#08-1 いちグラフィックデザイナーが子どもを産むと何が起こるのか? | 長嶋りかこさん〈1/4〉【デザインの手前】
Description
音声メディアには慣れている?/どうやったらうまく喋れるのか/実は詩も書いていた/自然の曲線と人工の直線/子どもを産んで起こった変化/浮かび上がる社会の歪み/ひたすら書き溜めた携帯のメモ/二項対立ではわりきれない問題/色と形のずっと手前にいた/開示したことで得られた反応/子どもを産んでから友達が増えた/自費出版を選んだ理由/最初は怒りのデスロードだった/逃げられる父・逃げられない母/グラデーションは歩み寄りの技術/グラフィックデザイナーが書く文章/女性同士でもわかり合えないことがある/異なる他者と生きるには/みんなそれぞれに持ち場がある/集まった声を視覚化したい etc.
■プロフィール
ゲスト
長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)
1980年生まれ。2003年武蔵野美術大学視覚伝達デザ イン科卒。2013年に自身のデザイン事務所 village®︎ を設立。ビジュアルアイデンティティデザイン、サイン計画、ブックデザインなど、視覚言語を基軸としながら活動し、対象のコンセプトや思想の仲介となって視覚情報へと翻訳する。これまでの主な仕事に「札幌国際芸術祭“都市と自然〟」 (2014)、「 東北ユースオーケストラ」(2016-)、「アニッシュカプーアの崩壊概論」(2017)、ポーラ美術館の新VI計画 (2020)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「エレメントの軌跡」(2021)、「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」(2021)など。また、各仕事においてマテリアルのセレクトにて環境負荷の低減を探り、気候危機に関心を寄せた活動をする。 2018年に出産し、育児とデザインの仕事の両立の困難さから見えてくる社会への眼差しを綴った初の著書『色と形のずっと手前で』をvillage®︎ の出版部門である村畑出版より出版。(書籍販売サイト▶ https://villager.theshop.jp/items/87231327)
パーソナリティ
原田優輝(Qonversations·編集者)
株式会社カンバセーションズ代表。編集者/ライターとして活動する傍ら、「問い」をカタチにするインタビューメディア「Qonversations」や、地域と地域をつなぐインターローカル·プロジェクト「◯◯と鎌倉」などを主宰している。
山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランス。建築、デザイン、アートなどを中心に、『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集·執筆。展覧会の企画や図録制作などにも携わる。
■関連リンク
長嶋りかこ
⇒ Link
色と形のずっと手前で
⇒ Link
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
⇒ Link
札幌国際芸術祭2014
⇒ Link
第17回ベネチアビエンナーレ国際建築展日本館展示
⇒ Link
ポーラ美術館
⇒ Link
RADIO SAKAMOTO
⇒Link
坂本龍一
⇒Link
U-zhaan
⇒Link
POST
⇒Link
中崎 透
⇒Link
■ 全文文字起こし(画像アリ)
https://designnotemae.substack.com/p/14-227
■SNS
https://www.instagram.com/design_no_temae/
https://x.com/design_no_temae
https://note.com/design_no_temae
https://designnotemae.substack.com/
番組の感想やご質問、ご意見などはハッシュタグ「#デザインの手前」 で。
■「デザインの手前」とは?
デザインという領域に関わる編集者2人が、多彩なクリエイターをゲストにお招きし、デザインの本質的な価値やこれからの可能性についてお話ししていくトークプログラム。さまざまな切り口で、ゲストそれぞれの「デザインの手前」についてお聴きします。