DRIP TRIP通信 vol.56 【2025.8】Guatemala編
Update: 2025-08-01
Description
DRIP TRIP通信 vol.56 【2025.8】Guatemala編
今月はみんな大好きなグァテマラ です!
マウントでは定番でアンティグア(地域)の深煎りを焙煎していますが、今回はウエウエテナンゴの中煎。同じグァテマラ でもいつもとは全然違う味わいになっています。
今回お届けするのは、グアテマラ・ウエウエテナンゴ地域にあるグイスキラール農園のコーヒーです。
この農園が位置するホヤ・グランデ村は、スペイン語で「大きな宝石」を意味する美しい土地。標高1,600m、澄んだ空気と豊かな自然の中で、丁寧に育てられた豆が届きました。
焙煎は中煎り。ひと口目に感じるのは、キャラメリゼしたナッツのような香ばしさ。
その後にふんわりとした甘さと、レモンピールのような爽やかさが広がります。酸味はおだやかで、どこかやさしい余韻が残る、そんな味わいです。冷めてもすっきりした印象が続くので、ゆっくりとした時間にもおすすめです。
そして、この時期はアイスコーヒーにしても爽やかに楽しんでいただけるのでぜひ。
このコーヒーが育った土地には「カニクラ」という現象があります。メキシコから吹き込む乾いた熱風のことです。じりじりとした暑さが続く中、コーヒーチェリーはじっくりと成熟していきます。この「乾いた風」が、病気を防ぎ、甘く均一な味わいを育む大切な要素でもあります。
今回焙煎した豆も、そんな土地の個性をしっかりと受け継いでいます。華やかすぎず、派手すぎず、だけどしっかりと印象に残る。
いつもとは少し違うけど、これはこれで日常に寄り添ってくれるような一杯を楽しんで下さい。
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