李昇燁(人文科学研究所助教)「『顔が変る』ー朝鮮植民地支配と民族識別」01
Update: 2011-09-15
Description
本報告では、日本の朝鮮植民地支配と人種主義の問題を、「顔」というキーワードで証明してみたい。「顔」とは、民族的特徴を表す「顔」そのものを意味すると共に、また「差異」を表す(と信じられる)様々な標識を意味するレトリックでもある。植民地統治下の支配と差別、抵抗と順応という、権力関係が生み出した磁場の中で、「顔」という表象がどのようにリアリティーを獲得し、どのようにリアルな力として機能していったのかについて探っていく。
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