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語り継ぐべきロックな音を出せるプラグインPSA1000レビュー

語り継ぐべきロックな音を出せるプラグインPSA1000レビュー

Update: 2019-04-14
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Description

どうもUGです。


rockギタリストでもないけれど日夜ロックな音をDTMで求めている


そんなDTMerはきっと多いはず、


アンプシミュプラグインをあれやこれやと試して、


ストップシミュを色々と試して、


究極なロックサウンドを求めるのもDTMの楽しみ方の一つ


 


今日紹介するのは私がどストライクで好きだった


SANSAMPのPSA-1をモデリングしたNEMBRINIのPSA1000を紹介します。


 


PSA1000を一言で言うと「語り継ぐべくロックな音!」と


言えるべき存在です。


 


90年代のROCKサウンドを求める方には特におすすめの


プラグインです


SANSAMP PSA-1



モデリング元になったPSA1(現在はPSA1.1)





チューブ・アンプのような幅広い音を作りが出すことを目的としていますが、


近年のようなキャビネットアンプまでの音を作り込むことを前提とした


アンプリミュレーターではなくあくまでプリアンプで


歪みをコントロールするものです。


パーツも基本アナログ回路を使ったものなので、


アナログ・ギター・プリアンプと名乗っているところに


強いこだわりがあるように思います。





 


使用アーティスト


有名なところではX-JAPANのHIDEさんがENGL SAVAGE 120と


SANSAMP PSA1の組み合わせで音を作っていました。


 


そしてギタリストだけではなく、ベーシストからはたまた


ミキシングエンジニアまでとにかく幅広く使われていた機材です。


PSA1000について


PSA1000は「PSA1000」と「PSA1000Jr」に分かれています。


大きな違いは、


「PSA1000」2U表示


MID/SIDEが操作できる


INPUT/OUTPUTで音量を操作できる


SPAEAD機能で簡易ダブリングサウンドを作ることができます。



 


「PSA100Jr」は1U表示で元のPSAと同じ操作パネルになります。



使い方(パネル表示の意味)


音の変化のスペクトラムアナライザーで見ると次のような感じです。


ピンクノイズによる比較設定はPRE-AMPだけMAXにしています。



地味に嬉しいのは右端の三角になっている部分をドラッグすると拡大化できますw




下がPSA1000を通している状態です。


 


PSA1000はPSA1同様にパラメーターの名前にちょっと癖があるので簡単に説明します。


左から


PRE-AMP





入力感度コントロール


PSA1にあったユニティゲインポイント(矢印になっている部分)はPSA1000にはありません。


これはブーストもカットもなしと言う意味で音作りを始めるポイントにもなっています。


高出力な楽器を使いクリーンサウンドを使いたい場合はプリアンプを下げることで得られるものです。


PREによるオーバードライむはユニティゲインポイントを超えたところから発生するものです。


実はこのポイントはPSA1の音作りの要なのですが、PSA1000の場合は11時のあたりが


PSA1と同じユニティゲインポイントなのかどうかはわかりませんが、


おそらくPSA1に示されている箇所と同じセッティングをすることで同じ効果が得られるのではないかと思っています。



 


ちなみにですが、





プリアンプの設定を高くすることで得られる歪みは(Boogie Lead-style setting)。


反対にドライブをあげることで得られる歪みは(Vintage Marshall-style setting)となっています。



 




BUZZ








低域の歪とオーバードライブをコントロールします。


LOWとの違いはBUZZは(50から80hz)くらいの歪みを作るの対して


LOWはあくまでボリュームとなっているようです。


上がBUZZをMAXにした状態



右がLOWをMAXにした状態



 


 









上がBUZZをカットした状態


下がLOWをカットした状態


 



 


BUZZの方がLOWのカット感が強いです。


歪みで音を作っている感じなんですね



Punch



中域の歪とオーバードライブをコントロールします。


PSA1ではカットするとフェンダー・スタイル、


ブ ーストすると重量感溢れるディストーションと言うことです。


上がMAXの状態


下がカットした状態(左に回し切った)



 






かなりカット感が見てわかります。


表記はされていないのですが、やはり中央12時がユニティゲインポイントのような気もします。





Crunch


このつまみは高域ハーモニックスとピック・アタックを引き出します。


上がMAX



下がカット








MAXにすることで低音がかなり持ち上がります。


高域の歪みとして上がり方はそれほ多くはありませんが、


3khzから5khzあたりをブーストしているのでピッキングのニュアンスはかなり変わってきます。





Drive


パワーアンプ・ディストーションをコントロールします。


上がMAX


下がカット










ピンクノイズなので音量の増減だけのように見えますが、


歪みは変わっているので音色に違いはかなりあります。


サウンドチェック





V-metal


SR52BASS


BFD3


ハードロックな感じのフレーズです。



いかにもハードロックな音です。


プラグインのプリアンプでここまで綺麗に歪んで嫌味がないのは流石な気がします。


 


プリセットにある「Stereo  Clean Guitar」を歪ませてみました



それっぽい感じにはなりますが、違和感は残ります。


私が個人的に気に入っているbx_rockrack V3のENGL530に通してみます。



ドラムとベースにもかけてみました。



良い意味でレンジが狭くなった押しの強いサウンドになります。


ツイッターでの反応



Nembrini Audio – PSA-1000
PSA-1が遂に遂にAvid以外から!
ナンノコッチャかもしれないけどSansAmpのPreでありPluginはPTにしかなかったので事件でもある笑
avid版より抜群に中低域がいい
MSでいじれるのもいいね
HPではTchadさんのお墨付きも貰って今なら29ドル!
PSA-1好きは絶対的に買うべきだ。 pic.twitter.com/3qihJbalOj


— Fionatich (@fionatching) April 13, 2019



いつもFlonatichさんのツイートにはお世話になっていますが、


PSA1000についても激推しツイートを見つけて飛びついた次第です。


 


おっしゃるようにPSA1のプラグインはProtoolsにしか入っていませんでした、


それが今回他のDAWでも使えるようになったのは本当に嬉しいことです。


CPU負荷



ベース モノラル


ギター ステレオ


kick   モノラル


snare モノラル


HH モノラル


OH モノラル


ROM モノラル


こんな感じで使ってみましたが、


負荷はそんなに大きくありません。


個人的なsansamp歴


ギタリストではないのですが、


昔sasampclassc(無印)にBASSDRIVERを通してロックなサウンドを作っている時期がありました。


ベースドライバーは基本ベース用なのですが、「BLEND」と言うキャビネットシミュを通した音が


結構ストライクでClasscとBASSDRIV

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