第59回「育休復帰後のスタッフの対応について」
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●今回のテーマ・質問
育休復帰後のスタッフの対応について注意したほうがよいことや配慮することがあれば教えてください。
父から今年の春から院長を譲り受けスタッフのマネジメントにも関わるようになった者です。
開院からいたスタッフが第一子を出産して戻ってきてくれることになりました。
開院後、はじめて復帰するメンバーで他のメンバーは子どもが大きい人、独身と子育て世代メンバーはそのスタッフのみです。
当院はこれから結婚・出産を控えているメンバーもいますし、まるさんと同じように女性が働きやすい職場作りを目指しています。鎌形さんが組織の中で男性一人、30代と聞いて親近感を感じて思わず問い合わせをしました。
まとまりのない文章で恐縮ですが、院長(男性・2代目)視点、スタッフ視点でそれぞれ関わる上で、気をつけた方が良いことがあれば教えてください。
▼ポイント
- 産休スタッフがはじめての場合には、孤立しないように配慮が必要
- 子育てしながら働く人の視点、独身で働く人の視点、クリニックの視点で、一つの組織として話し合う
- パワーバランスはどうなっているか
- 承継の場合には、是々非々の精神で、残すもの、変えるものを考えていく
- 育休復帰後には、働き方は確実に変わるので、きちんと話し合える場所をつくっておく
- お互い様の精神が醸成できると、とてもうまくいく
- 子育てしながら働く人の視点、独身で働く人の視点、クリニックの視点でベクトルを合わせてコミュニケーションを続けていく
- 育休復帰後には、過度な期待はしない
- なにが変わったのか?仕組みを伝えていく
- 女性が長く働き続けられる組織は、これからの人材難の一つの解決策
●まるクリポッドキャストの目的
院長先生とそこで働くスタッフさんを繋ぐことが目的です。
医院経営は一人では成り立ちません。
院長に学ぶ場があったとしても、スタッフさんに学ぶ場がなければ、いつまでも院長一人で医院経営をしていかなければなりません。
お互いに相互理解しながら協力して医院経営をするためには、院長も、スタッフさんも一緒に学べる場所が必要です。
だからこそ、このポッドキャストは、院長にもスタッフさんにも聴いていただきたい。
結果として、院長もスタッフもお互いに支え合う前向きなクリニックが増えるならば、これほどうれしいことはありません。
題材としては医院経営のあるあるや失敗談、マネジメント、マーケティングなどのお役立ち情報を発信してまいります。
●パーソナリティ
株式会社まる 鎌形忠史(かまがたあつし)
株式会社まる 島田菜々絵(しまだななえ)
●株式会社まるのホームページ
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●配信頻度
毎月第3金曜日 17時に定期配信
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