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Author: MOUNT COFFEE

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広島市西区庚午北にある、自家焙煎のコーヒー豆屋MOUNT COFFEEがお送りする、声のコーヒー通信です。コーヒー豆が繋いでくれた、たくさんの出会いを、ぜひみなさんとシェアできたら嬉しいです☕️
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3月のDRIP TRIPは、南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の島々からなるパプア・ニューギニアのコーヒーをお届けしています。ちょうど、近隣諸国であるフィジー、トンガやバヌアツへ訪問したところだったヒロ山本と、 MOUNT山本。トーク前半は、そんなバヌアツなど新しいコーヒー産地への訪問を振り返りました。これまで訪れた主要産地とは異なる農園や流通の仕組みなど、南太平洋諸島ならではスタイルを実際に見聞きしたふたり。パプアニューギニアは、そんな太平洋諸島の一番西に位置する産地。オーストラリアやニュージランドへの流通も、他の島国と比べてダントツ高い生産量を誇っています。生産の背景も、他の国よりは歴史が古いパプアですが、にもかかわらず生産体制や品質管理に関してはいまだ手付かずの状態が続いているとのこと。この島特有の気質などから、なかなか整備されないまま、生産が続いているようです。今回お届けするのは、そんな混沌が続く島内の中で一番しっかりとした農園経営を行っているコルブラン農園 のもの。お農園主のニコール・コルブランさんは70歳を超えた今もなお現役で活躍されており、各国のバイヤーとの対外的なやりとりを担当しています。近隣のアジア諸国のなかではダントツのポテンシャルだとヒロさんも語るパプア・ニューギニアの豆。領土や歴史的背景とも深い関わりがあるコーヒー栽培ですが、そんななかでも大注目のパプア・ニューギニアのコーヒーは、キャンディーのような甘さとジューシーな酸を合わせ持った味わい。今回はいいとこ取りで中煎りで仕上げました。西太平洋で育まれたポテンシャルの高いコーヒー、ぜひお楽しみくださいませ!
今回は、ネパール旅の仲間を訪ねるシリーズ3回目となる、山岳収集家 鈴木優香さんとトークしました!(RADIO YAMABONは2回目の登場です。1回目はこちら💁)今回、同じタイミングでネパールへ渡航、BISTARAI BISTARAI COFFEE FESTIVALのあと、一人ロブチェイースト(6,119m)への登頂を果たした優香さんに、ロブチェピークへの旅の振り返りながら、その時のエピソードや心境を伺いました。カメラ6台を携えてロブチェピークを臨んだ優香さん。「悔しい」という気持ちや、山を歩くテンポ、高所順応、ガイドさんとのやりとり、そして優香さんが切り取る景色。優香さんだからこその選択や視点が、彼女の作り出す世界を生み出しているのだと実感した今回の旅。山へ登り、景色を撮り、旅の終わりにはカトマンズでお買い物を楽しむ。静かな闘志を燃やしつつ、軽やかに旅をする優香さんとまた一緒に出かけたくなりました。今回の旅をどんな風に作品になっていくかも楽しみです!優香さん、ありがとうございました!
DRIP TRIP 2026.2 Laos🇱🇦2月はラオスです。ラオスは、トークのお相手でもある ヒロ山本さんにとっても思い入れの深い国。海の向こうコーヒーが最初に扱ったコーヒー産地でもあり、ヒロさんは村に滞在しながらコーヒー栽培についてアドバイスしたり、コーヒービジネスについて伝えることをしていたそうです。山奥では焼畑農業が主流で、森林減少や環境破壊が大きな課題だった当時のラオス。「森を残しながら暮らしていく別の選択肢はないか」そんな問いから、この国でのコーヒー栽培を始めたそうです。また、収穫・加工の知識だけではく、その後の流通や輸出、そのための品質管理も一緒に構築していくのがヒロさんにとっては普通だった産地との関わり。一つ一つゼロからイチにする作業を続けてきたからこそ、産地によっての違いを感じるそうです。ラオスのコーヒーといえば南部ボラベン高原が有名ですが、今回お届けするのはラオス北部、シェンクワン県。標高1,100~1,200mの高原地帯に広がる地域で雨季と乾季がはっきりしたモンスーン気候なのが特徴。コーヒー産地としては歴史もまだ浅い産地です。DRIP TRIP通信では、生産者を取り巻く物流や品質管理の国による状況の違いや課題、未来に向けてどう関われるか、、、などについてもトークしています。国内で生産と需要が成り立っている国と、消費国だけの国。消費国だけの日本、とりわけ自分たちロースターがどんな情報を持ちどう働きかけるべきか、今後のコーヒーとの関わり方についても話しました。ラオス。今回は、カティモールという品種。精製はウォッシュです。焙煎は深めに仕上げています。甘さとコクが引き立ち、ミルクともよく合います。いろんなコーヒー産地があるなかで、他の産地を知れるから気づくこともあるこの国の特徴。日本でなかなか作られることはないコーヒーですが、それでもこんなにも身近にあって、他の国のことを知るきっかけを与えてくれてるなんてすごいですよね。ラオスに行ったことのない人も、はじめてラオスのコーヒーを飲む人も、何かを知り、つながるきっかけになったら嬉しいです。
今回は、BISTARAI BISTARAI COFFEE FESTIVAL in NISEKOを企画してくれたSPROUT 峠ヶ孝高さんと一緒に、一緒に旅したネパールの旅と、今回のイベントを振り返りました。思わぬタイミングで舞い込んだネパール行き。そしてコーヒーイベント BISTARAI BISTARAI COFFEE FESへの参加とエベレストベースキャンプへの旅。旅のあいだ、常にしずかにチームを支えてくれていたヨシさんが何を感じ、何を記憶に留めたのか、一緒に旅を振り返りながら話を伺いました。エベレストベースキャンプで一番心に残った景色や、ベースキャンプでコーヒーを淹れた1時間について。ガイドのダルさんとの会話や、レンズを新調して臨んだ撮影など、ヨシさんが体験した「コーヒーを淹れに行く旅」は、MOUNT山本とのエピソードともまた違った視点でとてもヨシさんらしさが詰まったトークでした。後半では、ヨシさんのルーツを。SPROUTをはじめとするアウトドアとライフがクロスする全ての人に開かれた拠点「Camp&Go」についてや、師匠と仰ぐ新谷暁生さんとの出会いや雪山のパトロールやカヤックの旅のエピソード、そしてヨシさんがニセコに誘われるきっかけとなった星野道夫さんの本。偶然のようだけど、たしかにヨシさんがグッと手繰り寄せているたくさんの出会いの数々はどれも驚くエピソードばかり。出会いと選択、そして決断と行動が作り出す人生という道のりの醍醐味を、ヨシさんのライフストーリーを聞きながらあらためて感じることができ、ワクワクしっぱなしの2時間でした。ヨシさんとCamp&Goのメンバーは、Camp&Goに集まる人々の記録をまとめた「LOG BOOK」という雑誌を制作・発信されています。自然と暮らしをコーヒーでつなぐヨシさんたちのスタイル。彼らがニセコで活動し続けていることがきっとこれからも自分たちにとって心強い存在であり続けるだろうなと思います。ヨシさん、Camp&Goのみなさん、ありがとう!Camp& Go >>>websaiteSPROUT instagram
今回は、1月17日(土)からMOUNT COFFEEではじまる「吉行鮎子 絵本『あかいピアノ』原画展」について、企画してくれたアートスペース油亀の柏戸さんと佐治さんに、原画展の見どころについて話を伺いました。チーム油亀は、昨年、画家の吉行鮎子さんとともに絵本「あかいピアノ」を出版されたばかり。深い余韻や味わいが魅力の吉行さんの絵はどれも不思議とストーリーを想像してしまうような奥行きのある作品が多く、吉行さんと出会ってから長年のあいだ、「いつか一緒に絵本をつくりたい」と構想をあたためてきた柏戸さんや佐治さんたちの思いも、この1冊にぎゅぎゅっと詰まった、魅力たっぷりの1冊です。タイトルの「ピアノ」と吉行さんの関係や、気になる魚夫人について、絵本のなかに登場する森や海の動物たちについても、たくさんのエピソードを伺いました。また、絵本づくりで携わった製本屋さんや、額装屋さんなど、岡山の素晴らしい職人さんとの出会いや協働についてのお話も、とても素敵でした。今回、MOUNT COFFEEでは、絵本「あかいピアノ」からインスパイアされて作ったブレンド「あかいピアノ」を発売します。ぜひ、絵本とともにお楽しみいただけたら嬉しいです。そうそう、今回の原画展に合わせ、特別に制作してくれた作品も、MOUNT COFFFEEで初お目見えとなります!ひとつひとつ、油絵で丁寧に描かれた原画たちを、実際に間近に見れるのがとても楽しみです!ぜひ、みなさまも、足をお運びくださいませ◎「珈琲のための器展」先行企画吉行鮎子 絵本「あかいピアノ」原画展 会期:2026年1月17日(土)~ 1月31日(土) 営業時間:10:00~18:00(日/月/火 休み) 会場:MOUNT COFFEE(広島市西区庚午2-2o-13-1o1) お問い合わせ:082-521-9691 アートスペース油亀 「あかいピアノ」
2026年も、DRIP TRIPをよろしくお願いいたしますー!今年最初のDRIP TRIPはインドネシアの豆をお届けします。インドネシアと言えば、スマトラ島アチェ州が昨年11月に起きた洪水により甚大な被害を受けたばかり。ヒロさんは、ちょうど洪水後にインドネシアを訪れていたそうで、現状の様子も伝えてもらいました。アジアのコーヒーの産地のなかで、インドネシアはイエメンの次にコーヒーがアジアで初めて“産業”として根づいた場所。日本では、インドネシアの豆はよくマンデリンと言われますが、スマトラ島北部にあるリントンという産地で取れた豆のことを指します。今回お届けするのは、スマトラ島の中央部にそびえるクリンチマウンテンのふもと、ジャンビ州の高地に広がるコーヒー産地からです。インドネシアといえば、湿度の高い環境に適したスマトラ式精製が定番ですが、今回のロットはナチュラルプロセスの豆。インドネシアには、収穫したコーヒーチェリーを集め精製を行うコレクターという業者さんがいます。生産者のトゥミノさんは、加盟しているアルコ生産者組合が創業された2016年から活動しているコレクターの一人で高い信頼を受けるリーダー的存在。彼は、標高1,600〜1,650mの農園で独自の乾燥技術を積み重ねており、今回は、そんなトゥミノさんのコーヒーだけを集めた特別なロットです。インドネシアも、年々加工技術が高くなってきたことで、ナチュラルをはじめとする幅広い香味を楽しめる豆も生産されるようになってきました。品種はロブスタとアラビカのハイブリット種。虫に強かったりより加工しやすくなるのが特徴です。スマトラ式精製かナチュラル精製かにより、焙煎後の香味の出方も違うので、今回、こういった豆と出会うことで、今までと違うインドネシアのイメージが生まれると嬉しいです。今年は、You tubeなどでもDRIP TRIP情報を配信していきますので、ぜひそちらもコーヒーのおともにお楽しみくださいー!
2025年最後のRADIO YAMABONは、11月1日にネパール・カトマンズで行ったイベント「BISTARAI BISTARAI COFFEE FESTIVAL」に参加してくれたロースター野村啓二郎(OVER AND OVER)と、旅に同行してくれたデザイナーの大友貴之さんに登場してもらいました!おふたりにとっての初ネパール、コーヒー農園、そしてカトマンズでおこなったコーヒーイベント。おふたりが感じたネパールについての印象や感想について聞きながら旅を振り返りました。のむさんは、前回に続いて連続登場、大友さんはRADIO YAMABON初登場でした!BISTARAI BISTARAI COFFEE FESTIVALについては、来年も引き続き振り返りRADIOしていきます!次は、ニセコでの収録!誰が登場するかな!?お楽しみに★
DRIP TRIP通信 vol.60 【2025.12】Brazil編12月のDRIP TRIP通信は、TYPICAの大石さんと届けします!今年ラストのTRIP先は、ブラジル 。ブラジルは、世界最大のコーヒー生産国であり代々続く歴史のある農園が多かったり大規模な土地を保有する農園が多い印象ですが、今回ご紹介するのはグスタヴォ、ホドリゴ兄弟によって栽培を続けている家族経営の農家さんのコーヒーです。注目すべきは、両親を含めた家族4人だけで年間60tのコーヒー生産をしていること、ブラジルでは少ない小規模農家さんですが、彼らの農園の所有面積が44haに対して、作付面積が27.5haということで、兄弟2人でこれだけのコーヒー栽培に力を入れていることは驚くべきこと。さらに、このグスタヴォ、ホドリコ兄弟がすごいのは、機械収穫が一般的となっているブラジルのコーヒー栽培において、家族みんなで手摘みを続けていること。彼らが大切にしているのは“家族だけでつくる”こと。植え付けから収穫、乾燥、カッピング、焙煎まで、ほとんどを自分たちの手で行います。彼ら自身も、コーヒー栽培を始めてそれぞれのコーヒーの個性や品質の違いを理解したことで品質にこだわろうというモチベーションが生まれたそう。「ブラジルでも優れた品質のコーヒー、特色あるコーヒーをつくれると世界の人たちに証明し、固定観念や偏見も払拭していきたいと思っています」と、強いヴィジョンでコーヒー栽培を行っています。
RIP TRIP通信 vol.59 【2025.11】Columbia編11月のDRIP TRIPはコロンビアの豆をお届けします!コロンビアは、いつも店頭でナリーニョ地方の豆を販売していますが、DRIP TRIPでは中部キンディオ県が生産エリア。地域によって味わいに違いがあるのがコロンビアの特徴でもあります。コロンビアは、地域ごとの個性を上手に打ち出すブランディングに長けているようです。キンディオも多くの産地と同様、山岳地で小規模農家によって作られてますが、今回の豆はグランハ農園という少し大きめの農家さんによって栽培されたもの。品種も、元来この地域で作られてきたカツーラを作り続けている農園。近年、生産量やさび病対策から、コロンビア種が増えていく中でグランハ農園では、今では希少となってきた伝統的なカツーラを守り受け継いでいます。ボディ感、酸味と香味のバランスなど、コロンビアらしさを感じられるコーヒーです。今回、焙煎もあえていつものコロンビアと同じくらいに仕上げています。コロンビア国内でのちがいを楽しんでいただけるかと思います。豆と一緒にお届けしているレポートでは、さらに詳しい産地情報も掲載!ぜひ、お試しくださいませ!
RIP TRIP通信 vol.58 【2025.10】Peru編10月はペルーです!南米ペルーは、北部から南部まで、どのエリアでもコーヒー栽培が行われている生産国。今回お届けする豆は、ペルー北部カハマルカ県の小規模な農家さんたちによるコーヒー。JAS認証の基準を満たした栽培方法を行っている3,500軒の農家さんたちのコーヒーを集めてつくられた地域ロットです。ペルーでは、こうした認証を取得した豆が多いことも特徴。隣国コロンビアがコーヒーのブランディングに成功してから、ペルーでも、より自国の「地域性」や「特性」を打ち出すよう、さまざまな取り組みを行ったそうです。ヒロ山本さんとのPodcastでは、「地域性」が話題に。これまで、生産者はただ素朴に栽培するだけで、そこに「売る」意識はあまりなかった。売るのはバイヤーであり、バイヤーが価格を決めるため、農家さんが主体的に取り組むことはなかったといいます。日本では、幼い頃から学校で農業や生産地域について学ぶ機会があり、私たちのなかに自然に育まれている教育や知識が、商売をする上で役に立っているのだ。近年、コーヒー産地でも、農家さんが主体的にコーヒーの品質を伝えるため、地域性や特性を出す努力を行っているそうです。北から南、あらゆる地域でコーヒーが栽培されているペルーでは、バリエーションや幅広いニーズに応えられるよう、その選択肢を増やすことも可能です。そう考えると、ペルーのどのエリアのどんな地域の豆か、注目しておくと、今後、他の国のように、聞き馴染みのある地域ができるかもしれません。今回のコーヒーは、おだやかな酸味とほど良いコクを持つ、バランスの取れた飲み心地。ちょっと深煎りに仕上げています。秋めいてきて、ますますコーヒーが美味しい季節。甘いスイーツと合わせて、ぜひお楽しみください。
RADIO YAMABON vol.65 OVER AND OVER 野村啓ニ郎さん今回は、2度目のご登場、ノムさんことロースター野村啓ニ郎さんをお迎えしておしゃべりしました。(前回OAはこちら!)エルマーズグリーンから独立され、会社OVER AND OVERを立ち上げ、現在はARC’TERYX BETA CAFÉ を運営しながら自身でも活動の幅を広げておられます。今回、イベント参加のため来広されていたノムさんにお時間いただき、この2年間のことや新しくスタートした今の心境などをお伺いしました。新しい会社名の由来から、思いがけず哲学的な会話に!?軸とは!?自己肯定感とは!?エチオピア訪問や、独立を経て、今ノムさんが挑戦したいコーヒーとは。今後目指していきたいヴィジョンについて、真っ直ぐな思いを語ってくださいました。近況と言えば、ロースター仲間たちとpodcast「刹那な晩餐会」を始めたこともホットなニュースです!ぜひこちらもチェックしてみてくださいー!ノムさんとは、秋に一緒にネパールへ行くことも予定しています。引き続き、ノムさんの活動に目が離せませんー!ノムさん、ありがとうー!>>>instagram
DRIP TRIP通信 vol.57 【2025.9】 Costa Rica声のDRIP TRIP通信では、インドネシア帰りのヒロさんからほやほやのレポート。コーヒー栽培と環境教育のつながりなど、興味深いテーマからトークが始まっていますが、、今月のDRIP TRIPはコスタリカです!多くのコーヒー屋さんで取り扱っている産地、コスタリカ。「世界でもっとも幸せな国」とも言われ、自然豊かで、環境の良さや治安の良さでも平和な国というイメージを持っている方も多いかもしれません。今回お届けする豆は、去年のDRIP TRIPと同じ豆のニュークロップが入荷したので早速お届けすることができました!中深煎りで仕上げた今回のコスタリカ、甘みと酸味の絶妙なバランス、ぜひお試しいただきたいと思います!ヒロさんとのトークでは、ほやほやのインドネシア体験とともに、コーヒー栽培と環境問題の繋がりについての話も。コーヒーを育てること自体が、森林環境を守ることにつながっているという側面は、実はあまり知られていないことかもしれません。農家さんの困り事を聞きつつ、環境教育や森林保全の必要性なども伝えることが必要だと気づかせてもらえます。また、時代とともに、コーヒー需要はますます増え、農家さんのコーヒー消費、ロースターさんの増加など、産地でのコーヒーの広がりも大きな変化を見せ始めています。小農家でただ生産していたコーヒーが少しずつ規模が増え、品質も幅広いものが生産されるようになってきています。コスタリカをはじめ、コーヒー産地の生態系がよりバリエーション豊かになっていくことも、今後注目していきたいところです。コーヒー屋としてお客さんに、産地のどんな情報を伝えるべきなのか。届けたい情報がそれぞれあるものも、とても面白いなあと思いつつ、新しく生まれ変わるMOUNT COFFEE stand とともに、今月のDRIP TRIPもどうぞお楽しみに!   
DRIP TRIP通信 vol.53 【2025.5】Malawi編今月はアフリカのマラウィです。今年も美味しい豆が届きました。マラウイは、MOUNT COFFEEでは2回目の登場となりますが、まだまだはじめて触れる方もたくさんいらっしゃると思います。場所はタンザニアの南。東と南をモザンビークに囲まれ、西はザンビアに接しています。南北が900キロの細長い国です。内陸に位置するため海はないのですが、国土の1/5を占めるマラウィ湖があり、そこには1000種以上の魚が生息しているそうです。そして、労働者の90%が農業に従事しています。マラウィを調べると、「Warm Heart Of Africa」(アフリカの温かい心)という言葉が出てきます。独立後一度も戦争をしたことのない歴史があり、そこから名付けられた愛称ということだったので、どこからの独立だったのか調べてみると複雑な説明が出てきました。アフリカのことはまだまだ知らないことばかりです。今回のpodcastでも、ヒロさんの解説を通して、知らなかったマラウィの生産者さんのイメージが少しだけぼんやり見えてくるような、、、。そして、やっぱりマラウィの国だけじゃなく、アフリカ全土で育まれたコーヒーの歴史や背景に話が発展し、さらにはヒロさんのコーヒーへの深い関心事へと話が広がり、、いやはや、コーヒーはほんと奥深いです。ということで、今回もミンク組合から届いたコーヒーになります。ミスク組合は組合員や近隣住民のための診療所をコーヒーの販売益で運営しています。医療サービスが乏しい地域の人々の生活環境の向上に貢献しています。そんなミスク組合のコーヒーを去年同様に今回も深煎りで焙煎しました。ダークチョコのような味わいをお楽しみください。
64回目のRADIO YAMABONのゲストは、現在MOUNT COFFEEで個展開催中(~8/16)、MOUNTAIN COLLECTORのデザイナー、鈴木優香さんです。MOUNT COFFEEには、2023年に行った展示以来のご登場!その時はお店でトークイベントを開催したのですが、今回はRADIO YAMABONでおしゃべりさせてもらいました。MOUNTAIN COLLECTORの活動について、鈴木さんの制作のルーツについて、山岳収集家という肩書きについて、そして、先日行かれたネパールへの旅について。エピソードのひとつひとつ、その語り口が、普段愛用させていただいているMOUNTAIN COLLECTORのハンカチの世界観と繋がっていて、興味深い話ばかりだったしとーっても楽しかった!写真、山、布、そして山岳収集家としての表現。唯一無二の旅を続けている鈴木さん、ますます大好きになりました。MOUNTAIN COLLECTORの展示は、8月16(土)までMOUNT COFFEEと、MOUNT COFFEE minamoa店にてご覧いただけます。ぜひぜひ足をお運びくださいませー!「MOUNTAIN COLLECTOR  海と島の景色を集める」日程: 2025年7月26日(土)〜8月16日(土) ※日・月休み時間: 10:00-18:00会場 :MOUNT COFFEE、MOUNT COFFEE minamoa店 profile 鈴木優香山岳収集家。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。ライフワークとして国内外の山を巡りながら、写真やプロダクトの制作、執筆を通して、自らの旅の体験を残している。@mountaincollector
DRIP TRIP通信 vol.56 【2025.8】Guatemala編今月はみんな大好きなグァテマラ です!マウントでは定番でアンティグア(地域)の深煎りを焙煎していますが、今回はウエウエテナンゴの中煎。同じグァテマラ でもいつもとは全然違う味わいになっています。今回お届けするのは、グアテマラ・ウエウエテナンゴ地域にあるグイスキラール農園のコーヒーです。この農園が位置するホヤ・グランデ村は、スペイン語で「大きな宝石」を意味する美しい土地。標高1,600m、澄んだ空気と豊かな自然の中で、丁寧に育てられた豆が届きました。焙煎は中煎り。ひと口目に感じるのは、キャラメリゼしたナッツのような香ばしさ。その後にふんわりとした甘さと、レモンピールのような爽やかさが広がります。酸味はおだやかで、どこかやさしい余韻が残る、そんな味わいです。冷めてもすっきりした印象が続くので、ゆっくりとした時間にもおすすめです。そして、この時期はアイスコーヒーにしても爽やかに楽しんでいただけるのでぜひ。このコーヒーが育った土地には「カニクラ」という現象があります。メキシコから吹き込む乾いた熱風のことです。じりじりとした暑さが続く中、コーヒーチェリーはじっくりと成熟していきます。この「乾いた風」が、病気を防ぎ、甘く均一な味わいを育む大切な要素でもあります。今回焙煎した豆も、そんな土地の個性をしっかりと受け継いでいます。華やかすぎず、派手すぎず、だけどしっかりと印象に残る。いつもとは少し違うけど、これはこれで日常に寄り添ってくれるような一杯を楽しんで下さい。
DRIP TRIP通信 vol.55 【2025.7】Panama編いよいよ今月からは中米に入ります。中米にはグァテマラやコスタリカ、ホンジュラス、エルサルバトルなどたくさんのコーヒー産地がありますが、最初の国はパナマになります。レナシミエント地区にあるタラマンカス農園から届いたコーヒーをお届けします。この農園が位置するのは、コスタリカとの国境近く、世界遺産にも登録されたラ・アミスタッド国立公園の中。広大な森に囲まれたその土地には、希少な動植物が数多く暮らしており、農園は森の中に溶け込むようにつくられています。これは日陰で育つコーヒーならではの風景です。タラマンカス農園は、代々家族で守られてきた小規模農園。現在は女性農園主のディグナさん(4代目)がその中心に立ち、気候変動に対応できる農業のあり方を模索しながら、ゲイシャやカツアイ、さらにはF1ハイブリッド種といった多様な品種を育てています。また、農園では品質の向上だけでなく、在来種の保護活動や敷地内での植林、国立公園の美化への貢献など、その活動からはいかに森を大切にしているかが伝わってきます。RADIOYAMABONでは、パナマに限らず、コーヒー業界の品質や時代のトレンドについて、ロースターについての考えかたそれぞれ、な話など、深い雑談が繰り広げられています。品種について、品質について、はたまたシングルかブレンドか・・・。ロースター、インポーター、そして農家さん。コーヒーとの関わりかたが違うと見える世界が全然違うような〜と思いつつ、ヒロさんの「コーヒーは嗜好品ではなく芸術品である」という切り口、なるほどな〜と納得。コーヒーの魅力をあらためて感じることができました。ということで、今回お届けするのは、カツアイ種のウォッシュド精製ロットです。焙煎はやや深めのフルシティローストに仕上げました。酸味は穏やかで、丸みのあるボディと甘さのバランスが心地よく、深煎りながらも透明感のある一杯です。
今回のRADIO YAMABONは、湯来交流センターで行われた「ユルマル~湯来珈琲まつり~2025」で公開収録を行いました。ゲストにお迎えしたのは、広島市立美鈴が丘高等学校「湯来町活性化プロジェクト」のメンバー、田中蜜稀さんと、藏場旅人さんのおふたり!学校で行ったフィールドワークをきっかけに発足された「湯来町活性化プロジェクト」(通称:湯来プロ)。実際に自分たちで体験し見つけた魅力を、発信したり、地域とつながる役割を担っているプロジェクトで、湯来プロのメンバーが湯来で活動するなかでユルマルのイベントを手伝ってくれることになり、今回はRADIO YAMABONにも登場してくれることになりました。「好き」と「楽しい」があるから活動できてる。大好きな湯来、でもまだまだ知られていない湯来をもっとPRしたい!湯来がどんどん好きになり、ユルマルというイベントをするようになった私たちの気持ちと重なることも多くウキウキしちゃいました。コーヒーの麻袋を使って、ユルマルのために彼らが作ってくれた巨大タープは圧巻です。いつかまた、お披露目の機会があるといいなあ!6月28日(土)に行われる広島市立美鈴が丘高等学校の文化祭では、MOUNT COFFEEと一緒に作ったオリジナルブレンド「湯来プロブレンド」が発売される予定です。今後の湯来プロの活動も要チェックですー!
DRIP TRIP通信 vol.54 【2025.6】Uganda6月のDRIP TRIP、アフリカ大陸のラストはウガンダの豆をご紹介します。ウガンダは、ケニアの東にあり、タンザニアやルワンダの北に位置する内陸の国で、コーヒー産地も大きくケニア境界線に近いエリアと、ルワンダに近く北西部と二つのエリアに分かれます。今回お届けする豆は、ウガンダの南西部、ルウェンゾリ山脈のふもとで取れるコーヒーです。標高1,200~1,800mの斜面で育てられたコーヒーチェリーは、農家さんたちの手で丁寧に収穫され、ロバの背に揺られながら山をくだっていきます。同じウガンダでも、国内輸送にかかる時間や環境設備などにより品質や味が変化するなんてエピソードも紹介されていましたが、舗装された道もない山岳地帯で人の手により収穫される状況や、ロバが運んでいる様子など、ヒロさんが教えてくれる物語が感じられる産地の話は貴重だなあと感じます。Podcastでは、ウガンダのコーヒー生産量の話から、世界的なコーヒー豆の適正価格についての話も。地域性や価格の弾力性などのキーワードも出て、経済学的な視点で見るコーヒーの話題も興味深かったです。今回のウガンダは、ウッディさや香味をどう表現するか、なんて会話もしていますが、味わいは、ナチュラル精製らしい華やかな果実感が印象的。今回は中深煎りに焙煎したのですが、デーツやメロンのような甘みも感じられます。ぜひ、トークと共にお楽しみくださいー!
 今回のRADIO YAMABONは東京・等々力で「YETI ROASTERY COFFEE 」を営むアミット・チェトリさんに話を聞きました。アミットさんはネパール出身。サッカーのコーチとして来日して暮らしているとき、日本にネパール産のコーヒーがないことに気づいたことがきっかけとなり、コーヒーの道への進むことになりました。MOUNT COFFEEは、2023年2月にネパールのコーヒー農園を訪ね、1冊の旅の記録「コーヒーノキ」にまとめたのですが、そのときもアミットさんにインタビューさせていただき、アミットさんがどんな風にコーヒーに携わっているか、その思いも聞かせてもらいました。それから2年後。「コーヒーノキ」で話してくれた計画がどうなったか、どんな変化や進化があったのか知りたくて、たずねたのです。「ネパールでつくられているコーヒーを日本に伝えたい」。その思いで、コーヒーについて学び、焙煎を学び、カフェを持ち、自ら農園に出向いて栽培管理や収穫、加工に携わっていたアミットさんは、今、自分の農園を持ち、さらにたくさんの農家さんと繋がり自分の思想を伝えていらっしゃいました。自分がコーヒーに従事することで、哲学としている「Give back to society」につながることができる。自分の「好き」と「思い」に向き合うことが、自分の手を離れて自然に社会課題に繋がっていく。アミットさんだからこそのコーヒーとの関わりかたに、またしてもたくさんの刺激と愛をもらいました!MOUNT COFFEEのフリーペーパーYAMABON。ひさしぶりの新刊は、そんなアミットさんを取材しています!ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです!!!そしてそして!6月14日(土)、15日(日)に広島市佐伯区、湯来交流体験センターで行われる「ユルマル 湯来珈琲まつり」に、YETI ROASTERY COFFEE も出店してくれます!YETI、広島初出店となります!ぜひ、アミットさんのネパールコーヒー、飲みに来てください!
DRIP TRIP通信 vol.52 【2025.4】Tanzania編4月からはアフリカエリア、トップバッターはタンザニアです。声のDRIPTRIP通信では、先日ヒロさんがたずねたばかりのカメルーンの感想を聞きつつ、タンザニアトークに入っています。タンザニアといえば日本では昔からキリマンジャロの名前で販売されていて、人気のコーヒーです。輸入量もインドネシアに次いで7番目に多く国となっています。今回のコンゴニ農園はタンザニア北部のンゴロンゴロ国立公園付近に位置し、さらに西側にはまさにキリマンジャロ国立公園が広がっています。タンザニアでのコーヒーの始まりは300年近く前だとされています。もともとは宗教儀式や文化的行事で使用されていたようです。やがて1890年ごろから商業的にコーヒーが扱われるようになり、キリマンジャロ周辺から南部にかけて栽培地域が広がっていきました。現在では、生産量約73,000t、世界17位のコーヒー生産国になっています。その生産量の約9割は小規模農家によって生産され、残りの1割は大規模農園で生産されており、人口の約6〜7%がコーヒー栽培で収入を得ているとされています。今回のコンゴニ農園では、コーヒー収穫後の処理をできるだけ早く行ったり、乾燥中に温度が上がりすぎないようにカバーをしたりと、一つ一つの丁寧な作業が品質向上につながっています。ヒロさんも話してくれていますが、タンザニアらしさでもある" tea like"紅茶っぽさや、豊かな香味が楽しめる今回の豆。中深煎りの焙煎がぴったりハマった気がしています。雄大なタンザニアの大自然を感じながら楽しんでいください。
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