Discover96bit-musicバウンス不要でリバースサウンドを作れるRP-Reverseがすごい
バウンス不要でリバースサウンドを作れるRP-Reverseがすごい

バウンス不要でリバースサウンドを作れるRP-Reverseがすごい

Update: 2019-04-09
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どうもUGです。


DTMerが好きなサウンドそれは「リバースサウンド」ではないでしょうか?


リバースサウンドとは逆から再生する音色のこと、


よく使われるのがイントロ前やサビ前のリバースシンバル。


 


他にもピアノやギターを逆再生したりと


とにかくギミック的な演出のかっこよさに惚れて


リバースサウンドを使ったことがあるDTMerはかなりいると思います。


 


DAWでリバースサウンドを作ることは簡単です。


オーディオ化した音源を「逆再生」とか「リバース」というエフェクト効果を与えることで


簡単にリバースサウンドの出来上がりです。


 


ただシンバルやスネアなど一発ものをリバースするにはいいんですが、


ピアノやギターのコード進行を逆再生するとなるとちょっと手間が必要になります。


その手間を省いてくれるのがRP-Reverseです。


 


これを使えば


簡単にどんな楽器でもオーディオ化(バウンスせずに)リバースサウンドを作ることができます。


それではRP-Reverse早速みていきましょう。


RP-Reverseの使い方



考え方はDAWのBPMにシンクしているシーケンサーが走り続けているような感じで、


入力された音源をリアルタイムにリバースサウンドにしてくれるものです。


基本的な使い方は


中央にあるREVERSがメインの使い方になると思います。


REV TIMEでリバースタイムの長さを決めます。


RP-Reversサウンドチェック



濁りがなく高音質で素晴らしいです。


 


RP-ReversのCPU負荷


ピアノにPianoteq


ドラムはstylus


シンバルはEXS24のrockkit


pianoteqの負荷が目立ってしまってプラグインオンリーでの計測になりませんが


最初のドラムの部分だけ見るとこんな感じです。


計測環境は以下の通り



バッファー関係は以下の通り



 



PInoteqを使っているの一つメーターが上がってしまっていますが、


ピアノとドラムとシンバルにかけてもこんな感じです。


実に高音質で使いやすいリバースプラグインです。


Initial REVERSの使い方



リバースプラグインとしてはこちらはかなり簡略化されたプラグインです。


こちらはリアルタイムではなくあくまで再生音のみにリバースがかかる仕様です。


 


使い方は 1/8bar 1/4bar 1/2bar 1bar 2bar 4barと書かれている上のボタンでリバースが開始するタイミングを決めます。


例えば1/8barだと8分音符が過ぎた所からリバースが始まります。


リバースは一回のみ、ベースとキックのサイドチェインのように、ずっとリバースがかかるわけではありません。


 


そして、1barは1小節になります。


このとき、音符が1小節の場合、2小節目に入ってから1小節目の音のリバースがかぶさってくる状態になります。


 


DAWのBPMともきちんと連動しています。


1/8つまり8分音符のリバースタイムを設定したらどのBPMでもちゃんと8分音符のリバースサウンド作ることができます。


 


DAWの逆再生(リバース)では速度を変更することはできません。


減衰していく時間を単に逆再生するだけですが、このプラグインではその時間をコントロールできます。


 


 


中央のON-OFFは文字通り


周りの緑の円になっている部分はDRY/WETのバランスを取ることできます。


左に回せばドライ、つまりリバースされていないう状態になり右に回し切ると完全なリバースサウンドになります。


そして12時くらいに設定すればリバースサウンドと普通のサウンドを混ぜ合わせることができます。


コンプでいう所のパラレルコンプみたいなものです。


 


右下にあるFADEはリバースの量だと思われます。


右に回すことでリバースの深さが変わります。


 


Initial Reverseサウンドチェック


ピアノと出だしのドラム、そしてシンバルにかけてみました。


ピアノに関しては


最初の4小節は何もかけていない(原音)状態です


次の4小節は8分音符のリバースでDRYとWETのバランスおよそ50%


原音から8分音符後にリバースサウンドをなるようにしています。


 


ピアノが入る2小節前から


 


シンバルは途中に出てくるシンバルをリバースさせてみました。



最後の4小節はWETを100%にした状態原音はなくリバースサウンドのみです。



 


若干余韻の処理が甘くRP-Reverseと比べると音の処理の甘さが目立ちますが、


それでもリバースサウンドを手軽に楽しむ分には良いと思います。


 


たまにリバースされていないサウンドがなってしまうことがありますが、


バウンス書き出し時に失敗したことはありません。


 


重要なことなので再度言います。


再生に音にしかリバースエフェクトはかかりませんw


Initial ReverseのCPU負荷



まぁ高負荷って感じではないと思いますが、


何本も同時に使うとちょっと負荷が上がってくるかもしれません。


output「REV」


リバースサウンドの代表といえばOutputのREVでしょう。



多彩なプリセットに充実したエフェクトでリバースサウンドの音作りを楽しむことができます。


こちらは音源なので当然弾きながらサウンドを楽しむことができます。


 


しかしちょっと残念なのは収録されている音源の長さが短いんです。


いくらリバースサウンドの質が良くてもBPMに合わすことができないのであれば


演出としての逆再生の効果は期待できるものではありません。


 


REVはあくまで演出面のリバースサウンドというよりは


音色としての特殊な雰囲気を作ることに特化したものだと思っています。


さいごに


簡単で便利!オーディオ化せずにリバースサウンドを作る方法


どうでしたか?


 


RP-Reverseは29ユーロ


日本円で3625円です。


 


一方Initial REVERSは


49ドルですが、セールで9.99ドルです


 


といいつもいつまでセールをしているのかわかりませんがので


とりあえず気になった人はポチるにはなんら問題ない金額ではないでしょうか?


 


REVERSE – EFFECT PLUGIN



 


音質重視で考えるならばRP


サクッと簡単ながらもリズムに合わせたリバースサウンドを安く作りたいならInitial Reverseだと思います。

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