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RADIO YAMABON
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10月のDRIP TRIPは南米ペルー!!ペルーはマウントコーヒーが始まった頃から扱い続けている豆の一つです。店頭では定番のシングルとして中煎で販売中ですが、毎年この時期はDRIP TRIPとして深煎りが登場します。コーヒー生産の歴史としても長い道のりを、生産者や共同組合のあいだで育まれてきているペルーのコーヒー。今回はペルー北部、標高1,500~2,000mの山々に囲まれたカハマルカ県から届きました。冷涼な気候と肥沃な土壌に恵まれ、小さな農園を家族で営みながらコーヒーを育てる農家さんが多い地域です。この土地で活動するチリノス生産者組合が大切にしているのは、「おいしいコーヒーは、良い土づくりから」という考え方で。羊や牛のフン、コーヒーの果肉などを使って自分たちで堆肥をつくり、提携する農家さんへ無償で提供しているそうです。環境を守ること、おいしいコーヒーをつくること、そして農家さんの暮らしをより良くすること。そのすべてをつなげながら、地域全体でコーヒーづくりを続けているそうです。「ペルーと言ったら深煎りと学んだ」と言うヒロさん。現在、焙煎についてあらたなフェーズを目指して試行錯誤しているMOUNT COFFFEですが、今回のペルーも今までとは違う香味や深みを楽しんでいただけると思います!podcastでは、現地で人気の料理にまで話が進んだ今回のペルートーク。ペルーの色んな側面を知ることで、また生産地への想像力が増しますよね。コーヒーをきっかけに、ぜひ南米ペルーを楽しんでください!
DT通信2026.9 Mexico9月のDRIP TRIPは、メキシコ🇲🇽です。メキシコ=コーヒーというイメージはまだあまりないかもしれません。このDRIP TRIPでも2回目の紹介となります。今回の豆は、メキシコ南部チアパス州が産地。メキシコでは、北部に暮らす人が国境を超えてアメリカを目指すように、南部エリアはグァテマラから国境を超えて来る人が多いそう。経済で見ても、格差がある中でより裕福なところへ目指す動きが見られ、それはコーヒーにおいてもみられる現象で、メキシコのコーヒー業者がグァテマラから豆を買い漁り、自国で販売して、、といった動きも起きているようです。お届けするコーヒーは、豊かな自然が残るエル・トゥリウンフォ生物保護圏の緩衝地帯で、シエラ・マドレ環境保護農民組合Cafeticultores de la Sierra Madre de Chiapas「CESMACH(セスマッチ)」の小農家さんたちが育てたもの。この保護区で唯一認められている生産活動がコーヒー栽培です。コーヒーの日陰で育つ性質を活かしながら、農薬や化学肥料を使わず、森の環境と生物多様性を守りながら栽培されているそうです。近年は、環境保護やフェアトレードへの意識も世界的に広がっていて、コーヒー栽培においてもオーガニック認証を取得し持続可能な栽培を実践している現場が多いですが、農家さんたちはもちろんそういった側面も意識しつつ、何より「楽しんで」栽培しているのだと思う、と話してくれたヒロさん。経済や環境との関係も深いけれど、何より暮らしに身近で楽しんで従事できていることが、結果的に持続的な活動に広がったり未来の環境維持にもつながるのだと思いました。組合のシンボルは「ケツァル」。美しい鳥をいつか中米の森で見てみたいです。味わいは、心地よいほろ苦さとキレのある後口。その中にやわらかな甘味が感じられる、バランスのよい一杯です。みなさんそれぞれのメキシコをイメージしながらお楽しみください。
今回はDRIP TRIP 番外編!パプア・ニューギニアの農園訪問の様子をお届けします。旅の仲間はお馴染み 海の向こうコーヒー・ヒロ山本さんと岡山 ONSAYA COFFEE 東さん。収録も3人でお届けしています!パプア・ニューギニアには、地域によって、また規模によってもさまざまな特徴のコーヒー農園や会社があるのですが、今回はそのなかでもゴロカ、アサロ、マウントハーゲン地域を周り、4つの農園と3つの輸出会社を訪ねることができました。最初にたずねたのは、コルブラン農園。MOUNT COFFEEでも紹介したことのある農園です。ニュージーランド出身のニコルさんが率いる農園はかなり広大ですが、生産性や効率性を高めるべく徹底的な管理体制のもとしっかりとした品質のコーヒー栽培を進めている印象でした。アサロ地域にあるSEED COFFEEでは、マッドマンという先住民族との出会いも印象的でした。かつて、敵対する部族との戦いで、沼地に逃げ込んだ村人が泥だらけになった姿を、敵が「精霊・亡霊だ」と勘違いして逃げ出した逸話が発祥だそうで、今ではマッドマンツアーも開催されているそうです。海の向こうコーヒーでは、「マッドマン コーヒー」と名付けたコーヒーもあるそうで、その辺りの話も紹介しています。次にたずねたのがジワカコーヒー。この会社の社長でもあるエマさんという女性のコーヒーに取り組む姿勢が素晴らしかった!ジワカコーヒーでは、地域の人たちとスペシャルティコーヒーをともに作っており、コーヒーがどういう工程で消費者に伝わっていくか、品質はどうやって上げていけばいいかなどをワークショップを行って農家さんに詳しく伝えているそうです。何より大事なのは、スタッフの生活や農園の人たちの技術向上だということだと語ってくれたエマさん。すごいです!今後、MOUNT COFFEEでも扱えるタイミングでご紹介したいと思っています!エマさんのところでドライミルを見せてもらった後、取引のある農園に連れて行ってもらいました。そこで出会ったのがポールさん。彼は現在70歳で農園はマウントハーゲンという地域にあり、彼はその地域で初めてコーヒーを植えたレジェンドと言われている人。そこで、ヒロ山本とポールさんで意見交換した時間もとても良かったです。お金の流れをより分かりやすくするためにダイレクトトレードがいいと訴えるポールさんに対して、サプライチェーンに関わる人たちとの活発なコミュニケーションによって円滑なやり取りが可能になると説明したヒロさん。それぞれの立場や思いを、顔を見て伝え合えた時間に立ち会えたのはとても貴重でした!まずはお互いを知ること。その上で想像をしよう。そして理解を深めていく。生産者と消費者が、広い世界で、さまざまな文化と価値観をもちながら関わっていく。コーヒーの特徴でもあり魅力でもある側面を、今回のパプア・ニューギニア訪問で改めて気づくことができました。そんなわけで、今回も素晴らしい農地訪問を牽引してくれたヒロ山本さんとともに旅を振り返りながら、コーヒー産業の未来や、自分たちにできることについて語り合いながら締めくくりました。今後、店頭でも今回訪ねたパプア・ニューギニアのコーヒーを紹介したいと思っています!どうぞお楽しみに!
8月はグァテマラへDRIP TRIP!ご紹介するの豆はグァテマラの東部、ホンジュラスとエルサルバドルの国境に近いニューオリエンテ地域からです。グァテマラといえば、店主山本が初めて訪ねた産地ということもあり、ヒロ山本さんも今年訪問したばかりということで、国内でのいくつかの産地の状況などもふまえてあれこれ話しました。今回お届けするのは、父親から受け継いだエル・ナランホ農園を20年以上にわたり守り続けるブルーノ・ソトさんのコーヒー。農園名の「ナランホ」はスペイン語で「オレンジ」を意味し、その名の通り、オレンジを思わせるみずみずしい柑橘の風味が印象的です。ブルボンやパチェ、カツーラ、カツアイといった品種を組み合わせ、ウォッシュド精製によってクリーンで透明感のある味わいに仕上げられています。今回はこちらを深煎りで焙煎しましたが、深く焙煎しても顔を出すシトラス感がさすがの「ナランホ」でした。グァテマラ国内でもさまざまな品種のコーヒーや栽培スタイルがある背景やコーヒー栽培のルーツなど、今回も興味深い話をたくさんしています。今回の豆の産地であるニューオリエンテの周辺は、古くからマヤ文化の影響を受けた町々が点在し、色鮮やかな織物や陶器、伝統的なお祭りなど、人々の暮らしの中に豊かな文化が息づいているそう。このあたりもいつか訪ねてみたいです。声のDRIP TRIP通信では、今回も、物価変動とコーヒー栽培についての最近の動向についても話が広がりました。生産者、消費者が国をまたいで関わり続けているからこそ見えてくる現状もコーヒーならでは。経済の視点からコーヒーを知ることもとても興味深く、たくさんの気づきがありそうです。今回もまた、コーヒーとともに新しい産地との出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです!
7月のDRIP TRIPはエルサルバドル🇸🇻です。今回は、今回の生豆の仕入れに携わっておられるProgress LIFE STYLE COFFEEの田中裕二さんをお相手に迎え、エルサルバドルの豆や、生産者さんについてのお話を伺いました。農園は、エルサルバドル西部、サンタアナ県コアテペケにあるラ・エスパニョーラ農園。レッドブルボンという昔ながらの品種にこだわって栽培されていて、農園にはマンゴーやアボカド、オークなど多様な樹木が共生し、豊かな自然の中でコーヒー栽培が行われているようです。農園主のフェルナンド・リマさんは、エルサルバドル最大級のコーヒー処理場の役員も務める生産者です。150年以上続くコーヒー農家に生まれ、14歳の頃から父親とともに農園へ通い、コーヒーづくりを学びました。内戦中も危険とされている山間部にある農園に通い、毎日コーヒーのケアを続けていたそうです。田中さんはこれまでも何度もエルサルバドルを訪ね、農園主のリマさんと直接対話を繰り返しながら生豆を仕入れてきたそう。エルサルバドルの歴史的背景や、カッピングを行い点数をつけながら選定するという仕入れまでの流れなど、農園の様子が想像できるリアルなエピソードが、よりコーヒーの味わいを豊かに感じさせてくれます。「現地で(焙煎され)飲んだコーヒーが美味しい」というエピソードも印象的でした。産地に行き、豆を選び、焙煎し、お客様に提供する。裕二さんだからこそ見えている景色や、作れる味わいがあるだろうなあと思いました。リマさんは「良いコーヒーは、きちんと味で評価される時代になって嬉しい」と話します。そんな中で、品質を高められる農園はさらに磨き上げ、味の面で難しい農園は有機栽培など別の付加価値で補うなどして、それぞれの農園に合った方法で向き合っています。今回お届けするラ・エスパニョーラ農園のブルボン・ウォッシュドは、ブルボンらしいやさしい甘さと透明感のある味わいになっています。裕二さんが教えてくださったように、農園に響く笑い声や、笑顔を想像しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。








