Discover96bit-musicテープエミュに迷ったらSoftubeのtapeをオススメする5つの理由
テープエミュに迷ったらSoftubeのtapeをオススメする5つの理由

テープエミュに迷ったらSoftubeのtapeをオススメする5つの理由

Update: 2019-06-20
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どうもUGです。


みなさんテープエミュ持ってますか?


テープエミュレーターとはテープに録音したときの質感を楽曲に与えるものです。


その効果とは


 


アナログ感


揺れ


自然なサチュレーション


コンプレッション


テンションが上がるGUI


 


これが俗に言う「暖かみ」のある音と言われています。


 


DAWは何か冷たい感じがしたり、一つの一つの音が抜けすぎてミックスがなじまない


こいういう悩みの解決に一役買ってくれるかもしれないプラグインがテープエミュです。


 


いろんなメーカーからテープエミュは出ていますが、私がおすすめするのは


Softubeのテープエミュレーター「Tape」です。名前に何のひねりもありませんが


音はかなりいい感じです。


 


今日はテープエミュに迷ったらsoftubeの「Tape」にすることをおすすめする


3つの理由を書いてみたいと思います。


なぜテープエミュレータが求められるのか?


きれいすぎる音楽にはゆとりがないからだと思います。


昨今のDAWは音が非常に綺麗でノイズがありません。


 


以下にノイズを減らすか?という問題が


いかに「音楽的なノイズを入れるか?」という問題になったのは


なんとも皮肉な話ですが、それらが、人間の耳には心地よく感じることは


もはや否定されるべきところではなくなっています。


 


しかしテープエミュと言っても各メーカーにより音のバリエーションは様々です。


 


テープエミュを使う前に大切なこと


デジタル=音が冷たい


アナログ=音が暖かい


だからテープエミュが必要という前に


それがなくても成立できるようなアレンジや音作り


演奏レベルに打ち込み技術を磨き上げる必要があります。


そこで初めて機材レベルの「暖かさ」を加えることでより


音楽的なサウンドに仕上げられるのが「テープエミュ」です。


 


テープエミュを使うことで得られる「暖かみ」が本当にほしい理由は


作った曲を聞いてもらった人が「めっちゃいいですね!」「感動しました」


と心底喜んでくれるためのものであるべきです。


普段は100%の人がそうやって喜んでくれるのが「テープエミュ」を使うことで


150%にすることができる。


もしいま自分の曲を聞いて「50%」の人しか喜んでくれない状態で


テープエミュを使っても80%にも届かないでしょう。


 


テープエミュの選び方


実機の音を知っている人からすればホンモノの音の代わりになるかどうかが基準になります。


しかし、多くのDTMerはテープマシンの実機の音は知らないと思います。


 


つまりホンモノをしらない人は「ホンモノ」をいくらプッシュされても


そこに満足できるほどの音色を得られるかどうかで選択肢は変わります。


 


では何を基準に選ぶのか?ですが、


テープらしさより純粋に「音がよくなった」と感じるものを選ぶのが良いでしょう。


そこは主観の世界でもあるので「自分がよければそれで良し!」という覚悟を持って


選ぶことをオススメします。


 


でないとちょっと知っている人から「そのプラグイン駄目だよね」なんて言われたら


DTMのモチベーション下がってしまいますからね。


作った音楽も同じで自分が良いと思ったものには自信を持って接しましょうw


自然なテープコンプレッション


テープエミュに求める機能として有名なのは


「テープコンプ」です。この通常のコンプでは得られない独特のコンプ感も


テープエミュを求めるポイントになります。


 


Tapeは音のフォーカスを絞ってそれを出来る限りずらさないで前に出してくるような印象です。


とは言っても音の明瞭度が上がるのではなく、僅かなテープサチュと重心のポイントを維持しながら


前に出てくる感じなのが好印象でした。


 


またTapeはテープ時代のエミュレーションとテープ速度における音の変化がユニークです


カラーとアマウントとTapespeedでかなり音質の変化を楽しむことができます。


というわけでまずは聴き比べてみましょう。


何もかけていないBFD3で作ったドラムループにテープエミュをかけていきます。







4小節おきにA→B→C→Bと変更しました。


個人的には粘りのあるBが一番好みでした。


パラメーターの設定は


アマウント8


TAPESPEED15(画像は30になっていますが音源は15です)


インプットはMAXの+12db


アウトプットは-7.8db


 


効果を実感しやすいようにちょっとツッコミ気味にしていますが、


もう少しパラメーターをあげることでもっとわかりやすい効果も得られます。


 


音の傾向としては全体的に若干ワイドになるような感じがします。


KushのMODEL458Aの広がりと似ている部分があるように思います。



音の重心が気持ちよく下がる


テープエミュに求めるの要素として「サチュレーション」が挙げられます。


これは一種の歪みなんですが、エフェクターのオーバードライブとは違って


自然に歪みます。これは「飽和」という言葉に置き換えられたりします。


この飽和感を求めてテープエミュを使うひとが多いので、


 


どれくらいテープらしく歪ませることができているか?を


テープエミュに求める人も多いです。


 


しかし私はテープエミュによる全体の飽和感も好きですが、


重心が下がるところに魅力があるように思います。


学生時代にテープを使った音を聴いたことがあるのですが、


当時の私の耳では細かいところまでわからなかったのですが、


「重心が下がった」という印象は受けました。


 


Softubeの「Tape」ではかなり歪ませることができるのは当然ながら


Crosstalkを使うことでかなり気持ちよく重心を下げることができます。




 


今回も4小節毎に右に回しきった状態とそうでない(左に回しきった状態)を聴き比べします。


パラメーターは先程と同じですがテープタイプはBにしています。


 


聴いてみるとわかりますが、えげつないフロア感のあるキックになりますw


サブハーモニックみたいなかかり方をしますw


 


このCrosstalkは機能はStudioOne専用の機能です。


StudioOneのMix Engine FXに追加することでTape Multitrackとして使うことができます。


昔のミキサーコンソールはとなりのトラックの音が漏れることで


音同士が混ざってしまうことがありました。当時としてはあまりよろしくない機能でしたが、


最近ではそれも一つの「個性」として扱われるようになり、


StudioOneでは率先してそのCrosstalk機能が取り上げられています。


 


なので他のDAWではそのようなCrosstalkを使うことはできませんが、


何故かCrosstalk機能を使うことで40hz〜60hzにサチュレーションがかかり


低域が歪むことなく膨らんでくれるので、とても自然に音の重心を下げることができます。


 


他のテーププラグインはいかにもEQで低音をあげた感じがします。


超低域はEQでやるよりサチュレーションで音を作った方がイメージ通りに行くことが多いです。


私がオススメするサチュレーション「WavesFactory Spectre」で低音をつついてやると


似た感じになります。



低音を増強させるならば、サブハーモニジェネレーションを等を使えばいいのでは?


と思うかもしれませんが、サブハーモニックは音によってうまくはまらない事もあります。


そして、今回のテストで「Little Foot」を使ってサブハーモニックを与えてみましたが、


やはりTpaeのCross Talkを持ち上げたような感じにはなりませんでした。


 


次に今回Tapeと比較するために色々なメーカーのテープエミュと比較してみました。


T-RackS Tape Machine Collection



価格20,190円(税込)


2019年6月30日までは約50%OFFの11,870円(税込)



4小節毎に


Tpae Machine99→Tape Machine24→Tape Machine80→Tape Machine440にしています。


パラメーターの設定は


インプット+12db


テープタイプ456


テープスピード15


アウトプット-10db


です。


RECORDとPLAYのEQはデフォルトのままです。


 


バイパスの切り替えが上手く行かずにちょっと切替時にノイズがのってしまいます(m(_ _)m)


 


T-RackS Tape Machine CollectionはTapeと比べてなかなか歪みませんw


全体に太らせたと印象を受けます。


音も真ん中に少しよったような感じもします。


優しい飽和感とレンジの縮小なのか音に良い意味で勢いが生まれた気がします。


 


質感の好みは分かれるところだと思います。


 


Tapeと比べると大きな質感変化はあまり感じません。


この微妙な変化が逆にプロなどには高く評価されているのかもしれません。


個人的にはTapeMachine80の音質が一番好みでした。


 


気になる点


Tape Machine Collectionを192KHz環境で使用するとメーターが振り切れてしまいます。


当方のLogicだけの環境によるものかどうなのかわかりませんが、


192KHzで使うことを考えている人は注意が必要かもしれません。


ここは分かり次第追記させていただきます。


 


 



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