第61回「スタッフの人間性の教育はどうすべきか」
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●今回のテーマ
スタッフ教育の相談です。看護師への業務以外の教育に悩んでいます。ある看護スタッフの教育方針について悩んでいます。そのスタッフの業務スキルは他のメンバーよりも早く的確で、看護師としての業務スキルは優秀です。直近で新人も入職する機会があり、そのスタッフを次の教育係に任命しようと思うのですが、言葉を選ばず言うと、仕事はできるが人間性はやや問題ありのスタッフなのです。具体的には、あいさつが小さい、ぶっきらぼうな態度、言い方がきつい等があげられます。業務スキルが高いので、業務以外の人間性の部分については、他のスタッフからも言いづらいと意見が上がってきます。ですので、そのスタッフを教育係とした場合、「業務だけをこなせばいいだろう」というメンバーが育ってしまうのではないかと、懸念しています。これまで私が院長業務の忙しさを理由に、人間性の部分については教育してこなかったことが大きな原因だと痛感しています。しかし、スキルが高いからこそもったいないと思っており、何か手立てがないかご教示いただけたら幸いです。
▼ポイント
- まず土台として、こういうスタッフさんを採用しない仕組みづくりが必要
- ただ、入ったあとはどうする?
- リーダーに求める基準を見える化
- 入職順でリーダーを決めるのは失敗のもと
- 教えるルーチンをきちんと守る
- 専門スキルは最後で良い。価値観の一致を優先
- このスタッフさんを教育担当者にしてはだめ
- どんなに業務ができても、あり方が低いと影響力も低い
- 素直さで指摘を受け入れられる人であればまだ見込みあり
- それができなければこの人を変えるアプローチは捨てる
- 人間性の教育はこれからますます重要視される
- 医療機関の患者さんは、ほぼ年上
- 年上の患者さんが気持ち良いコミュニケーションを学ぶと楽
- 指導者もやっているのか?は必ず見られる
- 基準を設けることで、経営者も襟を正せる
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