#176:iPadで作るインデックスと測量野帳カスタム
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👋 こんにちは、はるなです。
今日のテーマは「iPadとモバイルプリンターで、アナログ手帳をもっと便利に楽しむ方法」です。
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📚 ずっと愛用しているお気に入りのノート
私が長年愛用しているノートの1つに、コクヨの測量野帳というノートがあります。
2013年に梅田で開催されていたコクヨハクというイベントでおすすめ商品として教えてもらって以来、ずっと使い続けているノートです。
オリジナルの測量野帳は非常にシンプルなデザインです。
元々がその名の通り、測量をする計量士のために作られたノートで、1959年に発売され現在まで変わらず販売され続けているノートです。当時の販売価格は25円(現在の価格にすると約140円ほど)、今でも1冊220円ほどで買えます。
測量野帳の基本仕様
* サイズ:縦 165mm × 横 95mm
* 厚さ:約 6mm(40枚・80ページ)
* 用紙:上質紙(非耐水タイプでも十分水濡れに強い)
* 用紙罫線タイプ:3種
* LEVEL(Excelの表のような、6mmヨコ罫に20mm間隔の赤いタテ罫)
* TRANSIT(角度測定で使い勝手のいい罫線、右半分が7mmヨコ罫に2.75mm間隔のタテ罫)
* SKETCH(3mm方眼)
* 製本:糸かがり製本(水平に開きやすい)
* 表紙:厚紙クロス貼り(堅牢、野外使用向き)
* 重量:約 75g
野外で使いやすいように表紙が固く、立ったままでも記入ができます。また、作業着などのポケットにも収まるスリムな形状です。
オフィシャルでもオリジナルデザインカスタムが頼めるので、さまざまなコラボモデルが存在します。博物館や美術館にはオリジナルデザインの測量野帳がよく置いてあるので、旅行先で見つけたら購入しています。
私は、測量野帳を息子の授業参観や旅行の時に持ち歩いて使っています。
他にも、購入した文房具の記録なども1冊の測量野帳の中に記録します。
用途ごとにノートを分けた方が見返しやすいのはわかっているのですが、授業参観や旅行は年に数回しか行かないので、なかなかノートが使いきれません。なので、現在は複数カテゴリーを時系列でごっちゃにして使っています。
1冊のノートにたくさん記録が溜まっている方が、見返す楽しみも増えるからです。
ただ、そのせいで「あの旅行の記録、どこだっけ?」と探すのがやや面倒な時があります。
そこでインデックスシールをつけることにしたんです。
🛠️ モバイルプリンターで作るインデックス
「探しにくさ」を解消するために導入したのが、インデックスシールです。
Phomemo M120というモバイルプリンターとiPadアプリを使って、オリジナルのインデックスシールを作りました。
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専用アプリで文字を入力し、レイアウトを調整したら、あとはBluetoothで接続して印刷するだけ。あっという間に、きれいなインデックスシールが完成します。
4cm × 1.5cmほどの小さなシールに日付とイベント名を入れて印刷したものを、ノートの端に貼っていくことで、どのページに何が書いてあるかがすぐ見つけられるようになりました。
背表紙にも同じようにインデックスシールで日付を入れました。今までは油性ペンで日付を書いていたけれど、印刷したラベルにすると統一感があっていいです。
我が家にはアプリと連携するテプラもありますが、接続方法がWi-Fi接続のみ対応の古い機種のため、接続に時間がかかります。Phomemoのモバイルプリンターなら電源をオンにすればすぐに繋がるので、ちょっとしたラベル印刷ならこちらの方が手軽です。
また、3000円程で購入できるモバイルプリンターなので、購入しやすいという点もメリットです。
✨「自分だけの1冊」に育てる楽しみがある
測量野帳のカスタマイズは、インデックスシールだけではありません。長年使っていると、表紙も自分仕様にしたくなります。
最初の頃は、マスキングテープで装飾する程度でしたが、最近はドトールの紙袋を解体して、文庫本カバーのように表紙に貼り付けたものや、ポケモンの幅広マスキングテープを貼ったりしてカスタマイズしています。
これもまた、その時の「好き」が詰まったデザインになるのでいい思い出になります。
絵が描けなくても旅先でスタンプを押したり、箸袋やチケットや切符、ショップカードを貼っておくだけでも十分思い出になります。
こういった思い出や、記録に関しては、デジタルよりもアナログな物質感のあるものの方が楽しめる気がします。コレクションに近い感覚のものは特に相性がいいと思います。
ということで今日は「iPadとモバイルプリンターで、アナログ手帳をもっと便利に楽しむ方法」というお話でした。
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