No.604 PRPとヒアルロン酸まったく違うよ
Description
要約
この放送は「綺麗になるラジオ」の第604回で、マツバラさんとひめ先生が美容治療に関する質問に答える内容でした。主にPRPとヒアルロン酸の違いについて詳しく説明されています。
ひめ先生は、ヒアルロン酸治療について非常に批判的な立場を示し、「ヒアルロン酸パンパース」と呼び、顔が不自然に膨らむ効果を強調しました。ヒアルロン酸は顔に注入すると重力で下に溜まり、ダムのように貯留してしまうと説明しています。また、一般的に「吸収される」と言われるヒアルロン酸ですが、実際には吸収されずに残ってしまうケースがあり、それが顔の中でゼリー状になって残存するという危険性も指摘しました。
一方、PRPについては患者自身の血液から抽出した血小板と血漿を使用する治療法で、自然な方法で肌を作り直す効果があると説明しています。ひめ先生はPRPを「肌を作り直す」治療法として推奨し、ヒアルロン酸のように単に「顔をパンパにする」だけではないと強調しました。
さらに、ボトックス(ひめ先生は「BOOKS」と呼んでいる)についても言及し、繰り返し使用することで筋肉が戻らなくなる危険性や、エラ部分への注入による呼吸困難などの副作用リスクを警告しています。長期使用によって噛む機能に障害が出たり、顔が縦に伸びてしまうなどの問題も指摘しました。
ひめ先生は最終的に、PRPは「綺麗にするための治療」、ヒアルロン酸は「パンパースのように膨らませるだけ」、ボトックスは「無粋になるだけ」と簡潔にまとめ、PRPを推奨しています。
マツバラさんが「綺麗になるラジオ」の放送を開始し、ひめ先生が質問に答える形式で進行しました。質問内容は「PRPとヒアルロン酸の違いについて教えてください」というものでした。ひめ先生はこの質問に対して、まずヒアルロン酸の問題点から説明を始めました。
ひめ先生はヒアルロン酸を「パンパース」と呼び、顔が不自然に膨らむ効果を強調しました。ヒアルロン酸を注入した顔は動きが制限され、スタートレックの宇宙人のように目の周りしか動かなくなると比喩的に説明しています。ひめ先生は「ヒアルロン酸はもう顔パンパにするだけ」と批判的に述べました。
PRPについては「肌を作り直す」「細胞を作る」治療法だとひめ先生は説明しました。ヒアルロン酸が単に「水風船に水を入れて膨らませる」のに対し、PRPは細胞レベルから肌を再生する効果があると強調しています。
ひめ先生は、一部のクリニックがPRPや線維芽細胞治療と称しながら、実際には関節用のヒアルロン酸を混ぜて施術していることを指摘しました。これにより一時的に膨らむ効果が得られるものの、すぐに吸収されてしまうと説明しています。また、痛みを軽減するために局所麻酔薬も混ぜていると述べました。
ひめ先生はヒアルロン酸が脂肪よりも重いため、顔の下部に溜まってしまう問題を指摘しました。顎の骨の部分を押して指の跡が残る場合、それはヒアルロン酸が溜まっている証拠だと説明しています。また、一般的に「吸収される」と言われるヒアルロン酸ですが、実際には吸収されずにゼリー状になって残存するケースがあり、それが顔の中に貯留して大きなトラブルになる可能性があると警告しました。
ひめ先生はPRPについて、患者自身の血液から抽出した血小板と血漿を使用する治療法だと説明しました。これにより傷の治癒と同じ原理で顔を綺麗にしていくと述べています。また、PRPの効果はテクニック次第であり、適切な技術を持つ医師による施術が重要だと強調しました。
ひめ先生はボトックス(「BOOKS」と呼んでいる)について、繰り返し使用することで筋肉が戻らなくなる危険性を指摘しました。特にエラ部分への注入は危険で、呼吸困難などの副作用リスクがあると警告しています。また、長期使用によって噛む機能に障害が出たり、顔が縦に伸びてしまうなどの問題も指摘しました。
ひめ先生は最終的に、PRPは「必要なところに必要なことを打って顔を直していく」治療法、ヒアルロン酸は「顔をパンにするだけ」、ボトックスは「無粋になるだけ」と簡潔にまとめました。PRPで治療する場合は「1本ずつ丁寧に消していく」と説明し、PRPを推奨しています。
- 本ミーティングは美容医療におけるPRPとヒアルロン酸(およびボトックス)に関する現状整理、リスク共有、推奨方針の確認に焦点を当てたステータス更新。
- ユーザーからの質問「PRPとヒアルロン酸の違い」に基づき、治療特性・臨床リスク・推奨施策を整理。
- クリニック動向で問題事例が報告され、是正の必要性が強調された。
- ヒアルロン酸の位置づけと問題点
- 作用機序: 充填材として体積を増加させ「パンパン」に見せる即時的ボリュームアップ。
- リスク・副作用:
- 重力による下方貯留・ダム化(顎周囲などに液体が滞留)による不自然な輪郭変化。
- 一部症例で「吸収されない」ケースが存在し、ゼリー状の内容がしこりとして残存。
- 追加注入の連鎖により顔が肥大化・不自然化する長期リスク。
- 実務方針: 顔へのヒアルロン酸は不使用とする強い方針。胸を含め顔以外も原則使用しないという見解が示された。
- PRP(自己血由来治療)の位置づけ
- 作用機序: 自己血から濃厚血小板・血漿を抽出し、創傷治癒機転を利用して肌を「細胞レベルで作り直す」再生医療的アプローチ。
- 効果の方向性: しわや肌状態をテクニックにより丁寧に改善。体積を過度に増やさない自然な若返り。
- 実務方針:
- 注入は「必要な部位に必要量」を原則に、1本ずつ丁寧に処置。
- 治療費は安価ではないが、テクニックと再生効果に価値を置く。
- ボトックス(発言中では「BOOKS/ブックス」と表現)の位置づけと注意点
- リスク・副作用:
- 大量投与・反復で筋機能が回復しなくなる可能性。
- 誤投与時の呼吸困難・嚥下障害の潜在リスク。
- 咬筋などへの長期投与で咀嚼困難、顔の縦方向の変形・不自然化。
- 実務方針: 不要な多用を避け、エラなどへの投与は危険視。安易な施術は推奨しない。
- 一部クリニックでの不適切施術
- 「PRPでも効果がない」クリニックの裏側として、関節用ヒアルロン酸の混入事例があるとの内部メモ情報。
- 局所麻酔薬を混ぜた一時的ボリュームアップで「効いたように見せる」手法が確認され、短期効果のみで吸収・不整が生じるリスク。
- 患者影響
- 下顎骨周辺への圧迫で戻りにくい凹みがある場合、ヒアルロン酸貯留の可能性が示唆される。
- 当人が気づかぬまま肥大化・硬結が進行し、追加注入で重篤化する懸念。
- ヒアルロン酸による顔面ボリュームアップは避けるべきで、長期審美・安全性観点でPRPを推奨。
- ボトックスの安易な・大量・反復投与は中止を推奨。特定部位(エラ等)への投与は慎重対応。
- PRPは自己組織を再生する根本改善であり、適正なテクニック・適所適量の原則を遵守。
- 不自然な下方貯留・しこり感がある場合は画像診断(エコー)や穿刺評価でヒアルロン酸残存を確認可能。
- 心配な患者には診断のみの対応も実施可能との方針。
- 施術選定時は混入物(関節用ヒアルロン酸・局麻薬)の有無に注意し、クリニックの手技透明性を確認。
- 患者教育を強化し、「PRPは再生」「ヒアルロン酸は充填」「ボトックスは筋抑制」の本質を明確化。
- 誤情報や過度な広告表現(即時パンパン化)への注意喚起。
- 症例評価プロトコル
- 下顎圧迫テストやエコーで貯留確認を標準化。
- ヒアルロン酸既往患者のPRP移行時の安全管理フローを整備。
- クリニック監査
- PRP施術における他剤混入の有無のチェック体制を検討。
- 局所麻酔薬の併用基準と説明責任の明文化。
- 本質の違い: ヒアルロン酸は「異物充填」、PRPは「自己組織再生」、ボトックスは「筋活動抑制」。
- 長期審美の観点でPRPを中核治療に、ヒアルロン酸の顔面使用は回避、ボトックスは限定的・慎重に。
- ヒアルロン酸の非吸収・貯留症例が存在し、長期的な顔面変形の可能性。
- ボトックスの大量反復による不可逆的筋機能低下・嚥下呼吸リスク。
- 不適切なクリニック選択による混入・過量投与の被害。
- 顔面へのヒアルロン酸使用は行わない方針を継続。
- 再生医療としてPRPを推奨治療として位置づけ、適所適量・テクニック重視で運用。
- ボトックスの多用は避け、危険部位への投与は原則禁止に近い慎重姿勢。
- 診断件数(ヒアルロン酸貯留判定数)のトラッキング。
- PRP単独施術の満足度・再施術率の収集。
- クリニック監査での混入指標(関節用ヒアルロン酸・局麻薬)検出率。
- 標準診断フローの文書化(圧迫テスト、エコー、必要時穿刺)。
- インフォームドコンセントの強化(長期リスク説明、混入禁止の宣言)。
- 施術者トレーニング(PRPテクニック向上、ボトックス安全域の再教育)。
- FAQ作成:「PRPとヒアルロン酸の違い」「ボトックスのリスク」。
- 患者向けガイド発行(写真例なしで概念とリスクを説明)。
- クリニック内部共有(混入禁止・監査項目・診断フロー)。
チャプターPRPとヒアルロン酸の違いについての質問 ヒアルロン酸治療の問題点 PRPの効果と特徴 一部クリニックの問題ある施術方法 ヒアルロン酸の危険性 PRPの施術方法と効果 ボトックスの危険性各治療法の総括行動項目ひめ先生は、顎の骨の部分を10秒間押さえて指の跡が残るかどうかで、ヒアルロン酸の貯留を自己チェックすることを提案した。 ひめ先生は、ヒアルロン酸やボトックスの使用を避け、PRPによる治療を検討するよう視聴者に推奨した。 ひめ先生は、ボトックスを一度打ったら使用を中止するよう視聴者に警告した。 ひめ先生は、ヒアルロン酸の貯留が疑われる場合は診断を受け







