Discoverコンテンツ過剰接続#16 特集:週刊文春(前半)「消費する僕と消費される僕」
#16 特集:週刊文春(前半)「消費する僕と消費される僕」

#16 特集:週刊文春(前半)「消費する僕と消費される僕」

Update: 2025-10-12
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今回の特集は「週刊文春」です。他のどのポッドキャストもまさかこの話題を取り上げようとはしないでしょう。語り手として潔癖であろうとすればするほど、スキャンダルな話題ひいてはゴシップ誌について触れることは、ダーティ(Dirty)なこととして忌避するのが普通です。しかし、文春が芸能人のスキャンダルをすっぱ抜けば、たちまち当該者は出演作品の降板や活動自粛へと追い込まれ、政治家のスクープを取り上ければ、時に政局を大きく揺るがす事態へと発展させることもあります。何よりも、どんな話題に対してもスキャンダラスに面白がることができる日本人の文化的土壌が、スキャンダルも政治スクープも文化的な営みへと変えてしまう。「報道の自由」の赦しのもとに猛威を振るう文春という強大なジャーナリズムが、もはやテレビや新聞なんかよりもはるかに日本を大きく動かしているということ。「不倫は文化」の国において、文春こそ文化であり、しかも最もアナーキーなポップ・カルチャーなのです。


であるならば、これまで主に「日本」と「ポップ・カルチャー」についてのあれこれを中心に語ってきたこのポッドキャストが「週刊文春」について語ることは必然と言わざるを得ないでしょう。


「ここは文春、恋愛スキャンダルや政治スクープが集まるってことは日本の中心!」という見立てから、

・人はなぜ働きながら、文春を読めるのか。

・藤原ヒロシとカルチャー、非マガジンハウス文化圏の逆襲。

・「文春砲」のシグネーチャー、「センテンススプリング!」と「卒論提出」からみるベッキーのポジティブ。

・「見えない」ものが「見えて」しまうことの文学的快楽。

・AKB48という「政治」がもたらした、政治語りそのものへの変革。

・すべてがコンテンツ化した現代において、文春こそが最強?

・2016年ポップ・カルチャー最盛期問題。フランク・オーシャン、チャンス・ザ・ラッパー、Netflix、Spotify、センテンススプリング…。サブスクとペイウォールによるカルチャーの地殻変動。


などなど話を展開しています。

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私はこーへ / キムラ