お米や野菜、果物 酷暑の影響は?・福島
Update: 2024-08-21
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「お米や野菜、果物 酷暑の影響は?・福島」 連日、厳しい残暑が続きますが、夏の日差しをたっぷりと浴び実りをつけた早場米が収穫の最盛期を迎えています。 秋の味覚がこれからどんどん食べられるのは楽しみですが、気になるのは猛暑の影響です。 お米に果物、それに野菜の影響についてお伝えします。 会津坂下町で稲刈りが始まったのは早場米の「瑞穂黄金」という品種です。 この品種は、1993年の冷害の際「ひとめぼれ」の突然変異として発見され、会津坂下町で誕生しました。 ただ、2024年は猛暑。お米への暑さの影響はというと。 会津みずほ農場 猪俣 泰司 社長 「2023年よりはちょっと暑くなかったのかなと感じるがコメの品質にいい方向に向いてもらいたいと思う」 梅雨にしっかり雨が降ったことで十分な水が確保でき、こちらでは、田んぼの水を管理しながら暑さ対策を行ったといいます。 そのためおいしいお米が出来たのではと、自信をのぞかせています。 会津みずほ農場猪俣 泰司 社長 「新米を一度食べてみてください。香りやつやが全然違うので」 収穫されたコメは、9月1日から県内のヨークベニマルで販売されます。 一方、こちらは福島市の果樹園。 5日前から収穫が始まった梨「幸水」です。梨への暑さの影響はというと? まるえ観光果樹園 本田隆幸さん 「暑いのでやっぱり梨も生育が早まって早くできている」 気温が高い日が続いたことで「幸水」の生育は例年と比べて7日から10日ほど早くなっているといいます。 果樹園ではブドウも育てていますが、こちらも例年と比べて7日ほど生育が早いそうです。 ただ、生育は早まったとはいえ、梨もブドウも、甘味がたっぷりつまった上出来ということです。 まるえ観光果樹園 本田隆幸さん 「梨もブドウも甘みが十分あるので結構楽しみ」 早場米や秋に向けた果物に、猛暑の影響はあまりないように見えますが、野菜は事情が違うようです。 全国的には猛暑の影響で野菜が日焼けしたり、溶けたりといった被害もあるそうなんです。 暑さや台風などさまざまな要因がありますが、農林水産省によりますと、最新の調べでじゃがいもやタマネギ、それにキュウリといった野菜が平年に比べやや高値となっています。
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