軽量級Taisei Times 遊戯王アーリーデイズコレクション EX084
Description
今回は、軽量級ゲーマーラジオの企画を真似して、最近購入した「遊戯王 アーリーデイズコレクション」についてゲストのtakeoさんと話した内容です。
遊戯王アーリーデイズコレクションについて
・概要: 遊戯王アーリーデイズコレクションは、1998年から2003年までにゲームボーイおよびゲームボーイアドバンス向けに発売された遊戯王ゲームソフト14本(実質16作品)を収録した作品です。2025年2月27日に発売されました。
・対象層: 主に初代遊戯王を懐かしく思うおじさん層をターゲットとしているようです。約5.5万本売れたとのことです。
・快適化機能: 元のゲームを遊びやすくするための機能が追加されています。
・ 早送り機能: Aボタン長押しで進行速度が少し速くなります。
・カード枚数設定: 最初から特定のカードを1~3枚持った状態でゲームを開始できます。これは一度設定すると元に戻せません(セーブをリセットすれば可能)。
・オンライン対戦: DM4の城之内バージョンのみオンライン対戦に対応しています。
初代遊戯王デュエルモンスターズ (GB) について
・発売: 1998年12月17日に発売されました。当時の定価は4300円でした。
・収録カード: 350種類が収録されています。
ゲームシステム:
・デッキ: 40枚デッキです。同じカードを何枚でもデッキに入れることができました。後のシリーズにあるようなデッキキャパシティ(コスト制限)はありませんでした。アーリーデイズコレクションでは、このキャパシティ制限をなくす設定も可能です。
・カードの出し方: 1ターンに1枚しかカード(モンスターまたは魔法)を出せません。トラップカードはありません。
・戦闘: 攻撃力の高いモンスターが非常に有利な、シンプルなゲーム性です。生贄召喚システムは当時まだありませんでした。1ターン目から攻撃力3000のモンスターを出すことも可能でした。
・融合: モンスターを重ねて出すことで融合が可能でした。融合魔法カードは不要で、特定の組み合わせで強力なモンスター(例: デーモンの召喚、ブラックデーモンズドラゴン)を出すことができました。
・効果モンスター: このゲームにおける効果モンスターは非常に少なく、手札に揃えると勝利するエクゾディアと、場に出すと次のターンに進化するグレートモス系(プチモス、ラーバモス、進化の繭、グレートモス、完全究極体グレートモス)の2種類のみでした。プチモスは特定の相手を100回倒す必要があり、さらに通信交換で進化させる特殊なシステムがありました。
・カード入手: 相手に勝利するとカードを1枚入手でき、規定回数勝利すると固定のカードを入手できました。レッドアイズブラックドラゴンなどのレアカード入手には特定の相手を100回倒す必要があり、非常に大変でした。パスワード入力で最初から強力なカードを入手する裏技もありました。
・戦闘演出: ライフポイントが減る演出が遅く、100回対戦するのが苦痛でした。早送り機能は必須だとされています。
グラフィックと音楽:
・グラフィック: キャラクターグラフィックやカードイラストは非常にクオリティが高く、ゲームボーイ時代のものとしては「めちゃくちゃええやん」「素晴らしい」と評されています。カードイラストは枠をはみ出すような表現もあり、躍動感がありました。
・音楽: 戦闘中のBGMなどは「すぐ思い出せる」「雰囲気が暗い感じで良かった」と評されています。
ストーリー: 一応存在し、デュエリストキングダム編を舞台に特定の相手と5回ずつ対戦して進んでいきます。終盤はペガサスと対戦し、クリア後には闇遊戯とも戦えます。ただし、ゲームシステムがカード集めに偏っていたため、ストーリーの印象は薄いようです。
当時の状況: ポケモンなどの他のゲームが流行る中で発売され、そのシンプルなゲーム性が特徴でした。当時はゲームボーイ版をプレイしている人は少なかったが、カード自体は非常に流行し、ルールをよく理解せずとも遊ばれていました。
当時の大会ルール:
発売から比較的早く全国大会が行われました。
大会独自のルールが設定されており、攻撃力・守備力が2000以上のカードはデッキに1枚まで、1800以上2000未満は2種類までといった制限がありました。これにより、単に強いカードを入れるだけでなく、融合や特定の戦術(進化、光の護封剣での防御など)を駆使する必要があり、ゲーム本編よりも戦略的な対戦が行われたようです。
参考動画
プレイ動画
https://www.youtube.com/watch?v=GMl_22uYiLY
全国大会の話
https://www.youtube.com/watch?v=hwVn7Fczkso




