【コンフォートゾーンを変える秘訣】続かない理由と新しい自分になる方法 by悩みは神様からの贈り物 vol.618
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最初に
コンフォートゾーンを変える秘訣 を知っていますか?
「変わりたい」と思っても、実際には続かないのは意志が弱いからではなく、人間の心に備わった仕組み ― 関係しています。慣れ親しんだ領域に戻ろうとする力が無意識に働くので、モチベーションだけの変化は長続きしません。でも、自分の中にあるビリーフ(信念)に気づいて、小さな行動を積み重ねていけば、新しいコンフォートゾーンをつくることができます。その秘訣を具体的に解説します。
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変わりたいと思ってるのに、続かない…
皆さんこんにちは! グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
「変わりたいと思ってるのに、続かない…」皆さんはそんな経験がありませんか?
ダイエットや早起き、資格の勉強など、最初はやる気満々だったのに、気がつくと元に戻っていた…。
「自分の意思が弱いから…」そんな風に落ち込んだ経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
ところで皆さんは、コンフォートゾーンという言葉を、お聞きになったことがありますか?
変わりたいと思ってもなかなか変われない理由、
それは単純な意志の強さの問題というより、コンフォートゾーンという心の仕組みと関係しているんです。
変わりたいのに、なぜ続かないの?
コンフォートゾーン というのは、私たちが心理的に安心できる領域のことをいいます。
私たちの中には「変わりたい!」という気持ちと同時に「あまり変わりたくない」という気持ちも、実は存在しています。
例えば息も凍るような極寒の地にいても、また今年のように、体温を超える猛暑の中でも、体には体温を一定の範囲に保とうとする力が働いていますよね?
この作用をホメオスタシス、 日本語では恒常性、というそうです。
これと似たような感じで、私たちの心にも自分が慣れ親しんできた状態=コンフォートゾーン を維持しようとする力が働いていて、それが新しい自分になることを邪魔しているんです。
でも問題なのは、そのコンフォートゾーンが、自分にとってつらい状態や、こうであってほしくはないという、不幸せな状態だとしても、そこに慣れているというだけで、
私たちの無意識はそこを自分のコンフォートゾーンだと認識して、そこにとどまろうとしてしまうということなんです。
モチベーションが続く人と続かない人の違い
「もっと健康的な自分でいたい!」と思って運動を始めても、最初は頑張るけど、少し経つと「今日は、ちょっとやめておこう」とつい休んでしまう。そうしている間に、元の生活に戻ってた。
こういうことってありがちですよね。
これは、「あまり健康的でない今の暮らし方が、自分のコンフォートゾーンになってしまっているためなんです。
もし健康的に過ごす方が「自分らしい」と感じていて、それが自分のコンフォートゾーンになっていれば「運動しない方が気持ち悪い」と感じるから続けることができるんです。
皆さんきっと毎日歯を磨いたり、シャワーを浴びたり、お風呂に入ったりされてると思います。
自分は意志が弱くて、なかなかシャワーが浴びられないという方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
そもそもこれだけ暑いと、たとえ疲れて帰っても体を洗わない方がつらいですよね?
でもそれが続いているは、「このぐらいの清潔さが自分にふさわしい」というコンフォートゾーンがあるからなんです。
つまりモチベーションを維持できるかどうかは、その状態が自分の新しいコンフォートゾーンに入っているか、入れることができるどうかが、ポイントになるということです。
無意識がつくる「私らしさ」
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授によると、私たちは1日に3万5000回の様々な選択をしているそうです。そしてその膨大な選択の95%は、私たちの無意識が決めているというんです。
無意識の中には「私はこういう人間」という 心理学でいう「ビリーフ」が存在しています。そしてその「ビリーフ」枠からはみ出す行動をとろうとすると、自分のコンフォートゾーンから出てしまうんです。
例えば…
成績が良い時だけ褒められて育ったという人は「成果を出せない自分には、価値がない」というビリーフをもっているかもしれません。十分な愛情を受けられずに育ったために「自分の存在には価値がない」というビリーフをもってしまっていることもあります。
こういったビリーフは「これが私」という信念をつくっていて、その信念にに合う生き方にあう生き方が、自分のコンフォートゾーンになるんです。だから自分のビリーフやコンフォートゾーンを変えずに、自分をかえることができないのは当然なんです。
新しいコンフォートゾーンをつくるステップ
では、どうすれば新しい自分になることができるんでしょう?
1.「自分のビリーフに気づく」です
たとえば夫婦喧嘩や職場での衝突など、感情があらわになったときというのは、無意識のビリーフは顔を出しやすくなります。
「素直に謝れない自分がいる」とか「 心にもないことを口走ってしまった。」
こんな時は「いつもとは違う自分が出てきた。」と捉えるかわりに「気づいてなかった無意識の自分かもしれない」と考えて、なぜ自分がそういう態度をとってしまうのか、自分を責めるのではなくて、冷静に考えて、ちょっと分析してみてください。
もしかしたら、それは不安感とかわかってもらえない寂しさなどが原因かもしれません。
2.新しいコンフォートゾーンをつくることを意識して生活する
「目標を立てても実行できない自分」のようなマイナスのビリーフがあると、意思を固く保とうと頑張っても、無意識のビリーフに引っ張られて、元のコンフォートゾーンの戻ってきてしまうというお話をしました。
だから「「ダメな自分」「続かない自分」など、自分に対して持っているマイナスのビリーフを変えていくことが、新しいコンフォートゾーンをつくることにつながっていきます。
マイナスのビリーフを、プラスのビリーフに変えていくには、小さな成功体験を積み重ねることが役にたちます。
無理に飛び出そうと頑張るよりも、小さなことでも何かができたら、そんな自分をうんとほめてあげてほしいんです。そして「うまくやれる自分」「頑張れる自分」」というプラスのビリーフをつくっていくんです。
そうするとだんだんそれが板についてきて、その「うまくやれる自分」「頑張れる自分」」という状態が自分のコンフォートゾーンに代わっていきます!
まとめ
「変わりたいのに続かない」のは意志が弱いせいではなくて、コンフォートゾーン の仕組みを味方につけていないからです。 自分の中にあるマイナスのビリーフに気づいて、小さな成功を重ね、うんと自分をほめてあげれば、誰でも新しいコンフォートゾーンを作ることができます。
悩みは、あなたとあなたの家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫、あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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