DiscoverMONGORU podcast ボロルと話そう!#6【航空分野関係】日本政府円借款で建設した新ウランバートル国際空港「NUBIA」について
#6【航空分野関係】日本政府円借款で建設した新ウランバートル国際空港「NUBIA」について

#6【航空分野関係】日本政府円借款で建設した新ウランバートル国際空港「NUBIA」について

Update: 2022-03-30
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新ウランバートル国際空港「NUBIA」
(正式名称:チンギスハーン国際空港)

経緯と背景 について

モンゴルの国際空港は、1957年から使われてきまして、滑走路の延長や改修を重ねてきましたが、年々増加する需要に応えるため、新空港の整備が必要となっていました。あと、旧空港は南側と東側を山に囲まれているため、離着陸は一方向に限られるという立地上の制約がありました。このため、遅延や欠航の頻発といった問題を抱え、信頼性・安全性の向上が課題となっていました。この課題を解決するため、日本政府・JICAは円借款事業(総額656.57億円)を通じて、チンギスハーン国際空港の建設に協力してきました。本建設事業は、2013年に建設しはじめ、2020年に完成して、2021年に開港しました。日本企業がコンサルタントとして入ったので、日本が持つ最新の技術が活かされています。

また、日本政府・JICAは空港建設に加え、技術協力プロジェクト通じて、組織計画、滑走路等の維持管理、給油システム運営・維持管理、料金設定・テナント運営、顧客満足度向上活動、既存の空港から新空港への移転などに対する協力を日本の関係機関、企業の支援を得てオールジャパンで実施してきました。これまでに、合計約3000日の間、長期・短期の日本人専門家がモンゴルでの活動を行うとともに、約150名のモンゴルの航空分野関係者が日本での研修に参加しました。

今は、さらに、日本政府・JICAによる新空港の運営制度設計支援により、モンゴルで初めて空港運営が民間企業に委託されることになり、日本企業連合とモンゴル国営企業が出資参画するNUBIA社がモンゴル政府とコンセッション契約を締結し運営にあたっています。


FM Radio 放送案内:
放送局: FMG’Sky 77.9 (北海道滝川市にあるコミュニティFM曲)
放送番組: TIEA’s ROOM(The Takikawa International Exchange Association)
放送日: 2022年3月26日(土) 11:00-12:00
ゲスト: 高村光男氏(ANAで41年間勤務、JICA expert)

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Shinjee Bolorchimeg