「これはね、俺の遺言ですよ」75歳の天龍源一郎が自らの足で歩きリングへ!娘も「歩く練習を毎日大将がしてた。長生きするのって楽じゃない」と涙
Update: 2025-11-04
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4日、後楽園ホールにて天龍プロジェクト『天龍源一郎 引退10周年記念興行~革命飛翔~』が開催された。 天龍さんは相撲界からプロレス界に入り、1976年11月にプロレスラーデビュー。三冠ヘビー級王座を幾度も戴冠し、ジャンボ鶴田との鶴龍コンビや阿修羅・原との龍原砲などタッグ戦線でも活躍。全日本プロレスから離脱後はSWS、WAR、WJ、ハッスルなど様々な団体に関わり、2010年に天龍プロジェクトを設立した。 2015年11月にオカダ・カズチカを相手に現役を引退。昨今は車椅子姿でファンの前に姿を表していた。 この日は天龍プロジェクト15周年・天龍源一郎引退10周年・誕生75周年のトリプルイヤーを祝い、こしなか詩郎や鈴木みのるのようなベテラン選手から、大日本の吉田和正や永尾颯樹のような若手まで幅広く参戦。メインイベントでは現役を支える鷹木信悟&こぶし剛vsいわもとこうじ&海野翔太というカードが組まれた。 全試合終了後には、天龍さんは歩行器を使い自らの足で歩いて入場ゲートからリングへあがり「下で選手、珠玉の試合を見てたんだけど、面白かったよね?これからもずっとプロレスを愛して、これからも新しい皆さんで築いてください。これから先も皆さんの思いを込めて感謝の気持ちを伝えたいと思います」と挨拶する。 横で支えていた娘の紋奈代表は「皆さんの前で歩く練習を毎日大将がしてたので、その姿を少しでも見せられて本当によかったです。ほんとに長生きするのって楽じゃないなって思いますし、こうして今日33選手もの豪華な選手に出ていただきましたけど、リングを無事に降りるってとっても大変なことだと思います。プロレスラーの皆さんには尊敬しかありません。これからも天龍源一郎の反骨精神をみんなと分け合って、プロレス界にたくさん残していければと思いますので天龍源一郎とここにいるプロレスラーに、これからも熱い声援をよろしくお願いします」と涙ながらに想いを伝えた。 バックステージで天龍さんは「これはね、俺の遺言ですよ。この闘いを見に皆さん集まってくれて、レベルの高いプロレスを今日見に来てくれたお客さんに提供できたっつう自負があるから。『これが天プロだッ!』っていう。だからこれが俺の遺言で、後世に残していきます」とメッセージ。
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