DRIP TRIP通信 vol.54 【2025.6】Uganda編
Update: 2025-06-01
Description
DRIP TRIP通信 vol.54 【2025.6】Uganda
6月のDRIP TRIP、アフリカ大陸のラストはウガンダの豆をご紹介します。ウガンダは、ケニアの東にあり、タンザニアやルワンダの北に位置する内陸の国で、コーヒー産地も大きくケニア境界線に近いエリアと、ルワンダに近く北西部と二つのエリアに分かれます。今回お届けする豆は、ウガンダの南西部、ルウェンゾリ山脈のふもとで取れるコーヒーです。標高1,200~1,800mの斜面で育てられたコーヒーチェリーは、農家さんたちの手で丁寧に収穫され、ロバの背に揺られながら山をくだっていきます。同じウガンダでも、国内輸送にかかる時間や環境設備などにより品質や味が変化するなんてエピソードも紹介されていましたが、舗装された道もない山岳地帯で人の手により収穫される状況や、ロバが運んでいる様子など、ヒロさんが教えてくれる物語が感じられる産地の話は貴重だなあと感じます。
Podcastでは、ウガンダのコーヒー生産量の話から、世界的なコーヒー豆の適正価格についての話も。地域性や価格の弾力性などのキーワードも出て、経済学的な視点で見るコーヒーの話題も興味深かったです。
今回のウガンダは、ウッディさや香味をどう表現するか、なんて会話もしていますが、味わいは、ナチュラル精製らしい華やかな果実感が印象的。今回は中深煎りに焙煎したのですが、デーツやメロンのような甘みも感じられます。
ぜひ、トークと共にお楽しみくださいー!
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