世代問わず元気な一歩は「推し活」から【深夜22時の創造しい会|7月3日(月)】
Update: 2023-07-04
Description
#推し活 #幸福寿命 #みんなの企画部 #企画参謀 #事業創造
元気な一歩は「推し活」から
日経MJ
2023/6/23
「高齢者とサッカーをつなげる、良い取り組みはないか」。2020年2月、Jリーグの社会連携活動(シャレン!)の担当者から相談を受けたのが、フリープロデューサーの小国士朗さん。
「高齢者施設で『支えられる人』と思われているシニアに、"推し"のサッカー選手がいれば、『支える人(サポーター)』になれるはず」だと発想したという。
プロジェクト名は、「Be supporters!(支える人になろう)」。応援によって、毎日をワクワク楽しく過ごしてもらいたい、そんな思いが合致したのが、健康食品で知られるサントリーウエルネスだった。
サントリーウエルネスは人生100年時代の「幸福寿命」という考えのもと、共生社会の実現にも寄与したいと取り組みを始めた。
Jリーグのクラブチームに話を持ちかけると、富山をはじめ4地域が「一緒にやりたい」と手を挙げた。
一方で「入所するお年寄りは、サッカーではなく『相撲』世代ですから」と当初難色を示したのが、高齢者施設の職員たちだった。
プロジェクトチームは「まずはサポーターになってもらおう」と、施設の壁に選手の顔写真を貼り出して推しを選んでもらったり、ユニホームを着てテレビでサッカー観戦を楽しんでもらったりと、小さな一歩を踏み出した。
すると、サッカーにまるで興味がなかった80代女性が、スペイン出身のJリーガーを応援しようとスペイン語を勉強し始めた。また、歩行器を使っていた90代の女性が、推しの選手を見ようと元気に足をあげた。
22年までに全国約100施設で、のべ2500人が推し活に励んでいる。彼女たちの笑顔が、施設職員の心を動かしたのだ。
「体操しようと誘っても響かないシニアが、推しのためには元気にタオルを回す。僕たちも日々、感動をもらっています」
元気な一歩は「推し活」から
日経MJ
2023/6/23
「高齢者とサッカーをつなげる、良い取り組みはないか」。2020年2月、Jリーグの社会連携活動(シャレン!)の担当者から相談を受けたのが、フリープロデューサーの小国士朗さん。
「高齢者施設で『支えられる人』と思われているシニアに、"推し"のサッカー選手がいれば、『支える人(サポーター)』になれるはず」だと発想したという。
プロジェクト名は、「Be supporters!(支える人になろう)」。応援によって、毎日をワクワク楽しく過ごしてもらいたい、そんな思いが合致したのが、健康食品で知られるサントリーウエルネスだった。
サントリーウエルネスは人生100年時代の「幸福寿命」という考えのもと、共生社会の実現にも寄与したいと取り組みを始めた。
Jリーグのクラブチームに話を持ちかけると、富山をはじめ4地域が「一緒にやりたい」と手を挙げた。
一方で「入所するお年寄りは、サッカーではなく『相撲』世代ですから」と当初難色を示したのが、高齢者施設の職員たちだった。
プロジェクトチームは「まずはサポーターになってもらおう」と、施設の壁に選手の顔写真を貼り出して推しを選んでもらったり、ユニホームを着てテレビでサッカー観戦を楽しんでもらったりと、小さな一歩を踏み出した。
すると、サッカーにまるで興味がなかった80代女性が、スペイン出身のJリーガーを応援しようとスペイン語を勉強し始めた。また、歩行器を使っていた90代の女性が、推しの選手を見ようと元気に足をあげた。
22年までに全国約100施設で、のべ2500人が推し活に励んでいる。彼女たちの笑顔が、施設職員の心を動かしたのだ。
「体操しようと誘っても響かないシニアが、推しのためには元気にタオルを回す。僕たちも日々、感動をもらっています」
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