Discoverおとなの留学ライフ -デンマークの学び舎から-#16 高福祉国家に暮らすデンマーク人が持つ“自己効力感”
#16 高福祉国家に暮らすデンマーク人が持つ“自己効力感”

#16 高福祉国家に暮らすデンマーク人が持つ“自己効力感”

Update: 2022-11-10
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11月のトークテーマは「デンマークの福祉」。前回の終わりかけにあった、「高福祉国家だからといってユートピアというわけではない」といったような発言。今回は「高福祉国家」で生活するデンマーク人について、ふなちゃんが留学生活を通して感じたことを聞いてみました。課題に対してデンマーク人がどう行動しているのか、日本との違い、取り入れたい姿勢などについて話してみました。



  • 高福祉国家であることをデンマーク人はどう捉えている?(課題に対して自分なりのアクションを実行する/変えるための行動も起こす/「変えられる力がある」と自覚しているデンマーク人/ルールに従うことが当たり前な日本人/「私なんか」を無意識に使っている?/自己効力感を発揮しようとすると、日本社会だとどうなるのだろう?/「出る杭は打たれる」ことへの恐怖/日本社会は自己効力感を発揮するための機能が不全状態?)

  • なぜデンマーク人は自己効力感を身につけられるの?(幼稚園児の頃から「民主主義」的な話し合いを実践/やり方やルールを提供されるのが日本教育の特徴?/小さな頃から「話のオチ」を求められたいとう/「オチ」をつけるためには自分の感情の動きを観察しないといけない)

  • 「あなたがどう思ったか」を知りたいデンマーク人(ハイコンテクスト文化に生きる日本人/デンマーク人は相手の感情を勝手に読み取らない(読み取れない)/自分の感情を示すことが日常)

  • デンマーク人とのコミュニケーションでふなちゃんが影響を受けたこと(感情の機微に敏感になれたし言葉にするようになった/「なぜこの感情になったのだろう?」という深堀りのプロセス/「自分のことに詳しくなれた」)


いとうの感想:「自分にはなにかを変える(成し遂げられる)力がある」と信じて行動するというのは、言うは易く行うは難しといった印象を覚えます。信じたいけれど、信じきれないというか。自分のことを知り、理解を深めることから、自信が芽吹いていくのかなと思いました。


【パーソナリティー】


・フナトリサコ(ふなちゃん):成人教育機関「フォルケホイスコーレ」で学ぶため、2022年1月にデンマークに渡った社会人留学生(Twitter→@risako_dk)(note→https://note.com/01rsk02


・いとうひでみ(いとうえん):日本在住、英語がからきし苦手で海外旅行経験も1回きりという海外偏差値ゼロのライター


【参考】


・外務省-デンマークの基礎データ:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html

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