C大阪退団ハットンに不安が!中国移籍で総額7億円超も「ルーカス不在だと…」
Update: 2025-12-16
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「C大阪退団ハットンに不安が!中国移籍で総額7億円超も「ルーカス不在だと…」」 ブラジル人FWラファエル・ハットンは今季限りでセレッソ大阪を期限付き移籍期間満了により退団。ヴィッセル神戸、町田ゼルビアからの関心が報じられていたが、ブラジル1部ECバイーアへ復帰せず、中国1部・上海申花への完全移籍する見込み。同クラブとの契約内容が明らかになった一方、不安材料も浮き彫りになった。 中国『新浪体育』は16日、ハットンと上海申花の契約内容について「3年契約で年俸は200万ユーロ(約3億6,000万円)を下回ることはない。移籍金は200万ユーロ。総額で400万ユーロ(約7億3,000万円)を費やした」とリポート。同選手のプレースタイルについて「フィジカルが強く、高い得点能力を持つストライカーとして評価されている」と伝えた。 ただ一方、「C大阪ではルーカス・フェルナンデスがいたから活躍できた。上海申花で同様の結果を残せるか分からない。ルーカスのような優れたアタッカーがいないといけない」と不安材料も指摘。今季J1リーグ戦32試合の出場で7ゴール11アシストをマークしたルーカスと同等のクオリティーを兼ね備えている選手が必要との認識を示している。 ハットンの去就を巡っては、ブラジル『Canal Bara Bahea』が12月10日、C大阪側の対応について「レンタル契約に200万ユーロ(約3億6,000万円)の買い取りオプションが含まれていたものの、これを行使しなかった」と報道。同クラブが12日に退団を公式発表すると、神戸、町田、中東クラブからの関心が報じられるなか、15日までに上海申花への移籍で合意に達したものとみられる。 ハットンの上海申花移籍は、個人能力への期待と同時に大きなリスクも含まれていると考えられる。フィジカルと決定力を評価され高額で迎え入れられた一方、C大阪で示したパフォーマンスが周囲の質に強く依存していた事実は看過できない。 上海申花が彼の特長を最大限に引き出す戦術設計とパートナーを用意できなければ、投資額に見合う成果は得られない可能性が高い。ハットン個人の適応力のみならず、クラブ全体の編成力と戦略が真価を問われる移籍である。
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