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「リバプール、クロップ前監督が衝撃の復帰候補と報道、スロット監督解任は近い?」 プレミアリーグのリバプールは今2025年夏に総額4億5000万ポンド(約923億円)を投じて補強したにもかかわらず、公式戦直近7試合で6敗を喫し、現地11月22日に開催されたノッティンガム・フォレスト戦でも0-3で敗れるなど深刻な不振に陥っている。 そんな状況の中、UKメディア『Mirror』は、この成績不振により、リバプールのアルネ・スロット監督への批判と解任論が高まる一方で、ユルゲン・クロップ前監督のリバプール復帰待望論が強まり、後任最有力候補として名前が挙がっている状況を伝えた。 同メディアは、ブックメーカー各社がクロップ前監督を次期リバプール監督の最有力として扱っていると伝えた。『SkyBet』や『PaddyPower』がクロップ前監督の就任オッズ3.0倍(利益2倍)に設定しているようだ。一方で、他にも後任監督候補者は存在するものの、リバプールのオーナー側が現時点で監督交代を進めている情報はないとしている。 また同メディアは、クロップ前監督が10月にポッドキャスト『Diary of a CEO』で「イングランドで再び指揮するならリバプールしかない」「理論的には復帰の可能性がある」と語った事実にも触れている。 クロップ前監督は現在のレッドブル社の仕事に満足していると述べつつ、「58歳はまだ終わりではない」「数年後に決断する可能性もある」と語り、将来の選択肢を排除していない姿勢を示したことも伝えている。 同メディアによると、元アーセナルのマーティン・キーオン氏(2006年引退)は、スロット監督がクロップ前監督体制からの変化を試みて4億5000万ポンドを投資したにもかかわらずチームを後退させたと指摘しつつ、敗戦を重ねて首位と勝ち点8差になった現状を「考えられない」と指摘。 また、元リバプールのジェイミー・レドナップ氏(2005年引退)も、クロップ前監督退任後に悪影響が出ると予想していた一方で、昨2024/25シーズンにリーグ優勝を成し遂げた事実を挙げ、感情的な解任要求ではなく時間と忍耐が必要だと訴えた。
「北ロンドンダービーで主役となったエゼ、アーセナルを機能させたプランとは?」 プレミアリーグのアーセナルへ今2025年夏の移籍後、適応に時間が必要だったイングランド代表MFエベレチ・エゼは、クラブで自ら学ぶ姿勢を示し、クラブスタッフの期待を高めていた。 アーセナルのミケル・アルテタ監督の戦術は複雑で、エゼはプレシーズン後の移籍のため、多くの指示を短期間で理解する必要があった。エゼはクリスタル・パレス時代の自由な役割との違い、アーセナルでは求められる動きが細かく、その違いに順応する必要があった。 UKメディア『The Independent』は、アルテタ監督がアーセナルでエゼの創造性を生かすため、新しい左サイドの役割を指導してきたと伝えた。 現地11月23日に開催されたトッテナム・ホットスパーとのノースロンドン・ダービー(4-1)で主役となったエゼは、同試合でようやく本来の調子を取り戻し、ハットトリックという結果を残した。また、アーセナルのコーチ陣は、エゼの同試合での3点目を評価し、それまでのプレーの固さが消えていたと感じたようだ。 また、エゼがドリブル時にボールを失った場面は、普段アルテタ監督が強く避けるように求める行為だったが、アルテタ監督は同時に、違いを生む選手にはこうしたリスクがつきものだと理解しているとも同メディは伝えている。 トッテナムが中盤をマンツーマンで追う形を取る中、アーセナルは意図的にボールを動かし、相手を崩す機会を作った。FWレアンドロ・トロサールのゴールにつながる崩しもその一例だった。 エゼは自身の潜在能力をこの試合で最大限に発揮し、ノースロンドン・ダービーでハットトリックを決めた数少ない選手の一人となった。これまでの偉大なスコアラーたちが残した歴史に、エゼの名前が加わった形となった。
「セルティック、退団希望報道の前田大然をめぐり、1月に「話し合いが必要」との見解」 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは新監督の決定が遅れており、負傷者を多く抱える中でチーム編成が停滞している。この状況下で、クラブに所属する日本代表FW前田大然の去就が大きな課題として浮上しているようだ。 UKメディア『GlasgowWorld』は、クラブが前田の問題を1月に向けて話し合う必要があると報じた。同メディアは、ブレンダン・ロジャーズ前監督の後任となる新監督が、負傷者続出の陣容と前田の扱いを同時に引き継ぐことになると伝えている。 前田はアンジェ・ポステコグルー前監督の下で2022年1月にセルティックへ加入し、クラブで約4年間にわたり強度の高いプレーを続けてきた。ただし28歳となった今2025年夏には退団を望み、ブンデスリーガのクラブへの移籍が締め切り当日に拒否された経緯がある。 同メディアによると、元セルティックのチャールズ・マルグルー氏(2023年引退)は、前田を引き留めた最終決定を誰が下したのか疑問を示し、選手が残留を望まない場合は長く引き留めるべきではないと述べた。 同氏は現在セルティックの指揮を執るマーティン・オニール監督が前田の働きを再び引き出しているとしつつも、意思を尊重した上で話し合いが必要だと強調している。また今2025/26シーズンの前田のパフォーマンスが低調である点にも触れている。 元レンジャーズのクレイグ・ムーア氏(2010年引退)も、前田がクラブで行き詰まりに近づいているとの見方を示していると同メディアは伝えた。 同氏は前田の走力とハードワークがチームに重要な役割を果たしてきたと述べつつ、クラブに対する気持ちがどこまで残っているか不透明だと指摘。前田の退団はセルティックに大きな損失になるという見解を示し、両者が次の段階へ進む時期に差しかかっているのではないかとも分析している。
「先発メンバーに大幅な変更を…スロット監督、リバプールの職を失うと警告される」 プレミアリーグのリバプールは昨2024/25シーズンのリーグ制覇後にFWアレクサンデル・イサク、MFフロリアン・ビルツ、FWウーゴ・エキティケらを獲得する大型補強に踏み切ったが、今2025/26シーズンは開幕から成績が振るわず、現地11月22日に開催されたホームでのノッティンガム・フォレスト戦に0-3で敗れるなど不安定な戦いが続いている。 UKメディア『Liverpool Echo』は、元リバプールのダニー・マーフィー氏(2013年引退)がアルネ・スロット監督の現状を厳しく評価したと報じた。 同氏は、多額の投資にもかかわらず今2025年夏の補強組の効果が限定的で、主力もMFドミニク・ソボスライ、MFライアン・フラーフェンベルフ、DFアンディ・ロバートソン以外は昨2024/25シーズンのレベルに達しておらず、タイトル獲得後の「安心感」によりメンタリティとフィジカルが落ちていると指摘した。 またマーフィー氏は、新戦力で期待どおりの働きを見せているのはエキティケのみだとしたうえで、不振の責任は選手にもあると強調する一方、スロット監督にも「基本」に立ち返る決断が必要だと主張する。 実績のある主力を含む大物選手を先発から外すことも辞さず、最もフィジカルに優れ守備で貢献できると判断した11人を選んでハードワークと守備の強度を取り戻さなければ、指揮官が職を失う危険が高まるという見方だ。 同メディアはさらに、DFアンディ・ロバートソンの契約延長交渉が停滞し、イサクのフィットネス不良やエキティケの直近5試合無得点なども重なっている状況を伝えつつ、スロット監督が先発メンバーだけでなくリバプールに所属している選手の中で誰を今後もチームに残すかという判断も求められているとも伝えている。
「群馬・山形・山口・栃木SCに在籍。元Jリーガーが移籍で持論「サポーターが嫌になって…」」 ザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)、モンテディオ山形、レノファ山口、栃木SC在籍歴のあるDF瀬川和樹(現クリアソン新宿)が、Jリーガーの移籍について自身の意見を述べている。 瀬川は11月21日から断続的にXを更新。「元Jリーガーが思うJリーガーのオファーあるある。対戦した時に大活躍した選手にオファー出しがち」「対戦時に大活躍してオファーもらって満を持してそのチームに行くけどフィットするのに時間かかりがち」とポストしているが、自身やJリーグで関わりのあった人物などの経験などを踏まえた上での持論とみられる。 また、23日には「元Jリーガーの思うJリーガーの移籍あるある」として、「組織や監督が嫌で移籍する選手はいてもサポーターが嫌になって移籍する選手は存在しない。むしろ移籍しても愛してるし愛されたい」と投稿。多くのJリーガーは、所属クラブのサポーターに対して特別な思いを抱いているとみられる。 現在35歳の瀬川は国士舘大学を卒業後、2013年に群馬へ入団。プロ1年目からリーグ戦18試合に出場するなど頭角を現すと、2015年に当時J1に昇格したばかりの山形へ完全移籍。ただ山形では在籍3年間でJ1リーグ戦1試合、J2リーグ戦24試合と出場機会が限定。山口を経て、2019シーズン途中に栃木へ移籍すると、翌2020シーズンにJ2リーグ戦40試合に出場。2021年からクリアソン新宿でプレーしている。 Jリーガーの移籍は単なる契約の話に留まらず、選手の成長やクラブとの相性、さらにはサポーターとの関係性といった多層的な要素が絡む複雑なプロセスである。瀬川の指摘は、対戦での印象や一時的な評価だけで移籍が決まる現実と、その後のチーム適応の難しさを示すとともに、選手がサポーターへの愛着を持ちながらも自らのキャリアを追求する姿勢を浮き彫りにしている。Jリーグの移籍市場は数字や契約だけで語れない人間ドラマが存在することを改めて教えてくれると言えるだろう。
「ツエーゲン金沢MF、J3北九州戦ゴール後の行為が波紋!イエローなしも…」 明治安田J3リーグ第37節のギラヴァンツ北九州対ツエーゲン金沢が11月23日、ミクニワールドスタジアム北九州で開催。ホームの北九州が2-1で勝利したが、MF嶋田慎太郎(金沢)による先制ゴールのシーンを巡り、同選手の振る舞いが波紋を呼んでいる。 金沢は前半14分、自陣からのロングフィードからチャンスを演出。嶋田は右サイドからドリブルで駆け上がり、敵陣ペナルティエリアに侵入すると、細かなボールタッチで相手選手の動きを逆手にとり、左足一閃。シュートはゴールマウス左隅に吸い込まれた。 その嶋田はゴール直後、チームメイトと喜びを分かち合った後に右サイドのコーナーフラッグを思い切り右足で蹴り上げたのだ。ただ、この行為に対して、主審はイエローカードやレッドカードを提示せず。試合はそのまま北九州のキックオフで再開されたが、コーナーフラッグを蹴り上げるという器物損壊行為は、スポーツマンシップに反するものと捉えられる。 嶋田のゴール後の行為は、ゴール後の歓喜の瞬間に湧き上がる感情の表れである一方、公共の競技施設に対する器物損壊やスポーツマンシップの観点からは疑問符が付く行為でもある。選手が感情を表現する自由と、規律や他者への配慮とのバランスは常に問われる課題だ。 それだけに、今回の件は審判の判断や規則の適用だけでなく、チームや観客も含めたスポーツ全体の文化として議論されるべきテーマである。今回の一件は、競技の技術や戦術だけでなく、選手の行動や価値観が試合の印象に大きく影響することを改めて示す事例である。
「ガンバ大阪、半田陸に海外移籍の可能性あった!?「移籍金ゼロで獲得可能」」 ガンバ大阪所属の元日本代表DF半田陸には、クロアチア1部ディナモ・ザグレブ移籍の可能性が取りざたされていた模様。ただ、同クラブは半田ではなく、かつていわてグルージャ盛岡に在籍していたフィリピン代表DFビスマルクの獲得に動くという。 クロアチア『sportske novosti』は11月21日、ディナモ・ザグレブの補強戦略に関する特集記事を掲載。補強ポジションのひとつに右サイドバックを挙げた上で、半田とビスマルクの去就についてこう報じている。 「当初、半田がディナモ・ザグレブの獲得候補として取りざたされた。クラブ関係者は彼の技術力、運動能力、継続的なコンディションを高く評価していた。2026年1月31日をもって契約満了となり、移籍金ゼロでの獲得も可能だが、クラブは半田獲得の可能性を否定した」 「半田にかわり、右サイドバックの新戦力候補には日本生まれでフィリピン国籍を持つビスマルクが浮上。現在はクロアチア1部ヴコヴァル1991でプレーしている。彼は以前、現在ディナモ・ザグレブのアカデミー責任者を務めるアルベルト・カペジャス氏の指導を受けていた。2025/26シーズン終了後に契約満了を迎えると言われている」 なお『sportske novosti』の報道によると、ディナモ・ザグレブはセンターフォワードも補強ポジションに挙げており、現在サガン鳥栖からFC東京へ期限付き移籍中のブラジル人FWマルセロ・ヒアンがターゲットに挙がっている模様。 同メディアは「ヒアンとビスマルクを獲得する可能性は、スポーツ面と財政面のバランスをとるディナモ・ザグレブの方針に合致している。もし実現すれば、パフォーマンス面でも長期的計画の面でも、大きな意味を持つ補強となるだろう」と評している。
「ソアレスにヴァンフォーレ甲府退団の可能性?新たな代理人に動きが!」 ヴァンフォーレ甲府所属のブラジル人MFヴァウ・ソアレスは、11月23日に行われた明治安田J2リーグのカターレ富山戦で途中出場。クラブはすでにJ2残留を決めているが、2025シーズン終了後に移籍の可能性もあるとみられる。 ブラジル系のエージェント会社『Antoniu’s Assessoria Esportiva』は10月27日、公式SNSアカウントを通じてソアレスとの契約締結を公式発表している。また、同社は23日にもSNSを行使。「特別なミーティング」と題して、スタッフとソアレス本人のショット画像をアップすると、「あなたのそばに立てることを大変嬉しく思います。私たちは共に歩みます!」と報告しているが、会話の内容は明らかにせず。2025シーズン終了間近ということもあり、移籍の可能性について話し合われた可能性もある。 同社はFWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)、MFユーリ・ララ(横浜FC)、FWエロン(ベガルタ仙台)ら複数の外国籍Jリーガーのエージェント業務も担当しているが、ソアレスとの契約内容や今後の方針については触れていない。 そのソアレスは今季ここまでJ2リーグ戦15試合でスタメン出場。8月30日のジェフユナイテッド千葉戦以降もコンスタントに先発に名を連ねていたが、10月25日開催の藤枝MYFC戦以降は3試合続けて出番がなかった。 ソアレスの今季の出場成績や契約状況を見ると、クラブ内でのポジションや今後のキャリアに対する注目が高まる。シーズン終盤における代理人の変更、新たな代理人との「特別なミーティング」の実施は、移籍をはじめ今後の方向性を探る重要な動きと考えられる。
「グラッサ、ジュビロ磐田退団か!Jリーグ他クラブへフリー移籍の可能性は?」 ジュビロ磐田所属のブラジル人DFリカルド・グラッサは、11月23日に行われた明治安田J2リーグのモンテディオ山形戦で先発フル出場。今季終了後に契約満了と一部で報じられているが、試合後の振る舞いが話題を呼んでいるほか、今季限りで退団の可能性が取りざたされている。 グラッサの去就を巡っては、ブラジルメディア『ge』が2025年4月の時点で「磐田との契約期間は2025年12月まで」とリポート。本人は自身の去就について「どうするのかまだ決めていない。僕はブラジルが大好きだけど、家族は日本が大好きだし、すでに適応している。いくつかの要素に左右されると思うけど、家族と一緒に決断しなければならないとき、それが正しい決断になると信じているよ」と語っていたという。 磐田の主力選手としてチームの上位躍進に貢献しているグラッサだが、ヤマハスタジアム開催の山形戦では試合後の挨拶で誰よりも長く最後までピッチに残っていた。くわえて、2021年12月に磐田へ完全移籍加入している同選手は、2026年で日本在住5年目に。日本に継続して5年間居住している外国人は「居住者」として扱われ、原則として日本人と同様の納税義務がある。この選手本人の振る舞いと納税義務の発生を踏まえると、今季限りで契約満了により磐田を去るものとみられる。 『ge』のインタビューで「日本に来てすぐに適応できたし、本当に気に入っている。僕だけでなく、家族もね。僕の娘はブラジルよりも長く日本に住んでいるよ」と、ポジティブなコメントを残していたグラッサだが、納税義務が日本で長くプレーすることの障壁になっている可能性も。Jリーグ他クラブへの移籍ではなく、国外移籍を選択するかもしれない。 グラッサのコメントからは、日本での生活に対する強い愛着と、家族が完全に適応しているというポジティブな実感が伝わってくる。一方で、長期居住に伴う納税義務という現実的な負担が、彼のキャリア選択に微妙な影響を与えていることも否めない。クラブの中心選手としてチームを支えてきた存在だからこそ、その決断は本人だけでなく、多くのサポーターにとっても大きな意味を持つ。来季の舞台をどこに選ぶのか、注目が集まっている。
「アーセナルの指揮官が“違う”理由とは?アルテタ監督とフランク監督の両方の指導を…」 プレミアリーグのアーセナルへ今2025年夏に加入したMFクリスティアン・ノアゴールは、新しい環境で積み重ねている経験がこれまでのクラブでの経験との違いを実感しているようだ。 UKメディア『football.london』によると、ノアゴールはアーセナルのミケル・アルテタ監督の指導が、現トッテナム・ホットスパー指揮官のトーマス・フランク監督の下で過ごしたブレントフォードでの6年間(2019-2025)とは大きく異なると語ったと伝えた。 ノアゴールはデンマーク1部ブレンビー時代(2013-2018)からフランク監督と3年間働き、その後もプレミアリーグのブレントフォードで関係を続けてきた。今夏アーセナルに移籍したことで、その長い関係に区切りがついた。 同メディアによると、ノアゴールはアルテタ監督の下での練習が、フィジカル面と戦術面の両方で強い負荷があると説明した。同選手はアルテタ監督の考え方やプレーの方向性が自分のこれまでの基準とは違い、「ときには自分が何をしているのかが分からない場面もあるが、実際にピッチでプレーしながら試していくことで理解が進む」と語った。 負傷で開幕から1か月を欠場した同選手だが、復帰戦で90分間プレーしたことで、新しい戦術を体に落とし込む機会になったという。 ノアゴールの言葉は、アーセナルのMFデクラン・ライスが2023年にウェストハム・ユナイテッドからアーセナルへ移籍した際に語った内容と重なる。 ライスはアルテタの戦術理解の深さを「別の水準」と表現し、相手チームへの分析や細部へのこだわりによって自分のサッカー観が変わったと述べたと同メディアは伝えている。
「ドルトムントのスター選手、アーセナル移籍を望んでいる」 ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属するFWカリム・アデイェミは、今2025/26シーズンはここまで先発とベンチを行き来する立場にいるが、その中でも全コンペティションで15試合に出場し、4ゴールと3アシストを記録している。出場機会が安定しない状況が続く中で、同選手の来2026年夏の動向が注目されている。 UKメディアの『ArsenalNews』は、アデイェミがプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからの関心がある中で、同リーグのアーセナルへの移籍を優先したい意向を示していると報じた。同メディアは、ユナイテッドが同選手の代理人ジョルジュ・メンデス氏に接触したにもかかわらず、7,500万ポンド(約154億円)という評価額と、同選手自身が希望移籍先としてアーセナルを挙げている点が交渉の障害になっていると伝えている。 アデイェミとドルトムントとの契約は2027年6月末まで残っているが、延長の動きはなく、来夏に退団する可能性が高まっている。アーセナルは今2025年夏にFWビクトル・ギェケレシュ、MFエベレチ・エゼ、FWノニ・マドゥエケを獲得して攻撃陣を整えたが、複数選手の退団可能性を踏まえて新たな前線の補強を検討しているようだ。 アーセナルのFWレアンドロ・トロサールは昇給を受けたが、契約期間は2027年6月末までであり、クラブが今シーズン終了後に売却を選択する可能性がある。また、FWガブリエウ・ジェズスは長期離脱から復帰したばかりで、1月の移籍を否定しているが、今シーズン終了後にパルメイラスへ向かう可能性がさまざまなメディアで指摘されている。 こうした状況は、アーセナルが来夏に前線補強を進める理由となっていると同メディアは指摘。アデイェミはセンターフォワードを主な役割としつつ、左右のウイングでもプレーできる点が特徴であり、幅広いポジションで起用できる選手だ。
「日本代表の鎌田大地所属パレス、勝利を呼びこんだグラスナー監督の修正とは?」 日本代表のMF鎌田大地が所属するプレミアリーグのクリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、現地11月22日に行われたウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦(2-0)で見せた修正について試合後に語った。 Crystal Palaceの公式ウェブサイトによると、グラスナー監督はウルブス戦のハーフタイムにセットプレーの戦い方を変えたことが勝利の理由だと話した。 同監督は、ウルバーハンプトンが守備の配置を変えていたため、想定とは違う守り方にパレスが対応できなかったと説明。同監督は前半終了時に映像を使って修正点を示し、選手たちが後半でそれを正しく実行したと語った。この修正が、パレスのMFアダム・ウォートンを起点とした短いコーナーからのゴールにつながったとのことだ。 グラスナー監督は、MFジェレミ・ピノのゴールにも言及した。同監督は、鎌田が強いカウンタープレスを行い、その流れの中でウォートンが前向きのワンタッチパスを入れたことが重要だったと説明。さらに、ミスを恐れず危険な位置で勝負する姿勢を選手たちに求めていると話し、この攻撃の流れが良い形でゴールに結びついたと語った。 グラスナー監督は、インターナショナルブレイク明けに勝てたことは選手の努力の結果だと述べた。さらに選手たちがチームとして助け合い、ボールを速く動かした場面が多かったと評価した。 同監督は、チームが自分たちの時間を楽しみ、ファンと接する時間も楽しんでいると述べ、この良い流れを長く続けたいと締めくくった。
「元名古屋の監督が?アーセナルのアルテタ監督「今の私を支えています」」 プレミアリーグのアーセナル指揮官ミケル・アルテタ監督は、クラブを率いる中で過去の経験と向き合い、その積み重ねを基準に現在の判断を行っているようだ。同指揮官は、自身の中に残る影響を確かめながら、日々の決断に向き合っている。 アルテタ監督は、UKメディア『Sky Sports』のインタビュー取材で、J1の元名古屋グランパス監督(1995-1996)アーセン・ベンゲル氏の存在について「もし彼がいなかったら、私はここにいないでしょう。私がこのクラブで過ごした日々、そして彼が私に植え付けてくれたものが、今の私を支えています」と語った。 アルテタ監督は、自身がアーセナルで直面する状況に対して「彼ならどうするか」と自問する場面があると明かし、ベンゲル氏の影響が今も強く残っていると説明した。 同インタビューでアルテタ監督は、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督、エバートンのデイビッド・モイーズ監督と並び、ベンゲル氏を主要な指導者の一人に挙げた。 アルテタ監督は、他の3人が現役で指揮を執る中で、自分がアーセナルの役割を考える時、ベンゲル氏が示した基準や行動が判断のよりどころになっていると語った。同指揮官は、選手を理解するために「相手の椅子に座るように考える」と述べ、その姿勢が判断の助けになると説明した。 また、アルテタ監督は、リーダーが必要な時に誰に頼るのかという質問に対して、まず選手を挙げた。同監督は、自分が感情面で不足を感じる時、その支えは選手やスタッフからもたらされると語った。 さらにアルテタ監督は、家族と、先に挙げた4人の指導者の存在が大きいと説明した。アルテタ監督は、自分が今ここに座っているのは、この4人の監督が選手時代から自身の道に関わってきたからだと述べ、深く感謝しているとも語った。
「ガンバ大阪時代から出番減…ネタ・ラヴィ、移籍の可能性は?「町田ゼルビアは…」」 イスラエル代表MFネタ・ラヴィは2025年夏にガンバ大阪から町田ゼルビアへ完全移籍。新天地で出場機会が少なく、11月22日開催の天皇杯決勝・ヴィッセル神戸戦でもベンチ外となったが、わずか半年で移籍の可能性は現時点で低いという。 イスラエル『Sport5』は11月16日にネタ・ラヴィの現状などを特集。「彼は日本での立ち位置を向上させ、町田へ移籍した。素晴らしい経験になっている」とした上で、こう報じている。 「当時(2025年夏)、母国復帰の話もあったが、一度海外へ出た選手は大抵そんなすぐには戻らないものだ。もっと挑戦したい、他の国でも自分自身を試してみたいと思うものだ。ネタ・ラヴィの場合はそれが日本で2クラブ目ということになったが、町田はまさに最適な場所である」 ネタ・ラヴィは今季前半戦、G大阪の一員としてJ1リーグ戦14試合に出場。町田移籍後は、8月16日のセレッソ大阪戦でデビューすると、20日にはG大阪との古巣対戦で後半途中からピッチに立っていた。しかし、8月31日の川崎フロンターレ戦を最後に、リーグ戦での出場はない。ただ、「町田はまさに最適な場所」という報道内容を踏まえると、2026年も同クラブでプレーするものとみられる。 なおネタ・ラヴィと町田の契約内容については、イスラエル『One』が「1年間の契約延長オプションが盛り込まれた2年契約、年俸は80万ユーロ(約1億3,800万円)であり、ボーナスがすべて支払われる場合、100万ユーロ(約1億7,200万円)を超える可能性がある」と報道。町田がG大阪に対して支払った移籍金額は120万ユーロ(約2億600万円)にのぼるという。
「「7試合中6試合に敗れるというのは…」リバプール指揮官に疑問が噴出」 日本代表のMF遠藤航が所属するプレミアリーグのリバプールが現地11月22日にホームでノッティンガム・フォレストに0-3で敗戦し、チームの勢いが大きく落ちている。試合の序盤で多くのチャンスをつくりながらもゴールが生まれず、フォレストの最初のチャンスで失点したことが流れを変えた。 UKメディア『Mirror』によると、この敗戦についてリバプールのアルネ・スロット監督は、自分が責任を負うと語り、内容が非常に悪いと語ったことを伝え、チームが深刻になっている状況を報じた。 同メディアによると、元ウェールズ代表でイングランドでも活躍したアシュリー・ウィリアムズ氏(2021年引退)は、リバプールが敗れた現状を受け、スロット監督が流れを変えられるか疑いを持ち始めたと述べた。 同氏は「7試合中6試合に敗れるというのは大きな問題だ」と語り、今2025/26シーズン開幕前にリバプールが欧州各地から実力者を複数補強したにもかかわらず結果が出ていない状況を指摘した。そのうえで、シーズン序盤で監督交代を考えざるを得ない状況になっていることに驚きを示した。 また、元アーセナルDFでイングランド代表でも活躍したマーティン・キーオン氏(2012年引退)もリバプールの状態に触れた。キーオン氏は、スロット監督がユルゲン・クロップ前監督のチームに変化を加えようとしている中で、結果が出ず、スロット監督がここまでの試合で大きく後退していると指摘。また、6敗という結果が監督にとって重大な問題だとも述べ、チームが崩れ始めていると話したと同メディは伝えた。 その一方で、同監督は、この悪い状況を自分が立て直せると強く主張し、連敗が続く中でもチームを上向かせる意思を示したと伝えられている。
「14歳でプロ契約!U17コロンビア代表FWにJリーグクラブ関心報道」 コロンビア1部アメリカ・デ・カリに所属するU17コロンビア代表FWドミニク・ヘルナンデスに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。中東、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属クラブと争奪戦を繰り広げる可能性もあるという。 現在17歳のヘルナンデスは、本職がセンターフォワードである有望株。14歳でプロ契約を結び、2025年にわずか16歳7ヶ月21日でコロンビア1部リーグ戦デビューを飾ったことで話題を呼んでいるが、それ以降は全試合でベンチ外。U17コロンビア代表では現時点で公式戦デビューを飾っていない。 英メディア『チームトーク』のジャーナリストであるルディ・ガレッティ氏は11月22日、ヘルナンデスの去就について「サウジアラビアとUAEのクラブがヘルナンデスの獲得に乗り出している」とした上で、「2026年夏の移籍ウィンドウに向けて、すでにブラジル、アルゼンチン、アメリカ、日本のトップクラブがヘルナンデスに関心」とリポート。Jリーグクラブの動き、交渉や正式オファーの有無については明らかにしなかったが、有望株を巡る争奪戦は熾烈なものであるようだ。 また、ガレッティ氏はU17コロンビア代表ストライカ-のプレースタイルについて「彼はテクニック、決定力、そして賢さを融合させ、同世代で最も将来が期待される選手のひとりになっている」と評価。「キャリアはまだ始まったばかりだが、サッカー界はすでに彼の次の大きな一歩に向けて準備を進めている」と伝えている。 将来性を高く評価されながらも、まだ実績としては未知数の部分が多いヘルナンデスを巡り、これほど多くのクラブが早期から動きを見せていることは、彼の潜在能力がいかに大きく見込まれているかの証でもある。 今後のキャリアを左右する進路選択は、選手本人にとってもクラブ側にとっても重要な判断となるだろう。出場機会、育成環境、リーグレベルなど多くの要素を見極めながら、若き才能がどの舞台で次のステップを踏むのか。世界の注目が集まる中、その決断はさらに重みを増している。
「武藤嘉紀、ヴィッセル神戸残留へ!FC東京復帰、国内移籍なし」 ヴィッセル神戸所属の元日本代表FW武藤嘉紀は、2025シーズン終了後に残留する見込み。11月22日の天皇杯決勝・町田ゼルビア戦で先発フル出場したが、試合後に自身の去就に言及している。 クラブ公式サイトで掲載されたインタビューによると、武藤本人は「今日は入りの部分で少しふわっとした感じはあり、自分も厳しく、決勝なんだぞということは伝えてはいましたが、いつもと少し違う雰囲気でした。難しさもあったと思いますが、そういったところももう少し僕ら経験のある選手がもっと強く引き締めないといけなかったなと非常に反省しています」と、町田戦で感じた改善点を説明している。 つづけて「ずっとタイトルを取れなかったチームが、近年タイトルを取れていて、どれだけ(タイトルを取ることが)難しいのかということは改めて感じました」と振り返ると、「だからこそもう一度来年以降またタイトルを取れるヴィッセル神戸というのを示したいと思います」「チームにタイトルをもたらせるように、もう一度しっかりと足元を見つめていきたいと思っています」などとコメント。2026年も神戸の一員としてピッチに立つことを明言した格好だ。 また、Jリーグ公式サイトで掲載されたインタビューによると、武藤本人は「町田さんが素晴らしいサッカーをしたと思いますし、自分たちの力より相手が上回ったというだけだと思います」と、対戦相手のクオリティーを高く評価。「悔しいですし、獲らなければいけないチームだと思う」などと、今季無冠に終わったことに対する自身の思いも明かした。 武藤は2024シーズン終了後に移籍の可能性が取りざたされたが、三木谷浩史社長の熱意もあり残留。報道によると、年俸が3億円以上に引き上げられたという。Jリーグ他クラブへの移籍、そしてFC東京へ復帰する可能性は無くなったとみられる。
「レアル・マドリードが、リバプールのソボスライ獲得を検討もギュレルと因縁の過去」 ラ・リーガのレアル・マドリードはクラブ内で現在の中盤の選手の組み合わせが今後のシーズンに十分な創造性を出せるかどうかを話し合っているようだ。クラブは、トルコ代表のMFアルダ・ギュレルとイングランド代表MFジュード・ベリンガムの技術力を信じているが、試合の流れを安定して作るタイプの選手が不足していると感じているのかもしれない。 スペインメディア『Madrid Universal』は、マドリードがプレミアリーグのリバプールに所属するハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの獲得を検討していると伝えた。 マドリードはソボスライの給与が比較的低いことを把握し、補強候補として評価している。一方で、ソボスライとギュレルの間に因縁がある事実を同メディアは指摘している。 同メディアによれば、ソボスライとギュレルの間には各国代表同士の対戦中に言い合いをし、その後にSNSで応酬した事実がある。ソボスライがピッチ上で発した言葉がギュレルを怒らせ、ギュレルが反発したことが始まりだった。 その後、ソボスライが当時出場機会の少なかったギュレルを揶揄し、ギュレルが「この人は冗談だろ、6ゴールでは足りないのか」と反論したことを同メディアは紹介している。 しかしマドリードは、この個人的な問題を移籍判断の基準にしない姿勢を示している。クラブは中盤の創造性を補う選手を必要としており、ソボスライが適任と判断すれば、ギュレルとの過去の関係に関係なく補強を進める可能性がある。ギュレルが歓迎しなくても、クラブはチーム全体の利益を優先するのは間違いないだろう。
「アーセナルにとって大きな痛手、アルテタ監督の悩みは離脱したガブリエウの後任選び」 プレミアリーグのアーセナルは、今2025/26シーズン好調なスタートを切る中で、チームの守備と攻撃を支えてきた選手の負傷が大きな影響を与える可能性が出ている。 UKメディア『The Guardian』が、アーセナルのブラジル代表DFガブリエウの離脱がクラブに大きな痛手になると伝えた。同メディアは、ガブリエウが今シーズンのプレミアリーグで全試合に出場し、空中戦、ブロック、クリア数でチームを引っ張ってきたと指摘。また、同選手の不在時にはアーセナルの勝率が大きく下がるデータも示されており、チームがその存在に強く依存している現状が浮き彫りとなった。 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ガブリエウの代役をどう配置するかという問題に直面している。同監督は左センターバックの位置に誰を置くかを検討し、DFクリスティアン・モスケラや、DFピエロ・インカピエの起用を考えている。インカピエは左サイドバックでもプレーしたが、カラバオカップでは左センターバックとして良い働きを見せた。一方で、DFリッカルド・カラフィオーリは代表活動後の股関節の問題で調整が遅れており、出場可否が不透明な状況になっている。 アルテタ監督は昨2024/25シーズンの終盤でもガブリエウ不在の期間に高い競争力を維持できたと語ったと同メディアは伝えており、今回も同様に乗り越える必要があることを強調したようだ。しかし、シーズン序盤で重要な選手を欠く状態は、チームに難しい判断と高い対応力を求めるものとなっている。
「アーセナルは1月に国民的英雄を獲得することに?ナポリとのトレードが浮上」 プレミアリーグのアーセナルは、今2025/26シーズンの重要な期間を前にして戦力面の不安を抱えている。クラブは国内とUEFAチャンピオンズリーグで続く強度の高い試合に向けて補強の必要性が増しているのかもしれない。 UKメディア『LondonWorld』は、アーセナルが1月の移籍市場で大きな動きを検討していると伝え、セリエAの強豪ナポリに所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの獲得を視野に入れていると報じた。 その中でアーセナルはナポリ側が提示する移籍金が高額の場合、交換要員を用意できると報じた。マクトミネイは着実にナポリで評価を上げ続けており、クラブ加入後にセリエA MVPやバロンドール候補入りを果たし、スコットランド代表でもバイシクルキックでチームを2026FIFAワールドカップ本大会へ導いた存在として扱われている。 アーセナルはこの交渉で、MFミケル・メリーノを交換要員とすると同メディアは伝えている。メリーノはラ・リーガのレアル・ソシエダから2024年にアーセナルへ加入して以来、複数の役割をこなし、重要なゴールを決めてきた選手だ。しかし、仮にマクトミネイがアーセナルへ加入した場合には出場時間が減る可能性を同メディアは指摘している。 メリーノはアーセナルのFWビクトル・ギェケレシュやFWカイ・ハフェルツが不在の時期に前線で起用されており、その適応力はスペイン代表でも見られている。 同メディアによると、マクトミネイはメリーノより高い水準で働く可能性があると考えられており、アーセナルがメリーノを含めた取引を検討する理由としている。 ナポリがメリーノと移籍金を合わせた条件を求める可能性は高いとも指摘されており、この計画が両クラブと選手にとって納得の形になるかが焦点となると同メディアは伝えている。



