#85 ウキヨメンタカメ!膨大な「めだかの方言」が示す人とメダカの関係性〜めだか編④【ミモリラジオ】
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【めだか編4】メダカと日本人の濃すぎる関係 / 昔の農民にとって「田んぼにいる魚」 / 膨大にある方言名 / メダカは商業的な流通をしていなかった / 共通の名前がそもそも不要だった / 方言名が最も多いのがメダカ / 日本魚名図鑑には2359名のメダカ方言 / 商売取引をすると規格化されていく / 「メダカ呼名考」には3000名以上 / 辛川十歩さん「生涯に渡りメダカの名前を集めた」 / 4680個の名前を二万以上の地域から集めた / 35000円で手が出なかった... / コストからすると明らかに「やすい」 / リソースを注ぎまくって生まれた結晶 / 山を1つこえると、名前が変わる存在 / メダカの呼び名から、地域の繋がりを考察できる / メダカの方言名いろいろ / 青森県「アメフリジャッコ」 / 岩手県「イチネンビャー」 / 岡山県「オーハラコンバイ」 / 愛媛県「ウキヨメンタカメ」 / メザカ・メザコ・メードッコなどもある / 佐賀県「ベーベーたんご」 / 1980年の本だからわかる人もいるかも / エンツマン・カタチン / 熊本県「ウキノザメ・ゾーナメ・ノタメ」 / 日常的で、商取引されていなかったこと / 江戸時代に商取引されていあメダカは名前が「ヒメダカ」 / 他の地域のヒトと方言トークになることもない / 静岡県「アメンボー」 / メダカとヒトの関わりのひろさ / 新潟の越後平野ではつみれ汁に / 秋から冬が美味しいらしい / メダカは今でも食べられる / 新潟県で「メダカの佃煮」が売ってある / ヒメダカを食べるという形 / 意外と高いメダカの佃煮 / 日本各地の民間療法にメダカ / 食べると目が良くなるなど言われていた / メダカ殺しが禁忌な地域もあった / メダカに対する共通認識がない! / メダカ伝承を通した民俗学 / メダカが観賞魚として飼われだす / 品種改良が栄えた江戸時代 / キンギョは3~4世紀の古代中国まで遡る / 観賞魚「ヒメダカ」について / 野生メダカ。通称「クロメダカ」には4つの色素がある / 黒・黄色〜赤・白・虹色 / 全部の色素が出ると「黒メダカ」 / 黒が出ないと「ヒメダカ」 / 戦後に「メダカ釣りブーム」が小さく起きる / 手作りの釣り道具でメダカをつる / 高度経済成長と「メダカ受難の時代」 / 田んぼの形が変わっていく / 流れが早くてメダカが暮らしにくい! / 田んぼとメダカの共存が崩れ出す / 1970年代に侵略的外来種「カダヤシ」が広がる / 汚れた水に強いカダヤシが都市部を中心に増える / 静かに数を減らしたメダカは1999年に「絶滅危惧二類」へ / 2000年「メダカが消える日」出版 / そして現在。メダカの保護活動 / 田んぼに魚道を作る研究も / 水族館が主導するプロジェクトもある / メダカに新たな問題 / メダカがさらに観賞魚になっていく / 次回最終回「メダカの現代」
【今回の写真】
メダカたち
トリビアですが「めだかの学校」の詩を書いた人は製薬会社勤務の方だったらしいですよ。
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※まだ未開催です。開催されたらURLを掲載します。
【出演】
・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家)
Twitter: @mimori_noda
Instagram: @yasou_king_ode
・Andy(MIMORI共同代表, Producer )
Twitter: @andyutaro
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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。
※内容は諸説あります。