ソサエティサイエンスジャーナル 646 判断が分かれた最高裁非正規社員の待遇判決。
学術会議任命拒否問題。
Update: 2020-10-17
Description
非正規雇用の人々がボーナスや退職金が受け取れない事象について最高裁の判断が分かれました。下級審の判断は最高裁の判例に倣うものとされていますが、最高裁で判断が割れてしまうと今後も個別の裁判ごとに下級審が判断することになり、判決のブレは顕著になっていくのではないでしょうか。なによりも同一労働同一賃金への流れに逆行する判断を最高裁がしてしまったことに疑問を禁じえません。労働者は安く使い捨てればよいと新自由主義に感化された経営者が多いことも気になります。ワーキングプア問題は本人がダブルワーク・トリプルワークで解消すればいい問題だとの乱暴な意見を捉える経営者すらいます。この問題が司法で解決できないのであれば立法府に期待する他はありません。ぜひとも議員の皆さんには考えていただきたいと思います。
学術会議の任命拒否問題。梶田会長は一体何をしに菅総理とお会いになったのでしょうか? 簡単に丸め込まれて終わりでは今後議論が必要なとき、まともな提言など期待できません。正直、学術会議不要論すら感じました。学問を追求するというのはどういうことか、それを学術会議には示していただきたかったのですが、残念に思います。
学術会議の任命拒否問題。梶田会長は一体何をしに菅総理とお会いになったのでしょうか? 簡単に丸め込まれて終わりでは今後議論が必要なとき、まともな提言など期待できません。正直、学術会議不要論すら感じました。学問を追求するというのはどういうことか、それを学術会議には示していただきたかったのですが、残念に思います。
Comments
In Channel