#13 「セカンドハンド」を上手に活用!デンマークに息づく「モノを大事にする精神」
Update: 2022-10-13
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10月のトークテーマは「デンマークの暮らし」。今回取り上げたのは「セカンドハンド(中古品)」について。日本でも中古品買取・販売店やフリマアプリを活用する人が増えている印象ですが、デンマークではちょっと一味違うような…。会話を進めていく中で、デンマーク人のモノに対する価値観に触れられたような感じがしました。
- 「セカンドハンド」を利用するのが一般的?(セカンドショップがどこにでもある感じ/利用する人もさまざま/生活用品もセカンドハンドショップでゲット/価格帯も幅が広い。数百円のものもあればヴィンテージ、アンティークも混在)
- 100円ショップってあるの?(そもそも概念がなさそう/新品で安いものがそもそもない印象/日本だと安価にモノが手に入りやすい?)
- 「できれば新品で買いたい」と思ってしまう日本人と、抵抗感のない(と映る)デンマーク人(新しいものを買わないことを重視するデンマーク人も/環境意識も強め/日本だと「お古」、デンマークだと「2回め」/年齢を重ねてからのほうが古着を買う機会が増えたいとう/量産品も、長く使えば一点物/古着の良さは「オリジナリティ」や「物語」があること)
- モノに対する価値観の違い(飽きたら色を塗り替えてリメイク!/デンマークで金継ぎ流行りそう/「もったいない」はデンマークでも通じる)
- 「もったいない」の言葉が生まれた日本で、「もったいない!」と指摘したくなる場面、多くない?(言葉がある一方で矛盾を感じることも/古いものを生かす発想や、ちょっとこだわってモノを選ぶ文化がこれから広がっていくのでは/「もったいない」の言葉がもっと社会に浸透していったら良いな)
いとうの感想:なぜTシャツを例にあげてしまったのだろう…と我ながら疑問だったのですが、タンスを見て自分の手元にある「長年の愛用品」にTシャツが数着あったからだ、と気づきました。それにしても、安ければOKって発想も、そろそろ見直していかないといけないとも思いますね…。
【パーソナリティー】
・フナトリサコ(ふなちゃん):成人教育機関「フォルケホイスコーレ」で学ぶため、2022年1月にデンマークに渡った社会人留学生(Twitter→@risako_dk)(note→https://note.com/01rsk02)
・いとうひでみ(いとうえん):日本在住、英語がからきし苦手で海外旅行経験も1回きりという海外偏差値ゼロのライター
【参考】
・外務省-デンマークの基礎データ:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html
・ヒュッゲとは?(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B2
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