INFJな俺らはどう生きるか
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MBTIやったらINFJ/性格と仕事/人生で気づいたこと
MBTI診断ってやったことある?
あー、あるある。知ってるよ。なんか、血液型診断のもうちょっと細かいやつ、みたいな感じだよね。まあ、信憑性はどこまであるかって言われると微妙だけど、でも、ざっくり自分をカテゴライズしてくれる感じはある。
「16タイプ」ってやつでしょ?俺、それでINFJ-Aって出たんだよね。なんか、すごく希少な性格らしいよ。いや、別にマウント取りたいとかじゃなくて、純粋に「あ、自分ってこういう性格なんだ」って気づきがあったというか。
ちなみに、INFJってどういうタイプなの?ポケモンで言うと…って例えじゃなくてもいいけど(笑)。
ああ、俺はINFJ-Tってやつだったよ。AとTの違いだけで、基本は同じみたい。INFJ自体が16タイプの中でも一番珍しいって言われてるらしいね。絶滅危惧種って呼ばれることもあるらしいし。なんか、お前もそれだったのか、ってちょっと安心した。
それでさ、MBTIって「向いてる仕事・向いてない仕事」みたいなのが出るんだけど、俺、今やってる仕事がまじで相性最悪でさ。「過度な競争は苦手」とか「ノルマ営業とかに向いてない」とか、全部当てはまってて。人前に出てバリバリやるより、ちょっと一歩引いて全体を見るような役回りの方が向いてるんだよね。
俺のINFJ-Aってタイプは、ざっくり言うと「洞察力があって思慮深い」みたいな特徴があって。構造的に物事を見るのが得意だったりもする。でもAの方は行動力がある方だから、「考えるけど動く」みたいな、ちょっと矛盾を抱えたタイプとも言えるかな。
ちなみに、INFJの有名人って、ネルソン・マンデラとか、ガンジーとか、キング牧師とか、マザー・テレサとか、歴史的に見ても「理想を追い求めて最終的に命を落とす」みたいな人が多いって言われてるんだよね。日本だと、太田光とか藤井風とかが該当するらしい。あくまで目安だけど。
それを知った時に、「職業選びってやっぱ大事だな」って思ったんだよね。俺、本当に一番向いてない仕事選んでたんじゃないか?って。それで自分の性格とズレた自己分析をしちゃってて、生きづらさを感じてた。
理想主義でありつつ、現実主義でもあるから、どっちも分かっちゃって辛い。普通に「この性格、生きづらくね?」って思ってる。
で、俺は思うんだよ。INFJって「気づいてしまうタイプ」なんだよね。社会の矛盾とか、空気の違和感とか、そういうのをスルーできない。で、気づいてしまうからこそ、自分の子どもとか、過去の自分に伝えたい「人生の教訓」みたいなものがあるなって。
例えば、「お金のない不幸ってでかい」ってこと。これは仕事をしてきて気づいたんだけど、衣食住が安定してないと、好きなことも何もできない。結局、生活って“ゲーム”みたいなもので、その“土俵”にすら立てない状況ってあるんだよね。
だから、「自分の得意なことを仕事にする」ってことがすごく大事だと思う。好きなことだけじゃだめで、「得意」で「続けられる」ことじゃないと、どっかで嫌いになっちゃうんだよね。
昔読んだ話で、「3つの円」があって──1つは「やってる仕事」、1つは「自分の得意なこと」、そして「自分のやりたいこと」。この3つの重なりが大きければ大きいほど、自己実現の度合いが高くなるって話。これ、まさにその通りだと思った。
でも、結局のところ、自分の性格の根っこって変わらないよね。6年働いて分かったけど、「適応」することはできても、「根っこ」は変わらない。
だから、職業選択って、性格特性と合ってないとマジでしんどい。俺が過去の自分に伝えたいのは、「自分の性格をよく理解して、それに合った道を選べ」ってことなんだよ。
じゃあ転職するかどうかって言われたら、今はまだ分かんないけど、もしするなら、ガラッと変えるつもりではいる。それぐらい、今は自分の特性とズレてるって感覚が強い。
で、もっと引いた視点で言うと、これからの日本ってやばいよね。収入は上がらないのに、物価だけ上がってる。うちの親の世代の方がよっぽど豊かだったと思う。毎日外食してたとか、信じられない。
俺たち、今じゃコンビニのリンゴジュースが350円とかして、買うのやめるくらいなんだぜ?外食も1,000円が当たり前で、でも給料はそこまで上がってない。働けど暮らしは楽にならず、だよ。
このままいくと、日本は“全員参加型の『いきなり!黄金伝説』状態”に突入するんじゃないかって思う。食費削って、電気代ケチって、もう精神論しか残らないような。
しかも、日本って移民も入れにくい国だから、労働力不足が補えない。仮に移民を受け入れたら、今度は治安や文化の問題が出てくる。詰んでるんだよな。
そんな中で、どう生き延びるかって言ったら、もう「複数の飯の種を持つ」しかないんだと思う。副業とか、スキマバイトとか、そういう分散型の生き方にシフトしていかないと、たぶん耐えられない。
それってつまり、東京みたいな固定費が高すぎる場所ではもう生きていけなくなるってことでしょ?そうなったら、ネガティブな意味での“地方移住”が起きるかもしれない。
俺、東京で生まれ育ったけど、このままだと東京から追い出されるかもしれないっていう不安があるよ。資産も相続できないし、税金ばっかり高くて。
なんかもう、希望が見えないね(笑)。でも、せめてこの先の世界がどう変わっていくかは知っておきたい。で、できる範囲で備えていくしかないんだろうなって。
コスパとかタイパって言葉もさ、俺、八丈島行ったとき思ったんだけど、
「目的と手段に完全に拘束されてる」っていうことが、貧しいんだなって。
余剰がない。無駄がゼロ。
そうなると、人生ってもう「最短距離でゴール」みたいな感じになって、
逆に“ルート”を楽しむって感覚が全部削がれる。
でも人生って、そもそも意味なんかないじゃん。
たとえば、八丈島の空が綺麗だった。それに理由なんかない。
でも、それでいいんじゃない?って。
人生、意味はないけど、「快・不快」っていう感覚がある。
で、「死ぬのが不快だから生きてる」ってだけなんだよ。
それ、めちゃくちゃ貧しいよな。
で、そんな中で仕事してるときって、意外と余計なこと考えない。
兵隊的な心地よさ。
目的がある状態だから、考える余地がない。それが楽だったりする。
でもさ、働いて笑おう、ってなんなん?
味のなくならないガムみたいに、時々社会に登場してくる。
労働って、普通に不機嫌だよ。働いてる人って不機嫌な人多い。
特に衣食住を支える現場の人たち。飲食とか清掃とか。
社会って、そういう働いて不機嫌な人たちが支えてんのに、
それを軽視してるような風潮ってあるよな。
ホリエモンみたいなさ、上から見下してる系。
「やりたくない仕事はやらなくていい」って言うけど、
じゃあ誰がゴミ拾うの?誰が米作るの?
いなくなったら社会が回らないよね。
結局さ、「働いて笑おう」とか言ってるのは、1%の勝ち組だけなんだよ。
あとは働いてしかめっ面。それが現実。
だから俺、NewsPicks的な意識高い感じのメディア、あんまり好きじゃない。
エリートママゴトっていうか。
上の人間だけで「世界を動かしてる気になってる」っていう匂いがダメなんだよな。
あと、年取ると人が黙るって話あるじゃん?
それも、「会話の100手先が見えるから」っていう理由らしいんだよね。
会話のパラレルワールドが全部見えて、もうこの未来いらないってなる。
だから、黙って空見上げる。それでいいやってなる。
結果、黙って働いて笑おう…って、それ皮肉すぎるだろ(笑)
最後の教訓みたいな話になるとさ、結局、自分が体験して気づくしかないってことだよね。
人から言われても響かない。けど、後で「あ、あれ正解だったんだな」って気づく。
だから一応、年長者の話は聞いとけ、片隅に置いとけ、ってことなんだよね。
社会のレールとかも、若い頃は疑問しかなかったけど、
あれって無数の失敗と試行錯誤の果てにできてんだなって思うようになる。
就活も、当時は「なんで新卒一括採用なんだよ」って思ってたけど、
アメリカみたいに「経験者しか採らん」って言われたら、どう始めんだよってなる。
そう考えると、日本の仕組みってよくできてる…完璧じゃないけど、
ありがたい部分もあるんだなって、今なら思える。
で、結局この話のオチは…なんだっけ?
人生、教訓なんて最終的に「包みなさい」で終わる感じで。
お前がまず落ち着けよ、みたいな(笑)
ジャンルって、結局「若い才能がどこに行ったか」で元気さが決まるんだよな。
今はやっぱTikTokとかショート動画だよね。何が流行ってるかわかんないけど、政治まで流れてくるし。60年代みたいな政治の熱狂とは違うけど、若い人が「政治家になりたい」って思ってる時代かも。宗教に近いね。
結局、選択肢が多すぎるから、「これが正解です」って言ってくれる人が求められてる。宗教家、あるいはカウンセラー、もしくはインフルエンサー。
最後に読んだ記事で面白かったのが、SNS普及後に「退屈だと自覚する人」が増えたってやつ。コンテンツありすぎて、切り替えが早すぎて、没入できなくなってるらしい。
だから映画館での「2時間縛り」が逆に贅沢だったりして。いまは全部が軽くて、選べすぎて、何も面白くなくなってる。選択肢が多い=自由ってわけじゃない。
それを狭めてくれる存在=新宗教的存在かもな