🌸506:「大事」と「大切」のちがい〈日本語聴解 일본어 Japanese Podcast〉
Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle
【台本/Script】
今日は「大事」な話をしますよ。「大事」と「大切」のちがいについてお話しします。この2つの言葉は、とてもよく似ていますね。たいていの場合、同じように使っても大丈夫です。でも、実は、少しちがいます。今日は、「大事」と「大切」のちがいを、やさしい日本語でわかりやすく説明します。
こんにちは。今日は11月18日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
では、まず「大事」です。「大事」は、社会や生活の中で必要なものに使います。たとえば、大事な物といえば、お金、スマホ、パスポートなどです。なくなると困るものですね。たとえば、海外に行くときにパスポートがなければ、国から出ることができません。だから、「パスポートは大事です」と言います。
また、「大事な会議」「大事な試験」「大事な話がある」などのように、みんなが「これはとても必要だ」と考えていることにも使われます。
次は「大切」です。「大切」は、その人にとって必要で、守りたいと思うものに使います。たとえば、大切なものといえば、家族の写真、友だちからもらった手紙、楽しかった思い出などです。他の人には関係がなく、自分の心を温かくしてくれる、自分だけにとって必要なものです。
では、同じ文でくらべてみましょう。「このノートは大事なものです」と「このノートは大切なものです」です。
まず、「このノートは大事なものです」と言うときは、多くの人にとって、このノートがないと困るということです。たとえば、研究の記録が書いてあるかもしれませんし、昔の有名な人が書いた、とても貴重なノートかもしれません。
一方、「このノートは大切なものです」と言うときは、このノートを失ったら悲しいという個人の気持ちがあります。たとえば、友だちからプレゼントでもらったノートだったり、自分が小さいころに書いた日記だったりします。なくしてしまうと、さびしい気持ちになるようなものです。
今日は、「大事」と「大切」のちがいを説明しました。「大事」は、社会や生活、そして多くの人にとって必要なものに使います。「大切」は、自分の気持ちや思い出についてです。しかし、実際は、はっきりとした区別はなく、どちらを使っても大きな間違いにはなりません。でも、今日学んだちがいを知っておくと、使いやすくなると思います。
では、ここで問題です!
次の中で、「大事なもの」と考えられるのはどれでしょうか?
1. 飛行機のチケット
2. コンビニで買ったノート
3. 子どものときの記憶
もう一度、問題を言います。答えは「1. 飛行機のチケット」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
【X】
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🌸100:10 0回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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