しかし、そうした医師を見つけること自体が難しいという、日本の医療が抱える課題についても言及した。
《本日のご質問》60代の知人が先日骨折の後の内科の受診時に元々骨粗しょう症もある為か注射を薦められたそうですが1回15000円で理想はそれを毎月合計10回打つ治療があると聞いたそうですが、高価なだけにもし副作用等があったら。。とか効果はあるのか等話してくれました。本当にその様な治療法があるのか?ちゃんとした治療法なのか(アドバイスしてくれたのが内科の先生らしいので)お聞きできればと思います。この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお先生が、リスナーからの質問に答えるラジオ。今回のテーマは、骨粗鬆症の高額な治療に関する不安です。### 質問の概要知人(60代)が骨折後、内科で骨粗鬆症の治療を勧められました。その内容は「1回15,000円の注射を毎月、合計10回受ける」というもので、高額なため副作用や効果に不安を感じているそうです。内科医から提案されたこの治療は、本当に存在するのか、ちゃんとした治療なのか、というご質問です。### 内科医と骨粗鬆症治療まず、骨粗鬆症の治療を内科医が行うことについて、全く問題はありません。かつては整形外科の領域というイメージが強かったかもしれませんが、現在では患者数が非常に多いため、内科医も積極的に診療に関わっています。むしろ、内科医の方がより緻密に管理できる側面もあるため、「内科医からの提案だから」と心配する必要はありません。### 質問の治療法は「おそらく存在するちゃんとした治療」結論から言うと、ご質問にあるような高額で回数が限定されている注射治療は、近年の骨粗鬆症治療の選択肢として存在するため、「おそらく、ちゃんとした治療だろう」と推測されます。ただし、「1回15,000円、計10回」という情報に完全に合致する薬剤を特定することは困難でした。これは、自己負担割合や診療内容によって金額が変わるためです。しかし、骨粗鬆症治療には高額な薬剤があり、それらが提案された可能性は高いと考えられます。### 近年大きく進歩した骨粗鬆症治療骨粗鬆症の治療は、ここ10年で劇的に進化しました。2023年には治療ガイドラインが10年ぶりに改定され、新しい治療戦略が示されています。従来の治療は、骨が壊れるのを防ぐ「骨吸収抑制薬(例:ビスホスホネート製剤)」が中心でした。これに対し、近年では骨を新たに作る働きを強力に促進する「骨形成促進薬」という注射薬が登場し、特に骨折リスクが非常に高い患者さんに用いられています。これらの新しい薬は高い効果が期待できる一方で、治療費が高額になる傾向があります。### 治療選択で大切なこと骨粗鬆症の治療方針は、患者さん一人ひとりの状態によって大きく異なります。骨密度、年齢、そして何より「骨折した経験があるか」が重要な判断材料となります。一度骨折を経験した方は、次の骨折を起こすリスクが非常に高いため、より強力な治療が推奨されることが少なくありません。今回のご質問のケースも、骨折後の治療であることから、医師が効果の高い新しい注射薬を提案したと考えられます。しかし、治療は高額であり、経済的な負担は無視できません。また、どんな薬にも副作用のリスクは伴います。したがって、最も重要なのは、主治医と十分にコミュニケーションをとることです。* その治療によって、将来の骨折リスクがどの程度減らせるのか* 考えられる副作用は何か* 費用は総額でどれくらいになるのか* 他にどのような選択肢があるのかこれらの点について納得できるまで話し合い、ご自身が安心して継続できる治療法を選択することが大切です。治療費が高すぎて途中でやめてしまっては意味がありません。骨粗鬆症による骨折は、生活の質(QOL)を著しく低下させ、寝たきりの原因にもなる深刻な問題です。適切な治療を早期に始めることは非常に重要ですので、ぜひ主治医とよく相談してみてください。
チョイス@病気になったとき「不眠症・むずむず脚症候群 治療情報」https://www.nhk.jp/p/kenko-choice/ts/7JKJ2P6JVQ/episode/te/7M3NQMVM14/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、自身のイベント参加経験とNHKの番組『チョイス』の内容を元に「不眠症」について解説します。**【不眠症の現状とリスク】**たけお氏は、イベントで多くの人が睡眠に悩んでいることを再認識したと語ります。令和元年の調査では、20歳以上の約2割が何らかの不眠症状(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒)を抱えているとされています。不眠を放置すると、高血圧や糖尿病といった生活習慣病のほか、心筋梗塞や認知症のリスクも高まるため、軽視はできません。**【治療の第一歩は生活習慣の改善】**不眠治療において最も重要なのは、薬に頼る前の「生活習慣の改善」です。病院を受診すると睡眠薬が処方されがちですが、その前に試すべきことがあります。1. **睡眠日誌をつける** 不眠治療において「睡眠日誌なくして治療はできない」と言われるほど重要です。就寝時刻、起床時刻、睡眠の質などを記録することで、自身の睡眠パターンを客観的に把握できます。これにより、医師も正確な状態を理解しやすくなり、適切な治療方針を立てる助けとなります。記憶に頼らず記録することが大切です。2. **寝室のルール** 寝床で眠れないままモンモンと過ごすのは逆効果です。眠れない時は一度寝室を出るなど、「寝る時以外は寝室にいない」というルールを徹底することが推奨されます。3. **高齢者の注意点** 高齢になると長く眠る体力がなくなるため、無理に長時間寝ようとするとかえって不眠が悪化することがあります。国のガイドラインでも「寝床にいるのは8時間以内に」と推奨されています。**【睡眠薬の種類と特徴】**生活習慣を改善しても眠れない場合は、睡眠薬が選択肢となります。現在、主に3種類の薬が使われています。1. **GABA受容体作動薬(ベンゾジアゼピン系など)** 従来から使われている薬で切れ味は良いですが、依存性や耐性(薬が効きにくくなること)が問題となり、新規での使用は減少傾向にあります。2. **メラトニン受容体作動薬** 自然な眠りを促すホルモンに作用する薬で、依存性のリスクが低いのが特徴です。3. **オレキシン受容体拮抗薬** 脳を覚醒させる物質の働きを抑える新しいタイプの薬です。こちらも依存性が少なく、現在の主流となりつつあります。ただし、副作用として悪夢を見ることがあるため注意が必要です。**【不眠の裏に隠れた病気】**不眠の原因が、単なる不眠症ではなく別の病気である可能性も考慮すべきです。* **むずむず脚症候群** 脚に不快な感覚が生じて眠れなくなる病気で、特に透析患者に多く見られます。睡眠薬だけでは改善しないため、専門的な治療が必要です。* **睡眠時無呼吸症候群** 睡眠中に呼吸が止まることで眠りが浅くなります。この状態でベンゾジアゼピン系の睡眠薬を使用すると、症状が悪化する危険性があるため、不眠の原因を正確に見極めることが極めて重要です。たけお氏は、安易に睡眠薬に頼るのではなく、まずは生活習慣を見直し、不眠が続く場合は専門医に相談して、背景にある病気も含めて適切な診断と治療を受けることの重要性を強調しました。
・参加登録驚異の700人超え‼️・多職種・非がんネタ多し・楽しく学ぶことの大切さ・リーダーシップ論・緩和医療は基本に立ち返って…第7回日本緩和医療学会関西支部学術大会 https://jspm-kansai2025.sprt-link.jp/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおです。今回は、昨日開催された「第7回日本緩和医療学会関西支部学術大会」に参加した感想を雑談風にお話しします。まず結論から言うと、非常に盛会で素晴らしい大会でした。最終的な参加者数は、最後の1週間でぐんぐん伸びて700人を超えました。これは関西支部では過去最多でしょうし、全国的に見てもトップレベル、もしかしたら過去最高の規模かもしれません。この成功の大きな要因は、実行委員の先生方の企画力にあると思います。今回は実行委員の先生方が各々企画を持ち寄ってプログラムが作られたそうで、新しい形の緩和ケアをテーマにしたものや、全国大会では難しい支部大会ならではの企画など、非常に魅力的な内容でした。特に印象的だったのは、多職種連携や医療以外の分野の方も登壇されるなど、医療の枠組みを超えた視点が意識されていた点です。また、若手の登竜門となる「フレッシャーズセッション」も充実しており、若手からベテランまで活発に意見交換できる構成になっていました。そして、今回の大会で改めて強く感じたのは、「緩和ケアはがんだけのものではない」ということです。私自身も心不全の緩和ケアについて発表させていただきましたが、それ以外にも神経難病など、がん以外の疾患に関する演題が非常に多くありました。様々な疾患で苦しむ患者さんに対し、緩和ケアが提供されている現状を再認識でき、大変有意義でした。大会長の清水先生が冒頭で「せっかく学ぶなら楽しく学ぼう」とおっしゃっていましたが、まさにその言葉が大会全体を貫いていました。大人の勉強は、やらされるのではなく「好きだから」「楽しいから」こそ身につくものだと思います。その想いがプログラムの随所に反映されており、清水先生の卓越したリーダーシップが、この700人超えの素晴らしい大会を作り上げたのだと感じました。緩和ケアは、終末期の医療と誤解されがちですが、本来は治療と並行して早期から行うべきものです。「患者さんのつらい症状を和らげる」というのは、まさに医療の基本。今回の学会を通じて、その原点に立ち返ることの重要性を改めて感じました。この大会のほとんどの企画はオンデマンド配信される予定で、今からでも申し込みが可能です。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
・ゲートキーパーになろう☝・検査と食事・病院ラジオ 心の医療センター編・慢性腎臓病のABCDE・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が配信する「心身健康ラジオ」の放送内容です。この放送は、毎週金曜日に1週間の放送を振り返り、リスナーからのコメントに回答する形式で進行します。今回は、第1337回から第1342回までの6本の放送が対象となりました。まず、先週の放送では心理検査、ステロイド、ウェルビーイングコーディネーター、リハビリ病院などをテーマに取り上げ、特に福井県のウェルビーイングコーディネーターに関する特別回に多くの反響が寄せられました。次に、自殺予防週間にちなんで「ゲートキーパー」の役割を紹介した回(第1338回)では、厚生労働省の「ゲートキーパー手帳」を取り上げました。リスナーからは、ゲートキーパーの重要性や、地域の支え合い、身近な人の変化に気づくことの大切さについてのコメントが寄せられました。「検査と食事」をテーマにした回(第1339回)では、検査前の食事に関する質問に答えました。血糖降下薬を服用中の食事管理や、自己判断での食事制限の危険性について議論が交わされ、基本的には普段通りの食事で検査を受けることが望ましいが、指示がある場合はそれに従い、不明な点はその場で医療者に確認することの重要性が示されました。NHKの番組「病院ラジオ」の精神科病院編を紹介した回(第1340回)では、精神疾患に対する理解を深めることの意義が語られました。リスナーからは、自身の経験を通して精神科医療への見方が変わったという感想や、番組への感動、当事者が自身を責めてしまう「セルフスティグマ」の問題の難しさを指摘する声が上がりました。慢性腎臓病の早期発見と予防のための「ABCDEアプローチ」を紹介した回(第1341回)では、高血圧管理の重要性などが解説されました。自身の経験談として、慢性腎臓病と診断されながらも自覚がなく、血圧が200mmHgを超えて驚いたというリスナーのコメントが紹介されました。最後に、直近の医療ニュース(第1342回)として、風邪と肺炎の診断の難しさ、VR(仮想現実)技術を用いたうつ病治療の可能性、肥満治療薬などが取り上げられました。話者は、安易な自己判断で風邪と決めつけず、専門医の診断を仰ぐことの重要性を強調しました。放送の締めくくりには、リスナーからの多くのコメントに感謝を述べ、知識の定着にはアウトプットが非常に重要であると語りかけました。
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・風邪やインフルに抗菌薬NG いまさら?・抑うつ VRで改善・説明義務と自己決定権・肥満治療薬が睡眠障害に⁉️https://note.com/naikaitakeo/n/n7110565d05d3この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおが、今週気になった4つの医療ニュースを解説します。### 1. 風邪やインフルエンザへの抗菌薬処方は原則NGに社会保険診療報酬支払基金が、風邪や小児のインフルエンザなどの疾患に対して抗菌薬(抗生物質)を処方した場合、保険請求を原則認めない方針を公表しました。話者は「今さら?」と、これまで認められていたことに驚いたと述べます。ウイルス感染症である風邪に抗菌薬は無効であり、処方しないのは当然という認識だからです。しかし、実際には「風邪」の診断は難しく、急性気管支炎など細菌感染を合併している可能性もあります。診療報酬の審査は紙ベースで行われるため、病名だけで本当に抗菌薬が不要だったかを判断するのは難しいのではないか、と運用上の課題も指摘しています。### 2. VR(仮想現実)でうつ症状が改善高知大学医学部附属病院などが、うつ病患者の気分が落ち込む症状を、VRを使った治療で軽減できることを臨床研究で確認したと発表しました。話者自身もこのVR治療を体験したことがあり、その没入感から「効果は出るだろう」と期待していたと語ります。この治療はマインドフルネスなどを応用したもので、今後、医療機器としての承認を目指すとのことです。しかし、医療機器として承認されるには厳しい基準をクリアする必要があるため、そのハードルは高いのではないかとみています。### 3. 心臓手術の説明義務をめぐる判決【特に注目】九州大学病院で心臓のバイパス手術を受けた後に寝たきり状態となった患者側が、病院を訴えた裁判で、福岡地裁は病院側に約160万円の賠償を命じました。判決では、手術の方法(心臓を一時的に止める「オンポンプ法」と、動かしたまま行う「オフポンプ法」)について、両方の選択肢を患者に説明しなかったことが「説明義務違反」にあたり、自己決定権を侵害したと認定されました。話者はこのニュースに深く考えさせられたと述べます。腎代替療法(透析や移植)のように、治療の選択肢を患者に提示することは重要です。一方で、降圧薬の選択など、医療現場では医師が専門的知見から最善と判断し、患者に全ての選択肢を提示せずに治療方針を決めている場面も無数にあります。どこまでが自己決定権の侵害にあたるのか、非常に難しい問題だと指摘し、後日メンバーシップ配信でさらに深掘りしたいと語りました。### 4. 肥満症治療薬の新たな可能性デンマークの製薬大手ノボノルディスク社が、開発中の次世代肥満症治療薬を、睡眠障害や変形性膝関節症など、より幅広い症状の治療に活用できないか検証する計画を発表しました。肥満に起因する睡眠時無呼吸症候群などへの効果が期待されます。話者は、現在の主流であるGLP-1受容体作動薬とは異なるアプローチの薬剤が、肥満症治療にとどまらない新たな世界を切り拓くかもしれないと、このチャレンジングな取り組みに注目しています。
■本日の興味シンシン論文■ABCDE to identify and prevent chronic kidney disease: a call to action慢性腎臓病を特定し予防するための ABCDE: 行動への呼びかけNephrol Dial Transplant. 2025 Aug 29;40(9):1786-1798. NotebookLMの解説https://notebooklm.google.com/notebook/075f3f76-3ff5-4e42-9159-aab668002646この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、慢性腎臓病(CKD)の早期発見と予防のための新しい指針「ABCDEアプローチ」を紹介した論文について解説します。これは2023年8月に腎臓分野で権威ある学術誌「NDT」に掲載されたもので、CKDを特定し予防するための行動喚起を目的としています。ビジュアル的にも分かりやすいインフォグラフィックが用いられており、一般の方にも理解しやすい内容です。以下に「ABCDE」の各項目を解説します。**A:Albuminuria(アルブミン尿)**これは「たんぱく尿」とほぼ同義です。健康診断で尿たんぱくを指摘されても、自覚症状がないため放置してしまう人が少なくありません。しかし、たんぱく尿は腎臓がダメージを受けている重要なサインであり、CKDの定義にも含まれる所見です。一度でも指摘された場合は、必ず医療機関を受診し、詳しく調べてもらうことが重要です。**B:Blood Pressure(血圧)**高血圧は腎臓に大きな負担をかけます。腎臓は「糸球体」という細い血管の塊でできており、血圧が高い状態が続くとこの血管が傷つき、腎機能が低下します。高血圧自体がCKD(腎硬化症)の原因になることもあり、血圧のコントロールはCKDの予防と進行抑制の両面で非常に重要です。**C:Cholesterol(コレステロール)**コレステロール値が高いこと自体が直接CKDを引き起こすわけではありませんが、動脈硬化を進行させ、腎臓を含む全身の血管にダメージを与えます。そのため、脂質異常症の管理も腎臓を守る上で大切です。また、この論文では触れられていませんが、「肥満」も腎臓に負担をかける(肥満関連腎症)ため、体重管理も重要です。**D:Diabetes(糖尿病)**糖尿病は、現在日本で人工透析を導入する原因の第1位です。高血糖の状態が続くと腎臓の血管が障害され、糖尿病性腎症を発症します。糖尿病は初期段階では無症状ですが、将来的に腎臓を守るためには、早期からの厳格な血糖コントロールが不可欠です。**E:eGFR(推算糸球体濾過量)**腎臓がどれくらい働いているかを示す血液検査の指標で、多くの健康診断に含まれています。この数値が60を下回ると腎機能が低下している可能性が高く、CKDが疑われます。また、単回の数値だけでなく、前年からの「変化」も重要です。例えば、eGFRが1年で急激に低下している場合は、腎臓に何らかの問題が起きているサインであり、速やかに医療機関を受診する必要があります。このABCDEアプローチは、自身の腎臓の健康状態をチェックするための分かりやすい指針です。健康診断の結果を見直し、これらの項目に当てはまる点があれば放置せず、かかりつけ医や専門医に相談することが推奨されます。
★必見番組★病院ラジオ(20)心の医療センター編▼サンド新潟県へ配信期限 :9/22(月) 午前9:14 までhttps://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025091523453この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおが、NHKのテレビ番組「病院ラジオ」第20回「心の医療センター編」の感想を語った。この回は、新潟県上越市にある犀潟(さいがた)医療センター(精神医療・依存症治療に特化)が舞台となり、話者は番組から三つの重要な視点を得たという。**一つ目:支え、支えられる力**番組には主に精神疾患の当事者が登場し、自らの病や経験をオープンに語った。話者は、この「生の語り」こそが、精神疾患に対する世間の偏見(スティグマ)を解消し、理解を深める上で極めて重要だと強調する。特に、孤立が依存症に繋がるケースがある中で、当事者同士や医療者との相互扶助が大きな力となることが示された。また、医療者自身も何かしらの病を抱える可能性があるため、「誰もが全て健康なわけではない」という前提のもと、支える側と支えられる側が状況に応じて入れ替わる、相互の支え合いの社会が理想であると述べた。**二つ目:病気に対する理解の重要性**病気に対する深い理解(自己認識)が治療の第一歩であり、特に精神疾患においては、自分の症状や病気の受け入れ方が難しいため、特に重要だと強調した。理解が進めば、適切な自己対処が可能になる。これは身体疾患(内科、腎臓病、癌など)にも共通する。さらに、精神疾患は完治を目指すだけでなく、「病気を抱えながらどううまく付き合っていくか」という、長期的な視点の切り替えが非常に大事であると論じた。**三つ目:心理師の役割**犀潟医療センターには心理師が多く在籍しており、彼らの関わり方がリアルに描かれていた。心理師の役割は1対1のカウンセリングに留まらず、グループワークなど多岐にわたる専門性を活かしたサポート体制が示された。話者は、心理師の専門性や特徴を活かせているこの病院の姿勢を評価し、このような取り組みが広がることを望んだ。**総括**全体を通じて、前回のリハビリ病院の回と同様に「知ることの重要性」を再認識した。このような病院の存在を広く一般に伝えたNHKの試みは非常に意義深く、視聴を強く推奨した(NHKプラスにて翌週月曜まで視聴可能)。
【本日のご質問】 疾患による定期通院による血液検査と食事タイミングの疑問をたけお先生に聞いちゃいます。 受診時に血液検査がある場合、検査項目によっては、食事が大きく左右されると思いますが、普通に食事をして数値を観察した方がいいのか、それとも食事から何時間か空けて血液検査をした方がいいのかをお聞きしたいです。ちなみに主治医からは検査の前の食事についての注意事項はありません。…が、経過観察をする場合の推奨をお聞きしたいです。血液検査の項目は、健診とほぼ同じ場合だった場合と仮定してお願いします。この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、リスナーからの「血液検査と食事のタイミング」に関する質問に回答しました。### **質問内容**疾患による定期的な通院で血液検査がある場合、食事は普通にとって数値を測るべきか、それとも食事から時間を空けるべきか、という質問です。質問者の主治医からは特に食事に関する指示はないとのことです。### **結論:主治医の指示に従う**まず大前提として、「主治医の指示に従うこと」が最も重要です。以下はあくまで一般論として解説します。### **血液検査と食事の関係**血液検査の項目によって、食事の影響を受けるものと受けないものがあります。* **影響を受けにくい項目** * **肝機能**:前日の暴飲暴食で数値が急激に変動することはありません。ただし、脂肪肝など日頃の食生活の影響は受けます。 * **ヘモグロビンA1c、グリコアルブミン**:これらは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する数値なので、検査直前の食事の影響は受けません。糖尿病の管理ではこちらを重視することが多いです。* **影響を受けやすい項目** * **血糖値**:食事の影響を最も強く受けます。厳密な測定が必要な場合は、空腹時など時間を指定されることがあります。 * **中性脂肪**:前日の食事(特に油物やアルコール)の影響をかなり受けます。 * **コレステロール**:多少の影響はありますが、大きな変動はありません。### **食事よりも「脱水」が影響することも**食事よりも、脱水状態であることの方が検査値に影響を与える場合があります。特に**尿酸値**は脱水で大きく上昇します。また、ヘモグロビンやアルブミンなども、脱水によって血液が濃縮され、見かけ上高い数値が出ることがあります。### **その他の検査と食事*** **尿検査**:食事の影響は全くありません。* **画像検査**: * **腹部エコー、腹部CT、胃カメラ、大腸カメラ、バリウム検査**など、お腹の検査は、食事をすると消化管ガスなどが発生し正確な診断が困難になるため、**絶食が必須**です。 * 一方で、**頭部CTや胸部CT**など、お腹以外の部位の検査は食事の影響を受けないため、絶食の必要はありません。### **まとめ**検査の種類や目的によって、食事の指示は異なります。血液検査に関しては、多くの項目で直前の食事の影響は限定的ですが、血糖値のように大きく影響されるものもあります。自己判断で食事を抜いたりせず、基本的には主治医の指示に従うことが大切です。特に指示がない場合は、いつも通りの生活習慣で検査を受けるのが良いでしょう。
【興味シンシン資料】 ゲートキーパーになろうhttps://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/gatekeeper/ゲートキーパー手帳https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/assets/pdf/gatekeeper_techo_ryomen.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)話者:内科医たけお今回は、厚生労働省の「命支える」サイトで紹介されている「誰でもゲートキーパー手帳」について解説します。現在、9月10日から16日は「自殺予防週間」であり、このテーマを取り上げました。ゲートキーパーとは、悩んでいる人のサインに気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなぎ、見守る人のことです。専門家でなくても誰もがその役割を担うことができます。自殺対策では、専門職につなぐことも重要ですが、まずは周りの人が「気づく」ことが非常に大切です。ゲートキーパーの役割は、大きく分けて「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」の4つです。1. **気づき** 自殺に至るケースでは、突然ということは少なく、何らかのサインが出ていることが多いです。「眠れない」「食欲がない」「口数が減った」といった変化や、「元気がない」「頭痛や腹痛などの身体の不調」などがサインとなります。周りのご家族や仲間のこうした変化に気づくことが第一歩です。2. **声かけ・傾聴** 変化に気づいたら、「眠れていますか?」「どうしたの、なんだか辛そうだね」など、心配していることを伝える形で声をかけます。そして、相手の話をじっくりと「傾聴」します。この時、相手を責めたり、安易に励ましたり、考えを否定したりすることは避けましょう。アドバイスをしようとせず、ただ真剣に話を聞く姿勢が重要です。3. **つなぎ** 話を聞いた上で、早めに専門家へ相談するよう促します。精神科や心療内科、行政の相談窓口など、適切な支援につなげることが命を救う上で非常に重要です。専門機関への相談はハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、ゲートキーパーがその橋渡しをします。4. **見守り** 専門家につないで終わりではありません。その後も温かく寄り添い、じっくりと見守り続けることが大切です。一度でうまく支援につながらない場合もありますが、諦めずに見守る姿勢が、悩んでいる人の孤立を防ぎ、安心感を与えます。このように、周りの人がゲートキーパーとしての意識を持つことで、悩んでいる人を支えることができます。より詳しい情報は、厚生労働省のホームページなどで公開されていますので、ぜひご覧ください。
・それ間違い⁉ 正しい心理検査の使い方・改めてステロイドについてお話しします☝・スペシャル回✨福井県ウェルビーイングコーディネーター爆誕・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、毎週金曜日に配信している1週間の放送の振り返りとコメント返し。今回は第1331回から第1336回までの放送を対象に、リスナーとの活発なやり取りが交わされました。**第1332回:正しい心理検査の使い方**医療現場で用いられる専門的な心理検査と、雑誌などにある一般の心理テストは全く異なると解説。検査結果は数値だけでなく、専門家による総合的な解釈が不可欠だと強調しました。リスナーからは「正しい知識が得られた」という声や、「患者本人が不安を自覚していない場合はどうすれば」という質問が寄せられ、たけお氏は「自覚がない場合、受診に至らないことが多いが、基本は症状ベースで改善を見る」と回答し、議論が深まりました。**第1333回:病院ラジオ(リハビリ病院編)**NHKの番組「病院ラジオ」のリハビリ病院編を紹介。リスナーからは「リハビリは合宿のよう」「スパルタだったが母が歩けるようになった」という体験談が寄せられました。集中的なリハビリによって患者が劇的に回復する様子や、「奇跡を信じています」という家族の言葉に多くのリスナーが感銘を受け、リハビリの重要性と医療スタッフや家族の熱意が共有されました。**第1334回:改めてステロイドについて**副作用への不安が根強いステロイドについて、元々は体にあるホルモンであり、多くの疾患治療に不可欠な薬であることを再解説。「自然派」を謳うクリニックでステロイドを中断し、症状が悪化した友人の話など、リスナーからも医療情報との向き合い方について考えさせられるコメントが寄せられました。たけお氏は「使うべき時に正しく使うことが重要」と繰り返し、薬に対するバランスの取れた視点を促しました。**第1335回:福井県ウェルビーイングコーディネーター爆誕!**福井県ウェルビーイングコーディネーターに就任した大竹陽一先生をゲストに迎え、たけお氏が「たけおポリス」としてインタビューする特別回。このサプライズ演出にリスナーは沸きました。福井県の幸福度日本一の背景や、今後の活動について語られたほか、たけお氏自身は今後、福井での臨床はせず、地域おこし協力隊としての活動に注力する方針も明かされ、注目を集めました。**第1336回:興味深々医療ニュース**飛行機内での急病人対応が話題に。偶然乗り合わせた医師が人命を救ったニュースに対し、「自分もラウンジで人が倒れる場面に遭遇した」「新幹線を止めた医師が訴訟されたケースもあり、名乗り出るのをためらうかも」など、善意の医療行為に伴う訴訟リスクについて、現場の緊張感を伝えるコメントが寄せられました。今週もリスナーとの対話を通じて、医療知識だけでなく、その背景にある人の想いや社会的な課題までが浮き彫りになる放送となりました。
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・ブタ🐖腎移植 生存7ヶ月!・ジェネリック医薬品の集約⁉️・お医者様はいらっしゃいませんか?に遭遇・診療科に「睡眠障害」https://note.com/naikaitakeo/n/na99a7cca679cこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)### 1. 豚腎臓移植で世界最長生存記録を更新遺伝子操作した豚の腎臓を移植されたアメリカの67歳男性が、7カ月以上生存し世界最長記録を更新したというニュース。現在、男性は透析なしで生活しており、移植後リスクが高いとされる半年間を乗り越えました。科学誌「ネイチャー」もこの成果を画期的な事例と評価しています。話者は、腎臓領域での再生医療は難航しているため、この異種移植の成功は大きな可能性を秘めているとコメント。今後の経過に注目したいと述べました。### 2. ジェネリック医薬品大手の製造販売集約後発医薬品(ジェネリック)大手の日医工と沢井製薬が、一部製品の製造販売を集約することで合意したというニュース。これは、多くのメーカーが多種多様な薬を製造していることが供給不安の一因とされ、国の要請に応じた動きです。しかし話者は、この方針に懸念を表明。製造を一社に集約すると、そこでトラブルが発生した場合に薬が完全に入手できなくなるリスクがあるため、「本当に大丈夫なのか」と疑問を呈しました。安定供給という目的とは裏腹に、新たな問題を生む可能性を指摘しました。### 3. 「お客様の中にお医者様は…」医師の体験談機内で急患を救った医師が表彰された記事に関連し、話者は自身も先日、飲食店で客が意識を失う急変に遭遇した体験を語りました。その際、一般の店員は意識消失時間を「5~10分」と長く感じていましたが、実際には1分未満でした。こうした状況では時間の感覚が不確かになりがちで、医学的にはその時間の差は診断や治療方針において非常に重要となります。専門家がその場にいることの意義を述べました。また、国際線の機内は医療設備が比較的充実している一方、国内線や新幹線は乏しいという現状にも触れました。### 4. 「睡眠障害」を診療科名に追加する議論厚生労働省で「睡眠障害」を正式な診療科名として標榜できるようにする議論が始まったというニュース。これは日本睡眠学会からの要望を受けたもので、患者がどの科を受診すればよいか分かりやすくなるという利点があります。話者は、「睡眠障害外来」などでも対応できるのではないかとしつつ、それ以上に、専門医資格などと連動せずに自由に診療科を標榜できる現行制度そのものを見直す方が優先度が高いのではないかと問題提起しました。
本日はスペシャル回として、この9月から福井県のウェルビーイングコーディネーターとして就任されました、大武陽一先生をお招きして、様々お話をお伺いしました。(聞き手:たけおポリス👮)冒頭挨拶:内科医たけお聞き手:たけおポリス話し手:大武陽一今回の放送はスペシャルゲスト回。聞き手として「たけおポリス」が登場し、ゲストにインタビューする形式で進行された。ゲストは、福井県の「ウェルビーイングコーディネーター(地域おこし協力隊)」に就任した大武陽一先生。まず、たけおポリスからウェルビーイングコーディネーターになった経緯について質問があった。大武先生は福井県出身の医師だが、医師になってから約19年間は関西で医療に従事していた。かねてより地元福井への貢献を考えていたところ、たまたま福井県の「地域おこし協力隊」の募集を発見。その中に「ウェルビーイングコーディネーター」という職種があり、これこそが自分のやるべきことだと感じて応募し、書類選考と面接を経て採用されたと語った。次に、福井県とウェルビーイングの関係について。大武先生は、福井県が民間の「幸福実感ランキング」やデジタル庁の「主観的幸福度」調査で常に1位を獲得するなど、「幸福県」として知られていることを説明。この実績をさらに高め、県民の幸福度を向上させるための取り組みの一環として、今回の募集があったと述べた。自身が採用された理由の一つとして、これまで取り組んできた情報発信や広報のノウハウを評価されたのではないかと分析した。今後の具体的な活動については、まだ就任して1週間ほどだが、すでにいくつかの計画が進行中だという。直近では、福井県済生会病院の理学療法士と協力し、「眠りのワークショップ」を開催する予定。今後は、現地の企画だけでなく、自身のコネクションを活かしたタイアップ企画や、学術的なアプローチも重視したいと語った。特に、ブータンの幸福研究で知られる福井県立大学の高野先生と連携し、研究面からもウェルビーイングに貢献していきたいという。最後に抱負として、大武先生は「医師が地域おこし協力隊として活動するのは、おそらく史上初」というユニークな立場に言及。ウェルビーイングディレクターや先輩コーディネーターと3人チームで活動しており、今後ますます福井県のウェルビーイング向上に貢献できるよう頑張りたいと意気込みを語った。インタビュー終了後、たけおポリスが締めの挨拶と「心身じゃんけん(グー)」を行い、放送は終了した。
【本日のご質問】医師の意見を聞いてみたくて質問します☝️ステロイドの薬を処方されたら怖がられる方が時々おられます。私もざっくり副腎皮質ホルモン系の薬で、効果も大きいけど副作用が心配な薬のイメージなんですが、詳しく知らないなと思いました。医師の目線ではステロイドの扱いはどのようなものなのでしょうか?簡単にチョイスされる薬なのでしょうか?この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおが、リスナーからの「ステロイドは副作用が怖いイメージがあるが、医師の目線ではどのような扱いか?」という質問に回答しました。### 結論:ステロイドは「なくてはならない薬」話者はまず、「ステロイドはなくてはならないお薬です」と断言。医療の様々な領域で非常に重要な役割を担っており、これなしでは治療が成り立たない病気も多いと述べました。### ステロイドの正体と役割ステロイドは、正式には「副腎皮質ステロイド」と呼ばれます。これはもともと人間の体内で作られているホルモンの一種であり、決して異物ではありません。むしろ、このホルモンが体内からなくなると「急性副腎不全」という命に関わる状態に陥るほど、生命維持に不可欠な物質です。薬として使用する際は、この体内のホルモンを外から補充し、その働きを強めるというイメージになります。主な作用は「炎症を抑える」「免疫の暴走を抑える」ことで、この強力な作用を利用して様々な病気の治療に用いられます。全身に作用する飲み薬や注射だけでなく、塗り薬、吸入、点眼、点鼻、関節注射など、目的の場所にだけ作用させる多様な剤形があるのも特徴です。### 副作用への正しい理解多くの人が懸念する副作用については、「使う量と期間を正しく守れば、過度に怖がる必要はない」と話者は強調します。特に、短期間の使用や、塗り薬・吸入といった局所的な使用の場合、全身に及ぶ副作用はほとんど気にしなくてよいレベルです。そもそも副作用が全くない薬は存在しません。ステロイドの副作用だけが強調されがちですが、そのリスクを恐れるあまり、治療によって得られる大きなメリットを逃してしまうのは非常にもったいないと指摘。場合によっては、副作用のリスクよりも、必要な治療を受けないことのデメリットの方がはるかに大きいこともあります。### ステロイドの適切な使い方ステロイドは多くの治療ガイドラインに標準治療として記載されており、ステロイドでしか治療できない病気もまだ多く存在します。一方で、「気軽に使う薬ではない」という注意点も挙げられました。例えば、原因が感染症である単なる発熱や、一部の急性咽頭炎(扁桃炎)などに対して安易に使用することは、標準的な治療ではなく、不適切な場合があります。### まとめステロイドは、使うべき病気やタイミングを専門家が正しく見極め、適切な量と期間で使用すれば、非常に有用かつ強力な武器となる薬です。副作用を過度に恐れるのではなく、その効果とリスクを正しく理解し、医師の指示に従って使用することが重要であると締めくくられました。