プロトタイプシティ・ラジオ(高口康太/高須正和)

高口健太(@kinbricksnow) / 高須正和(@tks)によるラジオ番組です。ゲストなどを呼びつつ、月1回程度放送していくつもり。

05回 最近の中国の規制どうよ? ゲスト:高橋玲央奈さん ゲーム開発者

今回のテーマ:「中国:最近の規制どうよ」 市場経済ばんざいイケイケドンドンの時代から、最近の中国では大企業の横暴に対する規制や、貧富の格差解消など、社会の洗練を狙う政策が目立ちます。製造業に比べると目の敵にされやすいゲーム産業で働く高橋さんを招いて、最近の規制から中国が目指すものについて話します。 ■今回のゲスト:高橋玲央奈さん 97年からゲームソフト開発・販売を手掛ける元中学生起業家。NTTデータグループ、エムティーアイ、アプリカを経て株式会社グラティーク創業。日中市場向けにゲームアプリ、HTML5ゲーム、ゲームプラットフォームの制作・運営、日中ゲームの海外パブリッシング、日中各社へのコンサルティングなどを幅広く行う。2017年から中国福建省に移住し、各都市のゲーム関連イベント企画や講演を多数行う一方、コミュニティ「中国アプリゲーム会」「ChinaJoy行こうぜ」などを運営。2019年9月の東京ゲームショウから帰ってきて以来中国に滞在し続け、コロナ禍の中国も経験。日中ゲーム業界の橋渡しに奮闘している。一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース修了(修士(経営))。 https://www.grateek.com/

10-09
01:23:28

04:コミュニティ/販促イベント、Joi Ito, Code for Japan, 日本がどう変わるといいか

-Code for Japanみたいな組織は他にもあるので、紹介していくためもあって、イベントを沢山やってる -山形さんが今度出す「OPEN」も、オープンにするほうが社会は進化するんだけど、いうのは簡単だけどついつい理想主義者ほど規制を作ってポリコレクローズドにしてしまう -Joi Itoとメディアラボ、「ハードウェアハッカー」は、見事なオープンイノベーションだった -できる範囲で、そういう活動を色んな人にアピールすると、世の中がいい方向に向かうんじゃないか -僕自身もクローズドにしてたところがいろいろあるので、それを変えていけると良い

06-09
18:09

02:コミュニティの構築方法

・オープンなコミュニティというと、なんかゆるさを想像しますけど、本書ではかなり具体的にミッションや目標、KPIの設定や、定期的な意思統一といったかっちりした手法を紹介しているのが意外でした。以前にShao0155さんから、「アジャイル開発はきっちりしたすりあわせのルールやツールが不可欠で、実は難しい」という話を聞いたのを思い出しましたが。 → -会社がコミュニティやろうとして失敗する例をうまく潰してる たとえば? -ほっておくとうまくいかないので、自覚的に目標作ったりするのがだいじ

05-26
16:52

シーズン2:コミュニティ本をなぜ出版したの?遠くへ行きたければ、みんなで行け

*コミュニティの本「遠くへ行きたければ みんなで行け」テーマは何? 著者はどういう人? ・「コミュニティ」ってよく聞くようになりましたが、会社にコミュニティ作りの専門家ポジションがあるってどういうことでしょう? イメージがつきづらいので、コミュニティを使ってビジネスを回している有名な事例などあれば。

05-19
15:41

第10回「イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学」ゲスト:牧兼充 #プロトタイプシティ ラジオ 高口康太/高須正和

高須が早稲田ビジネススクールでお世話になっている牧兼充先生が、イノベーションについての新著を出します。 サイエンスとテクノロジーについての一般書なので、「プロトタイプシティ」と重なる部分もあります。 書籍の内容について紹介いただきます。 ■今回のテーマ:「イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学」牧先生の新著 amazonにて予約受付中 現在、米国を中心に世界では「イノベーションの経済学・経営学」に関する研究が盛んである。起業家はいかにしてどこから生まれるのか、なぜ起業家は特定の地域に集積するのか、科学技術はベンチャー企業の育成にいかにして役立つのか、といった実務に役立つ疑問について、さまざまな研究成果が生まれている。本書では、特に科学技術による新事業創造について多く扱うが、それは日本企業が、以前ほど科学技術を儲けに結びつけられなくなってきているという問題意識がある。 本書では、シリコンバレー型にとどまらない先端的なイノベーションや起業の研究について、32本の海外の学術論文(定量論文)を具体的に読み解きながら、そのエッセンスを紹介していく。ビジネスの現場では、アカデミックな知見とエビデンスを実務にどう役立てるのかという「科学的思考法」がますます重視されてきている。論文の探し方から情報の読み解き方までを学ぶ一冊としても有用である。 https://amzn.to/3hn6eIl ■ゲスト牧 兼充 牧 兼充(マキ カネタカ) 早稲田大学ビジネススクール准教授 1978年東京都生まれ。2000年慶應義塾大学環境情報学部卒業。02年同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。15年カリフォルニア大学サンディエゴ校にて、博士(経営学)を取得。慶應義塾大学助教・助手、カリフォルニア大学サンディエゴ校講師、スタンフォード大学リサーチアソシエイト、政策研究大学院大学助教授などを経て、17年より現職。カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクール客員准教授を兼務するほか、日米の大学において理工・医学分野での人材育成、大学を中心としたエコシステムの創生に携わる。専門は、技術経営、アントレプレナーシップ、イノベーション、科学技術政策など。近著に「『失敗のマネジメント』がイノベーションを生む」(『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』2020年3月号掲載)、『東アジアのイノベーション』(共著、作品社)、『グローバル化、デジタル化で教育、社会は変わる』(共著、東信堂)などがある。 ■高口康太/高須正和によるポッドキャスト番組 「なんとなく音声メディア、Podcastとかやってみたいねえ」「いいすねえ、やってみたいすねー」という高口・高須のやりとりから企画された番組「プロトタイプシティラジオ」。二人が最近書いた記事などをベースに、ゲストなどを招きつつトークをします。 各podcastプラットフォームにて配信中です! Google Podcast Apple Podcast PodcastのRSS

03-23
01:08:59

第9回 ゲスト:JENESIS深圳CEO 藤岡淳一 さん 高口康太/高須正和 プロトタイプシティラジオ

1年半ぶりに日本滞在をした藤岡CEO。今は深圳にて隔離中です。日本/中国のこの1年での変化、DXの状況などについて語ってもらいました。

02-13
01:11:15

第8回 『中国コロナ対策 の虚実』は折りたたみスマホの夢を見るか ゲスト:Shaoさん

バブル経済でありイノベーション大国である中国では冒険的な機能のスマホがたくさん出てきています。 深圳在住の高須はメイン機がXiaomiの折りたたみスマホ、サブがHisenseの電子ペーパースマホ。 同じくたくさんスマホを持っている @Shaoさんと、ガジェット好きの高口と一緒に「キワモノスマホの普段遣いはどうよ」について語りました。

01-05
01:38:37

07回 高口康太新刊「中国コロナ封じ」の虚実 ゲスト山形浩生 プロトタイプシティラジオ

■今回のテーマ:高口さんの新刊:『中国「コロナ封じ」 の虚実』 高口さんの新刊『中国「コロナ封じ」 の虚実』が12/9に発売になります。テクノロジーと政府規制だけでなく、マルチ商法やアイドルなど、市民生活から商習慣、変わる庶民の文化などの様々な側面に現在の中国の姿が現れる快著です。 発売を記念して、山形浩生さんをゲストにこの本についてトークします。 ■今回のゲスト:山形浩生さん 翻訳家、評論家。歯切れのいい明快な訳文には定評があり、ファンも多い。近年の代表作はピケティ『21世紀の資本』(共訳、みすず書房)。アトキンソン『21世紀の不平等』(東洋経済新報社)など。 ■高口康太/高須正和によるポッドキャスト番組 「なんとなく音声メディア、Podcastとかやってみたいねえ」「いいすねえ、やってみたいすねー」という高口・高須のやりとりから企画された番組「プロトタイプシティラジオ」。二人が最近書いた記事などをベースに、ゲストなどを招きつつトークをします。

12-11
02:02:40

06回 中国輸入の閃き ゲスト:和田太郎さん

お便り的な質問を、匿名質問サービス「マシュマロ」で募集してます!  今日のゲストは中国輸入のプロ、和田太郎さん。 和田太郎さん 埼玉県熊谷市出身。 上海復旦大学卒業。浙江省義烏市在住。 ゴールドバッハ株式会社 義烏市購覇貿易有限公司など複数社経営。タオタロウ運営 イーウー市日本サービスセンター主任。中国輸出、中国輸入など中国ビジネス全般。#中国輸入の閃き も見てくれ! http://www.yiwutaorui.com/ ■中国の景気の話 日本の大手からの発注は順調、 一方で中国国内の原価が上がってきているので、利幅は微妙 特にコロナ渦で、実際に中国に来ての輸入が難しくなっているところから、他の大手からも和田さんのところに発注がくることも増えている なので、一般貿易で見るとそんなにコロナの影響は受けていない。 まわりをみていると、輸送費などの高騰はともかく、大きく景気が悪くなったとは感じない。 (高須:深圳みたいに土地バブルが経済に占める影響が多かった場所に比べると、むしろ義烏のほうが景気の落ち込みはマシなのかな..) 義烏全体の輸出額が減ったとも聞いてない 日本向けはそこまで上がり幅が大きくないが、距離が遠いEU向けのコストはすごく上がっている 高口:世界的に売り手市場に思うけど、値段はどうでしょう? 物流はそうだろうけど、製造系はそこまで上がってる感じがない コンテナは取り合いになっているし、スケジュールがズレたりする危険 ■amazon他のセラーの話 -コロナ前からあったが、最近は増えている アウトドア関係など -OEMを製造と言い張るクラウドファンディングは、コロナ関係なく前から増えている感ある ■ライブコマース 中国で物売るなら必須 ただ、ライブコマースは道具のひとつなので、総合力でやらないとむずかしい 今でも中国輸入はチャンとやれば、他の商売より儲かる可能性あるので、思い入れのある製品をきちんと売れば儲かると思います

11-16
01:30:28

04回 ゲスト:からあげ @karaage0703 さん 執筆環境よりも、どうテンションを上げるか、シェアするかが大事 プロトタイプシティ・ラジオ 高口康太 高須正和

エンジニアで著書も多く出されているからあげさん @karaage0703 をゲストにした今回、執筆環境について語るのはこれで三度目になりますが、どうやら今は、パソコンも速くなって執筆環境は良くなってきてるので、「どうやってテンションを上げて書ける状態に持っていくか」とか、フィードバックをどうやって受け付けて全体のクオリティをアップしていくか、に話が移ってきたことがわかる回になりました。

09-07
01:47:06

02回 世界的な半導体不足はまだ1年以上続く? 深圳に大きな影響 JENESIS藤岡淳一社長ゲスト プロトタイプシティ・ラジオ (高口康太/高須正和)

新型コロナによるICT端末需要の増大、コンテナ不足による原材料輸送の障害、米中貿易摩擦でファーウェイが台湾MediaTekのSoCを大量に購入したこと、価格高騰による業者の買い占めやニセモノの横行など、複数の原因で始まった半導体不足。 深圳の製造業は部品の高騰、製造期間の延長に伴うキャッシュフローの悪化、設計の変更(これまでマイナーだったため手に入れやすいUniSOC,GDなどの中国メーカー)、などの対応を迫られている。 不足を招いている現状と、新設の半導体工場が稼働し始めてモノ不足が解消される来年以降でまた価格の乱高下が予想され、多くの小規模製造業が廃業するだろう。 それは、スタートアップやメイカーにとって苦しい時代を招きそうだ。 プロトタイプシティ・ラジオ(高口康太/高須正和) • A podcast on Anchor

07-07
01:21:03

01回 中国の起業家はホントに共産党っぽくて紅い? 中国資本主義の「法治」(上場企業の会計監査とか)はどの程度?

高口さんのNewsPicks記事「中国経営者は紅いのか?」をきっかけに、共産党が企業活動に対してどういうことをしてるのか、 また党(ご都合主義)が法律に優先する形で発展してきた中国で、上場企業への会計監査を含めた資本主義に必要な法治がどのぐらい通用するのか?についてのトーク

06-30
01:09:19

00回 中国で流行する、お見合いアプリの体裁になっているダラダラ音声メディア

高口:中国で流行する、お見合いアプリの体裁になっているダラダラ音声メディア ー未来を実装する 馬田さん ー日本のコロナワクチン&マイナンバーと、中国の郵便全然届かない問題 ー深圳って一段落した? 高須: ーイケてるベンチャーとそうじゃないベンチャー、世間の反応見てる ー年々自分で考えなくなって、SNSにだして反応見て決めてる ー一回動き出すとあとは「勢い」みたいなのでなんとかなる

06-04
01:17:59

03:日本にコミュニティが必要なわけ

・なんでこの本を翻訳しようと思ったんですか? -コミュニティの話が盛り上がると良いと思った -高須は「やりたいと思った人がいつでもコミットできること」が世の中の生産性を上げると思ってる -コミットすることそのものが楽しいし、成果が大きくなるとお金で返ってくることもある ・日本にとってコミュニティは必要なんでしょうか? -日本ではこういうオープンイノベーションがどうもつらい -いろんなところで、社員だけとか事前に決めたメンバーだけになる -中国がそもそもクローズドに疎いところで、Googleとかのやりかたをちゃんとマネしてオープンイノベーションに真面目に取り組んでる ・例外的成功例としてのCode for Japan -国の問題でなくて組織の問題 ではうまく言ってるので、解説を書いてもらったし、Code for Japanみたいな事例はもっと増えると思う -Code for Japanと他のコミュニティ(例えば僕のコミュニティ)の違いは、ついつい古参がえばるし、初心者サポートをちゃんとやらない。Code for Japanはすごくそれをちゃんとやっている -月次のミーティング、Slackでのコミュニケーションもちゃんとやっている。ちゃんとやらないとうまくいかない。

06-02
18:03

03回 コロナ渦のテレワークに必要な社内システムをどう整える? ゲスト:澤田翔 ZUNDA株式会社CEO プロトタイプシティ・ラジオ (高口康太/高須正和)

もともと収録予定だった執筆環境の話は高須が録音を失敗してしまい幻の回に。 追加収録として、ZUNDA株式会社の澤田翔CEOをゲストに、コロナ渦と社内システムをどう整える、みたいな話をしました。

08-14
01:15:57

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