409.軽やかに次のステージへ進むための手放し
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新しいステージへ進むとき、まず必要なのは“手放す”こと。
今回は、心や環境にたまった不要なものをゆるやかに解き放ち、軽やかに前へ進むための視点と実践ヒントをお届けします。
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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの
吉村:吉村竜児です。
三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。
吉村:よろしくお願いします。
三上:さあ今日のテーマ、「軽やかに次のステージへ進むための手放し」。軽やかに進めたらいいな。次のステージに進むには何か大変なのかなと思うイメージもありますけど、どうでしょうか?
吉村:これもここ数回お話ししてきたテーマと結構関連している話なのかなと思うんですけど。言ってみたら僕たちは生まれてから今までの人生を振り返ってみると、多分何度もステップアップみたいなことをしてきての今だと思うんですよ。
それは小学校に上がる前の園児だった時代から小学生になるっていう大きなステップだったりするわけじゃないですか。
三上:そうですね。
吉村:進学したり就職したりとか転職したりとかっていうのも次のステージに行ってるわけですよ。それはそれまでの自分の知識であったりとか持っているスキルやリソースみたいなものが新しい知識やリソースを手に入れることで、同じことをやっていてもステップアップしてる場合もあるし、
それによってまた新たなできることが増えることで、次のステージに上がるチャンスが巡ってくるみたいなことが起きたりするわけですけど、
色んなステップが上がってくるとその時にそれまではこれが必要だとか思ってたことが、次のステップではあんまりいらなくなって逆に重荷になってしまったりとかってことも出てくるわけですよね。
三上:うんうん。
吉村:わかりやすいところだと付き合う人とか学生時代にどういう友達が周りにいたかっていうのと、社会人になってからどういう人との付き合いが増えていくかみたいなのって必ずしも同じではないですよね。
三上:同じではないですね、うん。
吉村:だからそうすると、やっぱり例えば学生時代はたまたま同じ年代の同じ学年だったからとか同じクラスだったから一緒にいましたとか、同じ学生寮の近くの部屋だったから一緒にいましたみたいなところから、
仕事が始まると要は仕事って何かしらの活動をすることで世の中に対して価値を提供して、感謝のエネルギーをお金として受け取るみたいなサイクルになってくるわけじゃないですか。そうすると業界が違ってたりすると考え方とか価値観が変わってくるってこともあるし、
あとわかりやすいところだと、例えば普通に土日が休みのお仕事とサービス業みたいにみんなが休んでるときに忙しくなる業種とか色々あるから、学生時代の仲間と同じ感じで一緒にいるってなかなかできなくなるわけじゃないですか。
三上:うん。
吉村:それが毎日会ってた仲間たちが月に1回しか会わなくなりとか、2、3ヶ月に1回しか会わなくなりってこともあるかもしれないし、
僕なんかは引っ越しを何度も繰り返して、それこそ海外に行っちゃったりとかそういうのもあるから昔の友達とほとんどあんまり交流がないみたいな感じになってるんで、すごい人脈の断捨離みたいなことを何度もやってきてるんですよね。
でもそれってちょっと寂しいところもあるけど、今の僕の仕事って結構特殊な仕事だからちょっとこういう見えないものに対して全く価値を感じてませんみたいな人たちとだとなかなか話が合わないみたいなところになっちゃうわけですよね。
三上:そうですね。
吉村:そうなると別にそういう人たちとの時間をそんなに取ることに僕にとっての何かメリットあるだろうかって考えると、あんまりなかったりとかするわけですよね。
だからそうするとそこにあんまり時間を使っちゃうっていうのは、その時間を使ってもっと僕にしかできない新たな価値を創出するっていうことの時間がそれで圧迫されてしまうっていうのはあまりよろしくないかなと思うんで、
そう考えると自分にとってこれって何か必要なんだろうかとか、役に立つものなんだろうかみたいなところっていうのは、結構精査していく価値はあるんじゃないかなと思うんですよね。
そこでやっぱりどのぐらいの時間をそこに使うものなのかとかね、どのぐらいのお金をそこに使うものなのかとか、あとはどのぐらいの手間ですよね。それは例えば頭を使って考えるっていうのも手間じゃないですか。
三上:はい。
吉村:そういうようなことをプライオリティを考えていくと、これはもう手放しちゃってもいいんじゃないかなみたいなことって見つかると思うんですよね。例えば僕はファッションをあんまり氣にしない人なんですよ。
三上:うんうん。
吉村:だいたいいつも同じ格好してるんですよね。だからそれってなぜいつも同じ格好をしているかっていうと、選ぶのに時間と労力をかけたくないんですよ。それって結局自分のリソースを使っちゃうわけじゃないですか。
三上:はい。
吉村:それこそ僕は結構そういうITガジェットが元々すごい好きだったから、Apple製品が大好きですごい昔からApple製品使ってるんですけど。もう亡くなっちゃってたけどAppleの創業者のスティーブ・ジョブズさんって、あの人いつも同じ格好してたじゃないですか。
三上:してましたね。
吉村:ジーンズに黒のタートル。あれって結局服を選ぶっていうのに結局時間や労力をかけたくないから、自分はいつもこの格好で行くって決めましたみたいなことをインタビューで言ってたんですよ。
それを読んでそれまで僕はいつも同じ格好してることにちょっと引け目を感じながら、でも面倒くさいし元々そんなにオシャレでもないし、まあいいかみたいな感じでやってたんですけど、
スティーブ・ジョブズのインタビューを読んでこれで良いんだって感じになって、自信を持って同じ格好をするようになったんですよ。
三上:確かに。それは考える時間をね、手放すというかね。なるほどね。
吉村:別に昔の友達とまた会って話をするっていうところにすごく価値をその方が感じてるんだったら、それはそれで大事にしたらいいと思うんですけど、
だから時間、お金、労力っていうところで、それをそこに投入するだけの自分にとってのリターンがあるかどうかっていうことですよね。
三上:うん。
吉村:それは別にリターンっていうのはこれでお金が儲かるとかっていう話だけじゃなくて、要はそのことで自分がすごく楽しい時間が過ごせるとか心が豊かになるっていうことだったらそれは価値があるってことなんで、
僕はね、アニメを見たりとか結構音楽を聞くのが好きなんで特にアニソンとかをよく聞いてるわけですけど、そこに時間を結構使ってるわけですよ。でもそれはその時間で僕は僕にとっての栄養補給になってるわけですよ。
三上:リフレッシュしたりね、栄養補給、うんうん。
吉村:そこはそういう観点で今抱えてるものを全部見ていくと、あの人との関係性はそんなに自分が楽しい氣分っていうよりはこの時間を使わないと申し訳ないみたいな氣持ちになってるから、それでこの時間使ってるなとかってなったらちょっともっと減らしてもいいんじゃないかなみたいな感じになるかもしれないし。
例えばこれって本当に自分が好きでやっているんじゃなくて人からどう見られるかのためにやってるなとか、そういうことだったら一回ちょっと試しにやめてみようみたいなことでもいいかもしれないし。
三上:うん。
吉村:そういう意味では、例えば僕はしばらく前からお酒を飲むのをやめちゃったんですけど。僕は飲み会とかは元々好きだったんで自分はお酒飲むのが好きな人だと思ってたんですけど、
でもトライクって三輪のバイクに乗るのが僕の趣味なんで、お酒飲むと運転ができないから飲み会の帰りにお酒飲んで少し酔っ払った状態で混んでる電車に乗って家帰るっていうのが嫌だなって思ったんで、お酒飲まなければトライクで来てトライクで帰れるから飲み会に参加してトライクの運転もできて、これいいよなって。
三上:うん。
吉村:じゃあ飲み会に来てお酒を飲まないで参加するっていうのは、僕はそれでもちゃんと楽しめるんだろうかっていう検証をしたわけですよ。そしたら結構楽しくその時間を過ごせたんで、お酒があるかないかってことよりも飲み会の場で色んな人と話をするのが楽しくて行ってたんだなって。
だったら別にそうするとお酒を無くてもいいのかなって。結局例えばお酒飲み放題のとことか行ったらお酒飲む人の方が金銭的にちょっと得した氣分になるじゃないですか。
三上:はい、そうですよね、お金ね。お酒を飲んでる人。
吉村:それもあってお酒を飲んでいたんだなっていうのを思ったんですよ。これってちょっとただのケチくさい話じゃないですか。
三上:はい。
吉村:だから別にそれだったら僕はソフトドリンクを飲んで、僕の分の割り勘のお金がお酒飲む人に回っても別にいいじゃないかと。
三上:うんうん。
吉村:その分楽しい時間が過ごせて、しかも終わった後夜風にあたりながらトライクで家に帰れるならそれでいいじゃないかって思うようになったんで、それこそお酒を飲むっていうのを断捨離したんですよね。
三上:おお、確かに。
吉村:そうしたら結構体調とかも以前よりも良くなってる感じがするんで。そういう意味ではね、これ手放して良かったわっていうのがありましたね。
三上:いや、何か今のお話聞いて私もちょっともっと手放せるなって思いながら聞いてました。
吉村:そうそう。だからね、僕はお酒を飲んでた時はお酒をやめるっていうのはこれはちょっとありえないよなぐらいに思ってたんですけど、
やめてみたら大したことなかったんで、そう考えるとこれは手放してもいいんじゃないかっていうのは色々見つかるんじゃないかなと思いますね。
三上:そうですね。多分今のお話を聞いて確かにと思う方も多いかもしれないですね。
吉村:うん。これも小さく早く始めるのと同じように、小さく早くやめてみるっていうのもありですよね。ちょっと手放してみてやっぱりこれあった方が良いよってなったら別に戻したらいいし、ちょっと手放して別に大したことないなって思ったら別に手放しちゃってもいいっていう話ですよね。
三上:そうですね。色々ちょっとまあ、お酒やめて楽しめるじゃんって思うかもしれないし。色々ちょっと疲れてるから自分は友達とじゃなくて、今ここの時間集中しようと思ったらたまに会うぐらいで良かったって思うかもしれないしね。
吉村:そうですね。
三上:なるほど。今日も学びが色々ありました。吉村さん、ありがとうございました。
吉村:ありがとうございました。



