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脳内デブリ
Author: うえはらけいた/宮崎たくや
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© うえはらけいた/宮崎たくや
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元広告会社コピーライターの漫画家のうえはらけいたと現広告会社デザイナーの宮崎たくやが脳内の「デブリ」を吐き出す雑談ポットキャストです。
脳内デブリでは皆さんからのお題提供や質問などのおたよりを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
毎週金曜24時更新!
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41 Episodes
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マンホールカードを貰えなかった話/お便り「新自由主義についてどう考えますか?」/「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」が働いているから読めない/なぜ電子書籍は頭に入ってこないのか/新自由主義=ネオリベラリズムってどういう意味?/もし政治家になるなら大学無償化をマニフェストにしたい/どうして学歴社会が発生するのか/大企業だと志願者も多いので学歴でフィルターせざるを得ない/終身雇用はあった方がいいのか/日本って言うほどネオリベでもなくね?/良くも悪くも大きな変化が起きないのが日本らしさ/本当の意味でのベーシックインカム実験はできない/みんなが言うほど政治家もアホじゃないと思う脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
「The Boyfriend」に見る恋愛リアリティショーの正解/宮崎たくやはフラれてんのよ!!!/大人になってからオーガニックに人と知り合う機会がなさすぎる/出会いを求めて集まっている集団が苦手/一倉宏が著書で語った「世界を3つの言葉で表すとしたら」/突然童貞返りする宮崎/そもそも日常的に会う友達がいないのが問題/「デザインちゃんと付き合っちゃってんのよ」/この年でイチから恋愛し直すのが面倒くさい/失恋後には自分磨きフェーズに入る/行動原理の中心にいつも自分がいる/今の人生の主軸はデザインちゃんと模様替え/自立した者同士の恋愛vs依存して寄りかかり合う恋愛/相手が仕事で疲れてるのを見てそっとジュースを差し入れるくらいの距離感が理想/最低でも20kgぐらいは痩せたい/これで猫を飼い始めたら人生が完成する/適応障害になる人は防衛本能がちゃんと働いている人脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
うえはらは何かと「借り物うえはら」になる/お便り「コルクマンガ専科ってどんな感じでしたか?」/マンガ専科はストーリー作りと、漫画家としてのメンタリティの指導メインだった/絵に対する苦手意識と、ハンバーガーに✗✗✗✗が入っていた時の例え/演劇は美術にリアリティを追求すべきか/脱出ゲームが好きな人は想像力で補完するのが得意/どんな講座もお客さま気分で行くと期待外れになる/美大に入ればデザイン必勝法が教えてもらえると思っていた/宮崎たくや、アートディレクター養成講座を中退していた/博報堂の伝説のインターンの話/成長が階段状ならば一番大きな段差は一段目/講座は最初に作り始めるきっかけをお金で買うためのもの/球数制限のせいで優秀な投手が生まれにくくなっている/人生のどこかで無理してでも仕事しまくる時期が5年くらいあってもいい/宮崎は「借り物みやざき」と「本音みやざき」の切り替えが上手い/どうすれば会議で有意義な発言ができるのか/初めてクライアントの立場でプレゼンを受けた時の話/企画書は商品であり贈り物である脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
うえはらは時差ボケで疲れています/先輩から「熱湯」と呼ばれている宮崎/良い広告を作っていくと、それは広告ではなくなる/かつてとしまえんの広告は、新しいアトラクションの一つとして広告を作っていた/SMBCのCMが広告を超えたドラマになっている/TUGBOATならちゃんと事情と予算の範囲で良いものつくる/すべてを自分の能力のせいにすると人は病む/「Netflixの枠を使って自由にやりたいことやっていいよ」と言われた時にフルスイングできる状態にしておきたい/「広告」という括りは一つのタグに過ぎない/尾田栄一郎がPR漫画を描いたらちゃんと爆ハネする/炎上する広告は「広告の中で広告している」のではないか説/広告文脈の面白い手法に乗っかると、広告の人からしか褒められない/広告はもう「効く」必要ないのかもしれない/結局PERFECT DAYSは映画なのか広告なのか/2時間のブランドムービーと考えたらあんな大成功事例はない脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
前回に引き続き「2人のおすすめの本を教えてください」というお便りへの回答です/1冊目・服部一成『服部一成グラフィックス』/2冊目・菊地敦己『PLAY』/美術予備校時代に代官山TSUTAYAで作品集を読み漁った/3冊目・井上嗣也『GRAPHIC WORKS 1981-2007』/大学時代に友達から誕生日プレゼントに貰った作品集/フォントの選び方やレイアウトに影響を受けまくっている/4冊目・井本善之『クリ活 広告クリエイターの就活本』/これは就活本ではなくクリエイターとしての心構えの本/下手にOB訪問するよりこの本読んだ方がいい/今さら佐藤可士和の就活エピソードを聞けるような場はここしかない/5冊目・寄藤文平『絵と言葉の一研究』/デザインの指南と、実体験に基づくエッセイが混ざった不思議な本/「わかる」と「わかりやすい」の間には大きな違いがあるという話/「書いてあることが、ほぼ『チ。』」/お便り「セットバラシという手法が使われた、おそらく最初の映画について」今回紹介した書籍の書影はInstagramで紹介しています脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
お便り「2人のおすすめの本を教えてください」/何も考えずに持ち寄ったらすごい数になってしまいました/1冊目・竹内久美子『そんなバカな!-遺伝子と神について-』/「人間はしょせん遺伝子の乗り物にすぎない」という考え方に救われた/一番わかりやすい例は、孫を可愛がる祖父母の話/2冊目・ダン・アリエリー『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』/人間とは不合理な選択をする生き物である/3冊目・水野学『センスは知識からはじまる』/デザイン初心者にとっては励ましであり、デザイナーにとっては叱咤の本でもある/アイデアに詰まったら語源をあたれ/4冊目・座二郎『Rapid Commuter Underground』/2時間の通勤時間を使って漫画を描き始めた、座二郎という人の話/「定年退職してから自費出版で自伝を出すのですか?遅すぎる!」/今回の4冊は過度に「個」に意識が向きすぎてしまっている人におすすめ今回紹介した書籍の書影はInstagramで紹介しています脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
今日はプロレスナシで穏やかにやります/自己啓発セミナーに心酔した友達の話/どんなビジネスも「強めの勧誘」とセットになった時に実害が出始める/送別会で大喧嘩になった友達の話/それって結局相手のことあんまり好きじゃなかっただけなのでは?/営業部長相手にコーラ投げした時の話/怒りが介在した時点でケンカ/なぜ他人とはケンカしなくなるのに、恋人とのケンカだけはなくならないのか/漫画編集者に意識的に怒りを表明した話/喜怒哀楽の中で、なぜか怒りだけは発露することにネガティブ感がある/宮崎の基本スタンスは「案を憎んで人を憎まず」/一番怒りにつながるのは「自分が舐められている」と感じた時/若手が舐められるのは当然なので舐められないムーブをしよう/「対面で会う」があるかないかで仕事の円滑さがまるで違う/撮影現場には絶対に行った方が良い脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています(送れば番組で即採用されます)→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
お便り「お二人はレビューについてどう考えますか?」/【悲報】脳内デブリのレビュー、★2.8だった/「炎上」って、燃やしてるの毎回同じ特定の人間/レビューを書く人と書かない人は全然違う人種/うえはらが過去に書いたgoogleレビューを朗読する/お店へのお便り&他者への危機共有がgoogleレビューの機能/責任を持てない人の人生にまで影響を及ぼそうとするのは傲慢/うえはらの漫画についたamazonレビューを朗読する/広告の仕事は毎日色んな人のレビューに晒される仕事/5段階中3までは努力で到達できる/「絶対評価」か「相対評価」かによって評価の仕方は全く違う/デザイナー宮崎たくやにはエゴが少ない/でも広告のレビューサイト「アドレビュー」があったらめちゃくちゃハックしようとする脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています(送れば番組で即採用されます)→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
本日は今年から広告代理店デザイナーになった、しおん君に来て頂きました/広告志望の美大生は着々と減っている模様/「生まれた時から絵が描けた」/高校時代に赤点を取りすぎて3ピースバンドが2ピースバンドになった/大学で一番打ち込んだのもバンド/「広告代理店に受かるための作品づくり」は減っている/人にサプライズをするのが好きだから広告業界を選んだ/「大物になりたい」より「自分の表現を追求したい」/入学した瞬間からコロナ禍だったので、あんまり大学に行っていない/美術を使ってお金を稼ぐ手段って意外と少ない/広告を避けまくってきた人たちが新卒世代になりつつある/「このCMはドンピシャで自分がターゲットだな」と思ったことがない/「美大生って本当に広告代理店に向いてるんですかね」/面白いことをやりたい人が美大に行かなくなっている/過去に普通の男の子・女の子をしてた美大生が広告代理店に行くのかもエンディングはしおん君の所属するバンド、SSHY・ザ・SSHYの『せんおつ』を使わせて頂きました。SSHY・ザ・SSHYのアーティストページはこちら脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
「オチでスタジオ全体を見せる表現」はどうして生まれたのか/カッケェから説と、メタ的な視点を表現に取り込むため説/「清涼飲料水CMでプールの清掃やりがち」/青春シズルがあるのは「プール」よりも「清掃」の方だった/「懐メロを今どきのタレントにカバーさせがち」/「イケメンタレントと三枚目芸人がコンビ組みがち」/最近のトレンドは「全世代カバーキャスティング」/ストーリー仕立てCMってぶっちゃけ効果あるの/機能訴求の究極形態は「チャレンジモノ」/「物語カバー」の先駆けは「オトナグリコ」だと思う/CMの歴史は、前提情報を素早く共有する技法の歴史/人類はいつまでCMに無意味な注釈を入れ続けるのか/究極のCMタレントは「織田信長」/「白ホリにロゴだけ浮かべがち」/昔のユニクロのロゴが可愛い話/佐藤可士和も偉いが、UNIQLOのロゴを最初に2段組にした人も偉い(「UNIQLO ロゴ 変遷」で調べてください)/佐藤可士和の凄さは「変なことをしない」ところにある脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
ストレート感謝伝え男・宮崎/毎年誕生日に「産んでくれてありがとう」と母親に伝えている/目標達成型の人とミッション追求型の人/漫画家はミッション追求型になりがち/目標達成型は飽きが来た時につらくなる/プライベートベースのミッションがある人は強い/宮崎が大学時代に影響を受けた男「ちゅうか」/広告代理店のデザイナーになりたいと思った時からミッションが無い/目標から逆算してミッションを立てても意味がない/最強のミッションは「幸せな家庭を築くこと」/目標とミッションはマトリョーシカ状になっているべきか?/なぜ漫画家はわざわざ「好きなこと」を読者に伝えるのか/ミッションは必ずしも世の中のためである必要ない/漫画「メジャー」に出てくる、嫌いなことと向き合うための名言脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
宮崎くんがいつになく忙しいそうです/広告の仕事は、運の要素に左右されることが多分にある/震災で全く放送できなかったけど賞は獲った九州新幹線開通CM/宇多田ヒカルが高い声を出せなくなっているのを見て落ち込むうえはら/昔聞いてた宇多田ヒカルを今の本人に求めるのはエゴ/歌手は喉を使ったアスリート/今すごいと思うなら今見に行くしかない/「俺の宇多田ヒカルのライブは今完結した」/5年ぶりに再会した元カノが付き合ってた頃とは別の人間になっていた話/来週宮崎たくやは30代に突入する/年上のおじさん達がみんな同じ年老いトークをしてくる/この音源をタイムカプセルに埋めて5年後に二人で聞き返したい/老いることより飽きることが怖い/18歳の時は実家の車整備会社を継いだら飽きそうだなと思っていた/「日替わり定食」はお客さんじゃなく作り手の為のシステム/解像度さえ上がればどんな仕事も飽きない説/長嶋りかこさんは社内のゴミ捨てポスターで賞を獲った/「いま死んでもいと思って仕事してる」/一番飽きているのはこの番組のリスナーでは脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
※今回のエピソードは、映画および漫画『ルックバック』のネタバレを含みます。漫画・ルックバックの公開日とデビュー作の発売日が被ったうえはら/なぜ京本は殺される必要があったのか/嫉妬心を正の方向に燃やすか、負の方向に燃やすかの話/ルックバックに触れるとき、京アニ事件のことをどれくらい意識すべきか/もしかしたら二段積みで出来ている作品なのかもしれない/犯人も曲がりなりにも創作者だった、という所が重要/イングロリアス・バスターズとルックバック/基本的にはクリエイティブ賛歌の映画/ラストシーンは希望であり、呪いでもある/原作の漫画にはカキモジが2箇所しかない/藤野の描く4コマ漫画はちゃんと面白い/みんな漫画家を特別視しすぎ/うえはらの理想は、漫画家がサラリーマンみたいに当たり前の職業になった世界/うえはらは共産主義者でした/漫画家を選んだ瞬間に強制的にバクチに乗らなきゃいけないのが納得行かない脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
脳内デブリが記念すべき50回目を迎えました/今日の宮崎はいつになく熱い/美大生の間で広告業界への人気が落ちてきているらしい/広告は「ポップ」じゃなくなってきているのか?/世界のキービジュアルの総数は減っていない、むしろ増えている/「カッコいいビジュアル作りたい勢」は今どこを目指しているのか/広告を推す理由①「莫大なお金が集まっている」/CDの思いつきでペガサスを走らせた思い出/広告を推す理由②「大企業の虎の威を借りれる」/出目は何だっていいから面白いことやりたい、という人にとって最高の環境/「広告会社は何でもできる」にやたら突っかかるうえはら/「諦めたヤツの話で水差すな」/ヘイトスピーチをするうえはら、スネる宮崎/あらゆる仕事に面白がれるポイントは眠っている/宮崎の同期にいる漫画家コピーライターの話/何になりたいかではなく、自分が何者なのかを見つめながら働く脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
※今回は電通インターンシップ「アイデアの学校」の課題をトークテーマに使用させて頂きました。課題一覧はこちらから見ることができます(エントリーは既に締め切っています)。宮崎くんの電池が完全に切れました/課題:誰かの困りごとを解決する新しい「ペット」を考えてください/うえはら珠玉のアイデア「充電ナマズ」/ペガサスとかケルベロスのような架空の動物なら行けるか?/ハリネズミは外に出せない/すいません、ギブアップしました/課題:2040年に開業し「訪れたいランキング世界1位」を獲得した日本の革新的な「駅」を考えてください/宮崎珠玉(?)のアイデア「富士山ステーション」/うえはら珠玉のアイデア「無縁駅」/宮崎が富士山八合目で引き換えした時の思い出/課題:世の中の社会課題を解決するような「新しい公園」を考えてください/社会課題の方から考えたらどうでしょう/「18禁の公園」/マッチングパークは2000人くらい出す/課題:人の気持ちを前向きにするデザイン/抽象的なお題に答える能力が落ちてきている/「普通に良いものを作る」が一番むずい/うえはら珠玉のアイデア「使い捨て靴」/僕たちは電通には入れない脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
※今回は電通インターンシップ「アイデアの学校」の課題をトークテーマに使用させて頂きました。
課題一覧はこちらから見ることができます(エントリーは既に締め切っています)。
美大時代に電通のインターンに落ちたうえはら、2年で参加した宮崎/「2年でインターン行くって、正直伝説ですよね」/インターンのコースは講師陣を見ればどんな職種に繋がっているかがなんとなくわかる/課題:「青い、と思った。」という書き出しで文章を書いてください/宮崎とうえはらが書いてきたポエムを読む時間(全文この後に掲載しています)/課題:「校長先生の話」を面白くするアイデアを考えてください/校長自身が面白くなるか、つまらない話を楽しむ方法をつくるか、まずはその2通り/大喜利力を聞いてる課題か、コンセプト力を聞いている課題か/校長先生化する二人の会話脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
■課題1:宮崎案「青いと思った。」という書き出しで文章を書いてください。という課題がでた。この課題を見たのは、ちょうど一ヶ月前、5月28日。難しい課題だなと思って、とりあえず、あと回しにした。そして、この課題の存在を思い出したのが、課題提出の1時間前。28日の11時。つまり今日の11時である。二限目の認知心理学の授業中。大切な何かを忘れている気がしていた。自分が情けない。とにかくすぐに課題に取り掛かり、色について書くのか。はたまた、悲しい感情について書くのか。あれやこれやと考えているといつの間にか、残りあと15分。流石にまずい。心臓が速くなる。ヤケクソでとにかくいまの状況を書き殴る。残り2分。とにかく提出さえと思いエントリーを探すとマイページを開く、埋めなければいけない空欄が大量に並んでいる。絶望する。心臓がさらに加速する。すぐさま空欄を埋めると、まさか、証明写真が必要ではないか。証明写真なんて撮りに行く時間なんてない。終わった。そう思ったが、咄嗟に証明写真アプリのことを思いつく。提出まで残り20秒。震える手でカメラを開くと僕の顔は真っ青だった。■課題1:うえはら案青い、と思った。ーーーーー僕には子供の頃から、相手の発した言葉に色がついて見える。いただきます、は黄色。おやすみなさい、は紺色。ありがとう、は温かみのある桃色。「『共感覚』というのよ。本来色のついていないものに色がついて見えるの。お母さんも同じ。おかしなことじゃないけど、あんまり人に言ったらだめよ。」わかった、と答えた僕に母さんは「きみの『わかった』はいつも綺麗な深緑だねぇ」と微笑んだ。志望校に受かった友達の言う「やったぞ!」は、輝く黄金色。卒業式で先生に言われた「また会おうね」は、はかない薄紫色。そういえば、部活をサボっていた僕にキャプテンが放った「お前を軽蔑する」は、吸い込まれそうなほどに真っ黒だったな。ーーーーー高2の夏、初めて出来た彼女に言われた「好きだよ」は空よりも透き通る青色だった。それまでさまざまな種類の「好き」を聞いてきたが、「好き」はどれも、燃え上がるような赤色をしていた。僕はそこで初めて、自分の持っている不思議な力の真意に気が付いた。言葉そのものの意味に色がついていたのではない。僕が目にしていたのは、言葉に込められた感情の色だった。母さんがいつも、僕の考えていることを手に取るようにわかったのはそういうことだったのか。「僕も好きだよ」その言葉もまた、透き通るように真っ青だった。彼女と同じ色をしていたことが、不思議と僕を安心させた。青い、と思った。16歳の僕は、この気持ちがずっと続けばいい、と思った。
お便り「二人の考える『センス』という物について聞かせてください」/「センスの哲学」には、センスとはリズムである、とあった/センスが良い人は、人の感情を動かすのが得意な人では?/自力でセンスを磨く方法がわからない人はどうしたらいいか/すべての上位概念として「生きるセンス」がある/失敗を重ねないと、自力で考える力は身につかない/うえはら人生最大の挫折は大学の学園祭/自分が変わらなきゃ、という意識にならないと生きるセンスは磨かれない/生きるセンス≒人間関係構築センス/センスを身に着けたいなら努力をしろ!体力つけろ!/そもそも「センスが良いのが善きこと」という風潮どうなの/まずは自分がウサギかカメかを考える脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
宮崎くんが再三の注意にも関わらずまた寝坊したので今回は二人の「遅刻論」について話します/うえはらは遅刻自体に怒っているのか、事前連絡がないことに怒っているのか/遅刻するのは相手を舐めているからか、心を許しているからか/遅刻を叱るのではなく、遅刻しがちな相手に合わせればいい/Podcastの収録はほぼデート/彼女の遅刻は許せるのに宮崎の遅刻が許せないのは何故なのか/宮崎たくやは助長する生き物/お互いに許容し合っていたら、甘えた者勝ちの世の中になるのでは?/良いディレクターは良いモチベーターである/店員さんに最高のパフォーマンスを発揮してほしい時に言うべき一言/この世に「プロ意識」なんてものはない/秀吉は心から信長に温まってほしかったから草履を温めた説/思いやりとは常にオーダーメイドであるべき/「では、うえはらさんが悪いということで良いですね?」脳内デブリでは皆さんからの質問やお題提供などのお便りを募集しています→https://forms.gle/VxRnR8BsochWHjoB7
舞台版千と千尋観てきました/一番好きなジブリ作品、カッコつけてる時は「ポニョ」とか「もののけ姫」って言うけど本当は千尋/うえはらは何度観てもリンのセリフで泣いちゃう/脚本のセオリーに当てはめると千尋は結構めちゃくちゃ説/銭婆はスーパー・デウスエクスマキナ/各シーンごとの目的が常にハッキリしているから見ていて楽しいのかも/うえはらはリンがロープを巻くシーンでも泣きそうになる/千尋は「キャラクターの成長を描く」のお手本/ストーリーだけでなく作画でも成長を描いているのがジブリのすごさ/「人に優しく」という千尋のスタイルを貫かせることで成長を描いている/千と千尋を「みんな優しい」と言いながら泣いていた人の話/宮崎映画には滅多に絶対悪が登場しない/物語を考察するには我々の力量が足りなすぎる/最後にちょっとだけオッペンハイマーの感想本日の箸休め:GALAXIEDEAD「やさしいスポンジ(レゲエver)」※Spotify未配信楽曲のため、使用にあたりGALAXIEDEADさん御本人に許諾を頂きました。ありがとうございました!GALAXIEDEADのアーティストページはこちら
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西武園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」こそゴジラの完成形/自分の好きな物に自覚的になるって尊いよな/「空を見て美しいなと思う感覚が抜け落ちないようにした方がいいよ」/ジェットコースターに乗る人は全員下品
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