#04-4 既存の関係を“不可視”化するケアのデザイン | 金野千恵さん〈4/4〉【デザインの手前】
Description
注目されるケアの概念/ケアに偏る(?)グッドデザイン賞/ケアする・されるの関係を見えなくする/デザインが持つ暴力性/老人ホームの塀を取り払う/社会の分断を招いた「境界」という概念/「活動の可視化」と「境界の不可視化」/デザインは整理をしすぎた!?/「専門家」の肩書きを外す/制度が足かせになる/「ダメ」の間にあるグレーゾーン/発信し続けることで変わる未来/「ケア」にはじまり、「仕組み」にいたる/「優しさ」だけでは成り立たない/建築は共同体にどう関与できるか?/みんなで肩を並べて考える/建築やデザインがつくる新しいコモンズ/目の前の課題を解くだけが仕事じゃない etc.
■プロフィール
ゲスト
金野千恵(建築家)
1981年神奈川県生まれ。2011年東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2011年建築設計KONNOを設立ののち、2015年よりt e c o主宰。家具や住宅、福祉施設、公共施設などの建築設計とともに、アートインスタレーション、まちのリサーチまでを手がけ、建築のみにとどまらず仕組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅「向陽ロッジアハウス」、ヴェネチアビエンナーレ建築展2016 日本館、地域共生文化拠点「春日台センターセンター」など。
パーソナリティ
原田優輝(Qonversations·編集者)
株式会社カンバセーションズ代表。編集者/ライターとして活動する傍ら、「問い」をカタチにするインタビューメディア「Qonversations」や、地域と地域をつなぐインターローカル·プロジェクト「◯◯と鎌倉」などを主宰している。
山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランス。建築、デザイン、アートなどを中心に、『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集·執筆。展覧会の企画や図録制作などにも携わる。
■関連リンク
t e c o
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グッドデザイン賞
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春日台センターセンター
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原 研哉
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ミノワ座ガーデン
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designing
上平崇仁
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大阪・関西万博
■ 全文文字起こし(画像アリ)
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■「デザインの手前」とは?
デザインという領域に関わる編集者2人が、多彩なクリエイターをゲストにお招きし、デザインの本質的な価値やこれからの可能性についてお話ししていくトークプログラム。さまざまな切り口で、ゲストそれぞれの「デザインの手前」についてお聴きします。