漫画『来見沢善彦の愚行』を語る
Description
【Episodio67】今回は漫画『来見沢善彦の愚行』について、徒然なるままに語らいます。
※※ 全体的に多めにネタバレを含みますのでご注意ください ※※
ペンネームが一つでもその正体が一人とは限らない/利き手に注目してみると/この作品でファム・ファタール出すかな?/漫画は手紙にもなれるから/どうして手塚プロダクションに許可までもらって大寒鉄郎を出したのか
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『来見沢善彦の愚行』(2025年~、日本)
【ざっくり内容&漫画のみどころ】
舞台となるのは、1971年の日本。
かつてヒット作を送り出した漫画家である来見沢善彦は熱血かつ心優しい人物だったが、今の時代にふさわしい新作漫画をなかなか編集者に提案できず、悩んでいた。「良いアイディアが天から降ってくればいいのに」と思っていたところ、漫画原稿を川に捨てていた畑賢作に出会う。その原稿を拾ってみると、画風が来見沢そっくりで内容がきわめて面白い。どうしても再度ヒットを出したい来見沢は、畑にある提案をすることでこの若者の作品を自分の名前で世に出せないかと思案するが…。
考察好きにおすすめの、仕掛けいっぱいの本作。「昭和」漫画を髣髴とさせるギャグ絵のデザインもかわいい。
著者はときわ四葩。
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『来見沢善彦の愚行』 https://shonenjumpplus.com/episode/17107094910082447458
□ラジオ内で言及した作品など
1・小説『女が死ぬ』松田青子 https://www.chuko.co.jp/bunko/2021/05/207070.html
2・漫画『ダディデバディ』※矢野椽大 名義 https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755206349231
3・漫画『兵士とブリキ屋』※矢野椽大 名義 https://shonenjumpplus.com/episode/3270375685420493007
4・漫画『チ。-地球の運動について-』魚豊 https://bigcomics.jp/episodes/fd35726d48c73
5・小説『フランケンシュタイン』メアリー・シェリー/著 、芹澤恵/訳 https://www.shinchosha.co.jp/book/218651/
6・小説『哀れなるものたち』アラスター・グレイ/著、高橋和久/訳 https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000614397/
7・小説『パイの物語』ヤン・マーテル/著、唐沢則幸/訳 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784812415337
※ラジオ内で触れた作品等について、けそがブログで補足する可能性があります。 https://queso-samba.hatenablog.com/
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