J3降格・愛媛FC退団アルトゥール、レンタル元で構想外…Jリーグ再挑戦の可能性は?
Update: 2025-12-18
Description
「J3降格・愛媛FC退団アルトゥール、レンタル元で構想外…Jリーグ再挑戦の可能性は?」 J3降格が決まった愛媛FCは12月11日、ブラジル人FWアルトゥール・ヴィアナが期限付き移籍期間満了により今季限りで退団すると公式発表。レンタル元のブラジル1部クルゼイロで構想外となり、現時点で来季の所属先は不明だという。 ブラジル『Radio itatiaia』は18日、アルトゥールの去就について「彼は2026年にクルゼイロでプレーすることはない」とリポート。現行契約は2026年末まで残っているものの、同クラブは2025シーズン終了後の放出に前向きだという。 また、同選手にはすでに他クラブからの接触はあるものの、交渉は進んでいない模様。年内に新天地が決定する可能性は低いとみられ、現時点でJリーグ再挑戦の可能性も報じられていない。 現在21歳のアルトゥールは、2024年にグレミオの下部組織からクルゼイロへ移籍。加入1年目はU20チームの公式戦29試合の出場で11ゴールを挙げ、トップチームでも3試合に出場したが、筋肉系の負傷により離脱を余儀なくされていた。そして2025年に愛媛FCへ期限付き移籍したが、J2リーグ戦でわずか5試合の出場。クラブのJ3降格もあり、1年でチームを離れている。 アルトゥールの去就が不透明なままである事実は、若手外国人選手が異国でキャリアを築くことの難しさを改めて浮き彫りにしている。才能や実績だけでは乗り越えられない負傷、クラブの降格といった要因が複雑に絡み合い、選手の将来を左右するのが現実である。 21歳という年齢を考えれば、キャリアを立て直す時間はまだ残されているが、そのためには適切な環境と継続的な出場機会が不可欠である。今回の愛媛FCでの経験を糧に、アルトゥールが再び評価される舞台を見出せるかどうかは、本人の努力と同時にクラブ側の見極めにも委ねられている。彼の次なる選択は、今後のサッカー人生を大きく左右する重要な分岐点である。
Comments
In Channel



