Discoverダヴァール神の国みことばの実現 No.10
みことばの実現 No.10

みことばの実現 No.10

Update: 2015-06-14
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サウルは、サムエルが定めた日によって、七日間待ったが、サムエルはギルガルに来 なかった。それで民は彼から離れて散って行こうとした。そこでサウルは、「全焼の いけにえと和解のいけにえを私のところに持って来なさい」と言った。こうして彼は 全焼のいけにえをささげた(1 サムエル1 3:8 - 9)。

ペリシテ人の大軍を前にして恐れを持ったイスラエルの兵士らは、どんどんサウルから離れて行った。サウル王は、それを止めようとして、本来祭司のみ捧げることのできるいけにえを自らの手で捧げた。当然、そのいけにえは、神に捧げたというより、兵士たちに見せるためのものであり、彼の頭の計算によった。彼がいけにえを捧げ終わった時、サムエルが来て、彼に言った。

あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、主が命じた命令を守らなかった。主は今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに。今は、あなたの王国は立たない(1 3 - 1 4 節)。

クリスチャンが肉によって歩む時、みことばの成就が止まる。それは、自分の判断で行動することであり、善悪の知識の木から取って食べるのと同じ。だから、聖書は言う。

心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる(箴言3:5 - 6)。

主の臨在は、いつでもどこでも変わらない。それを認めるかどうかは、私 たちの問題。サウル王は、敵に攻められ、そこに主を認めず、自分の悟りにたよって行動した。彼の道はまっすぐにされず、確立されなかった。

これと同じような境遇に置かれたヨシャパテ王の例を見てみよう。ある時、モアブ人とアモン人の大軍が攻めて来たという知らせが彼に告げられた。

ヨシャパテは恐れて、ただひたすら主に求め、ユダ全国に断食を布告した。ユダの人々は集まって来て、主の助けを求めた。すなわち、ユダのすべての町々から人々が出て来て、主を求めた(2 歴代2 0:3 - 4)。

彼は、自分の判断の前に、主を置いた。そして、主の宮の前に行き、祈った。

私たちの父祖の神、主よ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。...私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです(6 - 1 2 節)。

これを「主により頼む」と言う。その時、主からのことばが来た。

あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから(1 5 節)。

主に委ねると、主が成し遂げて下さる。みことばの実現である。自分でまだできると思っている間は、恐れが来て、失敗する。出陣の前に、彼は民を励まして言った。

あなたがたの神、主を信じ、確立されなさい。
その預言者を信じ、勝利を得なさい(2 0 節)。
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