焚き火ラジオ シーズン1-5 齋藤紘良さん 渋谷/世田谷/町田などで保育園などを経営するミュージシャンでお寺の副住職「定められた人生の半分を楽しみながらグルーヴ拡張」
Update: 2021-01-06
Description
トークノートはこちらです↓
- 渋谷のこども園に併設されている子育て支援スペースBUTTERで収録
- 2018年にオープンして早くも2年
- カフェに人が集まってくる
- 子供たちからも「紘良さん!」と呼ばれている
- 渋谷、世田谷、町田、相模原などで保育事業を運営
- 通っている子供は合計500名以上
- スタッフも300名以上
- 気がついたら大きな規模になっていました
- 増やそうとして増えたわけでなく
- 各施設のスタッフが集まり経験をシェアする機会がある
- 地域によって家庭環境も遊び場も大きく異なる
- 子供たちと毎日面白いことを考えて編み出す
- 社会福祉法人 東香会(とうこうかい)
- やさしい法人東香会は1978年に誕生して紘良さんは4代目の理事長
- 2007年頃にヨーロッパで1年間福祉の勉強
- イギリスのロンドン・キルバンを拠点に語学学校に通いながら一人暮らし
- フィンランドの幼稚園などで経験
- 物価の高さに泣かされる
- 格安スーパーで買ったパンや自作弁当でしのぐ
- 食べられなくてガリガリに痩せた
- 音楽ソーシャルネットワークMy Space
- 有名なミュージシャンとも繋がれた
- 英国のフォークロックバンドPentangleとVashti Bunyan
- ミュージシャンにインタビューしてBalladという小冊子を制作
- 町田の住宅街の丘の上にある「しぜんの国保育園」
- 保育園で開催されるサウンド園庭という音楽フェス
- https://www.youtube.com/c/higashinikaoru
- 15年前からやりたかったことが今、実現している
- 子供たちに夢を語らせることはあんまり意味がないかも
- なぜなら大人になってからも夢は増えていくから
- 子供たちの今が大切
- 抜き差しの上手い仕上がりの良い子供
- 3000人がやってきて行列をつくる「くらしのmoto市」
- お寺の境内本殿で音楽ライブ
- 簗田寺に併設している保育園
- 園長の紘良さんはBrooklynのキャップ
- バグパイプでハーメルンの笛吹き
- 半分は楽しいから、半分は意識的にチューニングしながらやっている
- 子供にとって子供と大人の境界はない
- 大人は子供から一緒になって楽しんでくれるか見られている
- 作為を感じ取られると子供たちは引いていく
- 子供たち自身もコミュニティーの中でチューニングしている
- 保育園の学期テーマが「グルーヴ感」
- しっかりと細かいカリキュラムは立てるけれど、それだけでは面白くない
- 子供たちが不安になる時期は「ゆらゆら期」
- 幼児期の体験は将来思い返される
- 関わった子供は二十歳や高校生になっている
- 保育ボランティアに関わってくれる卒園生
- 親も子供も育っていく
- コロナ禍のお父さんたち
- リモート業務で自宅にいて昼間も子供と一緒
- はじめて気がつく子供たちの姿に不安になるお父さんたち
- わがままや不安定に見える姿もそれは子供の個性
- 自分たち自身が不安だったお父さんたち
- 仕事脳を家庭に持ち込んではいけない
- 保育園は母性感覚の社会関係性
- それが大きな男の子には理解できない
- 能率や効率ではなく子供たちは感覚で生きている
- アーティスティックな考えや閃きはロジックだけからは生まれない
- お祭りが人間を発散させてくれる
- 「ハレとケ」の「ケ」は放置していると枯れてしまい「穢れ」になる
- コロナ禍で「ケ」が目に見えないまま蓄積されている
- 心のギスギスをどこかで晴らしたいですね
- 子供は穢れを晴らすのに大声を出したり高いところに登る
- 大人は都会のオフィスビルの屋上で叫んでみては笑
- 畑では気分は落ち込まない無になれる
- どうにかして祭りのために集まりたい
- 乙武さんはコロナ終わってもオンラインを続けて欲しい
- 水田テラスのヤマガタデザイン
- オンラインだからこその良さはコロナ後も残していきたい
- 子供の頃からピアノをやっていたけれど嫌いだった
- コンピューターで打ち込みの音楽を作り始めたのがきっかけ
- 高校一年生頃に7歳年上の兄にパソコンを譲ってもらった
- 年上の文化の影響を受けた
- 高校生の頃はテクノ好き
- 伝説のテクノフェスRainbow2000に16歳で行く
- Underworld、石野卓球、Ken Ishii、細野晴臣、Orbital、The Orb
- テクノ専門学校、田中フミヤ、とれまレコード
- 当時のテクノ好きはオタクだった
- united future organization、骨董通り青山Blue
- Aphex Twin / Vol. 2-Selected Ambient Works
- 音楽専門学校に通ったけど、就職の道は拓けない
- 家族会議が開かれて実家のお寺を継ぐことになった
- 駒沢大学の仏教学科に入学
- 仏教学科を卒業すると、その後のお寺の修行が短縮される
- 大学でギターマンドリンクラブに入部して初めてバンドを組んだ
- テクノ好きのお坊さんは結構いる
- 修行中の厳しい先輩和尚さんが実はテクノ好き
- すれ違いざまに小声で「テクノ好きなんだ?」とささやかれる
- 世界中の全てのドラッグよりも座禅が心地良いと悟った先輩
- つらい修行期間だったけれど、いま思うと面白い体験だった
- 能登半島の無茶苦茶寒いお寺で100日間の修行
- 修行が終わって簗田寺の副住職になる
- 自分の人生は半分決まっていて、残りの半分で楽しいことを考えてきた
- お寺で異質な活動には批判も多かったけど、だんだん理解してもらえた
- 今後、本格的に住職を継いでいく予定
- 固定概念のお寺を開放して、人が集まるコミュニティにしたい
- 法事やお墓参りだけでなく、生活の中でのサードプレイスに
- お寺で気持ちや環境を変える
- 四次元の場
- 檀家制度はお寺のファンクラブ
- 次回はストレッチしてさらに深い話を
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